ようやく、2022年中に【スペシャルセレクション】全作品の視聴録を、完了することが出来ました。ただ、収録作は【第1回再放送】~【第4回再放送】の全作品では無く、いくつかを抜き出したものであります。抜き出しには明確な基準というものが無く、Vol.1~4は続き番号、Vol.5~6は主任別とはいうものの続き番号、という枠からは脱していないようでした。
これだと、Vol.を順番通りに観賞していると、「あれ、こんな設定だったか?」と混乱しがちになる弊害は避けられません。そこで、
○◎DVD-BOX作品・各話の時代順整理・・・(1)立石班、藤島班の終焉まで
○◎DVD-BOX作品・各話の時代順整理・・・(2)特捜隊最終回まで
を作成したのですが、急ぎ作成したこともあり、これまた付け加え文章が短く、流れを網羅することが出来ませんでした。
そのため、【スペシャルセレクション】全作品をベースに、自分の視聴録、検証本、ネット記事を活用して、その流れを振り返りたいと思います。これはもちろん、自分自身の懐古も含めてのことで、各年ごとの記述となり時間もかかることでしょう。
読まれる方は、のんびりと、気長に、お願いいたします。
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※当方は【第1回再放送】【第2回再放送】を未見の状態で、以下本文を作成しています。以下を読まれる方は、この点ご了承ください。
※区分けとしては
○(収録回) =東映chで再放送され、DVDに収録された回
○(未収録回)=東映chで再放送されたが、DVDに収録されなかった回
○(欠番回) =東映chで再放送されず、現存が確認されていない回
としました。
※欠番回については、現在まったく観賞出来る術が無いため、ネット検索、自分の所見やイメージも含めできるだけ記述していきたいと考えています。
※参考文献は、検証本(特別機動捜査隊・物語の検証・羊崎文移著)、リスト特捜隊(テレビドラマデータベース・特捜最前線の項)、wiki(wikipedia・特別機動捜査隊の項)とします。ネット検索の情報は多岐に亘るため出典元は省略、拙稿コメント欄における有益な情報も同様としますが、上記3点を補足しうるものです。
※最近、リスト特捜隊では、「東映の軌跡」(2016/03発行、東映株式会社発行、東映株式会社 総務部 社史編纂担当編集)を引用していますが、当稿ではリスト特捜隊での東映社史と略して、自分の見解を記述しています。
担当捜査班名、そのメンバーについても併記する。
【1970年】1-3月
○01/07 #427 日本人【スペシャルセレクション】(収録回)
・三船班
・検証本240頁にストーリー概略、リスト特捜隊に「花岡菊子」の注記有り。
・実見すると当作の三船班は、三船主任以下、橘部長刑事、笠原・内藤・岩井田・石原の4刑事である。三船班初登場から約2カ月後の、三船班初の単独捜査回。
・なお、リスト特捜隊のレギュラー「伊沢一郎」「岩上瑛」は未出演、「花岡菊子」「笹川恵三」「山崎猛」「今村原兵」「関芳枝」「直木みつ男」「水沢摩耶」はゲスト出演、「柴田秀勝」「谷沢裕之」は準レギュラー、""非レギュラー"欄の「村上不二夫」も準レギュラーである(R5.4.16時点)。
・正月版ということか、冒頭に、靖国神社参拝、剣道初稽古の場面が有る。
・三船主任と岩井田刑事とのやりとりから、三船主任の信念が垣間見える作品である(本篇拙稿では、両者のやりとりを抜き出しているので参照されたい)。シャザーンさんの記述にいう「立石、藤島両主任とは違うワイルドで熱い三船主任のキャラ」も併せ、これだけ個性を出す捜査主任は、1970年当時でのインパクトは凄まじかったと推察される。
・捜査班と取材陣との関係を明らかにする構成となる。立石班・藤島班は相互交流を持つスタンスをとるが、三船班は取材陣との間に一線を引くことになる。
○01/14 (第428回)古都(未収録回)
・立石班
・検証本240頁にストーリー概略、リスト特捜隊に讀賣新聞引用あらすじ、「村田知栄子」「岩城力也」の注記有り。
・wikiによると当作の立石班は、立石主任以下、橘部長刑事、笠原・内藤・岩井田・山崎の4刑事。リスト特捜隊のレギュラー「中山昭二」「伊沢一郎」「森山周一郎」は未出演、「村田知栄子」「岩城力也」「松川純子」「森野五郎」「榛名潤一」「片山滉」はゲスト出演である(R5.4.16時点)。
