プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

詩集 天国の地図/神戸 俊樹
¥1,260


長い闘病生活を余儀なくされてきた著者が、生きる糧とした詩作。

魂の叫びの集大成!


アマゾンオンデマンドで発売中!!

 

 

ニッコールクラブ静岡支部写真展ポスター

ニッコールクラブ静岡支部 写真展 2026

写真展に集まる人々、作品鑑賞

東京ゲートブリッジ夕景写真、風景写真

ダイヤモンド・プリンセス号、清水港に停泊

清水港に停泊する豪華客船と富士山

 

 

 青空から見放されてしまったかのように毎日雨続きだったので天気が心配だったが13日、静岡に着くと昨日までの天気が嘘のように秋晴れの青い空が出迎えてくれた。それだけでも十分嬉しかったが、ギャラリーえざきの入り口にな、なんと!!自分の作品がポスターになっているではないか!。作品をポスターに使用する事は前もって知らされていなかったのでとにかく驚いた。

 会場に入ると養護学校時代の同級生が待っており、笑顔で出迎えてくれ再開を喜び合った。私は受付当番でもあったので長い時間あまり会話する事もなかったけれど、薄くなった頭と白髪交じりの友が「若いねぇ!」と一言。私の黒々とした髪の多さにかなり驚いた様子だった。自分の作品4点について説明しながら昔話に花が咲いた。東京ゲートブリッジの夕景写真は2019年9月に一眼レフデビューして1ヵ月が経った頃に撮影した思い出深い記念すべき風景写真である。これが切っ掛けとなり以降、風景撮影にのめり込んで行った。

 帰省2日目の14日は藤枝在住カメラ歴60年の大先輩(順ちゃんと呼んでいる)と昼にギャラリーで合流する事になっていた。ホテルを10時にチェックアウトして、昼まで時間があるため駿府城、呉服町、七間町辺りを散策して時間を潰した。17歳の頃に初めて付き合った彼女の面影が街並みと重なって手を組んで歩いた青春時代が蘇る。彼女も同じ17歳で、ピンクレディーのミーに似ていた。詩集「天国の地図」の「過ち」はその彼女との事を綴った詩である。

 ホテルを出た時、既に気温が30℃を超えており、青空も広がっていたが、昼少し前から雲に覆われポツポツと雨粒が落ちて来た。早めにギャラリーへ向かうと順ちゃんが既に来ており、ニコニコと笑顔を溢れさせ懐かしい「藤枝弁」で挨拶。順ちゃんから見れば私は弟のような存在。幼少期からの知り合いなので付き合いは長く遠くの親戚よりも親しい間柄である。私の作品を見ながら「短期間でよくここまで上達したなぁ!」とベタ褒め。だが、順ちゃんの撮った写真にはまだ遠く及ばない事は分かっている。いつか順ちゃんを超えるような写真を撮る事が私の目標でもある。

 ギャラリーで3時間ほど話し込み、次に向かったのは清水港の玄関「日の出ふ頭」。大型豪華客船の「ダイヤモンド・プリンセス」が夜7時まで停泊中と言うのでそのクルーズ船の見学に。ダイヤモンド・プリンセスで思い出すのは新型コロナの集団感染である。それにしても近くで見るとその大きさに圧倒されっ放し。出航する時に花火が数発上がったのには驚いた。どんよりと灰色の厚い雲に覆われた空を見て富士山は諦めていたけれど、なんとほんの数分?その富士山の雄姿を眺める事が出来た。しかも清水港からの富士山は初体験であった。だから嬉しさ倍増!晴れていたらもっと感激出来たかも知れないけれど、自分の望みが全て叶えられた大満足の1泊2日だった。最後に写真展に足を運んで頂いた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

早朝の不忍池に咲くピンクの蓮

ピンクの蓮の花と葉

ピンクの蓮の蕾と葉、池の風景

ピンクの蓮の花と葉

ピンクの蓮の花と緑の葉

 

 

 蓮の花を初めて撮ったのは2年前だったと思う。場所は確か『小石川後楽園』と記憶している。過去記事を振り返ればその時の様子が確認出来るだろう。その時、不忍池にも行ったが時季が早すぎたせいか計画を達成出来ず、日を改めて小石川後楽園へ出向く事となったが当時の私は蓮について知識が全く無く、蓮が午前中の早い時間に咲く花だと知らなかった。そして昨年7月下旬、朝の苦手な自分を鼓舞して不忍池へ出向き、初めて蓮をカメラに収める事が出来た。

