秋葉原駅【東京都】(山手線、京浜東北線、中央・総武緩行線。2018年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、東京都千代田区北東部にある山手線、京浜東北線と中央総武緩行線の接続駅で、
以前は電気街の街として有名でしたが、昭和後期より音楽店、ゲームショップ、アニメショップが中心となり、近年はAKB48の劇場やメイドカフェなどが隆盛を極め、「オタクの聖地」として多くの人が集まる秋葉原(略称:アキバ)にある駅、
秋葉原駅 (あきはばらえき。Akihabara Station) です。
 
 
駅名
秋葉原駅 (スリーレターコード…AKB)
 
所在地
東京都千代田区
 
乗車可能路線・系統
JR東日本:山手線 (※1)京浜東北線 (※1)中央・総武緩行線 (※2)
(※1) 正式には東北本線。また、上野東京ラインにはホームがありません。
(※2) 正式には総武本線支線。
 
隣の駅
山手線 (JY 03)
品川方・東京方……神田駅
上野方・池袋方……御徒町駅 
 
京浜東北線 (JK 28)
大船方・東京方……神田駅
上野方・大宮方……御徒町駅 
 
中央・総武緩行線 (JB 19)
三鷹方・御茶ノ水方……御茶ノ水駅
錦糸町方・千葉方………浅草橋駅
 
乗換可能駅
東京メトロ:日比谷線…………………………秋葉原駅まで昭和通り口から徒歩3分
首都圏新都市鉄道:つくばエクスプレス……秋葉原駅まで中央口から徒歩6分
都営地下鉄:新宿線【都営新宿線】…………岩本町駅まで昭和通り口から徒歩8分
 
訪問・撮影時
2018年5月、12月。2019年2月
 
 

秋葉原駅の南西側に位置する電気街口(南側)です。
秋葉原駅は高架駅で、2階に山手線、京浜東北線のホームがあり、3階に中央総武緩行線のホームがある高架駅で、高架線同士が立体交差しています。
かつては中央総武緩行線ホームの高架下に「アキハバラデパート」がありましたが、現在は電気街口の南北に駅ビルが建設され、元「アキハバラデパート」の高架下も含めてJR東日本系の商業施設「アトレ秋葉原1」となりました。
写真は電気街口の南側で、7階建ての駅ビルがあります。
尚、電気街口(南側)には駅前広場はありません。
 
 

電気街口(南側)の西方を望む。
商店街になっていて、ビルが建ち並んでいます。電器店やホビーショップといった、秋葉原ならではのジャンルの店舗が多く見られます。
写真の道路を奥の方へ行くと中央通りにたどり着きます。
また、以前に交通博物館があった中央本線の万世橋駅跡も徒歩圏内です。
万世橋駅跡は現在、JR東日本系の商業施設「mAAch ecute(マーチエキュート) 神田万世橋」になっており、旧駅時代の遺構も一部残されています。
 
 

秋葉原駅の北西側に位置する電気街口(北側)です。
こちらにも4階建ての駅ビルが建設され、南側と同様に「アトレ秋葉原1」が入居しています。
写真は電気街口の南側で、7階建ての駅ビルがあります。
こちら側は駅前広場が整備されていて、大半が歩行者用のスペースですが、北側(写真背後)に小規模なロータリーがあります。
左側(東側)には山手線、京浜東北線のホームがあり、
その高架下には「AKB48 CAFE&SHOP」「ガンダムカフェ」などが入居しています。
また、写真右側~背後にかけて、は再開発により複合施設「秋葉原クロスフィールド」が誕生し、
超高層ビルの「秋葉原ダイビル」や、高層ビルの「秋葉原UDX」などで構成され、以前の秋葉原のイメージとは異なる新しい街並みとなっています。
 
尚、駅東側の中央口駅前につきましては後日更新予定の「つくばエクスプレス」秋葉原駅の項でも、
そして昭和通り口駅前につきましても後日更新予定の「東京メトロ日比谷線」秋葉原駅の項でも、
紹介させていただきます。ご了承下さいm(_)m
 
 

