こんばんは~
出雲大社の系列の神社の巫女を経まして。
教派神道の神職の資格を習得した占い師、白川葵です
本日もお忙しいところ、ご訪問ありがとうございます。
初めての方も、よろしくお願い致します。
家の玄関に上がるときには、
脱いだ靴の先を
扉の方に向けて揃えるという
マナーがありますよね
このように
靴を
つま先が玄関で、
かかとが室内に向くように
置くことを
「出船の形」といい、
出港していく船に
なぞらえています。
この「出船の形」が
マナーとして普及した
由来は、
戦国時代に
武士の間で、
茶道が大流行したから、
なのですが、
茶道を完成させたのは、
千利休です
茶道は、
独立した部屋や建物で
嗜むのが慣わしでしたが、
利休は、
茶室に「にじり口」という
出入り口を作りました。
にじり口は、
縦も横も
60~70センチと、
小さかったので、
身体をかがめないと、
部屋に入れませんでした
それなので、
茶室に入ると、
再び外に出るときには、
通常の玄関より狭いので、
履物を揃え直すにも、
手間がかかってしまいます
ならば、
はじめから
茶室に入るときに、
「出船の形」にして
おこうというのが
習慣になったのです。
茶道を楽しんでいたのは、
主に武士だったので、
彼らは、
常に
敵による襲撃を
警戒していました。
いざというときに、
すぐに出陣出来るように
履物を
すぐに履ける状態に
しておくことに
こだわったのです
つまり、
「出船の形」が習慣となったのは、
武士が、
敵の襲撃で「死なない」ためだったのです
昔からのしきたりに、
「畳のヘリを踏んではいけない」
というのもありますが、
これも武士が「死なない」ための慣習です。
武士が
命を守るための慣習が、
今の時代のしきたりに
なっていることが
結構あるのですね
それで、
利休はなぜ、
小さなにじり口を
設計したのかは
「身分の高い者でも、
頭を下げなければ
茶室に入れない」ことで、
茶室では、
全ての者が平等に、
身分を持ち込まずに
茶の湯を楽しもうという
利休の心意気だったのですが、
実際には、
茶室の中に
武器を持ち込ませない
意味が大きかったそうです
武士は、
刀を携帯しているので、
茶室内で
暴れられたら
大変なことになります。
それで、
刀を満ち込めない仕様にし、
短刀ですら、
つかえる狭さにしたのです。
にじり口の前には、
刀掛けが設置され、
刀を置いていくのが、
定着していたそうです
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