【幕末維新ゆかりの地】
もうこのブログではさるるの【推し】といえば
【大村益次郎】なんですが語り出したらキリがないわけで
【西郷どん】でもちょっとだけ出てたね
日本史上最強の軍師、というより軍略家である大村益次郎
なんせ天才、村医者から一気に才能を開花させた
【大村益次郎】
頭部の異常発達はおそらくそういうことだろうね
語学マスターはもちろん医学では当時、先進的だった解剖学
伊予宇和島では蒸気船の開発にも関わり
当時、あの適塾に入塾するぐらいだから日本最高レベルの頭脳だろうけど
（大鳥圭介、福沢諭吉、手塚治虫のおじいちゃんとも同門）
幕府軍に対して連戦連勝の伝説←そもそも実戦経験あった？
フランス式やドイツ式とかの教練も受けた記録もないわけで・・・・書物のみ？
そもそもバックボーンが【医者】というところ
一体なんで連戦連勝、作戦立案が神がかっていたんだろうか・・・・。
シーボルトの孫娘、イネとの悲恋だとか
悲恋は司馬史観と思うけど
愛媛県はもうそれを暗に認めちゃってるけど
なんせ一度知ったら
この男の軌跡を辿ってみたくなってしまうんよ。
しかし天才が過ぎてその分
人間として大切な部分は欠落していたとされます。
もう武士の時代ではなくなった
個人ではなく集団の戦い、それも高度な装備と訓練が必要で
刀で戦うことを主とする武士の戦いが
すでに終わっていたことを理解し、理解したうえで軍制を整えます。
坂本龍馬と協力して最新鋭のエネミー銃を運用したり
最新兵器も積極的に取り入れました。
先日、岡山城のパネルに大村益次郎が
そして近代日本の軍隊の礎を築きましたが
武士の反感は強く、大村益次郎は京都で襲撃され
（首謀者は海江田信義との説が有力らしい。）
大阪で愛するイネに見守られながら襲撃の傷がもとで敗血症で死にます。
イネ役には浅丘ルリ子なんやね
【男はつらいよ（リリー役）】で寅さんと唯一、同棲したよ
【大村益次郎が襲われた旅館の跡】
大村益次郎はこの石碑の立っている
京都三条木屋町の旅館で教え子たちと食事をしてたら
元・長州藩士の団伸二郎、神代直人ら8人の刺客に襲撃され教え子たちは死亡。
大村益次郎も前額、左こめかみ、腕、右指、右ひじ、右膝関節そして
致命傷となったのは右膝の傷が動脈から骨に達した傷だったそうです。
襲撃した際の「斬奸状」には
大村益次郎が兵制を中心とした急進的な変革することに対しての
批判が書かれていったそうです。
大村益次郎は生徒の寺内正毅（のち陸軍大将、総理大臣）
のちの陸軍大将、明治時代、日露戦争、【坂の上の雲】でも活躍した児玉源太郎らによって
高瀬川の船着き場から伏見から大阪、そのまま大阪府医学校病院に入院。
高瀬川の船着き場は事件から１０ｍぐらいしか離れてない
まあたくさん舟入場はあっただろうけど
大阪府医学校病院（現・国立病院機構大阪医療センター）で
悲恋の相手である楠本イネや、その娘の楠本高子らも看護に駆けつけ
一時は病状が安定するも病状は好転せず・・・・。
以下
余談ながら
大村益次郎の悲恋の人、楠本イネには
娘（つまりシーボルトの孫娘）がいるわけですが大村益次郎の子ではなく
楠本イネが石井宗謙に強姦されて生まれた娘が
楠本高子（銀河鉄道９９９のメーテルのモデル）です。
楠本高子
母・楠本イネと同様に
高子も片桐重明に強姦され男児を生むことになります。
当時の時代を現代の価値観で判断するのはナンセンスといいますが
男は本当に女を大事にしない時代？いやいや！
これは時代の問題ではないよね
強姦した男がその後、社会的に抹殺されることもなく
のうのうと業績を残していく・・・・
同じ男として腹立たしいよ。
余談が過ぎた
大村益次郎の襲撃後の話である。
日本在住で一流の蘭医ボードウィンが駆けつけ、
左大腿部切断手術を受けることになるんやけど大村益次郎の足の切断は
なぜか天皇の許可が必要で（！！）手術のための勅許を得ることで東京との調整に手間取り
結局、手術は手遅れとなってしまいます・・・・。（何やっとんねん！）
ほぼ真向いに襲撃の碑がありました。
あれ？
大村益次郎以外にも名前がある・・・・？
佐久間象山もこの近くで襲撃されたんか！？
佐久間象山を暗殺した河上彦斎は
るろうに剣心のモデルです。
大村益次郎、佐久間象山と
日本の宝をこの木屋町通りで２人も失ったのか・・・・。
佐久間象山も【日本最高の頭脳】と呼ばれましたが
その才能故か、性格は傲慢で嫌われていたらしい。
佐久間象山のお墓は
京都府：京都市右京区【妙心寺】にあります。
そしてこの近くに
桂小五郎と愛人・幾松の隠れ家があったはず
んーどこだろう？
iPhoneのマップ機能を頼りに探していると・・・・。
平地でした。（無念）
京都って歴史を知れば知るほど
新選組だの桂小五郎だの坂本龍馬だのって地図でみたら
ホンマお互い近いところにおったんよね。
あの有名な池田屋もこの場所から少し、南に行ったところにあるし
たとえば関ケ原にしたって
実際に行ってもたらそんなに広くなくて意外だったんだけど
歴史って案外、そういうものかもしれんね。
この最後の方に桂小五郎と幾松が話してるところ（２：０９あたり）
この場面が現在は空き地になってるってことやね♪
よければご参考に
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