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いや~、本当に遅くなってしまったんですけどやっと入手できました~!!
コーセーとマルホ(ヒルドイドの親会社)の共同制作で完成した、
「ヒルドイド」の美容&日常ケアバージョンがこちらの
【カルテヒルドイド】
です!!
発売日は9月16日だったんですが
僕の近所のドラッグストアが入荷に時間がかかっていて昨日ようやく入手することができました!
カルテヒルドイドについての濃~いお話は、
▶「ヒルドイド問題」に終止符を…コーセー×マルホ共同開発【カルテ ヒルドイド】に僕が期待する理由
こちらのブログで詳細をまとめているのですが、
「ヒルドイド美容利用問題」を解決できるのではないか!?とかずのすけが期待を寄せている製品になります。
詳しい経緯や内容はぜひこちらのブログを見てみてください😉💡
さて、今回の記事ではそういった濃い話は一旦置いておいて、
前回の内容ではカルテヒルドイドの成分等についてはあまり詳しく解説していませんでした。
というのも、そもそも以前の記事を書いた時にはカルテヒルドイドの成分が一般にはまだ公開されていなかったんですよね。
なのでブログには盛り込めなかった、という事情があります。
今回は念願かなって実際に入手しましたので、
カルテヒルドイドの成分はどうなっているのか?というお話をメインにしていきたいと思います。
◎【カルテヒルドイド】の有効成分と製品種類
まず「カルテ ヒルドイド」がどのような製品なのか軽くお話をしておきます。
これは、カルテヒルドイドの制作会社のひとつである「マルホ株式会社」が古くから開発していた【ヒルドイド】という医薬品の、『医薬部外品』バージョンのアイテムになります。
医薬部外品とは、平たくいうと化粧品と医薬品の中間的なアイテムで、
化粧品のように日常的なケアに使用でき、かつ医薬品ほどではないものの「有効成分」が配合され、各症状の予防効果や緩やかな改善効果を公に認可されている製品です。
医薬品の「ヒルドイド」といえば『ヘパリン類似物質』という有効成分を配合しており、
これはヒアルロン酸などと同質の高い保湿効果に加え、
血流を促進する働きにより肌機能の改善や乾燥肌の治療効果が認められています。
しかし医薬品は効果が強く、日常的に使用してしまうと副作用の懸念が出てしまうことから、
医薬部外品として日常ケアに使える【カルテ ヒルドイド】が登場しました。
というわけでカルテヒルドイドの有効成分は、
ヒルドイドと同じ『ヘパリン類似物質』に加え、
抗炎症効果の『グリチルリチン酸2K』が採用されています。
カルテヒルドイドはシリーズで
・化粧水 ・乳液 ・クリーム ・オールインワンジェル
の4つの種類がありますが、
いずれのアイテムも同じ有効成分を含有しています。
ヘパリン類似物質は医薬品より抑えた濃度で日常使い用に最適化されています。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症成分として、肌荒れを抑えて保湿することができます。
◎【カルテ ヒルドイド 高保湿化粧水】の成分と使用感について
まず最初はこちら、化粧水について見ていきます。
全成分はこんな感じですね。
医薬部外品なので成分表の表記が少し複雑になっています。。
ただ、記載の雰囲気的に基本的には化粧品準拠っぽいですね。
こちら一本150ml入で1800円です。個人的には結構お求めやすいイメージです。
有効成分は先程言った2種類で、
ベース成分がBG(1,3ブチレングリコール)、グリセリン(濃グリセリン)、DPG(ジプロピレングリコール)…と並びます。
個人的に好きな低刺激保湿成分のBGベースなのが良いですね!
グリセリンも低刺激ですし、DPGは控えめなのでベースの構成もさすがに敏感肌向けに作られてそうです。
セリン、テアニン、アセチルヒドロキシプロリンなどはアミノ酸の一種で、
天然保湿因子NMFの助けをしてくれます。
あと他にも色々成分は含まれているのですが、
全体的に粘性を調節する目的の成分が多く、テクスチャーに特徴がありそうですね。
実際に出してみると、こんな感じの少し粘性のあるぷるっとした保湿液になっています。
ちょっと傾けても垂れてきません。
それで、このテクスチャーだとなんとなくベタツキ感がありそうなのですが、、
お肌に伸ばすと、スッとさらっと馴染んで、全然ベタツキ感がありません!