 今回は前回の時よりも更に早く午前6時半に起き7時には家を出た。電車(都営三田線)に乗り春日で都営大江戸線に乗り換え上野御徒町で下車。徒歩5分ほどで上野恩賜公園に着く。乗車時間は20分程度なので不忍池は蓮を撮るのに最も近い絶好の場所である。一眼レフを始めて6年あまり経つのに何故今まで蓮を撮ろうとしなかったのだろう?神秘的でありながら且つ最も天に近い存在。泥水の中で育ちつつもそれを想像させない美しく清らかな様は正に神が愛した花である事は間違いないであろう。

 池の中に咲いているため、撮りたい被写体が近づけない距離にある場合はやはりズームか望遠レンズの出番である。いつもの事だけれど今回もタムロンの70-300mmを使用して撮影した。レンズの圧縮効果(被写体と背景の距離感が実際より縮んで見える現象)。により人間の眼では体感出来ない表現が可能となる。『早起きは三文の徳』なんて諺があるけれど、花開いた蓮を撮りながら早起きすると良い事が待っているものだとつくづく思った。いつか機会があれば更に早起きして『朝焼け』のダイナミックな風景を撮りたいと思っている。

 

 

 

花火大会の夜景と河川敷

夜空に咲く板橋・戸田花火大会の青い花

板橋・戸田花火大会の鮮やかな打ち上げ

板橋・戸田花火大会の鮮やかな打ち上げ

花火大会、河川敷、夕暮れ、炎天下

ニッコールクラブ静岡支部写真展ギャラリーアクセス

ニッコールクラブ静岡支部 メンバー募集

※ニッコールクラブ静岡支部HPです。会員募集中!!↑クリックすると見られます。

 

 皆さま、残暑お見舞い申し上げます。

 二つの逆走台風の影響で大気が不安定となり北海道を除く列島各地でゲリラ雷雨が頻発し、記録的な豪雨に見舞われた地域もあります。折角のお盆休みも不安定な天候によって予定を余儀なくされ散々な夏休みになってしまった方も多いかと思います。8月前半でこれほど多くの雨が降るのも珍しい現象だとは思いますが、近年の地球温暖化に歯止めが掛からず、日本列島全体が熱帯化に進んでいる状態なのだと推測します。

 今年は一体台風が幾つ発生するのやら、どんよりとした灰色の分厚い雲に覆われた空を見上げ、ため息を着く日々であります。

 さて、今年も花火大会に行って参りました。8月1日荒川河川敷で行われた『板橋・戸田同時開催花火大会』、今回で3回目となりましたが、前回はレンズの選択ミスと言う初歩的な失敗をしてしまいまともな花火を撮れなかったのですが、今回は予想外の展開が待ち受けいました。

 気温37℃、真夏の太陽が容赦なく照り付ける炎天下の中、西高島平駅から戸田公園(荒川河川敷)を目指す。Googleマップでは徒歩20分と表示されるのだが、心臓疾患を抱える自分の足ではその2倍は掛かるだろうと思った。笹目橋の手前の道がなだらかな上り坂となっており、この坂を登り切るのに10分以上掛かっただろうか。健康体の身体であれば3分も掛からないと思う。途中で何度も立ち止まり休憩と深呼吸を繰り返す。笹目橋を渡るにもかなり時間が掛かる。何故自分は敢えて大変な思いをしてまで歩いて行くのか?駅でタクシーに乗ってしまえば楽なのに…とこの橋を渡る度に思う事であったが、苦労して目的知に着いた時の爽快感を味わいたいのだろう。しんどい思いをして山を登る時の気持ちに似ているかも知れない。登山の経験がないから分からないけれど…。

 日傘を差すのも初めての事だったが、あまりの暑さで傘が役に立たないほどだった。戸田競艇場辺りまで来ると目的地はもう目の前だが、建物の日陰を探して歩き疲れた身体を休めた。時折吹いて来る風が涼し気で気持ちが良かった。そしていつもの撮影ポイントに着き、波けしブロックの上に三脚を立ててその時を待っていると、数名の消防職員が巡回にやって来て「ここは危険ですからだめです」と注意されてしまった。そこで私は食い下がり「この場所は昨年も来たし今回で3回目です」と説明するも「水難事故のリスクがありますので」と…。10分ほど粘ってみたが許可が下りる訳もなく「事故があれば責任を問われるのは私たちですから」とだめ押しを言われてしまい、私は彼らに敬礼をしてその場を去った。

