衣装や神楽鈴を入れたバッグを手に
外に出た時に見上げた空。
あ、これ出てる!
1月3日は、えびす大神さまのお誕生日。
その空には祝福の虹色が見えました✨
あなたの事を待っている神様との絆を
繋いで結ぶ赤い糸
神仏広告代理店・菊田です
神繋ぎ実績:3年半で500万円以上
オリジナル寄付企画への応援、
ありがとうございます!
菊田の自己紹介はコチラ。
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【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
六甲山上の稲荷神のその言葉から始まったのが、
【菊と稲荷】という菊田フィルターを通しての神と人との物語。
いつの間にやら【菊とゑびす】のような流れになっておりますが、
まだまだ清高稲荷大明神さまの子狐眷属と共に、
神仏広告代理店として成長したいともがく日々のお話です。笑。
菊「最高ー!!! 彩雲✨
縁起めっちゃいいやんー♪」
スカッと気持ちのいい青空に映る優しい虹色。
そのおめでたい色を見ながら向かっていたのは、
お正月3日目の西宮神社。
この日は、初めて西宮神社獅子舞保存会が
"お正月の境内で獅子舞をする" という記念の日でした!
去年は駅前の商店街ステージで獅子舞舞台をしたのですが、
念願叶ってとうとう今年は境内での初舞舞台✨
着替えたり、現場確認をしに行ったり、そろそろ物を運んだりと、
気持ちのいいお天気の中、獅子舞の準備を進めました♪
賑やかなお祭り好きのお稲荷様と、
獅子舞が似合う猿田彦命さまの間の空間♪
そこに赤いたっつけ袴に白いはっぴのメンバーが集まります。
はっぴの背には、えびす大神さまの神紋✨
保存会の赤いたっつけ袴も、年末に数が増え、全員着用が叶ってとても華やか♪
準備が整った後、えびす座の松田さんが
「左右の神々に、まずはご挨拶をしましょう」と仕切って下さり、みんなで参拝。
その後、本殿に挨拶するために、私たちは呼び込みも兼ねながら拝殿前に。
拝殿前は人の混み具合もすごいです。
そのたくさんの参拝者さんの合間を縫いながら、鳴り物付きで拝殿を目指しました。
五穀豊穣、無病息災、良縁成就、商売繁盛、天下泰平!
この後、お稲荷様の横で獅子舞をします!
ぜひご覧下さいー!!
そんな風に声を掛けながら歩いていると、皆さんが振り返って道を開けて下さいます。
声を上げて触れ回るのは、
ならまち御霊神社でのおねりの時に経験した事。
やっぱり経験って強いなーと思いながら、拝殿前に移動しました。
みんなで並んで拝礼して、舞台となる場所にまた移動します。
するとどんどん参拝客さんが集まってきて下さいました!✨
最初は『道中』という曲で離れた場所から
二柱のお獅子様がおねりで移動してくるのですが……
想像以上の人垣で✨ 花道をお獅子様が移動してくる感じです!
私は舞台エリアで太鼓を叩いていたので、おおーー✨と感動しながら見ていました。。
『宮参り』は二柱で。
目の前の参拝者さんはスマホを構え、演目ごとに拍手が起こります✨
お稲荷様の朱の鳥居⛩が衣装にも似合って、
神社の境内で獅子舞をしているー✨感がめっちゃ強くて……
「そもそも獅子舞といえばお正月でしょう!」と私は思っている一般人なので、
そのお正月に西宮神社の境内で初舞を納められたというのは、
本当に本当に嬉しかったのです。。✨
最後の演目が終わると、厄切りのカミカミタイムになるのですが、
お正月という事もあってご祝儀もたくさん頂きました。。(驚! 嬉!)