これはかなり好感触の使用感です。
この化粧水はほとんど刺激感も感じないですし、少量でかなりの広範囲を保湿できます。
不要な成分も殆ど入っておらず、無着色無香料、当然ノンアルコールですし、
敏感肌にも適していると思います。
(ただDPGが入っているので苦手な人は注意)
ヘパリン類似物質で乾燥のケアもできますし、
150mlと多めの容量ですのでボディの保湿にも使えそうです。
◎【カルテ ヒルドイド 高保湿乳液】の成分と使用感について
次に「乳液」を見ていきますね。
他2つ残した時点で先出しで申し訳ないですが、
コストバランスや製品のクオリティ、配合されている成分の特徴などを
全部加味して今回の4種類から「どれかひとつ」オススメを選べと言われたら、
僕はこちらの乳液をオススメします。
理由としては、
まず有効成分は全部同じなので、グリチルリチン酸2Kとヘパリン類似物質なのですが、
その他の成分の構成が非常に敏感肌に適したものになっています。
BGとグリセリンを主成分として、
流動パラフィン(ミネラルオイル)とエステルとワセリンを主体とした低刺激で安定性の高い油分構成です。
また、化粧水同様にNMF補助成分のアミノ酸各種に加えて、
ビタミンEなどの酸化防止剤や、
「n-ラウロイル-l-グルタミン酸ジ(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)」
という長い名前の成分が、【疑似セラミド】と呼ばれるセラミド類似成分です。
配合量はクリームの方が多そうですが、化粧水とは明らかに差別化されていますね。
使用感もとても良かったです。
伸びが良く、保湿の持続力も高く、刺激も殆ど感じません。
ベタツキ感も最低限に抑えられています。
僕は乳液ってあまり得意ではないですが、こちらは全然使えるな!と思いました。
テクスチャー面では前身のヒルドイドローションやクリームにも近いアイテムですから、
元々ヒルドイドを使っていた人も違和感なく使えると思います。
吐出口がポンプ式になっているので、ボディの利用も化粧水よりも簡単です。
◎【カルテ ヒルドイド 高保湿クリーム】の成分と使用感について
次はこちらの高保湿クリームを見ていきますね。
こちらは入っているものは乳液の成分と殆ど同じです。
敏感肌に十分適した構成なのですが、
エチルヘキサン酸セチルや流動パラフィンなどの油分の量がかなり増えているので、
かなりリッチな使用感のクリームになっています。
もしも乳液と一緒に使う場合は、油分過多になってしまう可能性があるので、
乳液だけで使うか、化粧水→クリームの組み合わせで使用するの二択がおすすめです。
疑似セラミドの含量は恐らくこちらのクリームの方がかなり多くなっていると思いますので、
より乾燥がひどい方で、濃厚な保湿がしたい方にはクリームもオススメできると思います。
使ってみると、ザ・リッチな感じですね。笑
かなり少量でもガッツリ保湿してくれます。
元々のヒルドイドの軟膏のタイプよりもさらに重い使用感ですし、
価格も40gで2300円と少し高めということもあり、
これはお顔専用ということになりそうですね。
◎【カルテヒルドイド 高保湿オールインワン】の成分と使用感について
最後にオールインワンジェルについてですね。
一応有効成分は同じですし、成分も乳液やクリームの成分とあまり違いはないです。
BG・グリセリンがメインで敏感肌向けの構成も変わりなしです。
ただ、ベースに「メチルポリシロキサン(ジメチコン)」が入っているように、
結構皮膜を作る使用感になっています。
そこが好みの別れどころな気がしますね。
ベタツキ感もシリーズの中では一番ありました。
プルプルの綺麗なジェルなんですが、
高いしっとり感と引き換えに、ベタツキ感が少し強めです。
100gで2700円と比較的お求めやすいオールインワンジェルかな…とは思うのですが、
個人的にはシリーズの中では一番パッとしないアイテムかなという気がしました。
これを使用するなら、1800円の乳液を一本でも全然構わないと思います。
◎全部使う必要はなく、一つだけでも十分な効果が見込めます。
というわけでカルテヒルドイドの4つのアイテムを一挙解説させてもらったのですが、
「これ4つもあるのを全部使用しなければならないのか?」と疑問に思う方もいそうです。
これについてはその必要はなく、
医薬部外品というのは、一つの製品で十分な効果の安全性と有効性をとっているので、
シリーズで合わせて使わないと効果がないとかそういうことは全くありません。
どれか一つ気に入ったものを使うだけでも十分効果が見込めます。
個人的には、先程も申し上げたように「乳液」が凄くオススメだと思いました。
「市販でオススメの乾燥対策の乳液を一つ教えて」と言われたら、
今日からはこちらを紹介するくらいにはオススメだと思います。笑
乳液が苦手な方は、「化粧水」も非常に良かったのでこちらも試してみて欲しいですね!
むしろ全種類揃えて使うと、どれもかなり保湿力が高いので
保湿過多になってしまうのではないか?という気がします。
また、「抗炎症剤」も入っているのでこれはあまり何品も重複して使用するとあまり良くないと僕は思っていますので
使っても2品までで使用すると良いと思います。
個人的には
・化粧水のみ
・乳液のみ
・化粧水→乳液
・化粧水→クリーム
の組み合わせが良さそうと感じました。
◎医薬品のヒルドイドを使用していて、化粧品に移行したい方はまずはカルテヒルドイドを試してみましょう。
というわけでかなり長くなりましたが、
カルテヒルドイドは化粧品として日常使いするのも良いと思いますが、
一番価値のある使い方としては
今までヒルドイドなどの医薬品の保湿をずっとしていた方が、
まずはこちらのカルテヒルドイドに切り替えて使用して、
そしていずれお肌の調子がもっと良くなったら他の化粧品も色々試してみる…というふうに、
医薬品に頼ったスキンケアから、化粧品のケアに切り替える際に中間的に使用するような製品としてとてもオススメできるなと思っています。
特にこういったアイテムはここまで敏感肌に適した構成のものが少なかったので、
敏感肌でも推奨できる構成になっているのは本当に良かったと思います。
(実は以前のブログ書いた時には成分の構成までは知らなかったので、蓋を開けたらめちゃ刺激の強い内容だったらどうしよう…!!とちょっと不安に思っていました。笑)
ぜひヒルドイドの化粧品移行や乾燥ケアにお悩みの方は、お近くのドラッグストアなどで探してみてください!
(ちなみに公式オンラインストアは10月1日からだそうです。)
では今日は以上です!!
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