いつもブログを読んでいただいて本当にありがとうございます。
今回は、学年で下から10番目の成績で、共通テスト50点からの奇跡の逆転合格をされた方の合格報告です。
こちらを読んだ時は嬉しくて涙が出そうになりました。
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愛知県の東進生の女子です。
私は日本史がどうしても苦手でやりたくありませんでした。
だから共通テストは50点と酷い点数でした。
このままではいけないと思って金谷先生の授業で取ったノートとテキストをみて山川の教科書に書いてないことを教科書に書き込み、その教科書を一日一周するようにしたら日本史を第1志望校で8割取れたと思います。
本当にありがとうございました!
なぜと流れだけは元々読んでたので共通テスト後でも間に合ったのかもしれません。
それに関してもありがとうございました!
全国で見たら高い学校では無いかもしれないですが高1で学年下から10番だった私にしては第1志望校の南山に合格したことは快挙だと思っています!
本当にお世話になりました!
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合格おめでとうございます。
そして合格の報告ありがとうございます。
共通テストで50点しか取れなかったのに、今年の南山大学の問題で8割取れたということはすごいと思います。
ものすごいラストスパートだったのだと思います。
その努力に感動しました。
この方がおっしゃっているように、日本史が苦手な場合、どのようなアドバイスを受けても日本史を手に取ろうという気持ちが起きないと思います。
苦手教科というものはそういうものです。
それを無理に好きになってもらうことというのは難しいと考えます。
ここで大きな決め手となっているのは、この方の
「なぜと流れだけは元々読んでたので共通テスト後でも間に合ったのかもしれません。」
という言葉です。
この言葉の意味は非常に重いと感じます。
つまり日本史の大まかな枠組みというものが、事前に頭に入っていたからこそ、これだけの奇跡とも言える逆転合格を成し遂げることができたのでしょう。
日本史の大まかな枠組みがもしなければ、共通テスト50点からのわずか一か月弱後に、南山大学で8割を取るなどということは不可能だと考えます。
ですから時間のない方は、最低でも『金谷の日本史 なぜと流れがわかる本』(東進ブックス)のような大まかな枠組みを掴む本を手元に置いて細切れの時間などを利用して読み返していただければと思っています。
https://www.amazon.co.jp/dp/4890856323/
歴史の流れは、部屋を整理するときに使う棚と考えています。
引っ越した部屋に棚や引き出しがなければ、自分の荷物を整理することは難しいです。
すべて床に置いた状態で散乱してしまいます。
また床に置ける量には限りがあるので多くの荷物を整理することができません。
また床に荷物をおきっぱなしの状態にしていたら、どこに自分が今欲しいものがあるのか分からなくなってしまい混乱します。
棚があれば多くの荷物を整理することもできますし、それぞれの荷物を置く場所を決めておけば、必要な時に必要なものを簡単に取り出すことができます。
日本史の学習における棚にあたるものが、日本史の大まかな枠組みつまり「流れ」です。
この大まかな枠組みを掴むことによって、細かい知識を沢山入れていくことが可能になるわけです。
この方の合格報告は決して、「私の授業で1ヶ月で逆転合格できる」といったものではありません。
しっかりと日本史の枠組みを掴んでいたからこそ、効果的なラストスパートをすることができたということなのです。
まずは日本史の大まかな枠組みを掴んでください。
これは、どれだけ忙しい方でも今日からでも始められことです。