Solution コンサルタント奮闘記 -11ページ目

顧客満足

こんにちは!熱血3期生の中川です。

最近は、肌寒くなってまいりましたが、いかがお過ごしですか?

食欲の秋ということでおいしい食べ物の誘惑が耐えない日々です。



さて、先日コンビニで買い物をしておりました。

コンビニは今では、あちこちに点在し、【モノがなくて困った時に買い物が

出来る便利なお店】として当たり前の存在になっております。



なので、いつも買う大好きな飲み物を買いにコンビニにいったのですが、

飲み物のコーナーになく、むしろプライベートブランドばかりです。



近年、コンビに業界では競争が激化して、プライベートブランドを開発

することで、【差別化・付加価値】を図っています。

そのことにより、他社よりも一歩前に出れるように努力いております。



しかし、そんな中で【コンビニにあって当たり前な商品・あると便利な商品】

のラインナップが減っているように感じました。



それは本当に【お客様がコンビニに求めているもの・ニーズ】が

満たされているのでしょうか?



私は以前、就職活動中に聞いた話を思い出しました。

聞いた話というのは、


【お客様が求めている最低限のライン・出来てて

当たり前のことが満たされてから、付加価値をどのようにつけるか考えてこそ、

顧客感動満足が得られる】


ということです。



学生のころは、何かプレゼンであったり、企画を考える時、聴衆に笑ってもらえる

方法など、いわゆる付加価値の部分を先立って考えてしまっておりました。



しかし、仕事はまずは、お客様が求めていることを達成することが前提であったり、

当たり前のことで、それが達成できてから付加価値をつけるから、お客様に感動

満足していただけるということを学びました。



それでも、まだまだ新卒1年目の私にとって、花形の付加価値に目がいきがちです。

今回のコンビニでの出来事を通じて、改めて【お客様が求めている最低限のライン・

出来てて当たり前のことが満たされてから、付加価値をどのようにつけるか考えてこそ、

顧客満足が得られる】ということを実感いたしました。



競争が激しいコンビニ業界において生き残っていくために、プライベートブランドを

創造し付加価値・差別化を図っていくことは本当に大切ですが、自社の売上・

生き残りに目が行きすぎ、お客様満足度が薄れてしまったのではないかと感じました。



私自身、自社の業績に目がいきがちですが、何よりも大切なのは、お客様にご満足

いただけることだとこの経験を通じて学びました。



本当にお客様に喜んでいただける・ご満足いただけることは何なのか追及していきます!!



新入社員フォローアップ研修

ワクワク様です!


元気一番!!
ソリューション熱血3期生の西浦です。


入社して半年が経ちました。
本当に、あっと言う間に過ぎ去った。というのが
素直な感想です。


この半年で、自分は何が成長したのか。


毎日何を目的に働いているのか。


将来自分はどうなりたいのか。


半年前には自信と希望に満ち溢れて入社した筈なのに、
いつしか、忘れてしまっていました。


これは、新入社員の方々には良くある傾向のようです。


弊社では、そんな日々の業務に追われ、夢と希望を見失いかけてしている
新入社員の方々に入社半年のこの時期に、新入社員フォローアップ研修を行っております。


こちらの研修、実は今月の7日、8日と開催し、

私も受けました!!


少し内容をお話させていただきますと、


今年4月に合同新入社員研修を行ったメンバーと再び再開し、
様々なワークを通して、各々の半年間の振り返りを語り合うという
ものでした。


入社当初の気持ちを思い出し、
その頃と比べて、今の自分はどのくらい成長したのか。


同期がどのような想いでこの半年間を過ごしてきたのか。


など、本当に普段の仕事の中では忙しくて、なかなか感じることが
出来ないことを、2日間しっかりと考えることが出きました。


そこから、自分の今後の夢や目標が再度明確になり、
今日からの仕事を非常に清々しい気持ちで取り組むことが出来ています!!


