■『スモーキング・エイリアンズ』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]
2018年/日本映画/82分
監督:中村公彦
出演:倖田李梨/しじみ/津田篤/滝本より子/島津健太郎/岩谷健司/石川雄也/世志男/松井理子/藍田あかね/三元雅芸/亜紗美/那波隆史/北村龍太/羽田野実/吉澤哲也/三木一輝/坂本結梨/加藤絵莉/末田佳子/野間清史/米澤成美/長通悠陽/深澤幸太/深澤浩子/西村太一/吉原麻貴/米持隆/五味優
■2018年 劇場公開作品 68本目
『おっさんずぶるーす』『カリスマハウス』の「中村公彦監督」『スモーキング・エイリアンズ』を見逃してしまい、もう見れないかとあきらめかけてたら、「Amazon Prime Video」の配信が始まった。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018」の【ゆうばりチョイス部門】に選出されたの聞いて「おしっこ垂れ流し」。ずっと気になってた。
「1999年」「AV」デビュー「2005年」「ピンク映画」デビューで、「ピンク大賞女優賞」「3回受賞」の “ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「倖田李梨」と、“ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「しじみ」の出演にも興味があった。
『スモーキング・エイリアンズ』は「SF映画」「アクション映画」「恋愛映画」「何でもあり」な「コメディ映画」。ベースは「大道」「ゾンビ映画」。『寄生獣』のような「宇宙」? からきたかもしれない「エイリアン」「謎の生物」に寄生された人間がゾンビと化す。 “ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「倖田李梨」と “ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「しじみ」達は生き残ることができるか?
だが恐るべき極限のくそリアリズムではなく「ゆるい」。「エイリアン」は「煙草」の煙が弱点。煙を吸うと死んでしまう。
「母娘」の絆。「不倫」「片想い」の愛。「孤独」「家族」。ゾンビと化した「エイリアン」と闘う中、 “ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「倖田李梨」と、“ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「しじみ」達それぞれの想いが交錯する。
「日本」が「今」、国を挙げて「禁煙政策」を進める現代で「大問題作」に見えた。「これでもか」まで、「82分間」「殆ど」「全部」「喫煙シーン」。
かつて僕も「1日1箱」の喫煙者だった。「何とか」「決断」して「禁煙」。今は「もらい煙草」まで完全に辞めて「16年間」やり過ごした。だが「煙草」は「薬物」と「言い切る」。「薬物依存」から抜け出すのは半端な覚悟じゃ「絶対成し遂げられない」から。『スモーキング・エイリアンズ』への「賛否両論」は、「喫煙」への「信念」「価値観」「倫理観」によって別れるだろう。判断は見る者に委ねられる。
また “ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「倖田李梨」と “ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「しじみ」に「エッチ」なシーンを期待したが「皆無」。「セクシー」シーン「まで」だった。
だが “ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「しじみ」が言う「エイリアン」を「一人ずつなら確実に仕留められる方法」が、「キス」して煙草の煙の「直入れ殺し」なのだが、「キス」の「しまくり」は「ちょっと」「エッチ」だった。
だか「一番」「大問題作」な「台詞」は、“ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「倖田李梨」が煙の「直入れ殺し」の後、「エイリアン」の「死体」見て言う「これじゃ… タバコが猛毒みたいじゃん」。
「笑っていいのか?」 低予算映画で映像は「ゆるい」かもしれないが話は「ヘビー」。「日本」が「今」、国を挙げて進める「禁煙政策」は一歩間違えれば「差別」になりかねない真っ只中、「喫煙者」は「絶対消えない」。「喫煙」が「良いこと」か「悪いこと」かを問い掛けたかもしれない「大問題作」な「台詞」の「怖さ」にビビって「泣きながら」大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。
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画像 2023年 3月