 打ち上げ開始1時間前になって撮影場所を探すのはかなり無理があった。河川敷は多くの見物客で埋め尽くされている。どうしても撮影の構図に川面を入れたかったので立ち入り禁止の直ぐ近くに何とか場所を確保したものの、邪魔な看板や塔があったりして、すっかりテンションが下がってしまい捨て鉢な気持ちでの撮影となってしまった。そんな事もあって花火のフィナーレを動画で撮る予定だったがそれもすっかり忘れてしまい気付いたら花火大会は終わっていた…。

 

第18回ニッコールクラブ静岡支部2026写真展

時間/10時~17時 休館日なし

(初日は13時から、最終日は16時まで)

会場/ギャラリー江崎1F

静岡市葵区七間町8-20 毎日江﨑ビル1階

(静岡駅北口より徒歩17分)

今回から作品を額に入れて展示致します。

私は9月13日の午後13時頃に会場入りし、翌日の午後再度会場へ行き夜、東京に帰る予定です。

ピンクの紫陽花と青い背景

青い紫陽花と緑の葉

青い紫陽花の花と緑の葉

青い紫陽花、梅雨のしっとりとした風景

ピンクと紫陽花の幻想的な画像

 

 

 紫陽花と言えばやはり梅雨(雨)のイメージがぴったり。だから本音を言えば雨の日に撮ってみたかったのだが、低い位置に咲く花はどうしてもローアングルからの撮影になる。身体をかなり低くして目線と同じ高さを維持しなくてはならない。花を撮る時は毎度の事なので慣れているつもりでも身体が中々言う事を聞いてくれない。歳を重ねて行く内に体力も落ち体幹も鈍って来ると日常の生活だけでなく写真撮影にも影響が及ぶ。普段から筋トレやストレッチなどして出来るだけ筋力を維持して行きたいのは山々なのだが…。

 雨で濡れた地面に膝を着いたり時にはしゃがみ込んでの撮影になるとやはり雨の日の撮影は避けたくなる。雨の日こそ艶っぽい紫陽花をカメラに収める絶好のチャンスなのでいつかは雨に濡れた紫陽花に挑戦したと思っている。

 今年も昨年と同様、白山神社へ行って来た。6月6日~6月14日の期間は『文京あじさい祭り』が開催され多くの訪問客で賑わう事は分かっていたので、開催中は混雑して撮影に集中出来ない事が予想されたため、開催前日の5日に行って来た。会場となる白山神社及び神社裏手に隣接する白山公園ではイベントの準備が着々と進んでおり、想像以上の人出だった。TBSのワイド番組『ゴゴスマ』のリポーター(奥平さん?)も取材に来ていたようだ。

 肝心の紫陽花だが、前回と殆ど同じ時季だったのだが、まだ開花していない株も多くあり、期待外れの感が否めない結果となった。それでも何とかして紫陽花特有の魅力を探すため、さほど広くはない会場を3回ほど歩き回った。そう言えば昨年はベンチに座ってベースギターを弾いている少女に出会い写真を撮らせて貰った事を思い出したがあれから早いもので一年が経過した。

 

 

梅雨空の下

淡い光を放ちながら

雨を待つうら若き乙女のような君を探し回り

いつしか疲れ果て深い眠りに着く

青は静かな想いを語り

紫は秘めた記憶の欠片を残し

桃色は安からな休息を与え

寄り添う無数の花びらが

ひとり一人の心に寄り添う詩のように

季節がページをめくるたび

六月の風景にそっと一篇の贈り物を咲かせる

 

 

白い帽子を被った女性、ポートレート撮影

白い帽子を被る女性、ポートレート撮影

新緑の木漏れ日と葉

新緑の葉、光合成で輝く

新緑の葉、木漏れ日、生命力

 

 

 前回のネモフィラと同じ舎人公園での撮影である。花壇の真ん中辺りにネモフィラの上で写真撮影が出来る『ネモフィラスカイステージ』が設置されており、そのステージで記念撮影をしていた人たちが多くいた。その中でもひと際目立っていたのが、白い帽子を被った素敵な女性。この女性は多分モデルさんだと思う。近くで30代くらいの男性カメラマンがキャノンの一眼レフに EF100-400mm(憶測)の望遠レンズでパシャパシャと撮りまくっていたので、私も仲間に入れてもらい撮影。

