信越本線(その1・高崎~横川) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

当ブログでは、私の鉄道乗りつぶしの過程や、最近の乗り鉄のレポート等を中心に紹介いたします。

イメージ 1
横川駅にて。現在、普通列車で主力の115系近郊形電車です。

  

今回から数回にわたり、群馬県高崎市の高崎駅と新潟県新潟市の新潟駅を結ぶ路線(横川~篠ノ井は分断)、
信越本線を紹介致します。
第1回目は群馬県内の区間、高崎~横川です。

  
  

イメージ 2
(Yahoo!地図を使用)  

  

  

路線名   区間・営業キロ   備考  
JR東日本:信越本線  高崎~横川(29.7km)、篠ノ井~新潟(220.6km)  (※1)  
(※1)横川~篠ノ井は廃止・三セク転換。後に長野~直江津も三セク転換。       
  
  

今回紹介の区間  

路線名   区間   営業キロ  備考  
JR東日本:信越本線  高崎~横川  29.7km   全区間複線・直流1,500V電化  

  

  

踏破達成時   2006年8月  
撮影時   2011年、2012年  

  

  

イメージ 3
在来線の高崎駅は島式ホーム3面7線の構造で、橋上駅舎を有しています。
信越本線の列車は八高線列車が使用する切り欠き式の3番線以外、2、4~8番線に発着します。

  

高崎を発車すると上越線、上越・長野新幹線と並走して北上しますが、やがて大きく左へカーブして西へ針路を取ります。尚、上り線は上越線の上下線を高架橋でオーバーパスします。

  
  

イメージ 4
高崎~北高崎にて。上越・長野新幹線や上越線と並走します。
手前の低い高架橋は信越本線の上り本線で、横川方で上越線の上下線をオーバーパスしています。

  

その後は市街地を走り北高崎。そして烏川を渡ると八幡工業団地を見ながら走り群馬八幡に着きます。

  
  

イメージ 5
北高崎~群馬八幡にて。立派な橋梁で烏川を渡ります。
遠方には榛名山の山並みを望めます。

  

群馬八幡を発車後は次第に沿線に田畑が目立ってくると高崎市から安中市へと変わり、今度は碓氷川を渡り郊外型の店舗を見ながら走った後、左側に東邦亜鉛安中精錬所が見えてくると安中に到着します。

  
  

イメージ 6
安中駅にて。構内南側には東邦亜鉛安中精錬所への専用線が延びていて、貨車が留置されています。

  

安中を発車すると車窓右手に安中市街を望みながら田園地帯を走り、信越化学工業の工場を見ながら進むと磯部に着きます。駅前は磯部温泉街で、旅館が何軒かあります。
磯部を発車後は農村風景の中を上り勾配で進み、松井田を過ぎると碓氷川を渡り、右手に松井田市街地を見ながら進むと西松井田に着きます。
西松井田を発車すると上信越自動車道をアンダーパスし、国道18号線と並走しながら左手に日本三大奇勝のひとつである妙義山の山並みを望みながら上り勾配で走ります。

   
   

イメージ 7
西松井田~横川にて。山間部を走ります。妙義山の山並みを望めます。

  

やがて車窓右側に町並みが見えてくると横川に到着します。

  
  

イメージ 8
横川駅にて。現在は相対式ホーム2面2線で中線を有していますが、かつては2面3線でした。
右側の3番線ホームには臨時列車の『SL碓氷』が停車しています(機関車はD51 498です)。

  
  

イメージ 9
横川駅の終端方を望む。かつては軽井沢へ線路が延びていましたが、
1997年の北陸新幹線(長野新幹線)開業時に横川~軽井沢は廃止となってしまいました(後述する碓氷峠鉄道文化むらへは側線が延びています)。
⇒一部区間の廃線跡探訪記事はこちら

  

レールの途切れた先には軽井沢へ向かうJRバス関東・碓氷線の停留所や、かつて横軽用の機関車が所属していた横川運転区の跡地には体験型鉄道テーマパークの『碓氷峠鉄道文化むら』があります。
また、途中の熊ノ平信号場までの廃線跡(アプト式の旧線跡)は、『アプトの道』として遊歩道化されています。

  
  

イメージ 10
横川駅の駅舎はこじんまりとしています。
駅前には名物駅弁『峠の釜めし』などを販売する「おぎのや」の店舗があります。

  

(つづく)  

  

  

乗り鉄の注意点  

今回紹介の区間は、長野新幹線の開業前は特急『あさま』『白山』が走っていましたが現在は普通列車のみです。
すべての列車が高崎~横川の運転で、データイムは毎時1本、その他の時間帯は概ね毎時1~2本です。
また、SL列車などの臨時列車がよく運転されています。時刻表などで確認を。

  

車両は115系電車を主体に、オールロングシートの107系も使用されています。

  

高崎~横川の所要時間は概ね30分~34分で、上り列車より下り列車の方がやや時間を要しています。

  

今回紹介の区間は全区間『Suica』が使用可能です。

  

最後に、一部の列車が軽井沢への路線バス(碓氷線)と接続しています。
バスの方が本数が少ないので、乗り継がれる場合は時刻表などでの確認が必要です。

  

  

のりかえ  

乗換駅   乗換路線  
高崎駅   JR東日本:上越新幹線北陸新幹線【長野新幹線】    
高崎駅   JR東日本:高崎線上越線、(両毛線列車)、(吾妻線列車)、(八高線列車)  
高崎駅   上信電鉄:上信線榛名山ロープウェイ (路線バスで1時間30分)  
横川駅   JRバス関東:碓氷線(軽井沢駅方面)  
  
(参考:Wikipedia)