菊「……めっちゃ嬉しいなあ。。」
だってみんなが笑っているのです✨
立ち止まってずっと獅子舞を見て、拍手を下さっている。
菊「2019年の初夏から始めたんだよなあ……」
という事は3年半ほど。
始めて半年後の十日戎では、結婚式などをする神社会館にて
獅子舞舞台をさせていただきました。
それがこの西宮神社敷地内での最初の舞台でした。
そしてコロナ禍を経ての3年後に、
とうとう境内で神々に囲まれる中での奉納が叶ったのでした。
コロナ禍でも、蔓延防止期間でなければ、
お一日の奉納はさせていただいておりました。
それは保存会にとっては、モチベーションを下げない有難い機会でした。。
続けて続けて3年半。
やっと『お正月の獅子舞♪』を
西宮神社さま境内で叶える日が迎えられた✨
菊「ほんま継続こそが力なりやな……✨」
『お正月の獅子舞♪』としては1年目。
来年はもっといい初舞になるように頑張りたい🔥と思ったし、
お一日奉納を含めて、しっかり続けていけばどんどん定着して、
"西宮神社のお正月の風景" になっていくんだなと思えた。
菊「継続こそが力なり✨」
……年末の12月29日に、私たち西宮神社獅子舞保存会は、
3年ぶりの漢國神社での『大祓 獅子神楽』に参加していました。
実はこの漢國神社での『大祓 獅子神楽』は、
西宮神社獅子舞保存会の初舞台✨のお祭りでした。
2019年12月29日の初舞台……でしたが、2020、2021とコロナ禍で縮小され、
玉之助師匠が一人だけで奉納舞台をされていたのでした。
2022年はまた何演目も連続で納める『総舞わし』が復活となり、
西宮塩姉妹保存会も出演をさせていただいたのでした。
そして復活の舞台となった2022年に初めて、
"西宮神社さまの獅子頭による獅子舞" が奉納できたのでした。
2019年の時はまだ、獅子頭様を外に出す事を許されていなかったので、
奈良県御杖村の春日神社の獅子頭様を使わせていただいておりました。
「西宮神社の紋を背負って、獅子舞をする」という事は、
実はなかなか甘いものではありませんでした。
それが西宮神社さまからの許可が降り、その獅子頭で向かった思い出のデビューの舞台。
その舞台ですが、赤獅子様は耳の故障で舞台に立てませんでした。
今思えば、本当に初期の頃は、この獅子頭を持つという事さえ、
ハードルがめちゃくちゃ高かったのです。
持ち方もよく分からないし、落としたらどうしよう💧とか恐々で……
それがこの3年半で、パパッと手にしてシャシャッと舞台に立てるくらいに
慣れました✨
成長♡(笑! 幸!)
この『大祓 獅子神楽』は、玉之助師匠が一人で始めたもので、
1年目はロシア人の女性が一人観てはったんだそうです。
それが10年毎年続けた事で、今では石舞台前からぐるりと囲んで
拝殿前からの観覧もあるくらいの人出になる人気のお祭りに✨
菊「10年か……」
そういえば、去年末の12月24.25日に西宮能楽堂であった
武地さんとマイム俳優のいいむろなおきさんによる
『いいむろなおきとえべっさま』という舞台のお手伝いで入った時に、
いいむろさんが『ギア』という舞台について話されていて。
今年で10周年だそうで、
「やっぱり10年続けてきたのは大きいです」みたいに話されていた。
私にとっては獅子舞が3年半。
【菊と稲荷】は4年半ほど。
菊「10年経つ頃には、どんな風になってるんかな……✨」
継続こそが力なり。
継続こそが力なり。
コロナというものは、そこをある意味試したものでもある気がする。
西宮神社さまでのお正月獅子舞初舞で見た風景。
たくさんの笑顔と温かな拍手。
それは一方的に与えたりもらったりしているものではなく、
私にとっては喜びの交換でした。
Blogを書いて発信している自分には、そういう風景は見えないけれど。
でもきっと、そういう熱は生んでいるんだと思う*
発熱の交換ができる発信でありますように✨
菊「引き続き獅子舞も、自分のペースでがんばります🔥」
『KIKU to INARI magazine』
vol.1:特集 "参拝の一歩先 "の先。
・A5版・132ページ
・表紙&裏表紙フルカラー
・内容はモノクロ印刷
・2022年5月9日発行
・価格2000円(送料込)
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*2019年春の連載『ヒルコノミコト』はコチラです。
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公式授与品
→ 三輪坐惠比須神社様:御朱印帳
→ 三輪坐惠比須神社様:『狛犬祭』限定御朱印
→ ならまち御霊須神社様:良縁祈願絵馬