こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
今回の記事は、
一つ前の記事に続けて、
八幡神についてですが、
八幡神は、
日本で一番多く祀られている神なのですが、
元々は、
宇佐の地方神
だったのですよね
八幡神社の総本社は、
大分県の宇佐神宮で、
宇佐神宮が現在の地に
創建されたのは
8世紀です。
そして、
創建された由来は、
応神天皇の死後数百年後に当たる
571年に、
宇佐の馬城峯(まきのみね)に
3歳の童子が現れ、
「八幡神は、
応神天皇の権化」だと
宣言したとの伝説があります
その神は、
「誉田天皇(ほんだのすめらみこと)
広幡八幡麿(ひろはたのやはたまろ)」を
名乗り、
誉田天皇とは、
応神天皇の別名なのです
この話しは、
宇佐神宮の社伝にあり、
八幡神は
応神天皇の化身として、
広く信仰されていくようになります
しかし、
よく考えてみると、
死後数百年経過した
応神天皇が、
大和地方から
遠く離れた
大分県の宇佐神宮に
なぜ
祭神として
祀られるようになったのかが、
謎です
「古事記」には、
朝鮮半島の国々と
交流を重ねて
大陸の技術や文化を取り入れる
応神天皇の姿は
書かれています。
ただし、
八幡神との繋がりは
記されていませんし、
そもそも八幡神は、
記紀に
登場しないのです
しかし、
八幡神は、
応神天皇の化身として
宇佐神宮に
祀られたことで、
これは、
天照大神に次いで
天皇家の皇祖神と
なったという意味で、
朝廷での知名度を上げていくのです
とはいえ、
八幡神は、
本来は、
日本の神ではなかったのではとの
指摘もあるのです
「八幡宇佐宮御託宣集(ごたくせんしゅう)」によると、
八幡神は、
「辛国」から日本にやって来た神で、
辛神とは、
朝鮮とされています。
当時の九州には、
多くの渡来人が
移り住んでいたので、
渡来人が信仰する神が
定着して、
八幡神として祀られたことは
あり得ることです
八幡は、
<ヤハタ>や<ヤワタ>とも
読みますが、
これは、
朝鮮語で海をバタというのに
由来するともされています。
又、
地元の豪族の
宇佐氏が信仰した神が、
八幡神の起源という説もあり、
本当のところは、
分かっていないのです
ただ、
宇佐の地は、
古くから
百済と交流を結ぶ一方で、
新羅とは
緊張が絶えない関係だったので
八幡神は、
軍神として崇められ
国境を守る護国神としても
受容されていきました。
応神天皇の母である
神功(じんぐう)皇后も
宇佐神宮の祭神ですが、
新羅との関係悪化から、
神話で新羅を征伐したと伝えられる
神功皇后への信仰は、
高揚していき
神功皇后が、
住吉神を祀っていたことから
皇后と住吉神が
海の神として
関西で多く祀られるようになったのです
参考記事
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いわゆる「ニ拝・ニ拍手・一拝」のやり方と「拝」と「礼」の違い
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