東野圭吾「新参者(しんざんもの)」読みました 刑事、加賀恭二郎が下町で活躍! | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

新参者


☆☆☆☆
348p
2009年 9月 講談社

 

○東野圭吾「新参者(しんざんもの)」読みました。


刑事、加賀恭二郎が、下町で起きた殺人事件を追いかける連作短編です。それぞれの話がある意味独立していて、飽きません。スルスルと読めてしまうところは、さすが東野圭吾です。


TVドラマもすこし見ましたが、ちょっと重苦しい感じがしますね。この作品、本の方が味わいあります。


東野圭吾の作品は、非常に多いですが、この本の筆者紹介の欄に加賀恭一郎が登場する作品名が並んでいました。「卒業」、「眠りの森」、「どちらが彼女を殺したか」、「悪意」、「私が彼を殺した」、「嘘をもうひとつだけ」、「赤い指 」。「赤い指 」だけ読んでいますが、後は未読です。


これからこのシリーズ、読んでみたくなりました。以下は、簡単な覚え書きです。6090


第1章 煎餅屋の娘 小説現代2004年8月号
あるマンションで女性が殺されました。ある保険院のアリバイを探しに、加賀は煎餅屋を訪ねます。ここのおばあちゃん、「使命と魂のリミット」に出てきたような気がします。。。


第2章 料亭の小僧 小説現代2005年6月号
殺された女性の部屋に人形焼きがありました。その件について、ある料亭で修行中の青年の元へ加賀恭一郎は訪ねていきます。。。


第3章 瀬戸物屋の嫁 小説現代2005年10月号
殺された女性がある瀬戸物屋に訪ねていった。その足取りを追う加賀恭一郎。嫁と姑と旦那の描写がリアル。


第4章 時計屋の犬 小説現代2008年1月号
時計屋の主人は殺された女性と犬の散歩の時に逢っていた???


第5章 洋菓子屋の店員 小説現代2008年8月号
殺された女性の子供で、家出した弘毅が登場。彼は父親からの連絡があるまで、母親が殺されたのを知りませんでした。


第6章 翻訳屋の友 小説現代2009年3月号
殺された女性は、夫と離婚したのですが、友人の峯子から翻訳の仕事をわけてもらえるめどが立ったからでした。でも、峯子は恋人ができ、仕事で海外に行く恋人から、一緒に行くように誘われていました。。。


第7章 清掃屋の社長 小説現代2009年5月号
清掃屋の社長が殺された多美子の夫です。彼には、離婚後、若い女性秘書をすぐに雇いました。。。、


第8章 民芸品屋の客 小説現代2009年6月号
加賀恭一郎は、民芸品屋に行って、いくつも種類ののコマを箱買いしました。。。


第9章 日本橋の刑事 小説現代2009年7月号
事件が解決、謎は解けます。。。



追記↓こちらは、ドラマのDVD

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