新宿駅【東京都】(小田急小田原線。2019年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都新宿区南部の、渋谷区との境界部分にある副都心・新宿に位置する小田急小田原線の起点駅で、JR、京王、東京メトロ、都営地下鉄、西武とも乗換可能で世界最大のターミナル駅を構成していて、もちろん小田急で最大の乗降人員を誇る駅である、
新宿駅 (しんじゅくえき。Shinjuku Station) です。
 
 
駅名
新宿駅 (OH 01)
 
所在地
東京都新宿区
 
乗車可能路線
小田急電鉄:小田原線
 
隣の駅
小田原方……南新宿駅
 
乗換可能駅
JR東日本:山手線(池袋方面渋谷方面)、中央線快速中央・総武緩行線埼京線、湘南新宿ライン(横浜方面大宮方面)
………新宿駅まで徒歩3分
東京メトロ:丸ノ内線…………………………新宿駅まで徒歩5分
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】……新宿駅まで徒歩6分
京王電鉄:京王線……………………………新宿駅まで徒歩3分
京王電鉄:京王新線、都営地下鉄:新宿線【都営新宿線】……新線新宿駅 (※1) まで徒歩5分
 
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】……新宿西口駅まで徒歩8分
西武鉄道:新宿線……西武新宿駅まで徒歩12分
 
(※1) 正式駅名は「新宿駅」ですが、「新線新宿駅」と案内されています。
 
訪問・撮影時
2017年11月~2019年9月
 
 

新宿駅の西口です。東側を望む。
正面に小田急百貨店本館、左側に別館「HALK(ハルク)」があります。本館1階南側(右側)と地下1階に小田急の新宿駅があります。
また、小田急百貨店の南西側(写真右側)には京王百貨店があり、その地下に京王線の新宿駅があります。
そして小田急駅・小田急百貨店の奥(東)にはJRの新宿駅がありますが、JR駅の西口にはJR独自の駅舎・駅ビルはありません。JR駅から西口駅前に出るには小田急または京王の用地を通る事になります。
 
 

小田急百貨店本館北側より西口駅前(西側)を望む。右側に「ハルク」があります。
巨大なロータリーを有する駅前広場が整備されていて、大規模な路線バスターミナルも併設されています。
地下にもロータリー(ループ型)があり、タクシー乗り場やバス停留所が設置されています。
西口駅前も市街地で、ビルが立ち並んでいますが、写真奥には西新宿の超高層ビル群を望めます。
東京都庁や京王プラザホテルなどの超高層ビルが林立しており、手前の特徴的な外観のビルは「モード学園コクーンタワー」です。
また、地下のロータリーに通じる道路は地下トンネルで都庁方面に通じており、この道路に並行して都庁方面とを結ぶ地下通路があります。動く歩道も設置されています。
 
 

こちらは甲州街道(国道20号線)に面した南口です。
特徴的な屋根の形状をした建物の「小田急新宿ミロード」は小田急駅の橋上部に位置していて、この内部に南口改札口があります。
「新宿ミロード」の東隣(右側)にはJR新宿駅南口(JR東日本系の商業施設「ルミネ新宿  ルミネ2(吉本の劇場などあり)」を併設)があります。
そして「新宿ミロード」の西隣(左側)には「ルミネ新宿  ルミネ1」があります。
 
 

南口駅前の様子です。南を望む。背後に南口「小田急新宿ミロード」があります。
手前の道路が甲州街道で、手前は新宿区、向こう側は渋谷区になります。
甲州街道の南側にはバスターミナル「バスタ新宿」と「JR新宿ミライナタワー」があり、下層にJRの甲州街道改札、ミライナタワー改札、新南改札や商業施設「NEWoMan」があります。
中央奥への歩道は人工地盤で、その下に小田急線の線路が通っています。そして歩道の右側にはJR新宿ビルやJR東日本本社ビル、小田急ホテルセンチュリーサザンタワー(小田急サザンタワー)があります。
 
 

小田急百貨店1階南側にある西口地上改札の様子です。改札口の先は優等列車用の地上ホームで、段差はありません。
背後(北側)に改札外コンコースがあり、その北側は小田急百貨店1階フロアです。JR線西口への連絡通路は地下1階にあります。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端は有人通路を兼ねています。
改札口の左手前には自動券売機があります。トイレ・多機能トイレは地下ホームや2階南口改札内コンコースにあります。
そして改札外と改札内にそれぞれコンビニ「セブンイレブン」があります。
地下ホームへは地上ホームにある階段、エレベーターで連絡しています。
 