 ポートレートを撮る場合、私は後ろ姿、横、斜め横の構図が好きである。後ろ姿は鏡でもない限り自分で見る事は出来ない。その後ろ姿にこそ人の生き様(物語性)を感じるからである。撮影時の注意点はモデルさんにカメラを意識させないよう心掛けている。雑誌に掲載するような場合は別だが、モデルさんの表情が不自然にならず、ありのままのスナップ写真のように日常の視点から美しいものを切り取る作業が必要となる。

 実を言うと一眼レフで最初に撮った写真は人物だった。私の前を少し離れて歩く男性の後ろ姿で、髪はボサボサに伸び切って着ている服も所々敗れて汚くおそらく風呂にも長い事入っていない様子が伺えた。そんな後ろ姿が強烈に瞼に焼き付いた。この人の人生に一体何があったのだろうと思いつつシャッターを切った。その写真はパソコンの中に眠っている。それが私のポートレートデビューであった。

 春の木漏れ日を浴びて緑の枝葉が光合成を繰り返し、至る所に生命力が宿りキラキラと輝く季節は希望と成長の証しでもある。生い茂る若葉を手に取りそしてカメラに収めて行く。微風が優しく頬を撫で、新緑の海で思い切り深呼吸。空気がとても美味く「ああ、生きててよかった」と実感した。

舎人公園のネモフィラと青い玉ボケ

舎人公園のネモフィラと青い玉ボケ

舎人公園のネモフィラ畑のクローズアップ

舎人公園のネモフィラと青い玉ボケ

 

 

春の大地に優しい光が降り注ぎ

空が笑顔の種を蒔いて行く

それはいつしか芽吹いて

希望に溢れた心に変わり

空と地上で交わした約束を果たすため

青い囁きが

この大地を青く清く染めてゆく

 

 

 4月25日、舎人公園のライトアップイベント『花と光のムーブメント』へ行った。この日は好天に恵まれ、絶好の花見日より。土曜日でGW直前と言う事もあり多くの観客で公園は溢れ返っていた。緑の芝生の上でシートを広げ温かい春の陽ざしを浴びながら幸せ一杯な気分を満喫する家族やカップルたちを見ていると独り身の私まで幸福な気分に包まれた。遠い異国の悲惨な争い事などとは無縁なこの時間がとても貴重に思えた。

 ネモフィラがメインであるため、ネモフィラ畑の周りを囲むように記念撮影に勤しむ人たちが思い思いのネモフィラをカメラに収めていた。殆どの人がスマホでの撮影だったが、モデルさんと思われる綺麗な女性を一眼レフで撮っている人もチラホラ見掛けた。この日、私は2本のレンズを使って撮影。まずはタムロンの70-300mmf/4-5.6で撮影した後、陽が暮れかかり花壇に敷き詰められたLED電球が点灯し、畑が様変わりしてから同じくタムロンの28-75mmf/2.8で撮影。

 LED電球の光が青い玉ボケとなり撮影していてとても楽しい気分になれた。ネモフィラ以外にも様々な春の花が美麗な花壇を演出していた。地面にしゃがみ込んでローアングルからの撮影は身体に負担を掛けるので撮影後はへとへとになったけれど、狙い通りの物が撮れた時は疲れなど吹き飛ぶほどの達成感を味わう事が出来、充実した撮影日よりに感謝した。

新宿高層ビル群と夜景を彩る木々

新宿高層ビル群の夜景、光条と緑

新宿の超高層ビル夜景

新宿都庁の夜景、広角レンズで撮影

 

 

 24時間眠らない街、新宿。東洋一の歓楽街と呼ばれる歌舞伎町のネオンサインも魅力的ではあるが、お酒を殆ど飲まない私にはあまり縁のない場所。それでも煌めくネオン街を撮りたくて何度か歌舞伎町界隈を歩いた事はある。そう言えばふっと懐かしい記憶を思い出した。20代前半の頃、歌舞伎町の映画館で、深夜に『地獄の黙示録』を観た。一人ではなく誰かと一緒だったがその相手までは思い出せないが何処かの店で飲んだ後、終電に間に合わなかったため、映画館で一夜を過ごす事となったのだと思う。映画は2本立てだったと思うがもう一つの作品は全く思い出せないので多分眠ってしまったのかも知れない。

 翌朝5時頃に映画館を出るとそこら中に空き缶や紙切れなどのゴミが散乱し、烏が数羽ごみ溜めに集まり餌を漁っていた。眠気が強く残る足元は酔いの影響もあってふら付きながら駅へと向かった。建ち並ぶ高層ビルの合間を縫って風が「ゴオッ」と音を立てて吹き抜けて行った。

