この風景写真は今年2月下旬、河津桜とスカイツリーを撮りに行った時のものである。スカイツリーに何度も足を運んでいる方であれば、写真を見ただけで「ああ、あの辺りか」と直ぐに気づくと思う。東京を代表する下町で最も人気なのは浅草辺りであるが、このスカイツリーのある周辺も「東京ソラマチ」が出来てバラエティ豊かなお店が集う観光スポットとなった。
スカイツリーが出来る前この辺りがどんなだったか知らないけれどAIの情報によると東武鉄道の貨物ヤード(操車場)があり周辺は比較的閑静な住宅地で規模の大きな商業施設はなかったようだ。ソラマチへ行く度に思うのだが、押上駅ホームが狭くて電車を下りてからとても窮屈な感じを抱いてしまうが、駅自体が都営浅草線の路線で他の地下鉄と比べて古い路線である事と、スカイツリーの開業により観光客が異常なほど増加した事も影響しているのだろう。
夕暮れ時と言うよりほぼ夜景と言っても通用するほど日が暮れかかり沈む太陽の夕陽を浴びて空と街全体がなんとも言えぬほど神秘的な景観を見せてくれた。久しぶりの夕焼け空だったのでかなりテンションが上がり、ワクワクしながらシャッターを切った。使用したレンズは以前お話ししたZ35mmf/1.4の単焦点レンズである。明るいレンズなのでこの暗さでも三脚なしの手持ち撮影で、絞りf/2、シャッタースピード1/60秒、ISO200と言う設定である。
下町の空を覆う雲も中々良い感じが出ており、幻想的な夕日に出会えた事に感謝した。かなり寒かったかれど撮影に夢中になっていたので吹き抜ける風の冷たさも忘れるほどだった。ところで、6月24日は病院外来日だったのだが検査結果が気になった。心不全の指標であるBNP値は692と高めではあるものの許容範囲だったが問題は腎機能。クレアチニン3.59、GFR14だった。これは腎臓の残存機能が14%しかないことを示している。このまま悪化して行けば人工透析が現実味を帯びて来た。ただ、2022年10月の心臓オペ以前、5月頃のデータを見るとクレアチニン4.95とかなり高い数値。それと比べれば今回の数値でさほど狼狽える事はないのかも知れない。BNPも数ヶ月前は1400の時もあったし、これ以上悪化する事のないよう日々の生活習慣に気を付けながら過ごして行こうと思う。





