・リスト特捜隊にレギュラー「伊沢一郎」「森山周一郎」とあるが未出演、レギュラー「村田知栄子」とあるがゲスト出演である。(R5.4.16以前の記載のため削除)
・「特別機動捜査隊」の題字執筆者である彫無季が、ゲスト出演している。
・題名、ネット検索のストーリーから、奈良県ロケの気配が有るが、未見ゆえに判定不能。
○01/21 (第429回)愛の日記(未収録回)
・藤島班
・検証本241頁にストーリー概略有り。リスト特捜隊に讀賣新聞引用あらすじ、「橋本菊子」の注記のほか、題名はゲストの西尾三枝子が歌う「愛の日記」から使われたという記述有り(註・レコード発売は1969年9月)。
・wikiによると当作の藤島班は、藤島捜一係長以下、関根部長刑事、香取・笠原・内藤・山崎の4刑事である。リスト特捜隊のレギュラー「岩上瑛」「轟謙二」「南川直」「波島進」とあるが未出演である。(R5.4.16以前の記載のため削除)
・なお、リスト特捜隊のレギュラー「橋本菊子」「清川新吾」はゲスト出演である(R5.4.16時点)。
・ネット検索のストーリーには、「藤島主任」とある。(以下の新情報のため削除)
→追記・「掲示板特捜隊4」の書きこみから、(第446回)お米のブルース (未収録回)から藤島主任に戻ったとの情報を得た。少なくとも、#400 警察官【スペシャルセレクション】(収録回)以降、(第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品では、「藤島捜一係長」のオープニング表記だったことになる。
→再追記・ネット検索のストーリーの「藤島主任」は、劇中で発声していたことも充分考えられ、この事(オープニング表記と劇中発声との違い)はスペシャルセレクション収録作にも見受けられることなので、一概に間違いとは言い切れない。
→(追加)R5.5.12
さらに、1969年(2)でのうっきんさんのコメントにより、「藤島捜一係長」の表記は、少なくとも(第390回)愛の防風林(未収録回)以降、第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品までの期間と判明した。
・当作の身体障害者への対応は、リメイクでは無いものの、約3年後、同棲という形に変えて#603 同棲の軌跡【スペシャルセレクション】(収録回)でも表現される。
・ゲストの西尾三枝子は、特捜隊初出演。当作より、約6カ月後からプレイガールのレギュラー・ミエコを演じることになる。
○01/27 (第430回)明日からはひとり(未収録回)
・立石班+藤島班
・検証本242頁にストーリー概略有り。
・wikiの備考によると、当作においては、
立石班=立石主任、関根部長刑事、荒牧・森田・桃井・岩井田の4刑事
藤島班=藤島捜一係長、橘部長刑事、香取刑事
であり、畑野刑事も登場するが(註・エンディング表記のもよう)、未見ゆえどちらの捜査班所属か不明だが両捜査班に絡んでいることは間違いない(R5.4.16時点)。
→追記・「掲示板特捜隊4」の書きこみから、(第446回)お米のブルース (未収録回)から藤島主任に戻ったとの情報を得た。少なくとも、#400 警察官【スペシャルセレクション】(収録回)以降、(第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品では、「藤島捜一係長」のオープニング表記だったことになる。
→再追記・ネット検索のストーリーの「藤島主任」は、劇中で発声していたことも充分考えられ、この事(オープニング表記と劇中発声との違い)はスペシャルセレクション収録作にも見受けられることなので、一概に間違いとは言い切れない。
→(追加)R5.5.12
さらに、1969年(2)でのうっきんさんのコメントにより、「藤島捜一係長」の表記は、少なくとも(第390回)愛の防風林(未収録回)以降、第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品までの期間と判明した。
・リスト特捜隊のレギュラー「夏海千佳子」「林寛」「武石昇三」「杉山俊夫」はゲスト出演である(R5.4.16時点)。
・岩手県ロケで、各港湾が映し出される作品。(第423回)石狩の女(未収録回)、(第424回)北海道を捜せ(未収録回)、(第432回)コタンの女(未収録回)、(第438回)汚れたウエディング・ドレス(未収録回)の北海道四部作の流れでロケ撮影した可能性も考えたが、ゲスト出演者からの比較では、むしろ(第437回)恋の終着駅(未収録回)との岩手ロケ2本撮りのほうが相応しいと推察した。