 この薄明りのような淡い思い出が私の歌舞伎町(新宿)初体験である。東京のような大都会の魅力と言えばやはり超高層ビル群だ。日中はあまり気にならない風景も陽が落ちて辺りが暗闇に包まれるとその景観が一変する。街全体がまるでライトアップされたかのように煌々と光り輝く異世界へと変貌する。三脚にカメラを固定し、この壮大な世界を撮る為だけに用意した超広角レンズの出番である。夜景を撮る際に愛用しているレンズはLAOWA14mmの単焦点レンズ。電子接点がないため、ピントも絞りも全てマニュアル。そして何より気に入っているのは絞り羽5枚という点だ。

 夜景の醍醐味と言えば自然の光と人工の光が織りなす『非日常の世界』である。その神秘的・幻想的でもある雰囲気は肉眼では決して見る事の出来ない光のアート。10本の光芒(光条)が槍先のように鋭く伸びる様は圧巻の美しさである。私が夜景撮影に憑りつかれたのもこの光芒の存在だ。都心であればそこら中に高層ビルが建ち並んでいるけれど私のお気に入りは都庁のある西新宿界隈。自分の最も好きな場所でお気に入りの被写体をカメラに収める時、至高の時間を味わう事が出来る。

ピンクのチューリップと青い小花

フリンジ咲きチューリップ:浮間公園とお台場

ピンクのチューリップ、浮間公園とお台場

ピンクのチューリップ 浮間公園とお台場

ピンクのチューリップ、浮間公園とお台場

 

 

 最初の2枚は浮間公園、後の3枚はお台場で撮影した。近場でチューリップを手っ取り早く撮るなら浮間公園だが、都内で他にチューリップが沢山咲いてる場所をネットで検索してみると最大規模の昭和記念公園や、都心の日比谷公園、猿江恩賜公園、お台場などがヒットする。チューリップだけが目的なら一番近い浮間公園で十分だが、撮影の時はつい欲張りになりあれもこれも撮りたくなってしまう…。風景(夜景)も目的となれば当然、三脚は必須条件となる。
 三脚は昨年8月にカーボンファイバー製に変更し重量も1キロ未満と軽くなったため、持ち歩く際の心臓への負担は軽減されたがそれでも歳を重ねて来ると当然ながら体力・筋力も衰えるため最近はやはり辛くなる。特に登り階段や登り坂はかなりキツイ。ハァハァと息を切らせ心臓をなだめながらの撮影。特に花の撮影はシャッターを切る際は息を数秒止めるため尚更心臓に負担が掛かる。風景撮影の場合はそれから解放されるので花などに比べれば数段撮影が楽になる。
 チューリップの場合はそれほど低い位置ではないためネモフィラに比べれば撮影は楽な部類に入る。花の品種については相変わらず『花音痴』を卒業出来ていないのでサッパリ分からないけれど、チューリップも品種改良が進み様々な種類のチューリップが存在するようだ。自分が撮ったチューリップがどの部類に入るか知らないけれど、浮間公園とお台場では種類が明らかに異なるのは花の色や形で区別が着く。
 地球温暖化が進み最近は日本の四季がかなり狂い始めており、季節が徐々にずれ込んで来ている。春は3,4,5月と確か一般的には定義されていたが4月に夏日が増えて来たり5月に真夏日を記録するなど季節の熱帯化が四季を彩る植物にも影響を与え始めている。このまま年月が流れて行けば何れ日本から四季が消え夏と冬の二季になってしまうかも知れない…。そんな季節になってしまったら花たちも戸惑っていつ咲いてよいか分からず狂い咲きする花も出て来るだろう。言葉を発して意志を伝える事が出来ない植物たちの嘆く声がカメラのファインダーを通して伝わって来る気がした…。

 

浮間公園の夜景、風車と桜のライトアップ

千鳥ヶ淵の桜とボート

菜の花が咲く浮間公園の風景

浮間公園の菜の花と水面

 

 

