立川駅【東京都】(中央快速線、青梅線、南武線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都の多摩地区中部に位置する立川市の代表駅で、中央線快速(中央本線)、青梅線、南武線が乗り入れるターミナル駅、そして駅前には大規模商業施設が多く、乗車人員が多摩地域最多を誇る駅、
立川駅 (たちかわえき。Tachikawa Station) です。
 
 
駅名
立川駅 (中央線・青梅線…JC 19、南武線…JN 26)
 
所在地
東京都立川市
 
乗車可能路線
JR東日本:中央線快速(中央本線、中央東線)青梅線青梅短絡線南武線
 
隣の駅
中央線快速
東京方……国立駅
高尾方……日野駅
 
青梅線・青梅短絡線
奥多摩方……西立川駅
 
南武線
川崎方……西国立駅
 
乗換可能駅
多摩都市モノレール:多摩都市モノレール線【多摩モノレール】……立川南駅まで徒歩3分、立川北駅まで徒歩3分
 
訪問・撮影時
2018年5月ほか
 
 

立川駅の北口です。立川駅は橋上駅舎を有していて、北口の橋上駅舎手前には巨大な駅ビルがあり、JR東日本系の大型商業施設「ルミネ立川店」が入居しています。
また、駅ビル前にはバスターミナルとロータリーを有する大きな駅前広場があり、その一部の上空はペデストリアンデッキに覆われています。
写真奥(西)には多摩都市モノレール線が通っており、右奥には立川北駅があります。
立川駅と立川北駅の間はペデストリアンデッキで結ばれています。
 
 

北口駅前(北東側)の様子です。
駅周辺は立川市の中心市街地で、大小の商店、商業施設が林立しています。
北東側には「ビックカメラ立川店」や「フロム中武」などの大型商業施設があり、
北西側の立川北駅周辺には「伊勢丹立川店」「ヤマダ電機」をはじめ、米軍基地跡地の再開発エリア「ファーレ立川」には「立川高島屋S.C.」があります。
 
尚、北口側につきましては立川北駅の項でも紹介予定です。
 
 

立川駅の南口です。
南西側(写真中央)の駅ビルはJR東日本系のビジネスホテル「ホテルメッツ立川」で、その低層階~橋上部にかけてはJR東日本系の商業施設「エキュート立川」が入居しています。
そして南西側(写真右)にもJR東日本系(一部阪急系も出資)の商業施設「グランデュオ立川」の駅ビルがあります。
また、南口側も駅ビル前にはバスターミナルとロータリーを有する駅前広場があり、その上空はペデストリアンデッキに覆われています。
写真左(西)には多摩都市モノレール線が通っており、左手前には立川南駅があります。
立川駅と立川南駅の間はペデストリアンデッキで結ばれています。
また、立川南駅と立川北駅の間もペデストリアンデッキで結ばれています。
 
 

南口駅前(南東側)の様子です。
こちら側も駅周辺は市街地になっています。南口側は北口側と比較して開発が遅れていましたが、近年は発展が著しいです。
但し、大型商業施設は少なく、前述のJR系の店舗の他は、駅の真南にある「アレアレア」くらいでしょうか。
 
尚、南口側につきましては立川南駅の項でも紹介予定です。
 
 

メインの改札口のひとつである東改札の様子です。当駅の全ての改札口は2階にあります。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端にカウンター形式の有人通路があります。
手前の南北自由通路を挟んで背後に西改札があり、その隣には『みどりの窓口』、指定席券売機、自動券売機が設置されています。
トイレ、多機能トイレは改札内にあります。改札口の手前右側(北側)にはJR東日本系のコンビニ「ニューデイズ」があります。
そして改札内には「エキュート立川」の駅ナカ店舗がありますが、後述の西改札内と比較して店舗数は少ないです。尚、立川駅改札内コンコースは東側と西側に分かれていて、東西を行き来するには一旦1階のホームを経由する必要があります。
また、改札内南東側(写真右奥)には「グランデュオ立川」に直結のグランデュオ改札(ICカード専用)がありますが、グランデュオ営業日の10:00~21:00しか開放されていないので注意が必要です。
 
 

こちらは2007年9月30日に供用を開始した西改札の様子です。東改札より規模は小さいです。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端にカウンター形式の有人通路があります。
改札口の左手前には『みどりの窓口』があり、右手前には指定席券売機、自動券売機が設置されています。
手前の南北自由通路を挟んで背後に東改札があります。トイレ、多機能トイレは改札内にあります。
そして改札内には「エキュート立川」の駅ナカ店舗が多数あり、デパ地下のような雰囲気で、とても改札内とは思えませんw
また、改札内南西側(写真左奥)には南改札(ICカード専用。7:00~23:00)と後述の北改札(写真右奥)があります。
 
 

こちらは西側コンコース北西側にある北改札です。営業時間は5:00~24:30です。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、左端に有人通路があります。
改札口の左手前には自動券売機がありますが、『みどりの窓口』と指定席券売機はありません。
尚、北改札は規模こそ小さいですが、駅の西側、多摩モノレールの立川南駅と立川北駅を結ぶデッキ上にあり、特に立川北駅に近いので北改札の利用者は多いです。
 
 

中央線快速、青梅線の駅名標です。電照式で、バックライトは旧式の蛍光灯となっています。
JR東日本の標準タイプのデザインで、下部には中央線と青梅線のラインカラー(オレンジバーミリオン)が表示されています。
そして駅ナンバリングも併記されています (JC 19)。駅番号は中央線と青梅線で共通です。
また、中央線快速単独タイプの駅名標や、1、2番線には青梅線単独タイプの駅名標(東京方の隣駅表示なし)もあります。
尚、立川駅はトップクラスの主要駅ですが、スリーレターコードは設定されていません。
 