・(追加)R5.5.21
コメント欄うっきんさんより、「この話(註・当作)は当初、畑野刑事の登場譚として企画されたのが、何らかの理由で順番が入れ替わり、「石狩の女」(註・ (第423回)石狩の女(未収録回)のこと)が先に制作されたのではないか?」とご指摘を受けた。自分自身の見解は、当作は、岩手ロケ2本撮り作品のうちの1作であるが、北海道ロケ4本撮り作品(北海道四部作)の本放送を優先させたい「大人の事情」から、後回しにされたものであり、「当作=実質的な畑野刑事初登場回」として見做すものである。詳細説明については、コメント欄(うっきんさんへの返信)を参照されたい。
○02/04 (第431回)馬鹿な女(未収録回)
・立石班
・検証本242頁にストーリー概略、リスト特捜隊に讀賣新聞引用あらすじ有り。
・wikiによると当作の立石班は、立石主任以下、橘部長刑事、荒牧・桃井・岩井田・森田の4刑事である。リスト特捜隊には、レギュラー「伊沢一郎」「森山周一郎」「中山昭二」とあるが未出演、レギュラー「武藤英司」とあるのはゲスト出演である。(R5.4.16以前の記載のため削除)
・リスト特捜隊のレギュラー「伊沢一郎」「森山周一郎」「中山昭二」は未出演、「武藤英司」「生方功」はゲスト出演である(R5.4.16時点)。
・ゲストの久野征四郎は、特捜隊初出演。wikiに、#633 サソリ座の女(未収録回)では「久野霊四郎と誤クレジット」とあるが、実見すると「久野聖四郎」のクレジットである。このことから、#633 サソリ座の女(未収録回)の時点では「久野聖四郎」の芸名と考えられ、一概に誤クレジットとは言い切れない。(註・推敲の際、未確認の箇所も有り、一時的に削除)
・ゲストの生方功は、当作では業界誌記者を演じているが、#317 秘められた怒り【スペシャルセレクション】(収録回)でも、同じようなルポライター(いわゆるトップ屋)を演じていた。
○02/11 (第432回)コタンの女(未収録回)
・藤島班+立石班
・検証本243頁にストーリー概略、リスト特捜隊に「山口千枝」の注記有り。
・wikiの備考によると、当作においては、
藤島班=藤島捜一係長、関根部長刑事、畑野・香取・森田・桃井の4刑事
立石班=立石主任、橘部長刑事、荒牧刑事、岩井田刑事
の編成である。
→(追加)R5.5.28
コメント欄うっきんさんより、「中盤では藤島班は道央、立石班は道東を中心に捜査、終盤に洞爺湖で藤島班と合流」と指摘されている。
このことから、北海道四部作(すべて未収録回)は、
○(第423回)石狩の女=藤島班の登場無し、立石班のみが北海道出張捜査。
○(第424回)北海道を捜せ=立石班は北海道出張捜査。藤島班本隊は東京待機、香取刑事のみ北海道出張、立石班に合流。
○(第432回)コタンの女=立石班、藤島班は別個に北海道出張捜査、後に合流。
○(第438回)汚れたウエディング・ドレス=未見ゆえにネット検索ストーリーに依拠するが、藤島班が主、立石班が従にみえる。北海道出張有無は不明。
となるのが特徴である。
・ネット検索のストーリーには、「藤島主任」とある。(以下の新情報のため削除)
→追記・「掲示板特捜隊4」の書きこみから、(第446回)お米のブルース (未収録回)から藤島主任に戻ったとの情報を得た。少なくとも、#400 警察官【スペシャルセレクション】(収録回)以降、(第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品では、「藤島捜一係長」のオープニング表記だったことになる。
→再追記・ネット検索のストーリーの「藤島主任」は、劇中で発声していたことも充分考えられ、この事(オープニング表記と劇中発声との違い)はスペシャルセレクション収録作にも見受けられることなので、一概に間違いとは言い切れない。
→(追加)R5.5.12
さらに、1969年(2)でのうっきんさんのコメントにより、「藤島捜一係長」の表記は、少なくとも(第390回)愛の防風林(未収録回)以降、第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品までの期間と判明した。
・リスト特捜隊のレギュラー「青木義朗」は未出演、「有馬昌彦」「山口千枝」「新林イサオ」「友野多介」はゲスト出演である(R5.4.16時点)。
