ネット古書店 シロクマ堂のせどり日記  -25ページ目

スウィングガールズ

日経エンタテインメント!
スウィングガールズと始めるジャズ入門

CD未開封で¥3000。


今度BOで見かけた時は自分用に絶対に買おうと思っていると、見当たらない。


CDもちょっと聞いてみたかったけれど、開封してしまうとずいぶん価値が変わってしまうので我慢我慢。ジャズのCDならもう何十枚も持ってるんだから、いまさら入門編のCDを聞くまでもないかと・・・


それにしても、良い時代になったものです。Amazonで中古CDは手軽に手に入るし、廉価シリーズもどんどん発売されている。それでも買えなかったらネットラジオのJAZZの専門局にチューンすればいい。子供のころ、音楽が聞きたくて聞きたくて仕方なかったけれど、レコードは高くて沢山買えなかったし、ラジオじゃ歌謡曲やフォークソングばっかりだったし、FM局も少なかったし、渋谷陽一やイソノテルオの番組を懸命にエアチェックしていた。で、ここ最近はK-POPに肩入れ。今日は朝からチョ・ソンモ6集 を聞いている。最初、とっつきにくかったK-POPだけど、ヒップホップが特にクール。こっちに慣れてしまうと日本の曲がもったりリズム感なく感じてしまう。


本の売上ですが、しばらく続いたどん底状態から少しだけ回復してきました。明日のプロマーチャントの締めでは久し振りに涙が出ない数字になる見込みです。


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価格調整実験

実験してみた。

1200円程度の絶版文庫本で私が値下げのリーダーになってどこまで下がるか下げてみたことがある。皆、ついてくる、ついてくる。早い人だと私が値下げしてから数時間で私のロープライスについてくる。そして、今その本のロープライスは500円台です。つまり、売れるスピードに、値下げのスピードが勝っているのです。1000円近く下げるのに1か月程度でした。


さて、このような価格の過調整ってどうなんでしょう?



ベテランブロガー数人がコメントしています。

Amazonの出品者が増えてもあまりの薄利に嫌気がさして本格的に(=数百冊以上の在庫を抱えて)せどりに挑戦し続ける人はそれほど多くはないののではないかと。


たしかに、一生懸命仕入れてきた本が短時間に利益が出ないか出ても数十円というレベルに値下がりするなら、ぜんぜん美味しい話ではありませんね。


ここ1、2ヶ月値下がりのスピードが加速しているような気がしています。ここで、値下げレースに参加するかしないかは、その人のせどりスタイルに依存するのだとは思いますが、私はとりあえず「参加しない」コースを選びました。約1年せどりをやってきましたが、せどり環境は刻々と変化しているのを感じます。ある時期に非常に有効な作戦が、2,3か月後には利益を出せないやり方に変わってしまうこともありました。


せどりを止めるとか規模を縮小する気持ちはまったくありませんが、今は価格調整で売り上げ冊数を伸ばす戦略はとらないつもりです。確かに私の場合、今は数ヶ月前より利益を出しづらくなっているのですが、それを値下げと冊数増加で穴埋めする方向には進まないということです。

では、何をするのかというと、はっきり決めてはいないのですが、最近は常に「次の手をどうしようか」と考えているところです。会社組織にしているわけでなく、借り入れで在庫を増やしているわけでもなく、気楽な立場なので緊迫感に足りないところはじゅうぶん自覚しているのですが、でも、考えることは止めないでいようと思います。






8勝0敗♪

先日1冊105円で入手したクラシック音楽の楽譜は、結局オークションに出品したのでした。


1冊700円~1000円×8で開始。

そして、700円~1500円ですべて落札終了。


落札金額合計は8200円でした。


仕入れ金額が840円だったので、まあまあの成績といえるでしょう。


それよりも、ちょっと自慢だったのは8冊出品して、すべてが1回目の終了時に落札されたこと。

そこそこ長い間オークションをやってきて、こういうことは初めてです。

「これは!」と思う商品は、当然落札されるのですが、「どうかな?」と思う商品は50%程度の確率で1回目の終了日時には落札されず、2回3回と出品を重ねることになります(そして、結局売れ残る悲しい商品もある)。


