西立川駅【東京都】(青梅線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都立川市西部の昭島市との境界部にある青梅線の駅で、国営昭和記念公園のメインゲートとも言える西立川口に直結の駅、
西立川駅(にしたちかわえき。Nishi-Tachikawa Station)です。
 
 
駅名
西立川駅 (JC 51)
 
所在地
東京都立川市
(※)ホームの奥多摩方は昭島市域にあります。
 
乗車可能路線
JR東日本:青梅線
 
隣の駅
立川方………立川駅
奥多摩方……東中神駅
 
訪問・撮影時
2018年5月
 
 

西立川駅の北口に相当する公園口です。上りホーム側にあります。
西立川駅は地平駅で、2002年に橋上駅舎化されました。駅舎と昭和記念公園の間はデッキ(歩道橋)で結ばれています。
また、地平の駅外と橋上駅舎を結ぶスロープが設置されています。
こちら側に駅前広場はありません。
 
 

公園口からデッキを北へ歩くと、すぐに国営昭和記念公園の西立川口に着きます。
ちなみに昭和記念公園は入場料が必要で、大人450円が必要です(中学生以下は無料)。
尚、北口駅前は昭和記念公園の用地で占められていて、民家は存在しません。
 
 

こちらは下りホーム側にある南口です。奥まった場所に出入口があり、あまり目立たないです。
 
 

南口駅前の様子です。申し訳程度の駅前広場が写真左奥にあります。
公園口側とは違い周辺は住宅街で、南口駅前には集合住宅が立ち並んでいます。
写真正面のマンションの中央に立川市と昭島市の市境があり、右側(昭島市側)の1階にスーパーがあります。
 
 

改札口の様子です。昭和記念公園がある事から、多客対応で構内が広いです。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端には有人通路があります。
改札口の右手前には『みどりの窓口』跡(2005年廃止)があり、その右には自動券売機が設置されています。
そして、有人改札の手前には乗車駅証明書発行機がありますが、早朝は駅員が不在になると思われ、その際は乗車駅証明書が着駅での精算時に必要となります。
トイレおよび多機能トイレは改札内にあります。
尚、駅構内にコンビニ、キオスクはなく、飲料自動販売機のみとなります。
 
 

建植式の駅名標です。
JR東日本の標準デザインで、下部に青梅線のラインカラー(オレンジバーミリオン)が表示されています。
また、駅ナンバリング (JC 51) も表示されています。
 
 

西立川駅は島式ホーム1面2線の構造で、10両対応です。ホーム上屋は立川方の4両分のみ設置されています。
尚、2020年代前半をめどに中央線快速電車(青梅線の立川~青梅も含む)にグリーン車が導入される予定で、それに伴い10両編成から12両編成になる予定です。ゆえに今後、ホームを12両分に延伸する工事が実施される予定です。
左が1番線(下り青梅・奥多摩・武蔵五日市方面)、右が2番線(上り立川・東京方面)です。1番線の左側(南側)には側線があり、立川方(写真手前)で後述の青梅短絡線に通じています。青梅線から中央線下りや南武線に直通する上り列車(貨物列車を含む)が青梅短絡線を走行する場合はこの側線を通りますが、ホームがないので上り列車は通過扱いとなります。また、2番線の右側(北側)の立川方には安全側線の跡があり、レールが残っています。
ホームの立川寄りには橋上駅舎・改札口があり、改札口とは階段、エレベーターで結ばれています。
写真は奥多摩方を望む。
 
 

立川方を望む。
左の複線が青梅線で、右へカーブする単線が青梅短絡線です。青梅短絡線は中央線と平面交差せずに立川駅と西立川駅を南寄りルートで結ぶ単線の短絡線で、中央線から青梅線に直通する下りの快速・青梅快速・特急『おうめ』や、南武線から青梅線に直通する横田基地への貨物列車(上下列車とも)が走行します。
この先、青梅線の本線は左手に昭和記念公園を見て住宅街の中を東南東へ走り、やがて市街地に入ると左へカーブして中央線と合流し、終点の立川駅へと至ります。
 
 

奥多摩方を望む。すぐ先で側線が合流します。
この先、右手に昭和記念公園を、左手に住宅街や学校などを眺めて一直線に西北西へと進み、東中神駅へと至ります。
西立川駅と東中神駅の駅間距離は0.8kmと近く、肉眼で東中神駅のホームと橋上駅舎を確認できます。
 
 
あとがき
私が西立川駅で下車(乗車)したのは2018年の1度きりです。実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。駅は古びた橋上駅舎でした。また、私の訪問日はゴールデンウィークで、北側にある昭和記念公園への行楽客でごった返していました。一方、南口側は住宅街でした。
 
東京駅や新宿駅からですと中央線快速に乗り、立川駅で青梅線に乗り換えて当駅下車(青梅特快や快速・青梅行きは立川駅で乗換の必要なし)。五日市線や八高線に直通する列車に乗車してもOKです。また、特急『おうめ』や主に土休日運転の臨時特別快速『ホリデー快速おくたま・あきがわ』は西立川駅を通過しますのでご注意下さい。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。以降は上記のルートで到達できます。若干タイトな日程になりますが日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅構内に店舗はありませんが、南口駅前にコンビニがあります。しかし南口駅周辺に気軽に入れる飲食店は少ないです。また、国営昭和記念公園内(入園料:大人450円、中学生以下0円)には売店、レストラン、カフェがあります。事前に用意しておいた方が無難でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、青梅線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は西立川駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:国営昭和記念公園のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)