皆さんの会社でも、新入社員様に対して、
少しでもそのようなお時間をとってみてはいかがでしょか。


新しい気付きを発見でき、会社にとっても長い目で見れば、
必ず有意義なものになるはずです。


そして、このような機会を与えて下さった、
社長様はじめ、上司・先輩の皆様に「感謝」し、成長スピードを上げ、
一日でも早く会社にとって欠かせない人財になること。
それが、最大の恩返しだと私は感じます。


本日からさらにスピードアップで、

ワクワクしながら仕事に取り組みます!!


それでは、失礼致します。

仕事の目的

こんにちは!熱血3期生の濱川です!

気が付けば9月も今日が最終日。月見バーガーの期間も終わり、
日々時間の流れの早さにびっくりしております。


さて、本日は仕事における『目的』について書かせていただきます。

毎日一生懸命仕事をしている中で、なぜか仕事が上手くはかどらなかったり、自分ばかりが要領悪く、
非効率な動きばかりをしているような気がして焦ってしまう・・・。
そんなことはありませんか?

実はコレ最近の私の悩みなんです!


仕事の効率の悪さの原因を掘り下げていくと、

・優先順位がつけられない
・不必要なことを考えてムダな時間を過ごしている
・やるべきタスクの洗い出し作業が完璧ではない

などなど人によって原因は様々だと思いますが、
私の中で一番の原因は

『目的を見失い、手段がいつしか目的と化してしまうこと』

だと感じております。

どういうことかと申しますと、
例えば、世の中の営業マンの多くはゴール地点である『契約』のために
日々電話をかける、訪問する、企画書を作成する、
業界・業種問わずそういった行動をするかと思います。


しかしどうでしょうか。

その行動自体に満足してしまうことはないですか?

一日の目標を掲げ、例えば『電話をかける』ことに満足し、
最終ゴールを忘れ、その行動が『目的』になってしまう。
もっと言えば、『お客様のために』という大前提を忘れてしまっている。

当然、最終目的を忘れてしまえば、成果にも結びつきませんし、
そもそも『何のために仕事をしているのか』があやふやになれば、
自分のモチベーションも落ちてしまいます。


それは、自分自身にとっても、会社にとっても、
何よりお客様にとっても何一つ良いことはありませんよね。

私もまだまだ課題は山積みですが、
この『最終的に目指すゴール』『お客様』のために日々仕事をイキイキしていきたいと思います!!


皆さんも今の仕事について、目指すもの、最終ゴール、再度確認してみてはいかがでしょうか?
きっと効率もモチベーションもグンとアップするはずです!!!


富士山五合目のカレーうどん

皆さんご無沙汰しております。
ソリューション大阪オフィスの中根です。ニコニコ


もうすっかり秋ですね。
日も徐々に短くなり、朝と夜は色々な寒さが身に染みています・・。あせる


さて、先日のシルバーウィークに小旅行をしてきましたので、
報告させていただきます。


今回の舞台は静岡県の沼津です。沼津漁港が有名で、休日には関東一円から
美味しい魚介類を求めて多くの方が来られる場所です。( ̄▽+ ̄*)


その沼津に大学時代の友人が働いており、同じく大学時代の友人と私2人で
京都から車で会いに行きました。


皆さんご存知の通り、大変な交通渋滞で8時間以上の道のりになりました。

しかし、本当に魚介類は美味しかったです!そして安い!
吉野家にも劣らぬ“早い・安い・美味い”の3拍子で大満足でした!


そして2日目は生まれて初めて富士山に行ってきました!
急遽、富士山に行くことが決定したので、5合目から100Mくらいしか登る
ことは出来ませんでしたが、富士山の壮大さに圧倒されました。

感無量でした!目



しかし!!
『少しお腹が空いたね』ということで入った食堂に少しがっかりしてしまいました。

値段が想像以上に高い!そしてなりよりも美味しくない・・。
私はカレーうどんを食べたのですが、その味にガッカリしてしまいました。


値段が高いのはスキー場みたいなもので、建物の管理維持費と運搬費が掛かるから
納得はしますが、味が本当に残念でした。\(*`∧´)/

『でも、富士山は食べる所ではなく、登る所だから仕方ないか・・。』
と、友人と話していましたが、帰りの車の中である考えが浮かびました。


“固定概念”という言葉です。
『富士山は登る所だから食事が美味しくなくても仕方がない・・?!』
きっとこの考え方は固定概念です!!