クラシック音楽の楽譜なんて、皆が欲しがるものではないので、これは8冊とも「どうかな?」商品でした。したがって「どうかな?」商品が負けなしですべて落札されたことが、ちょっと嬉しいわけです。


今回、訳あってヤフーIDを1個新規取得しました。したがってIDを晒してもあんまり問題ないのですが、考慮の結果やはり非公開にすることにしました。売れた商品も紹介したいのですが、同様の理由で非公開になります。


クラシック音楽といっても、ベートーベンとかモーツァルトはいけません。ポピュラーすぎます。

今回落札された商品は有名ですが、有名度はもう少し落ちる作曲家のものです。ヒントとしては、学校の音楽室の壁に肖像画がかかっていない人です。有名だけど小中学生は知らない、といったレベルの作曲家のものなら売れるのだと思います。


次は、Amazonに出品している高額本のうち、あまりに足が遅いものを何冊かオークションにまわす予定です。


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弱気せどり

どうも、弱気から抜け出せない。


この本の値付けがまさにそう。


東京都写真美術館
ウジェーヌ・アジェ回顧

\900→¥2800(=定価)


仕入れたのは3ヶ月位前で、絶版で出品はゼロ。

絶版単独出品時は定価の2~3倍というのが半ばお約束のようになっているこの世界で、

定価ぴったりの超弱気な価格設定。


まあ、自分用では絶対に買わないだろう珍しい写真集を眺めることができたからよしとしましょう…。


もうひとつの弱気は、評価。

このところ評価がほとんど入らない。4月1日の次の評価が4月12日だったりする。

今日はメールボックスに「Re: Amazonマーケットプレイスでのお買い上げ商品発送のお知らせ」というメールが入っていてめちゃくちゃ慌てる。

心臓をどきどきさせながら開封すると、


本日無事に注文商品が届きましたのでお礼申し上げます。
アマゾンのほうでも評価いれておきます。


とのこと。胸をなでおろす。

お礼の返信メールをだしておこうっと。



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遠征効果三号

今日の成果はこちら。


リチャード・ドーキンス, 日高 敏隆, 岸 由二, 羽田 節子, 垂水 雄二
利己的な遺伝子

遠征仕入れ品からの売り上げは、一日一冊ペースです。



先日の遠出では、紀伊国屋書店 とか 丸善 の本を複数捕獲できました。老舗書店の出版部門の本はなぜか値崩れが少ないので、見かけると必ずサーチするようにしています。これらのブランド本では美味しい思いをさせてもらったことも何度かあります。出版専門の会社の本と違って出版部数が少ないのでしょうか?


また、少しジャンルは違いますが見かけると必ずサーチするのが柴田書店 の本です。しかし、昨日はこんな本 をサーチしてしまい、がっかりでした。筋は悪くないのですが。こっちだと良かったのです。(惜しい!)


荒木 安正, 松田 昌夫
紅茶の事典

出版社についてはまだまだ詳しくないので、知識を増やしていきたいです。

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遠征効果二号

遠征効果第二号は、定番のこちら。

ロバート キヨサキ, 白根 美保子
金持ち父さん貧乏父さん

今回は330円でした。

多少相場が落ちたとはいえ、まだまだ売れるし、そのスピードの速さには感服です。



今日は、札幌のある会社に呼ばれて打ち合わせ。

朝弱いので、かなり頑張って早起きする。シャンプーにはじまって化粧に着替え、等々、オンナの外出は大仕事。時間ぴったりに会議室に入ると、東京からのわざわざ出向いた担当者二人に札幌支店の人が二人、こっちは一人、もうどうなっちゃうことかと思ったのだけれど・・・なんと、打ち合わせは40分で円満に終了。私はずっと前から、お電話で打ち合わせを、と言ってきたのになぜか「ぜひお会いしましょう」なんて言われて押し切られた形。終わってみるとやっぱり電話でも済む内容。担当者が北海道出張の口実にした可能性が高い。(ぷんぷん#)せいぜいジンギスカンでも食べて帰ってくれぃ。


