中部のもう一度行きたい道の駅!“紀宝町ウミガメ公園” | 全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の“道の駅”完全制覇の夢!

全国の道の駅巡りをしています。
2006年12月に旅をスタートし、7年半を費やして一応全国制覇を達成しました。

でも、その後に新しい道の駅が次々に誕生し、全国1221カ所に達しています。
私が走破したのはその内の1204カ所ですから、まだまだ旅は続きます。



[中部ブロック]
中部ブロックからは12カ所を選びました。
県ごとに順番に報告しますが、今回はその第12か所目、最終回です。



[選定の基準]
全国を道の駅の管轄によって9のブロックに分け、それぞれ10か所+αで、全国100カ所を選びました。
選定の基準は、7項目でそれぞれ5点満点の評価を行い、
満点評価の多い道の駅、あるいは合計点数の上位から選びました。

[あくまで個人の勝手な評価です]
これは、あくまでも私個人の主観的な感想です。
訪問した曜日、時間帯、その日のお天気によっても道の駅の印象は大きく違ってくるものです。
更に私自身の好みでも印象が左右されますから、選考には不公平があり、
あくまでも参考意見であることをあらかじめご了承下さい。

■道の駅名称:
 道の駅紀宝町ウミガメ公園(きほうちょう)
■都道府県:
 三重県
■所在地:
 南牟婁郡紀宝町井田568番地7
■訪問日(記事掲載時)
 2012-03-24
■評価(あくまで主観的意見です)
 

 ①買い物を楽しめる ★★★★
 ②グルメを楽しめる ★★★★
 ③温泉を楽しめる 
 ④景色を楽しめる ★★★★★
 ⑤家族で楽しめる ★★★★★
 ⑥トイレがきれい ★★★★
 ⑦何らかの特徴がある ★★★★★

■道の駅の特徴
 ・道の駅の前の熊野灘「井田海岸」が「アカウミガメ」の産卵地
 ・「ウミガメ資料館」と「ウミガメプール」を併設
 ・ウミガメプールでは目の前を泳ぐ大きなウミガメを観察できる。
 ・三重県の最南端で和歌山県との県境にあり、熊野三山にも近い
 


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■訪問レポート
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次は、わずか4kmしか離れていない
道の駅紀宝町ウミガメ公園 にやってきました。









ここは8時半のオープンですから既に開いています。
そして、昨日一日中降り続いた雨が嘘のように、今日は朝から上天気です。


国道42号沿いに、この目立つウミガメのモニュメントがあります。

道の駅の前の熊野灘 “井田海岸” には毎年5月下旬から8月上旬にかけて “アカウミガメ” が産卵にやってくるのです。
“南牟婁郡紀宝町” では全国で初めて “ウミガメ保護条例” が制定され、ウミガメ保護監視員の皆さんが海岸のパトロールを実施しています。







道の駅は中央に道の駅本体の建物があり、左手青い部分は “ウミガメ資料館”“ウミガメプール” です。





道の駅本体を拡大するとこのようになっています。
中央入口から入って右手、情報提供休憩コーナーに道の駅スタンプはありました。







スタンプは先客がありました。(笑)


ここは2階が軽食コーナー、3階は展望テラスになっています。





1階の物産館にはさすがにまだお客は少なく、果物類の運びこみや陳列をやっている最中でした。

この時間、まだ9時前なのでがらんとしていますが、午後から再び立ち寄った時には駐車場はほぼ満杯、お店の中もごった返しの状態でした。





国道から入った左手には、先程紹介した “ウミガメ資料館” があります。
そして更にその先にあるのが “ウミガメプール” です。





こちらは9時からなのでまだ開いていません。
でもせっかくここまで来てウミガメを見らずに帰る訳にはいきませんから、午後からの帰路にもう一度立ち寄りました。

それがこちらの写真です。





ウミガメ資料館は資料の他、ウミガメグッツを販売しており、こんなバカでっかい “オサガメ” のはく製があります。
ガラスケースの上に乗っている普通のウミガメと比べてその大きさが分かりますね。


そしてウミガメプールの方へ行ってみると ・・・・・。







ウミガメが跳ねるとバシャ、と水しぶきがかかります。

ここには直径6mと3mの大小二つの水槽があります。
写真はありませんが、階段を下りて行くと水槽の中を横から見ることもできます。





アカウミガメは一度に120個ほどの卵を産みます。
産んだあとには丁寧に砂をかけて覆い、卵を狙う鳥たちを欺く為に、他の場所にも穴を掘るのだそうです。

産卵から60日前後で卵を割って子ガメが生まれます。
地中から這い出すのに3日から7日もかかり、地上に出ると一目散に海に向かって走ります。

海に出た子ガメは黒潮にのって餌の豊富なカリフォルニア沖を目指します。
再びそのウミガメが日本に戻ってくるのは10年から20年後であり、無事に大人になれる子ガメは5000匹の内の1匹なのだそうです。

壮大な命の営みに、神秘さを感じます。






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