新年、あけましておめでとうございます。
新春早々ですが、この週は、告知しました通り、「時間稼ぎ」的な記事を2本アップいたします。空き時間に更新といっても、あらすじや自分の感想をまとめるのはなかなか骨が折れる内容です。ただ、作品のまとめでしたら、ある程度流れ作業で出来るので、以下のように、時代ごとにストーリーを整理いたしました。時代順がバラバラなスペシャルセレクションシリーズですが、このまとめで特捜隊捜査班の特徴が少しでも浸透すればありがたく考えています。
現在、スペシャルセレクションシリーズのDVD-BOX1~6巻を順番に視聴中ですが、各巻とも選り抜きの構成であり、本放送順に観賞したかった身としては、残念な気分ではあります。まあ、全体で801話、現存分だけでも621回分になり仕方ないものの、せめて時代順に並べ、順次観賞に役立てればと着想、この項目を作成しました。
つまり、スペシャルセレクションシリーズ(各6枚のdisc)である
(1) 特別機動捜査隊 スペシャルセレクションVol.1 ・・・・・・・・・・・・・1
(2) 特別機動捜査隊 スペシャルセレクションVol.2 ・・・・・・・・・・・・・2
(3) 特別機動捜査隊 スペシャルセレクションVol.3 ・・・・・・・・・・・・・3
(4) 特別機動捜査隊 スペシャルセレクションVol.4 ・・・・・・・・・・・・・4
(5) 特別機動捜査隊 スペシャルセレクションVol.5・6人の主任篇Part1 ・・・・5
(6) 特別機動捜査隊 スペシャルセレクションVol.6・6人の主任篇Part2 ・・・・6
と、
東映ch再放送
【第1回再放送】2006年6月8日~2007年4月5日・・・・・・・・・・・・・第1回
【第2回再放送】2009年10月15日~2011年7月21日 ・・・・・・・・・・・第2回
【第3回再放送】2015年4月2日~2017年2月16日 ・・・・・・・・・・・・第3回
【第4回再放送】2019年3月14日~2020年8月20日・。・・・・・・・・・・第4回
を上手くリンクできないかという試みです。
そこで考えたのが、時代ごとに作品を抜き出し、その作品が
・どの東映ch再放送時のものなのか
・スペシャルセレクションシリーズの何巻のdiscに収録されているのか
を明らかにすれば、時代順の観賞に役立てるものと考えました。
たとえば、
【1961年】
10/11 (第1回)最後の犯人を追え 1-disc1 以下第1回再放送分
※記念すべき第1回作品
とするだけでもわかりやすいと考えました。作品URLは当面はリスト特捜隊からの引用、余白があれば※で簡略な説明を添付するなどです。そして、「シリーズ」というのは、スペシャルセレクションシリーズのことを指します。
それでは、
(1)立石班、藤島班の終焉まで
(2)特捜隊最終回まで
と、分けて、(1)から始めたいと思います。
なお、東映ch再放送の区分けや欠番回については
を参照してください。
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【1961年】
10/11 (第1回)最後の犯人を追え 1-disc1 以下第1回再放送分
※記念すべき第1回作品
【1962年】
無し
【1963年】
無し
【1964年】
01/29 (第118回)ながれ 1-disc1
02/05 (第119回)満員電車 1-disc1
※森るみ子(事務員)が別役出演
02/12 (第120回)暗い日曜日 1-disc1
02/19 (第121回)けだもの 1-disc1
※後年、#525、#792でリメイク
02/26 (第122回)ひったくり 2-disc1
03/04 (第123回)夜の女 2-disc1
03/11 (第124回)誤算 2-disc1
03/18 (第125回)誘惑者 2-disc1
03/25 (第126回)天使の乳房 2-disc1
04/01 (第127回)蜘蛛の巣 3-disc1
04/08 (第128回)さすらい 3-disc1
04/15 (第129回)非行少年 3-disc1
※北村秀敏監督の特捜隊初演出作品
04/22 (第130回)ぽんこつ 3-disc1
04/29 (第131回)年輪 3-disc1
05/06 (第132回)痴漢の季節 5-disc1
※吉田豊明(後年の石原刑事)が別役でシリーズ初出演
05/13 (第133回)轢き逃げ 5-disc1
※上田鑑識課員がオープニング初表記される(初登場作は#132 ↑)
05/20 (第134回)黒い花 5-disc1
※当作から、ゲスト表記は「配役名+出演者名」となる
06/03 (第136回)エゴイスト 6-disc1
※後年#508で準リメイク、警視庁内食堂での撮影と思われる場面有り
06/10 (第137回)ハンドル 6-disc1
06/17 (第138回)献身 6-disc1
07/08 (第141回)おんな 5-disc2
※#112、#115が欠番のため、現存作品では、藤島班(藤島主任・南川部長刑事・初代小杉刑事・笠原刑事・初代久保田刑事)の初登場作品
07/29 (第144回)倒産 5-disc2
※後年#686でリメイク、初代小杉刑事、初代久保田刑事の最終出演作
10/28 (第157回)女の歩道 5-disc2
※森田刑事が初登場、大村刑事はシリーズ初登場。なお、佐伯刑事については。初登場回ながら、最終出演作ともなっている
【1965年】
01/20 (第169回)春遠からじ 5-disc2
※2代目久保田刑事の藤島班での初登場作品、金井大(後年の2代目荒木部長刑事)が別役出演
02/03 (第171回)ひとり息子 5-disc2
※2代目久保田刑事の最終出演作、村上刑事は当作が最終出演作か?