実は先週も、似たような打ち合わせ(東京から出張の担当者と札幌で)がありました。景気が回復しているそうですが、企業内でも「些細な用事で出張ができる」みたいな財布の紐ゆるみ状態が実現してきているのでしょうか?その昔、会社のタクシーチケット切りまくったことを思い出しました。


怒ってばかりいても仕方ないので、プラス思考に切り替え、余った時間で札幌市内のブックオフを何軒かまわることにする。ここで登場、買ったばかりのナビ。目的地に「ぶっくおふ」と入力すると、近くのブックオフを軒並み案内してくれる。A店○km、B店○km・・・と延々とリストが表示されるので、はじめての店にチャレンジすることにする。ナビの言うとおりに車線変更をしてウィンカーを出し、15分ほどで到着。なかなか大きい店で105円棚も店の端から端までずらーっとあるが、なぜか良さげな本が少ない。しばらく見て2冊だけ(それも自分用)抜いて退散。車に戻ってエンジンをかけると、左折して700m先で右方向です、などとさっそく帰路を案内しはじめるナビ。親切なような、おせっかいなような・・・


帰り道の途中でさらに2店寄るが、どうも調子が悪い。日曜に行った店ではカゴを使ったのに、今日は全くダメ。ショルダーバックを斜めがけにした後両手をぶらぶら振って歩く始末。最後もう1店寄れる店があったのだけど、今日はいいものがあるような気がせず、パス。


なんだか疲れた一日でした。

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遠征効果一号

遠征での獲得物からようやく1冊。


フラ―ハワイアンのリズムにのってココロもカラダも癒される
\200→¥1000
まだまだ売れ行き低迷なので総じて良心的な価格設定です。

義父がホテルの営業マンをやっていて、イベント裏話みたいな話を聞くのが楽しみなのですが、フラの発表会のときは、ホテル側はてんやわんやなんだそうです。原色の衣装を着たおばさま方が空き部屋にどんどん入って、ラジカセ持ち込んで練習をはじめたりするので決められたエリアから出ないようにフロアマン達は見張っているんですってよ。特に、法事とかフォーマルな催しをやってるフロアーにおばさまが侵入しないように注意しているんだそうです。


また、ある日近所のレストランのマスター(強面で怖いが作る料理は美味しい)が、団体で入ろうとしているフラの練習帰りのおばさま達(衣装着用)に、席が空いているのに「予約済み」と断っている現場を見ました。私たちはその後も店にいましたが、予約客が入ってくることはありませんでした・・・。


人気はあるけど、要注意の趣味ですね。


ちょっと前までブログどころではなかったのに、こんな記事をつらつらと書けるほど暇になってきました。妙に忙しい時期と妙に暇な時期の落差が激しいのは、なんとかならないものでしょうか。


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予測のつかないことだらけ

私の住んでいる地域では、成人の人口と自動車の台数はニア・イコール。車なしで生活できない、とまではいかないが、ないとかなり不便、といった感じ。当然我が家も2台保有。そのうち1台がどうにも古くなって買い替えを考えざるをえなくなり、車種選び・資金の手当て等ここしばらくいろいろやっていたのだが、とうとう一昨日納車になった。


昨日土曜日、「じゃ、どこかに出かけてみようか」ということで、滅多に都合をあわせないバラバラ家族(夫・妻・小学生1名)が珍しく1台のクルマに乗り込んだ。行き先は数十キロ先のブックオフ。昨夏一度だけ行った時はあまりいいものがなかった。が、時間が経っているので今度はと期待して出発。


小一時間で到着。近頃のカーナビは到着予想時刻まで表示してくれる。便利、というか、便利すぎる機能だ。使い続けるとバカになるかもしれない。

私と子どもだけブックオフ店内に。一時間ほどの仕入れで30冊ほど。携帯を使わずに抜ける本もあり、仕入れ力がちょっとだけアップしたことを感じる。雑誌半額セールというものにはじめて遭遇。結構感動する。

その間、子どもはコミック立ち読みを満喫。夫は近所を散策した後、カーナビ付属のDVDでタイムマシーン3号を鑑賞していたそうだ。(やっぱりバラバラ家族だ)


