2023年、昨年紹介した本を振り返ります。
今回は、2023年7月から9月までに紹介した本、その他の記事を振り返ります。読書については、☆印付きです。
2023年7月
結城 真一郎「救国ゲーム」☆☆☆(3)
日本の社会の問題を動機とする犯人が斬新なミステリー
○相沢 沙呼「invert II 覗き窓の死角 」☆☆☆+(3.5)
「 medium 霊媒探偵 城塚翡翠」、「invert (インヴァート) 城塚翡翠倒叙集」に続いて城塚翡翠の主人公の作品集
○中村 富士美「おかえり」と言える、その日まで 山岳遭難捜索の現場から☆☆☆☆(4.0)
山で行方不明になった人を捜すレポート
○小林 快次 「ティラノサウルス解体新書 」☆☆☆+(3.5)
ティラノサウルスについて、最新の研究成果論文を踏まえて分かりやすく解説した恐竜本
2023年8月
○小川哲「君のクイズ」☆☆☆+
クイズ王を決める対決での出来事の謎を解くミステリー
○雨穴 「変な絵」☆☆☆☆(4.0)
挿入されている絵が恐怖を誘う先が読めないミステリー
○バウンド「こども行動経済学 なぜ行動経済学が必要なのかがわかる本」☆☆+(2.5)
行動経済学について、大雑把に知ることができるオールカラー本
○東野 圭吾「悪意」☆☆☆
作家が殺されるミステリ-。加賀刑事が登場します。
2023年9月
○安壇 美緒 「ラブカは静かに弓を持つ」☆☆☆+(3.5)
主人公が音楽教室の仲間や先生になじんでいきますが。。。
○青山美智子「月の立つ林で」☆☆☆☆(4.0)
登場人物がネットラジオを聞くことで、気づきが得られたり 家族との関係とか改善していくという連作短編
○夕木春央「方舟」☆☆☆☆(4.0)
先の読めない展開、迫るタイムリミット、ラストの大どんでん返し。
○深井龍之介「世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考」☆☆+(2.5)
偉人たちの生涯から、悩みを解決する手がかりを得られます
○古内 一絵「百年の子」☆☆☆☆(4.0)
主人公が会社の歴史を探ることで、家族との関係性が変化。」
残り(10-12月)は、次回1/12予定です。
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20冊以上レビューした本を中心に整理してあります。
インデックス:伊坂幸太郎
インデックス:恩田陸
インデックス:東野圭吾
インデックス:村上春樹
インデックス:宮部みゆき