富士山の5合目での食事が美味しくてもいいはずです!


【富士山5合目 名物○○○御膳】


とかいうものがあっても良いはずです!

そこで商いを行っている以上、お客様が喜ぶのを追求しても良いのでは
ないでしょうか。


今回の富士山の例だけではなく、お伺いさせていただいた企業様からも
同じようなことを言われることがよくあります。



『いや~、この業界は仕方ないね・・。』


この様な考え方だと、業界や現在の仕組み、風習の枠にだけ捕らわれて
新たな動きが出来るはずがありません。


皆さんが属している業界の“常識”は外から見ると“非常識”かもしれません。

“本当にお客様の方向を見て仕事をする”


ことが、現在の固定概念から抜け出す方法だと感じています。




皆さんは本当にお客様の方向を見て仕事を出来ていますか?

変化

こんにちは!熱血3期生の中川です。

連休はいかがでしたか?

私は、久々に友人と地元で会い、学生のころを思い出していました。

友人も社会人となって、半年。

敬語であったり、社会人としての考え方も徐々に身につき、学生から社会人へと

変化していました。



しかし一方で、変化というものは不安が尽きないものです。

4月にソリューションに入社しましたが、私たちも学生から社会人への変化に対しては、

不安を隠せないものでした。



社長、もしくは管理職の交代という変化も同様です。

こちらの変化も不安の種が尽きないものです。


特に、幹部職であればあるほど、一般社員とのコミュニケーション回数は少なく、

後を引き継ぐ人物がどのような人物かわからないため、不安は抱きやすくなります。

継続中の事業計画があればなお、「その計画がうまくいくだろうか・・・・」であったり、

「この人物は会社をきちんと取り仕切ってくれるのだろうか・・・・」などなど。



また、新幹部も同じく・・・

「自分についてきてくれるだろうか・・・・」

「役職についたばかりだが、後継者育成もしていかないと・・・・」

など、お互い不安を抱えているものです。



ここで重要となってくるのが、

【お互いのことをどれだけ知っているか?これからどれだけ知っていくことが出来るか?】

ということです。



想像してみてください。

自分が良く知っている人物、かつ有能な人物が社長に就任したとします。


おそらく、

「この人であれば、しっかり働いてくれるから、会社をいい方向に導いてくれだろう」であったり、

「この人はここが苦手だったな・・・。この点に関しては自分が得意だから助けよう!」など、

全くとまでは言いませんが、感じる不安の大きさは小さいでしょう。


一方、新社長・新幹部も一人でも多くの社員のことを知っていれば・・・

「この人であれば、少し責任が重い仕事を任せても大丈夫だろう。」

「この人物はリーダーシップをしっかりとってくれる。後継者として見合うか、様子を見てみよう。

育成してみよう。」と、

ただただ新しい役職について不安を感じるだけでなく、対策であったり、次の動きを考えることが

出来ます。



この不安の大きさの違いは、【相手のことを知っているかどうか】の違いです。



つまり、日々、お互いの事を知るためにコミュニケーションを取れているかがポイントになってきます。



ただ、本当にお互いのことを知ろうと思うと、人によって自己開示の方法が違います。

お酒が入ったほうがコミュニケーションをとれる人であったり、1対1で話したほうが話してくれる人・・・

さまざまです。


コミュニケーションをむやみにとろうとするのではなく、一人ひとりの性格や価値観を思いやって

コミュニケーションをとってはいかがでしょうか?