04/14 (第181回)空白 6-disc2
※2代目小杉刑事が初登場。
06/16 (第190回)女ごころ 6-disc2
※2代目小杉刑事の最終出演作。佐野刑事が初登場も、当作のみで最終出演作か?
08/25 (第200回)女の終着駅 2-disc2
※後年#626でリメイク、シリーズ初の小川記正脚本
09/01 (第201回)怒りの大地 1-disc2
09/22 (第204回)ある鍵ッ子 1-disc2
09/29 (第205回)歌のある街 1-disc2
10/06 (第206回)大都会 1-disc2
※シリーズ初の2週にわたる長篇ストーリー ↓
10/13 (第207回)続 大都会 1-disc2
※高島新太郎(弘行・英志郎)が別役でシリーズ初出演
10/20 (第208回)落ちていた粉 2-disc2
10/27 (第209回)狂った旋律 2-disc2
11/03 (第210回)ペン・フレンド 2-disc2
11/17 (第212回)聞えない町 2-disc2
【1966年】
05/18 (第238回)深夜の銃声 3-disc2 以下第2回再放送分
08/03 (第249回)乾いた海 3-disc2
※#239が欠番、#246が未収録なこともあり、収録作では松山刑事の初登場作品
08/17 (第251回)終電車の女 3-disc2
08/24 (第252回)雷雨 3-disc2
08/31 (第253回)白鳥の死 3-disc2
11/02 (第262回)愛の証書 6-disc2
11/16 (第264回)晴れた朝が憎い 6-disc2
12/28 (第270回)太陽が昇る時 6-disc2
【1967年】
04/05 (第284回)こどもの暦 1-disc3
※リアルタイムの視聴者は、当作からカラー作品になった認識を持つ。なお、エンディング表記に鑑識課員=新田五郎とあり、準レギュラーとして初登場か?
04/12 (第285回)拾った女 1-disc3
04/19 (第286回)女と赤電話 1-disc3
※佐藤敏子(事務員)がシリーズ初登場、新田五郎演じる鑑識課員もオープニング初表記される(鑑識課員としての初登場は、エンディング表記された#284か?)
04/26 (第287回)夕陽の町 1-disc3
05/03 (第288回)黒い砂漠 1-disc3
05/10 (第289回)ガールハント 2-disc3
05/17 (第290回)美しくなりたい 2-disc3
05/24 (第291回)豚と栄光 2-disc3
05/31 (第292回)青春の追憶 2-disc3
06/07 (第293回)飛び散る青春 2-disc3
06/21 (第295回)しのび逢い 3-disc3
06/28 (第296回)九年目の女 3-disc3
07/05 (第297回)第七天国 3-disc3
※後年#778でリメイク
07/12 (第298回)女の館 3-disc3
07/26 (第300回)螳螂のような女 3-disc3
※黒岩三代子の、特捜隊最終出演作品
08/02 (第301回)女を喰う虫 1-disc4
08/09 (第302回)悲しい善意 1-disc4
08/16 (第303回)兄ちゃんの馬鹿 1-disc4
※日高吾郎(日高晤郎、後年の日高・田代刑事)が別役でシリーズ初出演
08/23 (第304回)私が悪かった 1-disc4
※生井健夫(後年の佐久間刑事)が別役でシリーズ初出演
08/30 (第305回)富士山頂 1-disc4
※村上不二夫(後年の毎朝新聞記者)が別役でシリーズ初出演。なお、シリーズ全話観賞の結果、当作が南川部長刑事の最終出演作である可能性が非常に高い。
09/06 (第306回)土と金と女 2-disc4
09/13 (第307回)海に生きる 2-disc4
※後年#600でリメイク
09/20 (第308回)流転の旅路 2-disc4
09/27 (第309回)ママが怖い 2-disc4
10/04 (第310回)誰よりも愛す 2-disc4
10/11 (第311回)沈黙の人 3-disc4
10/18 (第312回)恋人よさようなら 3-disc4
10/25 (第313回)佐渡の踊子 3-disc4
※歌手・小林幸子の特捜隊初出演作
11/01 (第314回)アイデア夫人の場合 3-disc4
11/08 (第315回)栄光二重奏 3-disc4
11/15 (第316回)北国の女 4-disc1
11/22 (第317回)秘められた怒り 4-disc1
11/29 (第318回)怪奇の家 4-disc1
12/06 (第319回)おんなのブルース 4-disc1
