![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/22/58/j/o0550041214425629753.jpg?caw=800)
横川~軽井沢には、ラックレール使用の旧線が存在しており、
今回はその旧線の廃線跡【アプトの道】を中心に簡単に紹介します。
尚、横川~軽井沢の粘着運転していた新線の廃線跡については別記事でも紹介しています(記事はこちら)。
横川~軽井沢は1893年に開業しましたが、連続急勾配区間だったので当初はラック式鉄道のうち「アプト式」を採用していました。初めはSLが使用されていましたが、1912年に電化されました。
そして1963年7月には粘着運転に切り替えられ、丸山信号場~熊ノ平が新線に切り替わりました。同年9月にはラックレール使用の旧線が廃止されました。
そして1963年7月には粘着運転に切り替えられ、丸山信号場~熊ノ平が新線に切り替わりました。同年9月にはラックレール使用の旧線が廃止されました。
新線も1997年10月1日の北陸新幹線開業により、同日に廃止となりました(運行最終日は前日の9月30日)。
横川~軽井沢はバス転換され、現在はジェイアールバス関東「碓氷線」として両駅を結んでいます。
今回は横川~熊ノ平信号場の順に廃線跡探訪レポートを超簡単に紹介致しますが、
横川~峠の湯については新線の廃線跡記事でも紹介していますので、今回は超超超簡単に紹介しています。
今回の廃線跡は全区間、群馬県安中市内に存在しています。
横川~峠の湯については新線の廃線跡記事でも紹介していますので、今回は超超超簡単に紹介しています。
今回の廃線跡は全区間、群馬県安中市内に存在しています。
尚、今回のレポートは主に2012年の探訪記なので、現在は状況が変化しているかもしれませんが、ご了承願います。
また、調査が不十分なことをお詫び申し上げますm(_)m
また、調査が不十分なことをお詫び申し上げますm(_)m
![イメージ 24](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/6d/17/j/o0800060014425629782.jpg?caw=800)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
国鉄:信越本線(旧線) | 横川~熊ノ平信号場 | (※1)5.6km | 1963.7.15新線切替→9.30廃止 |
探訪・撮影時 | 2012年4月 |
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/9e/ed/j/o0550041214425629816.jpg?caw=800)
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/6b/af/j/o0550041214425629841.jpg?caw=800)
写真の地点から左へ移動し、旧上り線跡を通るようになります。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/19/63/j/o0550041214425629870.jpg?caw=800)
左側は下り線跡で、鉄道文化むらの遊具扱いの「トロッコ列車・シェルパ君」が通ります。
この後は延々と上り線が遊歩道、下り線がトロッコ線の状況が続きます(途中の様子はこちらの記事にUPしています)。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/8b/90/j/o0550041214425629893.jpg?caw=800)
この場所に「トロッコ列車・シェルパ君」の「まるやま駅」があります。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/5d/30/j/o0550041214425629933.jpg?caw=800)
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/3c/17/j/o0550041214425629956.jpg?caw=800)
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/b0/0b/j/o0550041214425629980.jpg?caw=800)
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/3c/b1/j/o0550041214425630008.jpg?caw=800)
この線路は旧線跡と一致しません。旧線跡は「とうげのゆ」駅と右側の「峠の湯」の間を通っています。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/ff/5d/j/o0550041214425630055.jpg?caw=800)
掘割の法面に当時の面影が見られます。勾配は歩いていてもきつかったです。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/45/a7/j/o0550041214425630083.jpg?caw=800)
「アプトの道」ではトンネルも通れますが、
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/5f/a9/j/o0550041214425630119.jpg?caw=800)
