拝島駅【東京都】(青梅線。2017年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

 

今回の【駅】コーナーは、
東京都昭島市北西部の福生市(ふっさし)との境界部分にある、JR青梅線、五日市線、八高線が交わる主要駅で、西武拝島線も乗り入れている多摩西部の一大ジャンクション駅、
拝島駅(はいじまえき)です。
 
尚、西武鉄道の拝島駅の記事につきましては以前UPしました (記事はこちら)。
 
 
駅名
拝島駅 (JC 54)
 
所在地
東京都昭島市 (※)
(※)駅用地の一部は福生市に跨っています。
 
乗車可能路線
JR東日本:青梅線五日市線八高線
 
隣の駅
青梅線
立川方………昭島駅
奥多摩方……牛浜駅
 
五日市線
武蔵五日市方……熊川駅
 
八高線
八王子方……小宮駅
倉賀野方……東福生駅
 
乗換可能駅
西武鉄道:拝島線……拝島駅まで徒歩2分
 
訪問・撮影時
2018年5月
 
 

JR線側にある拝島駅の南口駅舎です。2005年~2010年にかけて橋上駅舎化されました。
橋上階にはJR、西武の駅舎機能と駅ナカ商業施設があります。地平と橋上階の間は階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
尚、北口につきましては西武駅の記事で紹介いたしました。記事はこちら
 
 

南口駅前の様子です。拝島駅は昭島市と福生市の境界にありますが、南口側は昭島市域で、福生市域は駅の北西約80mから先となります。
北口側と比較して大きな駅前広場があり、バスターミナルも併設されています。かつての駅前は狭隘な道路沿いに商店街が形成されていましたが、橋上駅舎化、駅前広場整備、駅前道路建設のために用地買収が実施され、駅前の様子が一変しました。
また、駅から少し離れると住宅街になり、写真正面の約1.3km先(南西方)には多摩川が流れています。
晴れている日は遠方に富士山も望めます(小さく写っていますw)。
 
 

南口駅前より南東方を望む。

再開発の際に立ち退きを免れた商店街の一部が残存していて、昔の雰囲気を残しています。

電柱が地中化されてスッキリとした景観になっています。

 

尚、ホームに「拝島大師 下車駅」の柱がありますが、拝島大師は駅から南へ約2kmと遠く、路線バスが便利です。立川バスの立川駅北口駅に乗り、拝島大師前下車徒歩1分です。

ちなみに拝島大師へは昭島駅からの方が近いですが(約1.7km)、こちらも徒歩でのアクセスには難があります。
 
 

改札口の様子です。
交通系ICカード『Suica』などに対応の自動改札機が多数並んでいて、一番東側の通路が有人改札です。
改札口の左側には『みどりの窓口』があり、さらに左には自動券売機、指定席券売機があります。
また、改札内には駅ナカ店舗『Dila拝島』があり、JR東日本系のコンビニ「ニューデイズ」をはじめ、「吉野家」「ミスタードーナツ」「いろり庵きらく(そば店)」「リトルマーメイド(ベーカリー。この店舗のみ改札外)」といった飲食店、他にも「ブックファースト(書店)」「コクミンドラッグ」「フロ・プレステージュ(スイーツ店)」のテナントが入居しています。
尚、トイレは改札内(車いすトイレもあり)と改札外南口と北口の階段下にあります。
 
 

青梅線の駅名標です。電照式ですがバックライトは蛍光灯です。
JR東日本の標準デザインで、青梅線のラインカラー(橙)が表示されています。
駅ナンバリング (JC 55) も表示されています。
 
 


こちらは五日市線1番線の駅名標です。青梅線立川方面直通列車もあるので隣駅欄に「昭島」も書かれています。
五日市線のラインカラー(橙)は青梅線と同じで、駅ナンバリング (JC 55) も同じです。
 
 

こちらは八高線5番線の駅名標です。
ラインカラーはシルバーグレーです。八高線では駅ナンバリングは設定されていません。
 
 