・ゲスト出演について、検証本は「広沢貞雄(小林重四郎)」、リスト特捜隊は「小林重四郎」であるが、wikiおよびネット検索のストーリーでは「鮎川浩(広沢)」とある。検証本で「鮎川浩」を「小林重四郎」と誤記(あるいは原資料の誤記をそのまま転記)したのを、リスト特捜隊でも踏襲したと推察される(R5.4.16時点)。
→(追加)R5.5.28
コメント欄うっきんさんより、実見したところ「小林重四郎の出演はありません」、との回答を受けた。これにより、上記の当方の推察が正しいことが判明した。
・ゲスト出演者から、(第423回)石狩の女(未収録回)、(第424回)北海道を捜せ(未収録回)、(第432回)コタンの女(未収録回)、(第438回)汚れたウエディング・ドレス(未収録回)は北海道ロケで4本まとめ撮りしたものと推察される。
○02/18 #433 全員救出せよ【スペシャルセレクション】(収録回)
・三船班
・検証本243-244頁にストーリー概略、リスト特捜隊に讀賣新聞引用あらすじ有り。
・実見すると当作の三船班は、三船主任以下、関根部長刑事、畑野・荒牧・岩井田・石原の4刑事に、応援で橘部長刑事、桃井・森田・香取・内藤の4刑事が加わる。立石班、藤島班を代表する両雄(立石主任、藤島捜一係長)が未登場のため、三船班単独捜査回とする。
・リスト特捜隊のレギュラー「市川夫佐恵」はゲスト出演である(R5.4.16時点)。
・当作は、約4年後の矢崎班初登場回 #654 矢崎班 緊急出動せよ【スペシャルセレクション】(収録回)でリメイクされた、原型作である。演出は両作とも同じ田中秀夫監督が担当している。なお、西本捜一係長を演じた鈴木志郎と、所轄署署長を演じた山田禅二との共演は、リメ作での配役逆転現象(田中係長=山田禅二、所轄署署長=鈴木志郎)が起きている。
・後年、三船班の重鎮となる関根部長刑事、畑野刑事は、当作で三船班に初登場。三船主任、石原刑事とは歴史的なめぐり逢い作品ともいえる。
○02/25 (第434回)赤ん坊(未収録回)
・立石班
・検証本244頁にストーリー概略、解説、リスト特捜隊に讀賣新聞引用あらすじ有り。
・wikiによると当作の立石班は、立石主任以下、橘部長刑事、荒牧・桃井・岩井田・森田の4刑事。なお、リスト特捜隊には、レギュラー「伊沢一郎」「森山周一郎」「中山昭二」とあるが未出演である。(R5.4.16以前の記載のため削除)
・リスト特捜隊のレギュラー「松川純子」「沢宏美」はゲスト出演、「柴田秀勝」「谷沢裕之」「村上不二夫」は準レギュラーである(R5.4.16時点)。
・ゲスト出演の沢宏美は、1970年の特捜隊に集中した出演歴が見られ、#455 金髪と口紅(未収録回)でも同じような境遇の役柄を演じている。
・ゲストの沢田克己は沢田勝美ではなく、後年の鶴賀二郎である。
○03/04 (第435回)一郎とマリ(未収録回)
・藤島班
・検証本245頁にストーリー概略、リスト特捜隊に週刊TVガイド引用あらすじ有り。
・wikiによると当作の藤島班は、藤島捜一係長以下、関根部長刑事、香取・笠原・内藤・山崎の4刑事である。リスト特捜隊には、レギュラー「岩上瑛」「轟謙二」「南川直」「波島進」とあるが未出演である。(R5.4.16以前の記載のため削除)
・リスト特捜隊のレギュラー「片山滉」はゲスト出演である(R5.4.16時点)。
→追記・「掲示板特捜隊4」の書きこみから、(第446回)お米のブルース (未収録回)から藤島主任に戻ったとの情報を得た。少なくとも、#400 警察官【スペシャルセレクション】(収録回)以降、(第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品では、「藤島捜一係長」のオープニング表記だったことになる。
→再追記・ネット検索のストーリーの「藤島主任」は、劇中で発声していたことも充分考えられ、この事(オープニング表記と劇中発声との違い)はスペシャルセレクション収録作にも見受けられることなので、一概に間違いとは言い切れない。
→(追加)R5.5.12
さらに、1969年(2)でのうっきんさんのコメントにより、「藤島捜一係長」の表記は、少なくとも(第390回)愛の防風林(未収録回)以降、第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品までの期間と判明した。
・ゲストの団次郎(2023年3月22日逝去)は、特捜隊初出演。翌1971年に、「帰ってきたウルトラマン」の主演レギュラーに抜擢されるが、当作では、同じく「ウルトラセブン」のレギュラーの中山昭二と共演している。
