【写真】知らないと肖像権の侵害？！自分以外のまわりをぼかす方法

こんにちは！

デザイナーの奥田です。（他にも色々やってますいろいろ）

お仕事でブログアップする場合、写真があるとその場の雰囲気が出ていいですよね

ですがその写真、写っている人に掲載許可は取っていますか？

お客様でもお友達でも、公の場に写真をアップする時には一言

「写真掲載してもいいですか？」

と、聞いてみましょう。

特にサービスを提供している場合、お客様は有給で休みを取ってわざわざ来て下さっている事もあります。

休んでこんな事してる！なんて言われたくない人もきっといますよね。

だからもし、掲載NGの場合は無理して撮影しないとか

スタンプ画像を顔に入れて、誰だかわからないようにしましょうね。

こちらは皆さん掲載OKの方ですが駅で撮影したものです。

公衆の場で撮影する場合も、注意したいところ。

駅や観光地で撮影した際、色々な方が写り込みます。

その方が誰だかわかる状態で勝手にブログにアップすると・・・

肖像権の侵害に

なってしまう事もあるのです

肖像権の侵害とは？？

肖像権とは一体何でしょうか？

それは

本人の許可なく自分の顔や体などの容貌を撮影されたり、公表されたりしない権利

の事です。

肖像権は①プライバシー権（人格権）と②パブリシティ権（財産権）で構成されます。

プライバシー権とは

個人の姿や情報など、私生活上の事柄を守るための権利です。相手の姿を勝手に撮影したり、許可なくSNSなど公の場に公開された場合には、プライバシー権侵害の可能性があります。芸能人だけではなく、一般の私たちに与えられている権利なのです。

プライバシー情報の典型例として多くの判例で下記の事が認められています。

前科，過去の犯罪行為
疾病（持病・病歴）
身体的特徴
指紋
日常生活・行動・住所
身分行為（結婚・離婚）
犯罪捜査としての情報（の取得）

自発的にSNSに自分の顔や子どもの顔をアップしている人なら

他人に干渉されたくない情報にはなりませんが、

普段顔出ししていない自分の顔や子どもの顔を勝手にママ友のSNSにアップされた・・・なんて事はトラブルのもとになるのでやめた方がよいのです。

パブリシティ権とは

芸能人などの有名人が持つ利益や価値を財産と考え、その財産を独占的に利用する権利です。芸能人やスポーツ選手の中には、CMなどの広告で経済効果を生みますよね。顧客吸引力がある有名人の画像を勝手に使用するとパブリシティ権の侵害となります。

今話題のＺＯＺＯ（ゾゾ）創業者前沢友作氏さんがなりすまし投資詐欺広告を放置している米メタ社を提訴する考えを明らかにしているというものも、この権利の主張です。

ピントがきちんと合っていない場合・写り込みが小さい場合は、人物の特定が困難という事から肖像権侵害として認められない場合もあります。また、多くの人が行きかう駅やイベント会場での撮影も肖像権侵害として認められない場合もありますが・・・私は念のため顔が写っている場合にはぼかし効果を入れた方が良いのではないかと思います。

という訳で、長くなりましたが・・・！

今日は色々な人が写っている写真をアップしたい、でも自分以外の人をぼかしたい場合の画像処理の方法をお伝えします！

アプリを使って簡単にぼかしが入れられるのでこの方法でやってみてくださいね！