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■J1■2014シーズンスローガン評価 「おっしゃる意味がよくわかりませんが」

すごい雪だ!!!
こんな日はブログ更新だぜ!!

さて、やるやると言いながら中々出揃わなかったスローガンなのだけれど、これ以上待つことはできない!まだでてないところがあるけど、いいや、もう限界だ!書くね!

というか、俺の地道な活動もあって、去年からJリーグが公式でスローガンページ を作ったよ!!大勝利!!マージンくれ!!

まずはJ1から。
J1の過去分(20122013 )、J2の過去分(20122013 )もあわせて読むと、味わいの深さが増します!!(アクセス倍増計画)
では早速チェケラ!



■仙台

Challenge 誇りを胸に、歴史を刻む
仙台


昨年まで手倉森監督が築き上げたベースをそのままに、グラハム アーノルド新監督のもとさらにチーム力を積み上げていく。
今年クラブは20周年を迎えます。この間に培われた結束力や絆はとても大きく、これからも変わりません。
これまでの築き上げてきた歴史や誇りを胸に秘め、新しい歴史を刻むべく、さらなるChallengeが始まります。



・総合点 5.0点
・5月には忘れてる点 7.0点


昨年まではやたらと黄色と「V」推しだったのだが、アーノルド監督が来たこともあって、急激な路線転換。一応、20周年だからだそうな。全くチームカラー関係ない青と赤でぐいぐい押してくるなど、「発注先変えた」感を全面に押し出してのリスタート。スローガンは可もなく不可もない、「わかりやすいけど忘れやすい」の典型例かと思うので、評価は低め。ただ、手倉森監督のベースというのは「ダジャレ」だと思ったのだが、そこは結局引き継がないのか。監督がオーストラリア人ということもあるので、「我々はイルカ漁を許さない」などの刺激的かつポリティカルなメッセージを掲げ、「サッカー関係ないじゃん」という壮大な突っ込みを諸方面から受けていったらいいと思う。



■鹿島

SPECTACLE 戦

鹿島


挑戦者の立場で迎える2014シーズンにおいて、優勝という一大スペクタクルを完結させる決意を込めた。「SPECTACLE」はラテン語の SPECTO(見る)に由来し、「SPECTATOR」(観客)と語源を一にしている。12番目の選手がもう一人の主役であることをあらためて胸に刻み、ともにストーリーを創造していく。
また、スペクタクルの核となる要素として「戦」という字を当てた。この文字には「戦(たたか)う」「戦(ふる)わせる」「戦(おのの)かせる」など様々な読み方があり、クラブの伝統を象徴する。激しい戦いをベースに、魂を戦(ふる)わせ、敵を戦(おのの)かせる強さを取り戻し、スペクタクルを紡いでいく。


デザインコンセプト:
■SPECTACLEの字体(フォント)は、ロゴ用に制作したオリジナル。ゼロから「創造」していくことを表現した。
■メインエッセンスとなる「戦」は、壮大なスペクタクルを支える形で配置。戦いの場であるカシマスタジアムのイメージも投影した。



・総合点 5.5点
・デザイナー仕事しました点 7.5点


昨年のスローガンでは自らがブラジル植民地であることを明確に示したが、今年は路線転換。「スペクタクル」とあまり関係のない「戦」を当てているところが、色々説明しているがよくわからない。どっちかでいいんじゃないか。「激しい戦いをベースに、魂を戦(ふる)わせ、敵を戦(おのの)かせる強さを取り戻し、スペクタクルを紡いでいく」そうだが、単なるダジャレ感はいなめない。注目すべきはデザインコンセプトまで書いちゃってるところ。まあ仕事してる感は出ていいのかもしれないけど、それは外部に出しちゃあいけないのではないか。個人的にはもっとブラジル感を出してほしいので、「SPECTACLE ネイマールがいれば」とかにしてくれればいいと思う。


■新潟

まだなし?
新潟


まだ発表がない??去年はなしだと思ってたのだが、今調べてみたら「SMILE 2013」であることが判明。なにこのやっつけたスローガン。しかも公式ページには掲載せずにJリーグ公式ページにだけお知らせするという意味不明の広報活動。やる気あるのか!とりあえず新潟はいつ発表になるかわからないので、俺からは、去年のスマイルを継承しながらも川又の「#chinkodekasou」感を大事にする、という意味で「笑顔で全裸サッカー」というスローガンを提案したい!!でかそう!!



