昨年の12月初旬、都内の紅葉スポットで最も人気の高い『九品仏浄真寺』へ出掛けた。初めてこの寺院に訪れたのは2021年12月9日なので今回で5回目となる。5年前と言えば世間はコロナ禍真っ只中で緊急事態宣言が出ていたため、東京はまるでゴーストタウンのようだった。人影はおろか車の走る姿も疎らだった。あれから早いもので5年の歳月が流れ、コロナを忘れてしまうほどの人の波が押し寄せ観光地は賑わっている。但し、コロナが無くなった訳ではない。現在も尚コロナは型を変えて人の命を奪っている。マスク着用や手指の消毒など、万全の心構えで日常を過ごして行きたいと思う。
さて、今回のもみじ狩り、九品仏浄真寺については過去に何度も書き綴って来たので特筆すべき点は見当たらないのだけれど、やはり寺院特有の静寂が佇む中にあって、都会の喧騒を打ち消すかのような日常が足を一歩踏み入れただけで非日常の異空間へと吸い込まれてしまう。そんな景観をカメラに収めようと、夢中でシャッターを切ったのだが…。
あまりに夢中になり過ぎてその場を離れる際、足元が疎かになりまたもや転倒!しかも思いっ切り派手に転んでしまった。転ぶ瞬間、右手のカメラに視線が行く。カメラ大丈夫?と確認し、自分の身体は後回し…。周囲には結構人がおり、かなり恥ずかしい思いをしたが、何事もなかったかのようにその場からスクッと立ち上がり別の場所へ移動しながら撮影を続けた。派手に転んだ割には何処も怪我した様子もなく、膝の辺りに少しの痛みが残った程度。血液サラサラの薬を服用しているため酷い内出血を起こすかと思ったがそれもなかった。
風景や夜景を撮る時は転倒する事は殆どないのだけれど、一番気を付けなければ行けないのは三脚にカメラを固定した状態で撮影場所を移動する時だ。夜景の場合、周りの街灯などがあれば足元さえしっかり見て歩けば転ぶような事態に遭遇しないのだが、真っ暗な場所や階段昇降時は最も注意が必要となる。数年前、階段を降りる時に滑ってしまい全治2ヶ月の大怪我を負った時は激痛で歩く事もままならない状態だった。その怪我の傷跡が今も右足に残っている。右足の脛の部分が一皮剥けてしまい火傷を負った時のようになり、怪我をする前の状態にはもう戻ってくれないようだ。カメラも勿論大切だが自分の身体を労る事を忘れてはいけない。自分が動けなくなったら大好きな撮影も出来なくなってしまう。カメラは壊れたらまた買えばよいが、命は買い替える事は出来ないのだから大切にしましょうね。




















