元気が出る秘訣

こんにちは。熱血3期生の西浦です。

突然ですが皆さん、
自分の気持ちをモチベートする方法はお持ちですか。


弊社ソリューションは「元気創造企業」ですから、
まずは自分達が元気でいる必要があるということで、


常に元気にいる為にはどうすればいいか。

また、落ち込んだときにどうやったら早く元気な状態に戻れるか

を常に考えています。


今回はある企業の社長様のお言葉の中にあった
「元気がでる秘訣」について、とても感銘を受けましたので
ここで共有させていただきます。


その秘訣とは


「ついてる!」と一日100回言う。


これだけです。


これだけで何が変わるんだ。
と思われる方もいらっしゃると思います。


ですが、そんなことはありません。
この「ついてる!」という思いは必ず、
自分の気持ちを上向きに変えてくれます。


私先日、仕事で小さな失敗をしてしまい、
上司・先輩方にご指摘頂きました。

実は新入社員である私が
上司・先輩からご指摘を受けることはよくあることです。


自分のためを思って言ってくださっているという
思いは理解しているのですが、、

自分に気持ちに余裕が無いときは


ついつい、
何で自分ばっかり、ついてないな・・。

と思うこともありました。


けれど今回は

自分のためを思って言ってくださっている。

絶対にこの経験を活かそう。

自分はなんてついているんだ。


と思えた時、その意見を素直に受け入れること出来、

結果、上司・先輩方にご指摘いただいたおかげで、

実際のお客様の前では失敗しなくて済んだ経験がありました。


これと同じような経験は職場、学校などで
よくあることではないでしょうか。


「ついてる」と最初に想ってしまえば、
その理由を考えることが出来ます。


自分はなんてついてるんだ。

今失敗したことで、得た学びを必ず次に活かそう。

という想いが自然と浮かんでくると、


きっと気持ちも、行動も、もっともっと前向きに
なると思います。


私もまだまだ未熟で、気持ちに余裕が無いときも
多くありますが、この「ついてる」を口にする
ことを実践していきます。


皆さんも是非一度試されてみてはいかがでしょうか。

感動のクリティカルポイント

ご無沙汰しております。
熱血3期生の藤崎です。


最近、朝晩が涼しくなってきて、
過ごしやすくなってきたなと思ったら、今日は33℃という真夏日・・・。
とても過ごしにくいです。


私は、季節の変わり目には鼻炎になりやすく、
家ではひたすらくしゃみをしております。


ですが、
季節の変わり目には年に4回やってくるので、
もう慣れてしまいました。


鼻炎の状態で、まわりはとても心配して下さるのですが、
私自身は全然気になりません。

習慣って怖いですね・・・。


逆に言うと、習慣さえよくなれば人生もっとよくなる!!
今月は、いい習慣を身につけることを心がけている藤崎がお送りします。




また前置きが長くなりましたが、
今日は「感動のクリティカルポイント」についてです。



ここ最近、お客様からの感謝の言葉を頂く機会が多く、
嬉しく思っております。


訪問の後、
お客様の方からメールを頂いたりすることは
皆さんも経験があると思います。


営業マンの方であれば、
お礼のメールを送ったりするのは
むしろ当然のことである方も多いと思います。


しかし、
半ばルーティンになっている「お礼メール」ではなく、
本当に「あなたに感謝の気持ちを伝えたい!」という
想いが伝わってくるメールを頂いたことがありました。


それはそれは、本当に嬉しいことでした。


また、その方が、他の人にも私のことを紹介して下さったり、
ブログに書いて下さったりしていました。


その他にも、
弊社のセミナーに来て頂いたお客様が、
その感想を自分のブログに書いて下さっていたりしました。



感謝の気持ちを行動に表すこと。


当たり前のことかもしれません。
しかし、ある一定の感動を超えなければ、
行動には移らないのでは?と感じました。



「ありがとう!!」
「今日はとてもいい学びがあった!!」
「あの人のおかげでとても助かった!!」


感謝の気持ちを抱くことは、日々の中で多々あると思います。
しかし、その気持ちを大なり小なりかたちにする、行動に表す、
ということは、その人の感動のクリティカルポイントを超えたから
ではないかなと考えました。



お客様の方からお礼のメールを頂けたこと、
お客様が自ら私の話題をブログに書いて下さったこと、
お客様が私のことを他の方に紹介して下さったこと、


それは、私がそのお客様の期待を上回る何かができた、
ということの、一つの証拠ではないかと思います。


お客様からお礼を伝えて頂くことが目的では決してありませんが、
お客様の満足度をはかる一つのバロメータとして、
感動を120%上回るサービスができた証として、
少し意識してみようと思いました。


それではまた明日もスイッチON!