 

こちらは西口地上改札の真下にある西口地下改札の様子です。
改札口の先、すこし距離を置いて各駅停車用の地下ホームがあり、ホーム手前に段差があります(階段とスロープを設置)。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいます。中央の柱の裏にカウンターがあり、中央両側の通路は有人改札を兼ねています。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ・多機能トイレは改札口の先の右側にあります。
改札外(背後)は小田急系の駅ナカ商業施設「小田急マルシェ新宿」で、コンビニ「セブンイレブン」や「箱根そば」などがあります。そして改札内にも「小田急マルシェ新宿」のテナントがあり、売店などがあります。
地上ホームへはコンコース内や地下ホームにある階段、エレベーターで連絡しています。
そして、地下ホームの手前左側にはJRとの乗換改札である中央地下連絡口があります。小田急線の乗車券でJR構内を通り、JRの中央東口から出場する事が可能です(入場も可能)。但し、中央東口のみでしか入場・出場ができないのでご注意下さい。
 
 

小田急新宿ミロード内にある南口改札口の様子です。
背後(南側)にある甲州街道と段差がなく、右隣(東側)にあるJR駅南口と改札外でつながっています(段差なし)。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端の幅広通路は有人通路を兼ねています。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ・多機能トイレは改札を入って右側にあります。
そして改札内右側には南口JR線連絡口(のりかえ口)があり、両社で有効な乗車券、定期券、ICカードがあれば利用可能です。
尚、南口構内には売店、コンビニがありません。隣のJR駅改札外に「キオスク」があります。
下層にある地上ホームとは階段、エレベーターで結ばれています。地下ホームへは地上ホームにある階段を利用する形となります(エレベーターはコンコースから地上ホーム、地下ホームまで乗換なしでOKです)。
 
 

地上ホームに設置されている駅名標です。電照式です。
地上ホームには優等列車しか発着しない事もあり、隣駅表示は最も近い優等列車停車駅である「代々木上原」となっています。
小田急の新デザインで、駅ナンバリング (OH 01) も併記されています。
 
 

こちらは地下ホームに設置されている駅名標です。電照式です。
地下ホームは現在、各駅停車のみの発着で、隣駅表示は「南新宿」となっています。
 
 

新宿駅の地上ホームは頭端式ホーム4面3線の構造で、南北方向にホームが延びています。
各線路とも両側にホームがあり、特急ロマンスカーを除き乗車ホームと降車ホームを分離しています。
 
左(東)から、
1番ホーム(使用休止中。ホームドアなし)
1番線(特急ロマンスカーが使用。非常時は一般列車も発着)
2番ホーム(1番線発着の特急ロマンスカー発着ホーム…乗降兼用。ホームドアなし)
3番ホーム(2番線発着の特急ロマンスカー発着ホーム…乗降兼用。2番線発着の急行・快速急行の降車ホーム。ホームドアなし)
2番線(急行・快速急行が発着)
4番ホーム(2番線発着の急行・快速急行の乗車ホーム。ホームドアあり)
5番ホーム(3番線発着の急行・快速急行の乗車ホーム。ホームドアあり)
3番線(急行・快速急行が発着)
6番ホーム(3番線発着の急行・快速急行の降車ホーム。ホームドアなし)
の順です。便宜上、番線を表示していますが、これは運行管理上の配線番号で、旅客向けにはホーム番号で案内しています。
 
全ホームが10両対応で、雨ざらしの箇所はありません。
2・3番ホーム上には売店と特急券売機が設置されています。
ホームの各所に地下ホームとを結ぶ階段があり、小田原寄り(写真奥)にはエレベーターも設置されています。
地下の乗車ホームへ行くには4番・5番ホームにある階段を利用する必要があり、他のホームにある階段を使うと降車ホームに行ってしまいますのでご注意下さい。
また、背後(終端方)には西口地上改札があり(段差なし)、その手前に「ロマンスカーカフェ」があります。
西口地下改札へは地下ホームへの階段を下らなければなりません。
そして南口改札へはホーム小田原寄りにある階段、エレベーターを上る事になります。
写真は小田原方を望む。
 
 

地上ホームより小田原方を望む。
人工地盤に覆われていて半地下線のような雰囲気です。駅の先は渋谷区になります。
この先、渡り線を経由して上下線の間隔が開き、その間に後述の地下ホームから複線が顔を出します。そして右へカーブして踏切を通ると地下ホームからの線路と合流し、ビル街の中を南西へ走ると都会の秘境駅として有名な南新宿駅へと至ります。尚、地上ホームを発着する列車は急行以上の種別なので、代々木上原駅まで停車しません。
 