こちらは電気街口(北側)の駅近くを通る中央通りの様子です。
地下を東京メトロ銀座線が通っていますが秋葉原中心部に駅はありません。
中央通り沿いには家電量販店など電気関係の店舗、そしてゲーム関係やアニメ関係の店舗などが並んでいます。
写真右奥の「ドン・キホーテ」内にはAKB48の劇場があります。その先には東京メトロ銀座線末広町駅があります。
秋葉原駅付近の中央通りは毎週日曜日13:00~17:00(4月~9月は18:00まで延長)に歩行者天国が実施され自動車通行止になりますが、天候や行事、イベント、選挙、国事行為などにより歩行者天国の実施が中止になる事がありますので事前にご確認下さい。
また、西側の一帯にも電気関係、ゲーム・アニメ関係の大小の店舗が多数あります。
そして神田明神も徒歩圏内です。
 
 

西口に相当する電気街改札の様子です。1階にあります。
交通系ICカード『Suica』などに対応した自動改札機が多数並んでいて、右側にカウンター形式の有人通路があります。
改札口の右手前には『みどりの窓口』と自動券売機があります。
トイレは改札内にあります。多機能トイレもあります。
 
また、電気街改札の2階は「アトレ秋葉原1」で、アトレ1改札(アトレ秋葉原1の営業時間のみ利用可能。営業時間は要確認)があります。
 
 

こちらは、つくばエクスプレスとの乗換に便利な中央改札の様子です。
交通系ICカード『Suica』などに対応した自動改札機が多数並んでいて、左側にカウンター形式の有人通路があります。
改札口の左手前には指定席券売機と自動券売機があります。中央改札には『みどりの窓口』はありません。
改札口の正面には電気街改札があります。南側には電気街改札側へ抜けられる東西自由通路があります。トイレは改札内にあります。
 

 


また、さらに東側には東京メトロ日比谷線や都営新宿線(岩本町駅)との乗換に便利な昭和通り口があります。

写真は昭和通りより西を望む。前方の高架下に改札があります。

 

 

昭和通り口の駅前の様子です。南を望む。後方に改札があります。

駅前には店舗が多いです。

左側(東)には昭和通りが南北方向に延びています。

 

 

こちらは昭和通り改札です。西を望む。総武線の高架下1階にあります。
昭和通り改札には『みどりの窓口』があります。
 
 

山手線の駅名標です。電照式です。
JR東日本標準のデザインで、主要駅のみに付与されるスリーレターコードの表記があります。
スリーレターコードは、やはり「AKB」ですw
下部には山手線のラインカラー(ウグイス色)が表示されています。
駅ナンバリング表示もあります (JY 03)。
また、特定都区市内制度における東京都区内の駅かつ東京山手線の内側にある駅なので、「区」マークと「山」マークの表示があります。
 
 

こちらは京浜東北線の駅名標です。電照式です。
JR東日本標準のデザインで、下部に京浜東北線のラインカラー(スカイブルー)が表示されています。
駅ナンバリング表示もあります (JK 28)。
 
 

こちらは中央・総武緩行線の駅名標です。電照式です。
JR東日本標準のデザインで、下部に中央・総武緩行線のラインカラー(黄色)が表示されています。
駅ナンバリング表示もあります (JB 19)。
 
 

秋葉原駅は2階に山手線と京浜東北線の島式ホーム2面4線、3階に中央・総武緩行線の相対式ホーム2面2線を有する、計4面6線の重層高架駅です。写真は山手線と京浜東北線のホームで、右端から1番線(京浜東北線北行)、2番線(山手線内回り上野方面)、3番線(山手線外回り東京方面)、4番線(京浜東北線南行)の順で、4番線の左側(東側)には上野東京ラインの複線がありますが、ホームは設置されておらず上野東京ラインは全列車通過となります。さらに左側には東北新幹線の上野トンネルの出入口があり、東京方は高架、上野方は地下となります。ホーム有効長は11両分で、保守作業などにより11両編成の山手線列車が10両編成の京浜東北線を走行する事態に対応しています。
ホーム上屋は全11両分設置されています。写真は2018年12月撮影で、山手線ホームには既にホームドアが設置されています。京浜東北線ホームは未設置でしたが、2019年2月に使用が開始されています。
そして、ホーム中央部には電気街改札、中央改札への階段、エスカレーター、エレベーターがあり、ホーム南側(写真奥)には中央総武緩行線の5番線(新宿方面)への、ホーム北側(写真手前)には同じく6番線(千葉方面)への階段、エスカレーターがありますが、1~4番線と5番線、6番線を直結するエレベーターはなく、一旦改札階(1階)へ下りる必要があります。また、昭和通り改札へは一旦5、6番線を通る必要があります。アトレ1改札へは一旦3階に上がるか5、6番線を通る必要があります。
 
