これはZETT川島モデルをこよなく愛しているが故に起こった実話である。
これまでのあらすじを知らない方は
前回までのあらすじを読んで頂いてから本編に進んで頂きたい。
【前回までのあらすじ】
2018年08月25日
2018年08月26日
2018年08月27日
2018年08月28日
◆【エンドロール】ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話
2018年08月29日
◆【エピソード0】ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話
2018年08月30日
◆【これは別の話】ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話
2018年12月06日
◆ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【2018夏物語】
2018年12月19日
◆ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【2018秋物語】
年が明けて
2019年・・・
ベースボールマリオにとって
新たなシーズンが始まっている。
今年もブレずに
我々も楽しんだ上で
たくさんの方を楽しませていきたい。
そしてもう一人・・・
新しい環境に飛び込んでいく若武者にとっても新たなシーズンが始まろうとしている。
改めて紹介しておこう。
久木 壮太
(くき そうた)
愛媛マンダリンパイレーツ
内野手
1998/10/16
175cm/75kg
内野手
右投げ/右打ち
東京実業高校~駿河台大学(中退)~上野原硬式野球クラブ~BBCスカイホークス
ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故に始まったこの話は急展開を迎え、さらに物語は新たな方向へ進み始めている。
『これからもこの物語は続いていくから』
私は年が明けて早々に彼にはそう告げた。
『なんか恥ずかしいですね』
『いや、これからは久木のファンを一人でも多く増やしていかないといけないからさ~。野球が仕事になるわけだから。』
『たしかにそうですね』
彼と初めて店で会ったのは彼が小学6年生か中学1年生の頃だ。
最初は大人しい物静かな子だったが来店回数が増えることに比例してどんどん打ち解けていった。
週に2、3回は来店していただろう。
何を買うわけでもない。
ただ近況を話にお店に遊びに来るだけだ。
でも、それが野球専門店にとっては大事な時間だったりする。
そんな彼が高校生になった頃、いろいろな守備の深い話をするようになった。
『一度で良いから一緒に練習してみたいね』
お互いにそんな話をしていた。
しかし
彼は当時、学生だったので一緒に練習することなんて出来るわけがなかった。
それから数年が経ち
2018年の夏
ZETT川島モデルをこよなく愛している彼はベースボールマリオのスタッフとして働くことになった。
ちょうどこの話の連載が始まった頃だ。
(ここまでの展開は予想出来なかったが・・・)
『年始に一緒に練習やろうか!』
そう声を掛けた。
そして
二つ返事で快諾した彼と年明けに練習することになった。
これは
ZETT川島モデルをこよなく愛しているが故の話【自主トレ編】である。
一緒にウォーミングアップをして、キャッチボールをする。
彼のことは中学1年のときから知っているが一緒にキャッチボールをするのは初めてだ。
そもそも、お客様とキャッチボールをする機会はあまり無い。
【キャッチボール】とはコミュニケーションが取れて、意思の疎通が出来る最適なツールだ。
言葉は交わさなくても
受けるボールが物語っている。
彼は若くて元気だ・・・
キャッチボールの距離もどんどん離れていく
『久木、これ以上離れたら俺、届かないよ』
距離はなんてことない。
塁間に毛が生えたくらいの距離だ。
それでも運動不足のおじさんには限界の距離だということを書き記しておこう。
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