・さまざまな資料から、当作のストーリーを読むと、いわゆるハーフの現状待遇を訴えたものと解される。しかし、当作以前の、#169 春遠からじ【スペシャルセレクション】(収録回)、#212 聞えない町【スペシャルセレクション】(収録回)では、ハーフとの協和、エールを訴えた作品であった。これらから、当作本放送辺りから、人権意識が放送媒体に関わるようになったと見受けられるが、その過剰さが#597 愛の屈折 銀座(未収録回)への見当外れな批判に繋がったことも否定できない。
○03/11 (第436回)蟻の町(未収録回)
・藤島班
・検証本245-246頁にストーリー概略、リスト特捜隊に讀賣新聞引用あらすじ有り
・wikiによると当作の藤島班は、藤島捜一係長以下、関根部長刑事、笠原・森田・内藤・山崎の4刑事である。同様に(wikiでは)、山崎刑事を演じる高島弘行が、当作から高島新太郎に改名したもよう。
・なお、リスト特捜隊には、レギュラー「岩上瑛」「轟謙二」「南川直」「波島進」とあるが未出演である。(R5.4.16以前の記載のため削除)
・なお、リスト特捜隊のレギュラー「水木襄」「永井柳太郎」「里木左甫良」「江見俊太郎」はゲスト出演、「柴田秀勝」「谷沢裕之」は準レギュラーである(R5.4.16時点)。
→追記・「掲示板特捜隊4」の書きこみから、(第446回)お米のブルース (未収録回)から藤島主任に戻ったとの情報を得た。少なくとも、#400 警察官【スペシャルセレクション】(収録回)以降、(第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品では、「藤島捜一係長」のオープニング表記だったことになる。
→再追記・ネット検索のストーリーの「藤島主任」は、劇中で発声していたことも充分考えられ、この事(オープニング表記と劇中発声との違い)はスペシャルセレクション収録作にも見受けられることなので、一概に間違いとは言い切れない。
→(追加)R5.5.12
さらに、1969年(2)でのうっきんさんのコメントにより、「藤島捜一係長」の表記は、少なくとも(第390回)愛の防風林(未収録回)以降、第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品までの期間と判明した。
・ゲストの水木襄は、(第268回)木枯しの街(欠番回)での出演歴が不明瞭であるが、当作は【第2回再放送】されたこともあり、初めて視聴者が目にした水木襄特捜隊出演作品である。三船班で水木刑事として登場するのは、翌1971年の#501 勝負【スペシャルセレクション】(収録回)まで待たねばならない。
・当作は小川記正脚本作品であるが、#308 流転の旅路【スペシャルセレクション】(収録回)での「ある状況」を、当作での真相解決に応用しているようである。
○03/18 (第437回)恋の終着駅(未収録回)
・立石班+藤島班
・検証本246頁にストーリー概略、リスト特捜隊に讀賣新聞引用あらすじ有り。
・wikiの備考によると、当作においては、
立石班=立石主任、関根部長刑事、荒牧・桃井・森田の3刑事
藤島班=藤島捜一係長、橘部長刑事、香取刑事、岩井田刑事
である。上記あらすじほか、ネット検索のストーリーからも、どちらの捜査班が主体かはわかりづらいので、便宜上、「立石班+藤島班」とした。
・リスト特捜隊には、レギュラー「森山周一郎」とあるが未出演である。(R5.4.16以前の記載のため削除)
・リスト特捜隊のレギュラー「夏海千佳子」「林寛」「武石昇三」「杉山俊夫」は、ゲスト出演である(R5.4.16時点)。
→追記・「掲示板特捜隊4」の書きこみから、(第446回)お米のブルース (未収録回)から藤島主任に戻ったとの情報を得た。少なくとも、#400 警察官【スペシャルセレクション】(収録回)以降、(第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品では、「藤島捜一係長」のオープニング表記だったことになる。
→再追記・ネット検索のストーリーの「藤島主任」は、劇中で発声していたことも充分考えられ、この事(オープニング表記と劇中発声との違い)はスペシャルセレクション収録作にも見受けられることなので、一概に間違いとは言い切れない。
→(追加)R5.5.12