 桜満開の便りが春風に乗って届いた3月29日、早速、自宅から徒歩30分程度の近さにある浮間公園へと出掛けた。新板橋まで都営三田線に乗りわざわざ時間を掛けて遠回り。JR埼京線の各駅に乗り換え浮間舟渡で下車すると目の前で目的地の浮間公園が出迎えてくれた。その日は『舟渡桜まつり』が開催されていたので、大勢の花見客で賑わっていた。『花と光のムーブメント』のライトアップイベントもこの時季になると毎年開かれる。今回もその夜景を撮る事が目的だった。
 この公園の目玉はやはり風車とその周りに咲くチューリップやネモフィラ、サクラがメイン。気温も20℃まで上がり風も穏やかで4月下旬並みの絶好の花見日よりとなった。
 満開のソメイヨシノの下では青いシートを敷いてお祭り気分で上機嫌な人々の笑い声が青い空へと舞い上がり、平和そのものの有難さを実感した。風景のどこを切り取っても人が写り込んでしまうほどだったので、日中はチューリップの撮影に専念した。それにしても外国の客(インド?)がとても多くて驚いた。多分、この近所に住んでいる方たちだと思われる。
 目的の夜景を撮り終えて、帰路は徒歩。急ぎ足なら30分も掛からず自宅に着く距離だ。が、陽が落ちて風が出始めた途端に気温が下がり肌寒くなったのでバッグに入れておいたカーディガンを羽織って寒さをしのいだ。
 そして雨模様の天気が続き桜の見納めとなった4月3日、千鳥ヶ淵へと出向いた。有名な花見のスポットなので混雑は覚悟の上だったが、行ってみると予想を遥かに超える人出で、撮影するのも一苦労…。次々と押し寄せる人の波に吞み込まれそうになりながらシャッターを切ったので、没になった写真の大量生産となってしまった。この日の撮影では桜を背景にして撮った菜の花が特に印象に残った。
※前回の受賞記事では皆様から沢山のお祝いコメントを頂き、改めてこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。受賞作品の展示期間が3月31日で終了したため、希望者には作品を返却してくれると言うので5月になったら受け取りに行く予定です。その頃には春バラが見ごろの時季となるため、沢山のバラをカメラに収めて来ようと思います。

 

 

 

 

優秀賞「誘惑の紅い花」秋バラ写真

年間フォトコンテスト優秀賞:バラ写真

表彰式で賞状を授与する様子

バラ優秀賞、表彰式で授与

表彰式でバラの写真を説明する写真家

 

 

 

四季の香りローズガーデン10周年記念イベント

年間フォトコンテスト「秋の部:優秀賞」に選出!

審査員:写真家・安島太佳由先生。

 

 この受賞の通知を受け取ったのは2月20日、病院のベッドの上だった。入院でバタバタと忙しない日々を送っていたため、コンテストに応募した事をすっかり忘れていたため、通知のメールを開いて驚きしかも「優秀賞」とありテンションが爆上がりした。

 表彰式を3月1日、午後2時から行うとあったので、なんとしてもそれに間に合うよう退院しなければと担当医に事情を説明し25日退院となった。表彰式までの数日間、雨続きの毎日で落ち着かなかったが、表彰式当日は昨日までの悪天が嘘のように空は青く晴れ渡り、気温も初夏を思わせるほどの好天となった。表彰式はガーデン内にある施設「講習棟1偕」で行われた。

 一眼レフカメラを始めて6年あまり経つが風景をメインに撮り始め、三脚を購入してからは夜景撮影が面白くて夢中になった。その内、夜景が自分の得意分野の一つとなったが、植物などの花はどちらかと言えば苦手の部類だった。中でも花の女王と呼ばれる薔薇にはかなり手を焼き、思うように撮れず薔薇だけは避けていた…。その苦手だった薔薇での受賞。嬉しさを飛び越えて今も夢でも見ているような気分である。

 撮影した秋バラは昨年11月15日に撮ったものであるが、撮影当初はコンテストの存在を全く知らず、普段通りにシャッターを切っていた。使用したレンズは花の定番とも言えるNikkor Z MC-105㎜中望遠マクロ。花を正面から撮っても面白味がないと思い、右下斜めから見上げるような構図で幻想的な花のイメージを創り出そうと思った。その数日後、たまたまこちらのWebサイトを見ているとイベントと言う項目があったので開いて見ると「作品募集」とあり、締め切りまで残り数日あったので折角撮ったのだから応募してみようと言う気になった。賞を取る自信などある訳もなく運がよければ「入選」かな?と軽い気持ちだった。

 その日撮った枚数は100枚を超えていたため、どれを応募しようかかなり迷った。一人1点までとあったので慎重に選ぶ必要があったが、あれもこれもと中々決められないため、自分の直感に任せる事とした。その直感は正しかったと受賞が物語っている。賞状を貰うのは小学生の時に校内図画コンクールで入選した時以来の事である。

 今回の受賞を糧として今後更に良質な写真撮影に邁進し、自分の感性に磨きをかけ、充実の撮影ライフを続けて行ければと思う。