 

地上ホームより終端方を望む。頭端式構造で各線路とも車止めがあります。
車止めの先には西口地上改札があります。ホームとの間に段差はありません。ちなみに西口地下改札、JR中央東口方面へは地上ホームに設置されている地下ホームへの階段を下らなければ行けません。
右奥(ロマンスカー発着ホーム)の終端部の先には「ロマンスカーカフェ」があります。
 
 

新宿駅の地下ホームは頭端式ホーム3面2線の構造で、地上ホームの真下にありますがホームは南方にずれています。
各線路とも両側にホームがあり、乗車ホームと降車ホームを分離しています。
 
左(東)から、
7番ホーム(降車ホーム)
4番線(各駅停車が発着)
8番ホーム(乗車ホーム)
9番ホーム(乗車ホーム)
5番線(各駅停車が発着)
10番ホーム(降車ホーム)
の順です。便宜上、番線を表示していますが、これは運行管理上の配線番号で、旅客向けにはホーム番号で案内しています。
 
全ホームが10両対応で、2019年7月時点でホームドアは未設置でした。ホーム上に売店はありません。
ホームの各所に地上ホームとを結ぶ階段があり、ホーム中ほどには地上ホームや南口改札に通じるエレベーターも設置されています。
また、背後(終端方)の少し離れた場所には西口地下改札があります(段差あり。スロープで連絡)、その手前にJRとの乗換改札である中央地下連絡口があります。
地下コンコースにはコンビニや飲食店があります。
そして、西口地上改札へは地上ホームに上がれば行けます。南口改札も地上ホームを経由してさらに階段、ホーム中ほどにあるエレベーターを上る事になります(エレベーターは南口改札まで直通しています)。
写真は小田原方を望む。
 
 

地下ホームより小田原方を望む。すぐ先に両渡り線があります。
この先、地上ホームからの上下線間で地上に出て、踏切を通ると地上ホームからの線路と合流し、ビル街の中を南西へ走ると都会の秘境駅として有名な南新宿駅へと至ります。
 
 

地下ホームより終端方を望む。頭端式構造で各線路とも車止めがあります。
車止めの先には段差があり(階段とスロープを設置)、コンコースを進んだ先に西口地下改札があります。階段を上った右側にはJRとの乗換改札である中央地下連絡口があり、小田急の乗車券でJR中央東口へ抜けられます。地下コンコースには地上ホームに通じる階段があり、西口地上改札にも抜けられます(エレベーターは前述のホーム中ほどの設備を利用する形になります)。地下コンコースにはコンビニや飲食店があります。
 
 
あとがき
私が小田急の新宿駅で下車(乗車)したのは2002年以降、10回は超えていると記憶しています。ほぼ全て乗りつぶし、乗り鉄目的ですが、2017年以降は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環でも利用しています。莫大な乗降人員を誇る巨大ターミナル駅で、2層式にホームを設置したりして狭いスペースを有効に利用していますが、それでも手狭な印象も抱きました。西口側から初めて新宿新都心の高層ビル群を眺めた時は感動しました。また、駅の中も外も人通りが多過ぎて、いつ来ても圧倒されます。
 
新宿駅からですと、そこが新宿駅なのでw 東京駅からですと、中央線快速電車に乗り当駅下車。上野駅からですと山手線内回り電車に乗り続けるか、秋葉原駅または神田駅まで南下して中央総武緩行線または中央線快速電車に乗り継げば到達できます。品川駅からですと山手線外回り電車に乗り当駅下車です。そして新宿駅には小田急線との乗換改札があり、直接小田急駅構内に入場可能ですが、その場合は新宿駅から出場できなくなるので注意が必要です。駅外から観察されたい場合は一度JR改札を出て下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅または東京駅で下車、品川駅からですと山手線外回り(渋谷方面)に乗り換えて新宿駅まで行き、東京駅からですと上記のルートで到達できます。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内に複数の売店、コンビニがありますが、意外と駅前にコンビニは少ないかもしれません。飲食店もチェーン店を含めて多数の店舗がありますが、何しろ人が多いので時間帯により待ち時間も考慮しておきましょう。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
小田急線を乗り鉄の際、小田急線でお出かけの際は、ぜひ一度は新宿駅を観察されてみて下さい!
 
(参考:小田急電鉄のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)