ノイズを止めるにはまずアースをしっかり取りましょう。 | 北アルプスのほとりからですが、何か?

北アルプスのほとりからですが、何か?

仕事の都合で、群馬から長野は信濃大町に居を移すことになりました。

あ、これは昨日のエントリーの補足になります。モービル用フレキシブルマイクを固定常置場所に設置、運用を開始いたしましたが、ちょっと問題が起きておりました。はい、タイトルでも触れていますが、ハム音、要はノイズが電波に乗ってしまっていたのです。ごくわずかだったんですけどね。

 

原因は当初からはっきりしていました。今まではマイクと無線機は別電源にしていました。特にマイクは、ノイズが乗ることを懸念して電池利用での電源としていました。それでも、アルカリ2本で5,6年は優に持つほどの省電力なので、敢えてあ定価電源から取るまでもないということなんですね。

 

ということで、早速対策となります。マイクと無線機を同一電源から撮るということで、ノイズ混入という観点から1つだけ注意する点があります。それは、

 

アースの電位差を作らない

 

ということです。要は、

 

徹底して無線機の筐体からアースを落とす

 

ということでもあります。ではどうしたか。具体的には、

 

着端子を付けた太めの導線を、無線機側面のねじ(取付ブラケット固定用)とパソコンデスクの固定ねじを最短距離で共締め

 

しました。それでもノイズが減りましたが、完璧に亡くなった訳ではないので、さらに

 

パソコンデスクとアース端子を、圧着端子付き導線で接続

 

しました。ここまでやるとさすがになくなりますね。ということで、今後の快適な運用が保証されました。めでたしめでたし。

 

現在使用しているIC-207Dは、今後車載で使用する予定です。その際もノイズ、特にオルタネターノイズの対策が必要となりますが、ノイズフィルター云々言うよりまずはアース対策ということになりますね。今回結果が出ましたので、それをさらに生かしたいと思います。