【幕末維新ゆかりの地めぐり】

 

何度も何度も記事にしておりますが

さるるの幕末維新ヒストリアにとって最重要人物は坂本龍馬でも

高杉晋作でも桂小五郎でもないのです。

やはり【大村益次郎】、その人なのです!!!!!

 

【大村益次郎】

 

科学と軍事の天才となったのは

異常発達した頭部にあるとさるるは思っています。

 

【花神】は大河ドラマにもなってます。(昭和52年)

 

さるるが大村益次郎を知ったのは

司馬遼太郎の傑作【花神】という作品で知り、その魅力に引き込まれました。

お恥ずかしい話、それまで大村益次郎をよくわかっていなかった。

こうパパさんと靖国神社に参拝した時に「大村益次郎だね。」と銅像を指さされるまで

否、指さされてもあまりわかっていなかったのです・・・・。

まさに愚、愚者の心であろう。

長州藩の田舎で村医者の息子として生まれ、遊学中に

シーボルトの娘【楠本イネ】と運命の出会い

楠本イネの想いを感じつつ、大村益次郎も楠本イネを愛しつつ

それを拒絶し続けた大村益次郎

楠本イネの愛は成就するのか、そして大村益次郎の最後・・・・。

鳥肌が立たねば男ではあるまい。

 

ん?大村益次郎も楠本イネはW不倫?

いや歴史小説の話ですから・・・・そこはもう、ホラ、ね?

 

【西郷どん】でも天才軍略化として西郷隆盛を唸らせます。

 

さるるは大村益次郎のゆかりの地を

楠本イネのゆかりの地をめぐって旅をしました。

時代に翻弄された男女の愛の行方を

 

大村益次郎が塾頭を、福沢諭吉や大鳥圭介たちの青春の学び舎

大阪府:大阪市中央区 【適塾(前編)】

大阪府:大阪市中央区 【適塾(後編)】

 

楠本イネを強姦し、子供を産ませた男の石碑が建つ

岡山県:真庭市 【石井宗謙の出生地】

日本初の女性のお医者さんの始まり

岡山県:岡山市 【楠本イネの医術修行の地】

 

ふたりの微妙な関係がわかるそれぞれの住居跡

愛媛県:宇和島市 【大村益次郎の住居跡と楠本イネ

大村益次郎と蒸気船

愛媛県:宇和島市 【西江寺(前原巧山の墓)】

楠本イネの娘(シーボルトの孫)も強姦され、身籠ることに・・・・。

愛媛県:宇和島市 【天赦園と楠本高子とメーテル】

楠本イネの暮らした城下と大村益次郎の才能を見抜いた藩

愛媛県:宇和島市 【宇和島城と高野長英の隠れ家】

大村益次郎が建設した砲台跡

愛媛県:宇和島市 【えひめ丸慰霊碑と樺崎砲台】

大村益次郎が教授していた英雄たちが通った日本三大学舎

山口県:萩市【明倫館】

 

そして

ついに大村益次郎の生家へ!

 

JR四辻駅を南に右手に公園があります。

 

ここで大村益次郎が生まれ

遊学の後、ここで医者の仕事を始めます。

 

隣村の娘と結婚しますが気性が荒く・・・・

ヒステリー気質で大村益次郎は妻のヒステリーが始まると

家を出て畑で体を埋め、時を過ぎるのを待っていたという場面が【花神】にはありますが

あくまで歴史小説ですのでそこは推して然るべきでしょうか。

司馬史観と史実を混同させてはいけないのですが、作中では大村益次郎と楠本イネは

岡山藩の茶屋で偶然に出会うことになりますが

史実は伊予宇和島藩で初めて出会った、という表記をどこかで読んだことがあります。

物語としては大村益次郎が教えを請いに行く相手が楠本イネの夫であり

楠本イネを強姦して子供を産ませた男という件を強調するには

2人の出会いは伊予宇和島藩ではなく岡山藩であった方がドラスティックだったのでしょう。

 

大村益次郎は外国の最新医学を学び

これまでの日本の医者がいかに非科学的な治療を行ってきたかを痛感します。

この長州藩の片田舎(鋳銭司村)で最新医学を発揮しても

患者から理解されることもなく、また無用な薬を処方しなかったので

貧しい生活を余儀なくされました。

 

当日はあいにくの雨でしたが

 

大村益次郎の生まれた場所へ

否が応にもさるるの心は高鳴っていきました。

もちろん、さるるの知っている大村益次郎のほとんどが歴史小説の中の大村益次郎ですが

それでも時代を駆け抜けた男であることは間違いない。

ずっと行きたかった場所へ、ある意味で、いや・・・・間違いなく今回の旅行の最高潮は

この大村益次郎ゆかりの地だったのです!

 

 

 

この後、さるるは大村益次郎の墓へ

 

 

【さるる史観満載の歴史ヒストリアはコチラ!】

幕末維新ゆかりの地

麒麟がくる ゆかりの地

黒田官兵衛ゆかりの地

真田丸ゆかりの地

武蔵坊弁慶ゆかりの地

功名が辻ゆかりの地

おんな城主直虎ゆかりの地

坂の上の雲ゆかりの地