さらに、1969年(2)でのうっきんさんのコメントにより、「藤島捜一係長」の表記は、少なくとも(第390回)愛の防風林(未収録回)以降、第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品までの期間と判明した。
・(第430回)明日からはひとり(未収録回)、 (第437回)恋の終着駅(未収録回)は、岩手ロケ2本撮り作品である。
・ストーリー概略からは、同じ東北地方ロケという点から、#312 恋人よさようなら【スペシャルセレクション】(収録回)を彷彿とさせるが、内容は異なる。
○03/25 (第438回)汚れたウエディング・ドレス(未収録回)
・藤島班+立石班
・検証本247頁にストーリー概略、リスト特捜隊に讀賣新聞引用あらすじ有り。
・wikiの備考によると、当作においては、
藤島班=藤島捜一係長、関根部長刑事、荒牧・香取・森田・桃井の4刑事
立石班=立石主任、橘部長刑事、畑野刑事、岩井田刑事
である。ネット検索のストーリーから、藤島班を主体とみなし「藤島班+立石班」の表記とした。なお、リスト特捜隊には、レギュラー「森山周一郎」とあるが未出演である。(R5.4.16以前の記載のため削除)
→追記・「掲示板特捜隊4」の書きこみから、(第446回)お米のブルース (未収録回)から藤島主任に戻ったとの情報を得た。少なくとも、#400 警察官【スペシャルセレクション】(収録回)以降、(第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品では、「藤島捜一係長」のオープニング表記だったことになる。
→再追記・ネット検索のストーリーの「藤島主任」は、劇中で発声していたことも充分考えられ、この事(オープニング表記と劇中発声との違い)はスペシャルセレクション収録作にも見受けられることなので、一概に間違いとは言い切れない。
→(追加)R5.5.12
さらに、1969年(2)でのうっきんさんのコメントにより、「藤島捜一係長」の表記は、少なくとも(第390回)愛の防風林(未収録回)以降、第446回)お米のブルース (未収録回)より前の作品までの期間と判明した。
・リスト特捜隊のレギュラー「宮川和子」「榛名潤一」「南寿美子」はゲスト出演。「谷沢裕之」「村上不二夫」は準レギュラーである(R5.4.16時点)。
・ゲスト出演者から、(第423回)石狩の女(未収録回)、(第424回)北海道を捜せ(未収録回)、(第432回)コタンの女(未収録回)、(第438回)汚れたウエディング・ドレス(未収録回)は北海道ロケで4本まとめ撮りしたものと推察される。
・北海道ロケ4本まとめ撮りについては、当作の、ストーリー概略およびネット検索のストーリーには北海道の表現が出てこない。しかし、wikiの協賛に「北海道警察本部、HTB北海道テレビ」とあるところから、ハワイ三部作の#588 南海の復讐(未収録回)のように、東京での撮影比率が高いゆえにロケ場面を表記しなかったとも考えられるため、当作を北海道ロケ4本まとめ撮りのうちの1本と推察した。
・リスト特捜隊、wikiから、当作が森るみ子演じる森事務員の初登場回となる。森るみ子は、#119 満員電車【スペシャルセレクション】(収録回)以来、約6年ぶりの出演である。
以上のようになります。
この時期は、三船班初登場となってから、数は少ないながらも三船主任(青木義朗)の存在が、これまでの特捜隊とは異なりアクションをも交えたストーリーになっていくのがうかがえます。個人的には、#433 全員救出せよ【スペシャルセレクション】(収録回)での「情」も兼ね備えた、三船主任の描写は秀逸で、リメ作を凌駕する盛り上がりを感じたところでもあります。
そして、さらに興趣を魅かれたのは、前年から続く、立石班、藤島班の北海道四部作ともいうべき
○(第423回)石狩の女(未収録回)
○(第424回)北海道を捜せ(未収録回)
○(第432回)コタンの女(未収録回)
○(第438回)汚れたウエディング・ドレス(未収録回)
であり、未見というのが本当に悔しい。検証本のストーリー概略やネット検索のストーリーからも興味津々のものであり、畑野刑事初登場回、さらにはスペシャルセレクションシリーズ初見でひかれた、未見の霧立はるみ特捜隊最終出演作品「(第432回)コタンの女」が含まれているからでもあります。
こう考えると、【第2回再放送】での作品は、なかなか面白いラインナップだなと感じます。このころに、CS視聴できていればなあ。。。