アウトプットの重要性

こんにちは!
3期生の濱川です。この大阪ブログでは3回目の登場です!
本日も張り切って参ります★


さて、今回は「アウトプットの重要性」についてお話させていただきます。

入社してから、毎日が新しい発見の連続ですが、その得た知識や経験といったものが

しっかり自分の身になっているのか不安に思うことが多々あります。
というのも、まだまだアウトプットの量が足りていないと感じるからです。


やはりインプット、インプット、インプットだけでは、自分の中でうまく整理されず

「何となく分かっている」程度にしかなりません。


例えば、学生時代の勉強を振り返ってみても、授業中に学んだ知識をいくら蓄積したからと言って、
何度も問題を解くということを繰り返さなければ、完全に理解することは難しいと思います。

ましてや、応用が利くとは思えません。

応用が利くぐらいに理解を高めようと思えば、問題を繰り返して解くことに加え、

自分が理解したことを誰かに教えるという作業が必要です。

この作業をどれだけこなしたかが、自分の理解の度合いに大きく関わってきます。

やはり仕事においても自分が経験したこと、学んだ事を体に教え込むためには、

どれだけ沢山のアウトプットの場を持つかが重要になると考えます。


そして知識はもちろんですが、成功体験、失敗体験などもアウトプットすることによって、

「なぜ成功したのか」「なぜ失敗したのか」という根本的理由を考えることに繋がり、

次の取るべき行動が見えてきます。


なぜでしょうか。


それは自分自身の考えを第三者に伝えることによって、相手の意見を知る機会が増え、

また質問されることによって今までの掘り下げて考えていなかった事に対しても、目を向ける事が出来るからです。


そのアウトプットの量・質によって小さな成功や失敗が何倍もの価値を生みます。


まだまだ私のような新入社員は特にアウトプットした事に矛盾があったり、

知識不足、経験不足から間違いや誤解を招く発言も多々あると思います。

それによって、間違った知識を伝えたり、見解を与える可能性もあるかもしれません。

しかし、自分の考えや経験を伝える作業を怠ってしまうと、「失敗」の経験を逃してしまいます。
それはイコール自分の成長を自ら奪ってしまうことと同じです。


だからこそ自分でその機会を作ることが必要なんです。

年齢、経験問わず、勇気を出してアウトプットをどんどんしていきましょう!!


これだけアウトプットの重要性を書かせていただきましたが、
今の私にはまだまだインプット量がまだまだ足りてません(汗)


がんばります!!


それでは、まだ次回までにどんどんインプット・アウトプット重ねておきます!!


位置確認

皆さん、お久しぶりです。大阪オフィスの中根です。
大変長くご無沙汰しておりましたが、久しぶりに
大阪ブログに登場させていただきます。



今年の夏は理念の構築・浸透のご依頼をいただくことが
多くなっております。



会社の存在意義、目指すべき理想のあり方である
理念を作成すること自体は実はそれほど難しいこと
ではありません。
しかしながら、理念が言葉としてあるだけでは意味がありません。



各企業が理念を掲げる意味は自社のメンバーが共感し、
日々の行動に反映させ、理念に基づいて働くことです。
ですので、各メンバーに理念の意味が浸透していなければ、
どんなに崇高な理念を掲げようと、『宝の持ち腐れ』になります。



