■『美しい星』
☆☆☆☆★[85]
2016年/日本映画/127分
監督:吉田大八
出演:リリー・フランキー/亀梨和也/橋本愛/中嶋朋子/羽場裕一/春田純一/友利恵/若葉竜也/坂口辰平/藤原季節/赤間麻里子/武藤心平/川島潤哉/板橋駿谷/水間ロン/今村美乃/岩谷健司/樋井明日香/滝沢涼子/阿部朋子/小山田みずき/佐々木蔵之介
■2017年 劇場公開作品 53本目
「自称」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「橋本愛」の「永遠の下僕」なので、「気づいたら」『美しい星』も「ちゃんと」見てた。
何の予備知識もなしに見て、「何じゃこりゃ!」とビビったのは「SF映画」だったこと。「火星人」「水星人」「金星人」の話でおしっこ漏らした。
「かなり」あまりに「何じゃこりゃ!」な話だったので、見終わってから調べたら、「原作」が「三島由紀夫」だと思い知って大きい方を漏らした。全人生で「本」から殆ど「逃げた」僕に、「本」を読む習慣は殆どなく、「三島由紀夫」が「SF小説」を書いてたなど「全く知らなかった」ことに、「反省」「懺悔」「償い」しかなかった。
原作とどこが違うかを「詳細」まで調べてないが、「かなり」現代に合わせて大幅に「脚色」したらしい。だが「自然が美しいのではなく、人間が勝手に自然を美しいと思ってるだけ」、「人間と自然ではなく、人間が自然の一部でしかない」など、「発想」「思想」に思い知らされる「震撼」「驚愕」「圧倒」「絶句」が多々あった。
だが、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「橋本愛」の「永遠の下僕」にとって、あんな「どこの馬の骨」か知れない「最低男」に、「薬」飲まされて「強姦」され「妊娠」させられてしまうなど「言語道断」、僕にとっては「見るに堪えない」「絶対許せない」話だった。だが「SF映画」なので、これは「嘘」なのだと自分の心に言い聞かせた。
最期の「SF感」、「何じゃこりゃ!」度が凄かった。だが僕にとって本当の「衝撃」の「SF感」は、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「中嶋朋子」。本当に「日本映画」に対して「不真面目」「超てきとう」だったので、僕はつい最近、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「中嶋朋子」の「高校生」姿を、『ふたり』で見たばかりだった。なので「中嶋朋子」が「橋本愛」の「お母さん」だったことが、僕にとって「一番」、衝撃的な「SF感」に見えてしまった。
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■日記「今日見た映画 2017」54『光』
■日記「今日見た映画 2017」55『サーミの血』
■日記「今日見た映画 2017」56『ノクターナル・アニマルズ』
■日記「今日見た映画 2017」57『獣道』
■日記「今日見た映画 2017」58『グレートウォール』
■日記「今日見た映画 2017」59『ガーディアンズ・オブ・…』
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画像 2020年 4月