※伊沢一郎(後年の関根部長刑事)が別役でシリーズ初出演
12/13 (第320回)女の坂道 4-disc1
※毎朝新聞記者の村上が初登場。
12/20 (第321回)八人の女 4-disc2
※天野利彦監督の特捜隊初演出作品
12/27 (第322回)寒いクリスマス 4-disc2
【1968年】
01/03 (第323回)初春壽捕物控 大江戸卍絵図 4-disc2
※正月版作品
01/10 (第324回)刑事のブルース 4-disc2
※後年#677でリメイク
01/17 (第325回)金色の天使の矢 4-disc2
01/24 (第326回)密月旅行 5-disc1
01/31 (第327回)続・密月旅行 5-disc1
※森山周一郎演じる大村刑事の最終出演作。
02/07 (第328回)消えた女狐 6-disc1
02/14 (第329回)花散りぬ 6-disc1
【1969年】
06/25 (第400回)警察官 1-disc5
※関根部長刑事がシリーズ初登場、後年#561でリメイク
07/02 (第401回)めぐり逢い 1-disc5
※佐藤敏子事務員の退職?(異動?)の挿話有り
07/09 (第402回)海は知っている 1-disc5
07/23 (第403回)蛇と香水 1-disc5
※後年#664でリメイク
07/30 (第404回)待っていた人 1-disc5
08/06 (第405回)愛憎の吊り橋 3-disc5
※波島進夫人の川口節子がシリーズ初出演
08/13 (第406回)現代フリー女地図 3-disc5
※当作と#439とを併せ、後年#766でリメイク
08/20 (第407回)雨の中の女 3-disc5
08/27 (第408回)東京番外地 3-disc5
09/03 (第409回)ふたりの女 3-disc5
09/10 (第410回)蒼い母の復讐 4-disc3
09/17 (第411回)アバンチュールの女 4-disc3
09/24 (第412回)凍った蒸発 4-disc3
※住吉刑事が初登場だが、最終出演作の可能性が高い
10/01 (第413回)麻薬 4-disc3
※三船主任・石原刑事初登場、立石・藤島・三船の3班での初合同捜査篇
10/08 (第414回)愛の水平線 4-disc3
【1970年】
01/07 (第427回)日本人 5-disc3
※正月版作品
02/18 (第433回)全員救出せよ 5-disc3
※後年#654でリメイク、畑野刑事シリーズ初登場
06/03 (第448回)刑事 5-disc3
※森事務員がシリーズ初登場(本篇での初登場は未収録の#438か?)
08/26 (第460回)砂の墓 5-disc3 以下第3回再放送分
09/23 (第464回)玄海灘の夕焼け 5-disc3
10/28 (第469回)絶望の詩 6-disc3
11/25 (第473回)盛り場刑事 6-disc3
【1971年】
01/06 (第479回)浅草の唄 6-disc3
※正月版作品
02/03 (第483回)俺は三船刑事だ 6-disc3
02/24 (第486回)明日は来らず 6-disc3
立石班、藤島班の終焉と書きましたが、実際には
藤島班最終話=1971/05/12 (第497回)人生試験地獄
立石班最終話=1971/05/19 (第498回)女の縮図
であり、【第3回再放送】で現存は確認、自身も、#497 人生試験地獄 (藤島班最終話) 、#498 女の縮図 (立石班最終話) でブログ記事をアップ。特に、後者は涙なしではいられない人間ドラマとして、立石班終焉にふさわしい出来であったと思うだけに、スペシャルセレクションシリーズ未収録は残念な限りであります。
あと、立石班→三船班のバトンタッチの意味で (第479回)浅草の唄 を収録したのだったら、それよりも、立石主任の危機を救う三船主任、以後三船班の重鎮となる関根部長刑事、両主任に挟まれ刑事の矜持を考える畑野刑事、の出演した1970/10/07本放送の、#466 十年目の事件(ヤマ) のほうが、実質的な立石班→三船班のバトンタッチ作品で、収録にはふさわしいと思うのですが。。。
また、このシリーズの当初から「6人の主任篇」でしたら、6巻とも、各主任の登場話と最終話が収録された可能性が高いので、これは7巻以降の発売を待つか、改めて、東映chでの【第1回再放送】からのフルリフレイン再放送を待つしかありません。
まあ、それでも、ここまでDVDの発売・提供をしてくれた東映さん、ベストフィールドさんには感謝の念しかありません。余裕が出来ましたら、4K放送よりも、上記の要望を実現していただけたらと思います。