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2001年1月15日第1刷 発行 講談社文庫 365ページ 1996年9月 双葉社から単行本として、2000年1月 講談社から講談社ノベルズとして刊行
○東野圭吾「悪意」読みましたか
野々口と日高は小学校時代からの友人です。日高は小説家としてデビューし、また野々口もまた、最近教師を辞めて絵本作家となりました。
日高はカナダに移住する計画を立てており、今日はその出発日。野口は日高家を訪れます。その夜、日高は何者かに殺されました。
野々口は、その事件について自分の思うところを手記に記録していました。それを担当の加賀刑事に見せるのですが、加賀は以前教師をしており、野々口と加賀は同僚でした。。。
ということで、東野圭吾「悪意」読みました。「新参者」等々、数々の東野作品の主人公となっている加賀刑事が登場する作品です。
野々口が手記でミスリードを誘おうとしますが、加賀の深い洞察力が、犯人とその動機に迫ります。
加賀刑事の小さな違和感が、大きな謎を解く鍵になります。小さな違和感、こだわり、大事なのですね。71523
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