絵本の里けんぶちから15分ほど走って
道の駅羊のまち侍・しべつ へやってきました。
この道の駅は私にとっては ”新規” なのですが、オープンしたのは2021年5月1日なので既に開業から4年も経っています。
北海道で訪問していないのがここ1カ所だけだったのでなかなか来れなかったものです。
”士別市” は明治32年(1899年)に最北で最後の屯田兵の入植によって開拓されました。
道立自然公園「天塩岳」や北海道第二の大河「天塩川」の源流を有する人口約16,000人、水と緑が豊かな田園都市です。
道の駅はその士別市の中心市街地にあり、主に郊外に立地する他の道の駅と違って、”都市型” の道の駅と言えると思います。
道の駅の名前に ”羊のまち” という言葉が入っています。
士別市の羊の特徴は、品種が主に ”サフォーク” であることです。
”サフォーク” は頭の部分だけが黒い独特の姿をしていますが、良質の肉用種として知られ、特にフランス料理では最高級の素材として活用されています。
士別市では昭和42年にオーストラリアからサフォーク羊を100頭輸入したのを皮切りに、追加輸入や繁殖で、現在 ”サフォークランド士別” には約1200頭が飼われています。
※参考写真をお借りしました!
道の駅の名前の中にもう一つ、”侍” という言葉が入っていますね!
北海道東部の根室管内に 「標津町(しべつちょう)」という自治体があります。
同じ ”しべつ” の呼び名で「士別」と「標津」があって紛らわしい為、士別市の方は一般的な呼称として 「さむらい(士)しべつ」と呼んできたのです。
ですから道の駅の名前についても、「侍・しべつ」に決めたのだそうです。
この道の駅は市街地にあるため、あんまり広くはなく建物もこの1棟だけです。
これらは士別市の特産品や名産品を販売する ”アンテナショップ” という位置付けのようです。
道の駅に多い農産物は道の駅入り口付近のさほど広くないスペースに並んでいました。
こちらがテナントで入っている ”カフェ&レストラン武士(たけし)” の店舗です。
ここはさすがに羊のまちらしく、”サフォークラムチョップ” や ”サフォークジンギスカン定食” といったサフォーク羊肉を使ったメニューがあります。
最後におまけの写真を・・!
マンホールのふたも最近ではこんなユニークで可愛いのが増えていますね!