念のために懐中電灯を持参した方が良いでしょう。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/19/52/j/o0550041214425630159.jpg?caw=800)
「めがね橋」ほどのインパクトはないもののレンガ積みの立派な橋梁です。
![イメージ 14](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/67/bf/j/o0550041214425630193.jpg?caw=800)
「アプトの道」からも碓氷湖へ寄り道可能です。
![イメージ 15](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/90/3d/j/o0550041214425630226.jpg?caw=800)
![イメージ 16](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/70/7d/j/o0550041214425630259.jpg?caw=800)
しかし、前を見て歩いているだけではその高さを実感できませんw
![イメージ 17](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/ff/b8/j/o0550041214425630293.jpg?caw=800)
明治時代当時の最先端の土木技術をもって建設されたと思われます。
![イメージ 18](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/95/08/j/o0550041214425630329.jpg?caw=800)
橋の片隅から国道へ下りる事が可能で、めがね橋を見上げる事ができます。
![イメージ 19](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/29/ca/j/o0550041214425630360.jpg?caw=800)
通れるようになったのは嬉しいですね。
![イメージ 20](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/26/f8/j/o0550041214425630383.jpg?caw=800)
トンネル内は相変わらず現役当時の雰囲気を色濃く残しています。
![イメージ 21](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/de/0a/j/o0550041214425630414.jpg?caw=800)
「アプトの道」の終点である熊ノ平信号場跡に着きました。
現在、「アプトの道」はここまでで、引き返すか横道から国道18号線へ下りるかしなければなりません。
![イメージ 22](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/84/21/j/o0550041214425630440.jpg?caw=800)
旧線には2本のトンネルがあり、「アプトの道」は左側のトンネルです。
右側のトンネルは引上線跡か複線の下り線かは分かりませんでした。
![イメージ 23](https://stat.ameba.jp/user_images/20190604/16/s-limited-express/ba/70/j/o0550041214425630469.jpg?caw=800)
レンガ造りの丸山変電所跡とは違ったレトロ感を味わえます。
もし「アプトの道」が軽井沢方面へ延伸されたら、また訪問したいですね。
(おしまい)
私が信越本線(横川~軽井沢)の旧線跡を転用したアプトの道を探訪したのは2012年の1度きりです。路面は舗装されていましたが、現役時代に使用されたトンネルを通れたのは嬉しかったです。また、めがね橋も通る事ができました。
徒歩(旧線跡経由)で行ける横川~熊ノ平信号場の距離は5.6kmで、徒歩ですと往復4時間ほど要します。横川~峠の湯は新線下り線の廃線跡を利用した「碓氷峠鉄道文化むら」の園内遊具扱いの「トロッコ列車・シェルパ君」が走っているので、時間が合えばトロッコ列車に乗車してワープ可能です。但し、トロッコ列車乗車には「碓氷峠鉄道文化むら」の入場料金プラス「トロッコ列車・シェルパ君」の乗車料金が必要なのでご注意を。
また、めがね橋の下へ行く事が可能で、めがね橋の写真を収める事ができます。
また、めがね橋の下へ行く事が可能で、めがね橋の写真を収める事ができます。
食料・飲料について、沿線にコンビニはありません。横川駅近くに「おぎのや」のドライブインがあるので名物駅弁の「峠の釜めし」などを入手できます(シーズンは横川駅前でも営業しています)が、事前に用意しておく必要があります。
「碓氷峠鉄道文化むら」へお出かけの際は、ついでにウォーキングがてら『アプトの道』も一緒に歩いてみて下さい。
接続駅 | 接続路線 |
横川駅 | JR東日本:信越本線(高崎方面)。JRバス関東:碓氷線(軽井沢駅行き) |
熊ノ平信号場 | JR東日本:信越本線新線の廃線跡 |
軽井沢駅 | JR東日本:北陸新幹線。JRバス関東:碓氷線(横川駅行き) |
軽井沢駅 | しなの鉄道:しなの鉄道線(長野方面) |
軽井沢駅 | 軽井沢プリンスホテルスキー場の第6ロマンスリフト (山麓駅まで徒歩約10分) |
(参考:地理院地図、Googleマップ、Wikipedia)