「えべっさま行ってきまーす」
そう言って出かけた元旦のゆっくり初詣♪
西宮神社では分配参拝を
『大福初詣』と名付け、
2月末まで福笹等の授与もされています。
あなたの事を待っている神様との絆を
繋いで結ぶ赤い糸
神仏広告代理店・菊田です
神繋ぎ実績:3年半で500万円以上
オリジナル寄付企画への応援、
ありがとうございます!
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【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
六甲山上の稲荷神のその言葉から始まったのが、
【菊と稲荷】という菊田フィルターを通しての神と人との物語。
いつの間にやら【菊とゑびす】のような流れになっておりますが、
まだまだ清高稲荷大明神さまの子狐眷属と共に、
神仏広告代理店として成長したいともがく日々のお話です。笑。
『大福初詣』は12月1日から2月末まで。
その間は招福語弊、干支物、熊手などの縁起物の授与もあり、
「密」を避けて、安全にお参り下さいませというシステムです。
菊「でも "福笹" は4日からの授与なのですね……」
ちょうど西宮神社の境内北側の塀沿いを歩いている時に考えていた。
菊「 "福笹" も元旦から授与しはったら1回で済むのに」
そう思った途端に「アホ!(笑)」とポンと届いた。
菊「……💧 えびす大神さま??」
ちょうどこの塀沿いはお宮の裏側に近くなる。
菊「えびす大神さま! 明けましておめでとうございます!
いきなり "アホ" ですか?(笑)」
えびす大神(以下:え)「通う機会を、あえて用意してるって事やん(笑)」
菊「通う機会ですか? 参拝のです?」
今日は元旦。初詣。
そしてその初詣よりも巨大なお祭りが、毎年1月9.10.11日の『十日戎』
3日間で100万人の参拝客が訪れる。
"福笹" は本来その『十日戎』のものなので、9日から授与されるのですが、
分配参拝という事で4日からという……
菊「4日から授与されるんだったら、元旦からでも良いのではと思ったのですが……」
え「三が日のすぐ後やからそう思うんやろ?
すぐというのが効くからそうしてる♪(笑)」
菊「すぐというのが効く……」
え「お菊ちゃん、今から初詣を楽しむやろ?」
菊「はい♡ もちろんです! 既にるんるんしています♪」
え「楽しい機会が短期間に連続してあるのって、嬉しくない?」
超嬉しいです✨
え「せやろ? 短期間にあえて通ってもらうのって効くんよ(笑)」
はー
確かに。そう言われてみればそうですね……
菊「短期間に通うって事は、要するにえびす大神さま大好き♡って事ですもんね✨」
え「僕を好きかどうかは置いておいて(笑)ここが好きって事にはなるやん♪」
おっしゃる通り。
連続ですぐに行くという事は「相当好きなんやな私」って暗示かかりますよね。
え「暗示かけるって(苦笑)」
菊「さすが商売繁盛のTOP神様でいらっしゃいますねー✨」
リピーター化推進計画……✨
え「言っておくけど(笑)
つまらん機会には誰も寄ってこーへんよ」
菊「え」
え「楽しいから来るんやろ?
誰が1回行ってつまらんなー思った場所に、連続で来る?」
菊「た……確かにおっしゃる通りでございマス💧」
え「正月は正月でその風景が楽しめる。
十日戎は十日戎でその風景が楽しめる。
だからみんなわざわざ短期間でも通ってくる♪」
菊「はい」
確かにお正月と十日戎はトーンが変わる……
え「みんなが楽しくて笑えるように、こっちも準備してるわけ。
期待に応えるのはほんま大切な事やし、本気でせなあかん部分やで」
菊「はい」
え「同じやるなら、行かんかった人が後で "行きたかったなー" って後悔するくらいの事、
やっていくのがいいやん?(笑)」
……いいです。
それがいいです。理想です✨
えびす大神はニッコリ笑った。
お宮の裏を通り過ぎ、塀沿いに通りに出ると……
すっごい人人人……!