拝島駅は単式ホーム1面、島式ホーム2面の計3面5線の構造で、3番線と4番線の間には2本の待避線があり、5番線と西武駅6番線の間には1本の留置線があります。
右側(南側)の単式ホームが1番線で五日市線専用ホームです(青梅線の立川方面区間列車が使用するかどうかは不明)。
隣の島式ホームは主に青梅線用で、右が2番線(青梅・奥多摩方面)、左が3番線(立川・東京方面)です。
そして2、3番線の左側には、写真では見えませんがもう一面島式ホームがあり、八高線用です。右が4番線(高麗川・川越方面)、左が5番線(八王子行き)です。
さらに5番線の左側には西武拝島線の島式ホーム1面(6番線、7番線)があります。
尚、複数の路線に跨る直通列車や当駅始発・終着の列車もあり各路線ごとの使用番線には例外がありますので、乗車前に発車標でご確認下さい。
ホーム有効長ですが、1~3番線は10両、4、5番線は4両です。上屋はホーム全体に設置されています。
ホーム中央部に橋上駅舎があり、各ホームと橋上階は階段、エスカレーター、エレベーターで結ばれています。
尚、2020年代前半をめどに中央線快速電車にグリーン車が導入される予定で、それに伴い10両編成から12両編成になる予定です。ゆえに今後、ホームを12両分に延伸する工事が実施される予定です。
写真は立川方、八王子方を望む。
 
 

こちらは八高線用の4番線、5番線ホームです。
左が4番線(高麗川・川越方面)、左が5番線(八王子行き)です。5番線には昇降式ホーム柵が設置され、試験運用しています。
写真は高麗川方、倉賀野方を望む。
 
 

立川方、八王子方を望む。
右側が青梅線で、この先、左へカーブして左手に保線基地や留置線を見て住宅街の中を東南東へ走り、八高線をアンダークロスしてしばらく走ると昭島駅へと至ります。
左側が八高線で、この先、左へカーブして右手に保線基地や留置線を見て築堤高架になり、青梅線をオーバークロスすると住宅街の中を南南東へ走ります。そして多摩川を渡ると八王子市に入り、小宮駅へと至ります。
また、八高線のさらに左側には西武拝島線があり、東へ分かれます。その東側から貨物線の横田基地線が西武拝島線と平面交差してから八高線と合流、分岐して留置線群に取り込まれます。
 
 

武蔵五日市方、奥多摩方、倉賀野方を望む。駅の所在地は昭島市ですが、こちら側(北側)のホーム端付近は福生市になります。
左側が五日市線で、この先すぐに左へ分岐して青梅線と分かれ、住宅地の中を北西へ走り、さらに左へカーブして熊川駅へと至ります。
中央が青梅線で、この先真っ直ぐに住宅街の中を北西~北北西へ走り、牛浜駅へと至ります。
そして右側が八高線で、この先右へ分岐して青梅線と分かれ、米軍横田基地近くの住宅地を北北西へ走り、東福生駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が拝島駅で駅の外に出たのは少なくとも2000年、2009年、2014年、2018年の4度はあります。2000年は周辺線区の乗りつぶしのた、2009年と2014年は周辺線区の車窓風景撮影のため、そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。2000年代後半に綺麗な橋上駅舎となり、それまでの昭和レトロな雰囲気が一掃されました。駅自体は乗降客や乗換客で賑わっていましたが、駅前は再開発の影響か商店が減少し、やや閑散とした印象でした。
 
東京駅や新宿駅からですと中央線快速に乗り、立川駅で青梅線に乗り換えて当駅下車(青梅特快や快速・青梅行きは立川駅で乗換の必要なし)。五日市線や八高線に直通する列車に乗車してもOKです。また、特急『おうめ』や主に土休日運転の臨時特別快速『ホリデー快速おくたま・あきがわ』も停車します。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り東京駅へ。以降は上記のルートで到達できます。若干タイトな日程になりますが日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅や駅前にコンビニがあり、ファストフード店などの飲食店が駅構内にあります。駅前には意外と気軽に入れる飲食店は少ないですが、まぁ事前に用意しなくても大丈夫でしょう。
 
大阪からの到達難易度はやや高いですが、青梅線、五日市線、八高線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は拝島駅でも途中下車されてみて下さい!

(参考:Google地図、Wikipedia)