とても興味深いドキュメンタリー映画をみました。
『That Sugar Film』(ザッツ・シュガー・フィルム)です。
追記(1月8日):「甘くない砂糖の話」という邦題で日本公開が決定しました!2016年春からだそうです。こちら参照。
オーストラリア人のデイモン・ガモーさんが監督し、進行役をつとめるドキュメンタリーで、デイモンさん自身がパパになるという機会に、自分が実験台になって、「砂糖」がいかに現代の食生活および文化へ浸透しているか、そしてそれが私たちにもたらす影響とは何かを検証する内容です。
似たようなドキュメンタリーには『スーパー・サイズ・ミー』という、マクドナルドのファーストフードだけを30日間食べ続けるとどうなるかを検証した映画があって、それもとても面白かったけれど、こちらがいかにも体に悪そうなジャンクフードを食べ、運動もまったくしなかったのにたいして、『ザッツ・シュガー・フィルム』の場合は、一般に健康にいいと思われている果糖のヨーグルト、シリアル、ミューズリースナック、そしてフルーツのスムージーなどを摂取し、今までと同じように運動もしていること。
カロリーも以前と同じだけとっているのに、低脂肪で「ヘルシー」とされる加工食品に含まれる隠れた砂糖の過剰摂取により不健康になっていく様子をみると、そういう話を理論では知っていたものの、やはりあらためて気をつけなくては、という気持ちになります。
デイモンさんはオーストラリアのアボリジニのコミュニティにも取材して、砂糖をほとんどとらない彼らの伝統的な食生活が、現代の西洋的食文化によってどんな風に変わったかとか、肥満が深刻な問題になっているアメリカに飛んで、リサーチしたりしますが、その演出方法が視覚的にとても面白くて飽きさせません。
有名人ではヒュー・ジャックマンやスティーヴン・フライも登場させているし、コメディの要素もあるし、科学的、教育的でもあって、本当に子供から大人まで楽しみながらポイントを理解できる。
最後にミュージックビデオまでついてます(笑)
本当に見てよかったと思う映画だったので、いまに日本でもみてもらえればいいなぁ。5つ星です。
この方のブログにも紹介されていました。
第31回 ヘルシー食品でも要確認?砂糖の過剰摂取に警鐘
『That Sugar Film』(ザッツ・シュガー・フィルム)です。
追記(1月8日):「甘くない砂糖の話」という邦題で日本公開が決定しました!2016年春からだそうです。こちら参照。

オーストラリア人のデイモン・ガモーさんが監督し、進行役をつとめるドキュメンタリーで、デイモンさん自身がパパになるという機会に、自分が実験台になって、「砂糖」がいかに現代の食生活および文化へ浸透しているか、そしてそれが私たちにもたらす影響とは何かを検証する内容です。

似たようなドキュメンタリーには『スーパー・サイズ・ミー』という、マクドナルドのファーストフードだけを30日間食べ続けるとどうなるかを検証した映画があって、それもとても面白かったけれど、こちらがいかにも体に悪そうなジャンクフードを食べ、運動もまったくしなかったのにたいして、『ザッツ・シュガー・フィルム』の場合は、一般に健康にいいと思われている果糖のヨーグルト、シリアル、ミューズリースナック、そしてフルーツのスムージーなどを摂取し、今までと同じように運動もしていること。

カロリーも以前と同じだけとっているのに、低脂肪で「ヘルシー」とされる加工食品に含まれる隠れた砂糖の過剰摂取により不健康になっていく様子をみると、そういう話を理論では知っていたものの、やはりあらためて気をつけなくては、という気持ちになります。

デイモンさんはオーストラリアのアボリジニのコミュニティにも取材して、砂糖をほとんどとらない彼らの伝統的な食生活が、現代の西洋的食文化によってどんな風に変わったかとか、肥満が深刻な問題になっているアメリカに飛んで、リサーチしたりしますが、その演出方法が視覚的にとても面白くて飽きさせません。
有名人ではヒュー・ジャックマンやスティーヴン・フライも登場させているし、コメディの要素もあるし、科学的、教育的でもあって、本当に子供から大人まで楽しみながらポイントを理解できる。
最後にミュージックビデオまでついてます(笑)

本当に見てよかったと思う映画だったので、いまに日本でもみてもらえればいいなぁ。5つ星です。
この方のブログにも紹介されていました。
第31回 ヘルシー食品でも要確認?砂糖の過剰摂取に警鐘