五日市線(東京都昭島市~福生市~あきる野市。2009年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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武蔵五日市駅にて。E233系電車です。

 

今回は、東京都西部・多摩地域の昭島市と福生市にまたがる拝島駅から西へ進み、あきる野市の旧・五日市町にある武蔵五日市駅へ至る路線、
五日市線を紹介します。


 

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(Yahoo!地図を使用)

 

路線名  区間  営業キロ  備考
JR東日本:五日市線  拝島~武蔵五日市  11.1km  全線単線・直流1,500V電化
 
踏破達成時 2000年8月
撮影時 2009年4月

  

  

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拝島駅は単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線の構造で、
五日市線の大半の電車は南側の1番線より発着します。

 

拝島を発車すると同時に東京都昭島市から福生市へと入り、国道16号線をアンダーパスすると左へカーブして青梅線、八高線と分かれます。両路線と分かれた後は住宅街の中を北西へと走り、左へカーブし始めると熊川に着きます。


 

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熊川を発車後も左カーブ続け、針路を西南西に取ると築堤区間となり、やがて多摩川を渡って、あきる野市へと変わります。

 

その後は住宅地を走り、右へカーブしながら掘割区間を上って西へ針路を変え、台地上の住宅地を進むと東秋留に着きます。
東秋留を発車後は左手に住宅地を、右手には畑越しに秋留台公園、あきる野市役所などを見ながら走ると市街地へと入り秋川に到着します。


 

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秋川駅にて。あきる野市の前身のひとつである旧・秋川市の中心駅で、駅周辺は市街地になっています。

 

秋川を発車して市道をアンダーパスすると市街地が途切れ、畑の中を走るようになります。右手に富士通あきる野テクノロジーセンターなどを見ながら走ると武蔵引田に着きます。駅はローカルな場所にありますが、駅の北東1km弱の場所にイオンモール日の出ができてからは乗降客が増えているようです。


 

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武蔵引田を発車後も畑作地帯を西へ、連続上り勾配で走って武蔵増戸に着きます。

 

武蔵増戸を発車後は住宅地の中を進みます。やがて右側から山並みが迫ってきて、その山並みに沿って走るようになります。


 

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かなり高い場所を走るので、車窓左側の景色は素晴らしいです。



 

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やがて左手に市街地が見えてくると列車は高架橋へと進みますが、この時、左側に側線が見られます。この線路は武蔵五日市駅へ向かう地上線跡の一部で、また、この場所(武蔵五日市駅構内の旧・三内信号扱所)から北の方にあった大久野駅、武蔵岩井駅まで旅客営業をしていた支線が延びていました(1971年の大久野~武蔵岩井間廃止後は武蔵五日市~大久野が貨物支線となり、1982年全廃)。
武蔵岩井への線路の廃線跡の線路敷を利用した高架橋へと上がると右手に貨物支線跡を見ながら左へカーブして、終点の武蔵五日市に到着します。


 

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武蔵五日市駅は島式ホーム1面2線の高架駅で、ホームの端からは南側に広がる五日市の町並みを一望できます。


 

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武蔵五日市駅ホームより拝島方を望む。山間部がすぐ近くまで迫っています。
かつて武蔵岩井まで旅客営業していた頃は、当駅にてスイッチバックして一旦拝島方面へ向けて発車し、三内信号扱所で再びスイッチバックして武蔵岩井方面(写真左側)へ向けて発車していきました。


 

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武蔵五日市駅は近代的な高架駅です。駅周辺は市街地になっています。
駅前のバスターミナルからは檜原村方面や八王子方面への路線バスが出ています。

  

  
乗り鉄の注意点  

五日市線の電車は各駅停車のみで、大半の列車が拝島~武蔵五日市の線内運転です。また、朝方の全列車と夕方以降の一部の列車は青梅線の立川まで直通し、さらに、ごく一部の列車は拝島駅にて八高線または青梅線の列車と分割・併合して中央線の新宿または東京~武蔵五日市を直通運転します。

 

データイムは20分間隔の毎時3本運転ですが、平日朝ラッシュ時には若干増発されます。

 

使用車両はE233系6両編成(一部は4両編成)です。

 

データイムにおける拝島~武蔵五日市の所要時間は18分で、同じ盲腸線の青梅線と比較して手軽に乗りつぶしが可能です。

 

また、五日市線では全線で『Suica』が利用可能です。

  

  
のりかえ  

乗換駅  乗換路線
拝島駅  JR東日本:青梅線八高線。西武鉄道:拝島線  
(参考:Wikipedia)