前回あまりいいものがなく、その後冬ごもりに入っていたので、足を運ばなかった店だが、これからは月イチ以上のペースで出かけようと心に誓う。

帰宅後、張り切って出品。一昨日、在庫300を越えるのはいつのことかと書いたばかりなのに、予定外の仕入れツアーのおかげであっという間に越えてしまう。


こんなに出品したのだからずいぶん売れただろうと、朝起きて期待してメールチェックしたら、いつ出品したかわからないような本が一冊売れているだけ。


G. ガルシア=マルケス, Gabriel Garc´ia M´arquez, 野谷 文昭
予告された殺人の記録

新潮文庫を売ったのは、多分初めて。

せどりをはじめてもうすぐ1年。そんな予測のつかなさがまだまだ楽しい。


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在庫数の壁

在庫が増えない。

売れない売れないと思っているのだが、実はそうでもないのかもしれない。


300になかなか届かない。

仕入れも一生懸命やっていない(できない)のだが、仕入れをしなくてもぽつぽつと売れていき、気が付くと在庫が260くらいまで減ってしまう。


ここ3日ほどで少しがんばって、久しぶりに290を突破。フレッシュな品揃えでダッシュ!といきたいところだが、そういうときに限ってものすごく古い本から売れていったりする。


昨日売れたのはこれ。


金川 克子, 天津 栄子
わかる・使える看護過程―基礎知識と実践展開へのアプローチ

看護系の本は、スピード感はないけれど、じっくり売れていきます。値崩れも少なめ。

ただし、105円まで値段が下がるのは稀なので運がよければ拾える、といったレベルです。


在庫300はいつ達成できるでしょうか?

すぐに達成できるのも売れてないということだから、ちょっと淋しいです。


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浦島太郎

しばらく多忙のためブログ更新をお休みしていました。

その間、有力なブロガーのブログが休止したりランキング撤退したりしてすっかり寂しくなってしまいました。

以前書いたことがあったかなかったか、忘れてしまいましたが私の本業はひっそりさんと同じような業種です。もちろん会社を経営する才覚はないのでフリーランスの気ままな稼業です。

せどりをやっている人の中には、同業者が多いような予感がしていましたが、最近もあるブロガーがSE稼業であることが判明しました。


いつもはかなり優雅に過ごしている(=ビンボー)のですが、期末に関係あるのかないのか、3月末納品の業務がごっそりと溜まってしまい、ブログの更新も仕入れも、それと家事全般をストップしても追いつかない火の車状態でしたが、ようやく収束しました。その間売り上げも低迷していたので、梱包・発送もほんの少しで済み、不幸中の幸いでした。


フリーランスの収入は、「納品→請求書書き→支払い先会社の都合に合わせて入金」てな感じになり、納品から2,3ヶ月、下手すると半年くらい先なんてこともあるのです。が、今回のお客さんは3月納品の分を4月10日に振り込んでくれるそうで、楽しみです。


すっかり関係ないことばっかり書いてしまいましたが、本日、ほんとうに久しぶりに仕入れに行ってきました。引越しや進学・進級シーズンで本の整理をした人が多かったようで、店内には買い取り後の処理を待つ本が山積みになっていました。新しい本が入るとともに、105円棚に引越し予定の本も赤ワゴンに積まれていました。今日は株の本が結構抜けたのですが、帰宅して中をよく見るとページの折れやライン引きがある本が多く、「可」出品になってしまったものが何点かありちょっとがっかりです。

その他、クラシック音楽のスコアを大量に売った人がいて、しかも需要のない分野とみなされたらしくすべて105円で売られていました。こちらも半分位ごっそりいただいてくる。スコアはAmazonに出そうか、ヤフオクに出品しようか思案中。


売れた本もしばらく紹介していませんでしたが、久しぶりに。

竹宮 惠子
天馬の血族―完全版 (8)

あれーー、いつの間にか最後の出品者になっていました。ずいぶん安く売ってしまったので、ちょっと後悔。


人気blogランキング は寂しくなりましたが、私はいましばらくブログも続けるつもりです。細く、長くの精神で。