菊「………何これ……十日戎レベル??」
みんな当たり前のように並んではる。
ちなみに私は、並びながら嬉しさを噛み締めていた。
拝殿もこんな感じ。
私はスチャッと1000円札を手にした。
今年初の本気賽銭!✨
ちょっといいですか。
今(1月20日デス)この本気賽銭、何を思いながら納めたかなー……と考えたのですが、
全く覚えがありません💧
純粋なお礼詣り……つまり、
ここにいる事に満たされていて、当然のように本気賽銭を納めた模様です。
みんなが楽しくて笑えるように、
こっちも準備してるわけ。
期待に応えるのはほんま大切な事やし、
本気でせなあかん部分やで。
えびす大神さまが渡して下さった言葉を思い出す。
菊「……こんなに混雑しているのに、みんな初詣を楽しんでる」
それは当たり前のようにこの人生で体験してきた事だけど。
でもその気分で初詣ができるように、お正月の風景を用意して下さったり、
安全に過ごせるように管理もして下さっていたんだなあと気が付いた。
今日はどんどんお詣りが順番待ちなので、正面からはすぐに離れて、
私は拝殿に飾られているコーナーを見に行った。
菊「うわ」
なんか(……ハミ出ている感じですけど)
めっちゃ目立つ所に自分の駒札が!
菊「笑笑!」
自分の駒札も見たかったけど、もう一つ見たかったのが、
Dream Sweets Factory's GALLERYさんの奉納クッキー✨
御神縁あって、こうして一緒に形は違えど、
神々の前に並ぶ事が叶いました♪
振り返るとたくさんの参拝者さんと神々と青い空。
クッキー作者のキヨさんに画像を送信して、
私は拝殿を出る事にしました。
えびす大神さまのおっしゃってはった言葉を思い出す……
「通う機会を、あえて用意してるって事やん(笑)」
そうか。
みんなお詣りに来たいんやな。
じゃあその機会を用意するのは、期待に応えるって事なんだわ*
いつもの神札を授与して頂き、私はそのままお稲荷様の方向に。
先にお詣りを済ませて横を見る。
菊「ここか……♪」
お稲荷様である神明神社と、
猿田彦命を祀る松尾神社。その間に空いたスペース。
ここで1月3日に、西宮獅子舞保存会で獅子舞をしようとしていた。
初めてお正月期間に境内で獅子舞をしてもいいと、神社様からお許しが出たのでした✨
菊「ここはめっちゃ良いじゃないですか!✨」
現地下見に来た私、テンション爆上がり!!!
何せお稲荷様は自由なお祭りがOKな神様でいらっしゃるし、
猿田彦命さまは、獅子舞と一緒に先頭を切る清めの神様♪
菊「光も射しますよ!」
一般的に獅子舞といえばお正月! というイメージが強いのもあって、
私は正月期間での境内での獅子舞✨に憧れていたのです♡
グイッと奥まっているので通行の邪魔にもならない気がするし、
おかめ茶屋さんの席の前になるので、見て下さりそう。
獅子舞保存会のグループにメッセージを送って、元旦の下見ミッションも完了したのでした。
露店で買いたいものがあったので道を戻ると、
拝殿前にはまだまだ本殿へのお詣りを待つ参拝者さんの列!
菊「……みんな、初詣らしい初詣を待ってたんですよね。。」
2020年の十日戎が過ぎた頃から、コロナの厳戒態勢に突入した。
だから2021年2022年は、こんな風景なかったと思う。
2年分のお正月気分を味わうための行列は、本殿だけでなく露店にも起きていた。
りんご飴を買うのに10名以上の列!
順番待ちをしながら、のんびり記念撮影したのであった。笑。
だってりんご飴でこんなに並んだの、初めてやってんもん♪
菊「十日戎では何買おうかなー♪
吉兆の鯛ちゃん返還式があるから、おかめ茶屋さんの甘酒と満足団子は絶対やな✨」
すぐ後に続く十日戎での豊かな時間を想像しながら、
まずは3日の獅子舞、頑張ろ〜🔥と賑わう参道を楽しみながらお宮を後にしたのでした。
『KIKU to INARI magazine』
vol.1:特集 "参拝の一歩先 "の先。
・A5版・132ページ
・表紙&裏表紙フルカラー
・内容はモノクロ印刷
・2022年5月9日発行
・価格2000円(送料込)
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*2019年秋の連載『留守神様』はコチラです。
*2020年冬の連載『愛しの狛犬』はコチラです。
公式授与品
→ 三輪坐惠比須神社様:御朱印帳
→ 三輪坐惠比須神社様:『狛犬祭』限定御朱印
→ ならまち御霊須神社様:良縁祈願絵馬