子どもが不登校になったりすると
親の過干渉こそが原因だ
ってことは、よく目にすると思います。
で、そう言われて、
「いや、それは絶対にない！」
って言えるお母さんって、多分ほぼいないと思います。
少なくても私はお目にかかったことありません。
私自身もバッチリそれだ(>_<)って思いましたしね。
でもね、だけどこれ、
不登校になっていないお母さんに聞いても、
おそらくだけど、半数以上のお母さんが
「私、子どもに過干渉かもな～」
って感じる部分が多かれ少なれあると思うんですよね。
逆に、
「私は子どもが生まれたその時からずっと、
子どもを信頼して、任せて育てられています。」
なんて人の方が少ないんじゃないかな。
だってね、私の周りのママ友見ていても、
お子さんは普通に学校に行っていても
「我が家よりよっぽど過干渉じゃないか？！」って
感じるご家庭、お母さんって正直山ほどいますもん。
（皆さんはそんなことないですかね？）
何が言いたいかって言うとね、
自分のこれまでの過干渉を棚に上げたいわけじゃなくて、
過干渉は、良くなかった、
それは間違いなく、そうなんだけど、
それだけじゃない原因が沢山重なって
（もちろん、子ども本人の個性とかも含め）
たまたま子どもが不登校になるという選択をした。
そして、それをとっても苦しい問題と感じることで
目の前に起きたことに向き合ってみて、
実は目の前に起きたこと(不登校）が問題なんじゃないんだ、
って気づいて、
このことによって感じる苦しさ、問題意識を感じること
そのこと自体に向き合う(＝自分に向き合う）ことが
今、あなたに必要なんだってことを、
今何かを変える、気付くべきタイミングなんだということを、
知らせてくれるサインが、
たまたま不登校だった、
そんな感じなんじゃないかって思うんです。
ちょっと分かりづらいかもしれませんが…
過干渉に育てられた子は沢山いるし、
今も過干渉に子育てしているお母さんは山ほどいる。
ただ、その人たちにとって必要な何か、
大事な気付き、学びを得る機会は
相手が子どもではないのかもしれないし、
不登校ではない、子どもに関する悩み事、なのかもしれないし、
本人にしか分からない、外側からは見えない何かを
実は抱えて悩んで向き合っているかもしれません。
もしかしたら、
そういう問題らしき問題が起きないことで、
向き合うべきタイミングを逃し続けたまま、
必要な何かも、大事な気付きも得ないまま
この人生を終える人っていうのもいるのかもしれません。
そう考えたら、
この時点で、気付けただけでもラッキーだったな私！
って思えるし、(今苦しい人は思えなくて当然ですけどね。）
どこかの誰かと比べることって
結局なんの意味もないな～って思えません？
だって、みんな違う人生歩んで
みんな違うステージにいるわけですから。
そして何より、何が幸せか、なんてことも
それぞれみんな違うものなのだろうし、
だとしたら
必要な課題も違うってことよね。
「あの人より私マシなのになんで？」
って理不尽に思えてならない時期も、
あってもいいし、
そう思っちゃう自分も、もちろんOK。
でも、ひとしきりそこを味わったら
ちょっとこういう視点、
少し上から少し広い視野で眺める景色を
捉えらてみると、まさに視界が開けて
気持ちがスーッと楽になりますよ(^.^)
必要な方に届きますように♪
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