私たちのクライアント様への支援の中でも、一番難しく
時間を要するのは、各スタッフへの“浸透”なのです。

そして、浸透にはステップ(段階)があります。

理念浸透の浸透ステップとして、我々は以下の6ステップ
があると考えています。


1、発見
2、理解
3、共感
4、行動
5、習慣
6、進化



発見は理念自体があるか否か。


理解は理念があることを認識出来ているか否か。


共感はその理念に心底納得し、共感出来ているか否か。


行動はその理念に沿った行動を出来ているか否か。


習慣はその行動が無意識でも出来、習慣化出来ているか否か。


進化は理念に沿った上で、外部環境や成長段階によって自然に
変化出来ているか否か。



この6段階を常に意識し、現在自分たちの組織がどの段階の
浸透状況なのかを認識することが理念を“浸透”させるにあたって
重要になります。



理念を浸透させるポイントはまず、自分たちが今居る位置を
確認することです。


皆さんの会社・組織での今の浸透段階は何番目でしょうか。
この機会に一度確認されてみては如何でしょうか。

想いをひとつにするということ

こんにちは、熱血3期生の中川です。

皆様、お盆休みはいかがでしょうか?


私のお盆休みは実家に帰省いたしまして、松下幸之助氏を取り上げた番組を見ました。

その中で考えさせられたシーンがありましたので、今回はそのことを取り上げたいと思います。



私が考えさせられたシーンは、終戦後、GHQから公職追放を受けた松下幸之助氏の復職を

労働組合の社員が外務省に願い出るというシーンでした。


当時、外務省が労働争議の窓口で、会社幹部の退職を願い出る労働組合員ばかりの中、

逆に復職を願い出る労働組合員に心を打たれ、外務省がGHQに掛け合い、松下幸之助氏は

復職するという顛末でした。



社員から「復職してください!」と望まれる社長はどんなに幸せだろう・・・と感じました。



なぜ、望まれたのか?と考えた時、もちろん社長と社員の絆であったり、関わりが強かったという要因も

あるでしょうし、さらには、「日本の復興・会社の復興に対する強い想い」も重要なポイントだろうと

考えました。


VTRの中で、社長も社員も「日本の復興・会社の復興」を強く想い、そのために何をすればいいのか

考え、行動していました。

そして、その想いを実現するために、社長にとって社員が、社員にとって社長が不可欠な存在でした。



この「日本の復興・会社の復興」という想いは、戦後、敗戦し崩壊した日本があり、そのどん底の中に

立っているという背景がありました。

すべての日本人が日本の復興を願い、努力し、高度成長期をむかえました。

そしてそのおかげで、現在の豊かな日本があります。



しかし、この豊かさが心を一つに・想いを一つにすることを難しくしているのではないかとも思いました。


現代社会でよく言われることは、“個人の尊重”であったり、“価値観の多様化”です。

消費者のニーズの多様化に合わせて、サービスの多様化も求められるようになっています。



一方で、“価値観の多様化”が進む中で、それぞれが個人の考え方を重視し過ぎたり、

また「価値観・考えた方」の選択肢が多くあるため、相手に“共感”したり、“思いを一つ”にすることが

難しく、それ故、互いに協力すること・一丸となって一つのことに取り組むことが減り、

孤独感を生んでいるようにも感じました。


また、何人かで一つのことを取り組んでも、個人プレイが先立つようにも感じます。

それは、「個人商店」という言葉が生まれるように、会社組織内においても同様なのかもしれません。



そんな時代だからこそ会社が組織として一丸となるために大切なのは「理念」だと考えます。



社員全員が「理念」という一つの同じ想いを持っているからこそ、つらい時でも声を掛け合ったり、

助け合い、協力し合って、強い組織ができます。



弊社は「日本中の企業を元気に!」という理念に向かって、協力し合い社員全員がその理念に向かって

突っ走る組織です。



会社が組織として一丸となっているのか?

そのために行動できているのか?

日々の多忙な業務の中で、その理念を失念しかけていないか?


私は今回のTV番組を見て、改めて自分自身の行動を振り返る機会を得ることができました。