東映chでの特別機動捜査隊・再放送が終わりました。

本日、8月27日(金)早朝4:00から2作品ずつ、#651 姿なき脅迫者 からリフレイン再放送されますので、再放送で見逃した方、拙ブログで特捜隊に興味を持った方は、ぜひともご覧いただければと思います。

 

便宜上、

・特別機動捜査隊=特捜隊

・特捜最前線=最前線

としてブログを書いてきました。しかし、初期の文面では自分自身混同したり、誤字脱字、言い回しなど至らない点があり、折を見て「部分修正」してきたのですが、何とか最終回までに形として成立できたかどうか。。。

検証本の著者・羊崎文移は、おそらく自分ひとりで国立図書館などに足を運び、コピー・書写などをしての執筆と思われるので、非常に苦労されたと思います。そうなると、自分はブログ形式ですので、「部分修正」出来るだけ運が良かったのでしょう。

さて、拙稿ではブログを書いたときのこぼれ話などに触れていきたいと思います。

 

本放送は、1961年10月11日-1977年3月30日の15年6カ月・801回放送されたものです。wikiによると、「1980年代に独立UHF局で行われて以来長らく再放送の機会に恵まれなかった」とありますが、これは今にして思えば、「当時のさまざまな映像表現」が1980年代以降の基準に引っかかったからといえます。それが、「有料衛星放送」という枠も味方したのでしょうか、東映chで再放送となりました。かつて特別機動捜査隊の東映ch再放送歴

 

 

 でまとめ記載してきましたが、もう少し簡略にまとめ以下に抜き出します。

 

【第1回再放送】

2006年6月8日~2007年4月5日(wiki特捜隊は2006年6月~2007年3月と表記)

#001~#212

(欠番は、#002-#117、#135、#146、#180、#195、#198、#202、#203、#211)

実質88回分を再放送

 

【※なお、#213-#237、も欠番、再放送されず】

 

【第2回再放送】

2009年10月15日~2011年7月21日

#238~#450

(欠番は、#239-#248、#250、#254、#256、#260、#261、#265、#268、#269、#271-#273、#275-#278、#283、#294、#299)

実質185回分を再放送

 

【第3回再放送】

2015年4月2日~2017年2月16日

#451~#650

(欠番は、#571、#576、#580)

実質197回分を再放送

 

【第4回再放送】

2019年3月14日~2020年8月20日

#651~#801

(欠番無し)

全151回分を再放送

 

これでいきますと、

再放送は、

中断含め足掛け2006年6月8日-2020年8月20日の14年2カ月・実質621回放送

されたことになり(欠番180回分)、再放送期間としても東映chの偉大な記録でありましょう。

となると、近年ベストフィールドからの昭和の作品のDVD発売が頻繁であることで、期待はしてしまうのですが、いくら何でも全話発売は考えられません。せいぜい、最前線のようなベストセレクション版という形に収まるでしょう。しかし、それだと商品化のとき、前述した「当時のさまざまな映像表現」の問題で、観たい作品が外される懸念があります。それならば、面倒でも深夜枠・早朝枠でもいいから、【第1回再放送】からリフレイン再放送をしていただきたいという気持ちの方が強い。

 

今年の正月、もう陽をみることも無いといわれていた幻の新東宝作品「九十九本目の生娘」(脚本:高久進!藤島二郎、監督:曲谷守平、1959年)が日本映画専門chで放送されたのも、「当時のさまざまな映像表現」の問題がクリアされるかどうか、観測気球だったのでしょう、9月にはDVDとして発売されるもようです。

しかし、特捜隊は伝奇映画ではなく、「協力・警視庁」のもとつくられたテレビ映画という性質上、「当時のさまざまな映像表現」の問題がクリアされても、不味い作品はDVD発売は出来ないでしょう。それならば、また14年2カ月かかろうともリフレイン再放送してほしい、その最中に、「失われた欠番回」の発見が無いとはいえず、老後の楽しみにしたいかな。。。とも。

 

話は横道に逸れましたが、以上は願望ですので、こぼれ話に移りたいと思います。

特捜隊のエピソードについての視聴録は、#451 雨の中の慕情 から始まり、#801 浮気の報酬 (矢崎班最終話)【最終回】 まで書き続けてきたのですが、当初と書き方を変えています。

1点目は、当初は各エピソードの捜査班メンバーについては記載をしていませんでした。これは、ストーリー優先と考えたこと、捜査班メンバーはwikiに出ているので照会すれば事足りると思っていたからです。ところが、書いているうちに特捜隊メンバーの魅力、後日捜査班メンバーの出演回を調べる機会も増えてきました。そこで、「アメブロ検索」を使えば調べられると気づき、そのためにはオープニング表記の「配役名(俳優名)」を、2017年11月から追加で書き加えるようになりました。これにより、視聴録を書きながら過去作品引用が容易になり、視聴録もそこそこまとまりを見せたのでは、と思っております。

 

2点目は、予告篇の内容です。これについては、

(1) 予告篇が本篇と違う説明

(2) 予告篇が本篇のネタバレ

があるゆえに

(3) 改めて本文に(あらすじ)を書き起こし

をしました。

当初は、(あらすじ)については、時間もかかることもあり予告篇任せにしておりました。そして、書き方も「ネタバレ」にならないよう、実見された方向けに書いていたこともあります。しかし、書き進めていくうちに(1)(2)が非常に目立ち、「いくら何でもマズイだろ」と思うようになりました。まあ#479 浅草の唄 での「青木班」くらいなら笑い話で済むのですが。。。

そこで(3)のように、自分なりの(あらすじ)を開始約20分前後までを目途として、書きこむようになりました。ただ、エンディング表記で配役名(俳優名)が表記されるものの、劇中表現と異なる場合もあらわれ、その際は劇中表現を優先して作成するようになりました。ただ、オリジナリティーを考えなくてはならないので、予告篇についてはそのまま放置しておきました。

ところが、#599 女房貸します が典型なのですが、このまま予告篇を放置すると作品の面白味が無くなってしまうことが予測できたので、予告篇の一部をボカしたり、削除したりとそれなりに対応することになり、今に至っています。

 

そのほか、各ブログにならい、作品を画像化してブログに添付しようと試みたこともありますが、何回か失敗して、ある時は記事ごと消えてしまったりと痛い目にもあいました(苦笑)。機械音痴というか、思考が昭和で終わっているというのも考えものです。。。

 

その判明良い点もあり、コメント欄に、過去の出演者でもある方々、あるいはロケ地での撮影場所を提供した方などからのコメントをいただきました。視聴した作品世界に入りこむというのは、こういうことをいうのでしょう。

また、特捜隊だけでなく昭和の刑事ドラマについて、有意義な情報、御意見を様々な方々からの「ナマの声」は有難い限りです。特に、自分が特捜隊にハマり込むきっかけとなった、いわゆるスレ主さんからコメントをいただいたことは望外の喜びです。

 

さて、当面は【第4回再放送】のおさらいといいますか、分析をブログに書いていくことが主流になります。【第1回再放送】【第2回再放送】のリフレイン再放送がなされるのかどうか、それまでモチベーションを保たなくてはなりません。

そのためには、やはり作品群の視聴録が中心となるのでしょうが、なかなか思いつきません(苦笑)。作品群といっても、どのようなカテゴリーにするかとか。。。

ただ、今までのように、特捜隊再放送とブログ更新に挟まれることは少なくなると思いますので、マイペースでこれからも更新していきたいと思います。