 

こちらは南武線の駅名標です。終端方の隣駅表示はありません。下部には南武線のラインカラー(黄色)が表示されています。
そして駅ナンバリングも併記されています (JN 26)。駅番号は南武線のみ単独で与えられています。
 
 

立川駅は島式ホーム4面8線の地平構造で、各ホームとも上屋はホーム全体に設置されています。
また、西側(写真奥)や南側(写真左)、北側(写真右)は橋上駅舎・「エキュート立川」「グランデュオ立川」「ルミネ立川店」に覆われていて、地下駅のような雰囲気です。
各ホームにはミニコンビニ「ニューデイズ」があり、一部ホームには立食いそば屋があります。
ホーム階と東側コンコースの間にはエレベーターが設置されています。
 
発着番線ですが、右から
1番線、2番線(青梅線・青梅、奥多摩、武蔵五日市方面の立川始発終着電車)、
3番線、4番線(中央線東京方面。4番線のみ青梅線からの直通列車、一部の中央線・青梅線下り列車を含む)、
5番線、6番線(中央線高尾方面。中央本線甲府方面。5番線のみ青梅線への直通列車、一部の中央線上り列車を含む)、
7番線、8番線(南武線川崎方面。全列車当駅始発・終着)、
の順で、6番線と7番線の間に1本、8番線の左側(南側)に3本側線があります。
 
ホーム有効長は1、2、4、5番線が10両、3、6番線が特急が停車する関係で12両、南武線専用の7、8番線は6両です。
尚、2020年代前半をめどに中央線快速電車にグリーン車が導入される予定で、それに伴い10両編成から12両編成になる予定です。ゆえに今後、3、4番線以外に12両編成の列車が発着する1、2、4、5番線ホームを12両分に延伸する工事が実施される予定です。
 
写真は1、2番線ホームより高尾方、奥多摩方を望む。
 
 

こちらは1、2番線ホームより東京方、川崎方を望む。
手前側(西側)は橋上駅舎と「エキュート立川」に覆われています。
写真は休日の朝6時台の撮影なのでホームに人は少ないですが、特に右の3、4番線ホームは、普段は多数の乗客でごった返しています。
 
 

5、6番線ホームより東京方(中央線快速)、川崎方(南武線)を望む。左が中央線で、右が南武線です。
青梅線は1番線が車止めで終点となり、2番線は中央線上り本線につながっています。
この先、中央線は高架区間になって住宅街の中を東へ走り、国立市に入ってしばらくすると市街地にある国立駅へと至ります。
また、南武線は少しだけ中央線と並走した後に右へカーブして分かれ、市街地の中を走ります。そして針路を南南東に変えるとほどなくして西国立駅へと至ります。尚、西国立駅は国立市ではなく立川市にあります。
 
 

1、2番線ホームより高尾方(中央線快速)、奥多摩方(青梅線)を望む。
左の複線が中央線で、右の複線が青梅線ですが、中央線の左側の単線は「青梅短絡線」で、西立川駅との間を結びます。中央線から直通する青梅線下り列車および南武線と青梅線を直通する上下貨物列車が使用する短絡線です(実際には青梅線本線の方が西立川駅までの距離は短いです)。青梅短絡線はこの先、右へカーブして中央線をオーバークロスし、青梅線本線とは離れた状態で住宅街の中を北西へ走り、青梅線本線と合流すると西立川駅へと至ります。
 
そして中央線はこの先、左へカーブしながら下り勾配で掘割区間を進み、青梅短絡線をアンダークロスしてしばらく走ると台地を出て平地を高架で南南西へと進みます。そして多摩川を渡ると日野市へ入り、ほどなくして日野駅へと至ります。一方、青梅線はすぐに右へカーブして左手に住宅街を、右手に国営昭和記念公園を見て製北西へと進み、前述の青梅短絡線が左から寄り添うと西立川駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が立川駅で下車(乗車)したのは2010年、2018年など何度かあります。大半が多摩都市モノレール線との乗換のための利用でした。そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。3路線が乗り入れる駅なので駅構内が大規模だった事には驚きませんでしたが、駅や駅前の人の多さが一番驚きました。子供の頃は八王子駅の方が市の規模の差から乗車人員が多いと思い込んでいたので、初訪問時は八王子駅より人が多い事にも驚きました。駅前でも18万都市・立川市の中心市街地とは思えないほどの人の多さに圧倒されました。
 
新宿からですと中央線快速電車(中央特快もOK、青梅特快や青梅線直通快速もOK)に乗り当駅下車です。また、『あずさ(11号と12号を除く)』『かいじ』『富士回遊』などの特急や土休日運転の臨時快速列車も当駅に停車します。但し、武蔵小金井行きですと直接行けないので要注意です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅で下車、中央線快速電車(特別快速OK、青梅線直通OK)に乗り換えて当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内改札外と各ホームにコンビニ「ニューデイズ」があり、駅前にもコンビニが複数あります。飲食店は駅ビルや駅前の各商業施設内、そして駅構内や駅前にチェーン店を含めて多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、
中央線快速、青梅線、南武線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は立川駅でも途中下車されてみて下さい!
そして立川駅で乗換をされる際は、ぜひ一度は立川駅でも外へ出られてみて下さい。
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)