【幕末維新ゆかりの地めぐり】
先日、BSで大河ドラマ【黄金の日々】が再放送されていました。
ということは【花神】も再放送されるのだろうか？
ネットで調べたら総集編が１話２２０円で観れるらしいけど・・・・。
どうやったら観れるかわからん♪（実はネット弱者）
2011年、こうパパさんと参拝した靖国神社に鎮座する
【大村益次郎の像】
大村益次郎が塾頭を、福沢諭吉や大鳥圭介たちの青春の学び舎
楠本イネを強姦し、子供を産ませた男の石碑が建つ
日本初の女性のお医者さんの始まり
ふたりの微妙な関係がわかるそれぞれの住居跡
大村益次郎と蒸気船
楠本イネの娘（シーボルトの孫）も強姦され、身籠ることに・・・・。
楠本イネの暮らした城下と大村益次郎の才能を見抜いた藩
大村益次郎が建設した砲台跡
大村益次郎が教授していた英雄たちが通った日本三大学舎
大村益次郎の生家
大村益次郎は京都で襲撃され
その傷がもとで敗血症で亡くなってしまいます。
犯人は海江田一派とも言われていますが、確たる証拠はないものの
いろんな作品で海江田黒幕説は採用されています。
この場面は【花神】でも名場面のひとつです。
このやりとりで西郷隆盛が海江田を見限るという場面ですな。
大村益次郎は村医者の息子
武士に取り立てられたといっても身分の低い武士。
その超人的な能力で官軍の総司令官となりましたが、出世の妬みも渦巻き
官軍内では敵も多かったのです。
ここらへんから日本軍が太平洋戦争で見せた軍部の迷走が始まります。
戦争に勝つことより面子だとか派閥政治を優先させるという
大村益次郎の死によって愚かな軍隊が日本に誕生してしまいます・・・・。
軍政、兵站など
日本軍の礎をつくったのは大村益次郎ですが
大村益次郎亡き後、忖度だらけの軍隊に変貌してしまいます。
しかしながら・・・・忖度まるでナシの大村益次郎だからこそ
暗殺されてしまうのですが・・・・。
（医学同様、軍事でも大村益次郎が先端過ぎて理解できない人間がほとんど）
大村益次郎を祀った【大村神社】
手作り感満載な案内板
大村益次郎は京都で襲撃され大阪の病院に移送が決まり
寺内正毅（のち陸軍大将、総理大臣）、児玉源太郎（のち陸軍大将）らによって担架で運ばれ
前述したように敗血症になります。
ここで楠本イネやその娘の高子らの看護を受けますが病状は好転せず
蘭医ボードウィンによる左大腿部切断手術を施術。
しかし手術のための勅許を得ることで東京との調整に手間取り時すでに遅し
大村益次郎は亡くなってしまいます・・・・・。
司馬遼太郎の碑
【花神】
大きな池が見渡せて
雨でなければ桜も相まって景色が良かっただろうなぁ。
さらに車で移動
大村益次郎の墓へと向かいます。
大村益次郎の墓
奥さんのお墓も横にあったよ。
（画像左が大村益次郎の墓）
大村益次郎と楠本イネの悲恋・・・・
高杉晋作も妾（おのう）が注目されますが（山口県：下関市【高杉晋作の愛人（おうの）の墓】）
正妻もいたわけですから・・・・そこらへんは、ねえ？
しかしながら大村益次郎と楠本イネは結ばれたのでしょうか？
史実ではそれは語られてはいませんが、愛媛県宇和島市では観光案内版に
「二人は恋愛関係は虚構である」と記されてありました。
（愛媛県：宇和島市 【大村益次郎の住居跡と楠本イネの住居跡】）
ちなみに大村益次郎の死後
妻の飼い犬が斬り殺されるという事件が・・・・。
大村益次郎の臨終の際
楠本イネが同席していたのは事実のようですけどね。
坂本龍馬、大村益次郎は
身分でいえば下層出身者でしたが、坂本龍馬は政治によって
大村益次郎は軍事によって天才的才能を発揮し、瞬く間に時代を駆け抜け
維新の原動力となりましたが
それぞれの役割が終わると急いで命を散花します。
この英雄の共通点を司馬遼太郎は【竜馬がゆく】【花神】で指摘していました。
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