ちなみに発車メロディーは、
1番線…線路の彼方、2番線…小川のせせらぎV1、3番線…スプリングボックス、4番線…Cappuccino、
です。
写真は東京方、品川方を望む。
 
 

こちらは3階にある中央・総武緩行線ホームです。先述のように相対式ホーム2面2線です。
右が5番線(三鷹、新宿方面)、左が6番線(千葉、錦糸町方面)です。ホームドアは未設置です。
ホーム有効長は10両分+αで、上屋は端から端まで設置されています。
5、6番線ホームには他駅ではほとんど見られなくなった瓶牛乳を販売する売店があります。
それぞれのホーム中央部には2階の1~4番線への階段、エスカレーターがあり、ホーム西側から電気街改札や中央改札へは1~4番線経由が近道です。尚、1~4番線とを結ぶエレベーターは前述の通り設置されておらず、一旦改札階へ下りる必要があります。一方、3階と電気街改札・中央改札を直結するエレベーター、3階と昭和通り改札を結ぶエレベーターは設置されています。また、東側(写真奥)には2階にある中央・総武緩行線専用のコンコースへ通じる階段、エスカレーターがあります。2階コンコースには多数のコインロッカーが設置されています。このコンコースを介してアトレ1改札を除く全改札へ行く事が可能です。そして西側(手前側)にはアトレ1改札への階段がありますが、バリアフリーに対応していません。
 
ちなみに発車メロディーは、5番線…春 New Version、6番線…教会の見える駅、です。
写真は錦糸町方、千葉方を望む。
 
 

山手線、京浜東北線の東京方・品川方、横浜方を望む。
山手線と京浜東北線は方向別複々線です(外側が京浜東北線、内側が山手線)。左側には上野東京ラインの複線と東北新幹線の複線が並行しています。この先神田川を渡り、左手に東北新幹線の高架橋上に向けて上り勾配となる上野東京ラインの線路を見ながら市街地を高架橋で南下し、右から中央線快速の線路が寄り添うと神田駅へと至ります。
 
 

山手線、京浜東北線の上野方・池袋方、大宮方を望む。
右側には上野東京ラインの複線と東北新幹線の複線が並行しています。東北新幹線は地下トンネルの中です。この先、ビル街の中を高架橋で北へ走り、「アメ横」の南の入口に相当する御徒町駅へと至ります。
 
 

中央・総武緩行線の御茶ノ水方・新宿方・三鷹方を望む。
この先、3階レベルの高い高架橋で秋葉原電気街の中を西へ進み、国道17号線と外堀通り(都道405号線)の昌平橋交差点をアーチ橋(松住町架道橋)でオーバーパスした後に神田川を渡り、右へカーブしながら中央線快速上り線をオーバークロスして、下り勾配になって中央線快速上下線と合流し、御茶ノ水駅へと至ります。
 
 

中央・総武緩行線の錦糸町方・千葉方を望む。
この先、下り勾配で3階レベルから2階レベルの高架橋になり、市街地をほぼ一直線に東へ走ると浅草橋駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が秋葉原駅で下車(乗車)したのは2002年以降、何度もあります。そして2018年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。乗降客だけでなく乗換客も多いので駅の中は多くの人でごった返しています。また、街も活気があります。
 
新宿からですと中央・総武緩行線の千葉方面行きに乗車すれば乗換なしで到達できます。また中央線快速の東京行き快速電車に乗り、御茶ノ水駅で中央・総武緩行線の千葉方面行きに乗り換えてもOKです。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線で東京駅まで行き、山手線内回りまたは京浜東北線(快速もOK)に乗り換えて2駅目です。じゅうぶん日帰り訪問できます。
 
食料・飲料について、駅構内や駅前にコンビニが複数あり、飲食店もあります。また駅前にもコンビニや飲食店が多数あります。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
大阪からの到達難易度もそう高くありません。山手線、京浜東北線、中央総武緩行線を乗り鉄の際はぜひ一度、秋葉原駅でも駅の外へ出られてみて下さい!
 
(参考:JR東日本のHP、Google地図、Wikipedia)