■浦和

まだなし?

浦和

ここも昨年、一昨年に続いてなしと思ったら昨年はあったみたい。ここもJ公式のみで広報。ていうか、別に出したくないんだけど、なんかJリーグが出せっつーからしゃーなし出しましたーって感じである。やっつけ感に溢れまくっている。こんな意味のないスローガンじゃだめだ!もっと硬派に!ということで、浦和には「ピッチが鋼鉄でも構わない、でもボールは少し柔らかめでよろしく」という男らしいスローガンを送りたいと思います!!



■柏

VITORIA

・総合点 6.5点
・勝利への飢え点 6.5点


今年は画像なしで、去年、一昨年からの継続である。勝利を追い求めているし、実際それを成し遂げているのだから、文句のつけようがない。「VITORIA」と言えば柏ということもだいぶ定着してきた感もあり、それはとてもいいこと。ただ、いい加減飽きてきた感もあるし、もう俺も別に言うこともない。なので、VITORIAはそのままにするとしても、「今年は監督辞めたり戻ったりしません」というのをサポーターに宣言していくというのではないだろうか。



■大宮

大宮共闘 共に闘う力が、強くする



大宮


■総合点 7.0点
■東大赤門前攻防戦点 7.5点



まさかの「大宮共闘」継続である。去年は「共闘」を掲げながらもアレがアレしてああなってしまったわけであり、今年こそは共闘したいという切実感が溢れている。そして、去年とほぼデザインが一緒、サブタイトルもちょっとだけ変えただけ、という点が使いまわし感溢れており、「もう、それ、去年のそのままでいいんじゃね?」という感想も持つ。しかし、相変わらず「共闘」という言葉のメッセージ性の強さには驚くほどであり、チームの調子が悪くて火炎瓶やゲバ棒がでてこないことを祈るのみである。個人的には大熊監督が試合中に「家長、共闘!!共闘な!!」と叫んでいたら、その場で実家に帰るくらいのインパクトはあると思うので、是非積極的に叫んでもらいたい。



■FC東京

Bello e Aggressivo 限界を超えて頂点へ


FC東京


【コンセプト】
「Bello e Aggressivo」とは
・「Bello」  ・・・ 「美しい」、「素晴らしい」、「気高い」
・「e」    ・・・ 英語の「and」と同意語
・「Aggressivo」 ・・ 「積極的」、「攻撃的」

2014シーズンのチームスローガンは、マッシモ フィッカデンティ新監督の母国語であるイタリア語を用い、『ファン・サポーターのみなさまを楽しませるような、美しく魅力的な攻撃サッカー』を展開することを掲げました。
また「限界を超えて頂点へ」というメッセージを打ち出し、『これまでの限界を超えて、その先にあるタイトルを見据える』という想いを込めると同時に、新たな歴史を作り上げるという決意を表しています。



・総合点 6.5点
・お前ら中国人が監督になったら「
天安門事件蹴球」にするんだな?点 6.5点


とってつけたようなイタリア語きたーーー!!英語以外の言語を使うと「お!」と思わせる効果があるのだが、その分非常に覚えにくいというので素人にはオススメできない。意味としては単に「Beautiful and Aggressive」であり、日本語に訳すと「美しくて攻撃的」というちょっと頭悪そうな渋谷のにいちゃんみたいになってしまうので、翻訳禁止。まあでもメッセージとしてはわかりやすく、イタリア人監督になったことを明確に告げていてよいのではないでしょうか。個人的スローガンとしては「平山、復讐のときはきた」を推していきたいと思います!!Bello!!



■川崎

OURS


川崎


勝利は、選手の力だけで掴み取ることはできません。
選手、スタッフ、サポーター、ボランティア、スポンサー、そして川崎市が一体となり、力を合わせた結果、「勝利」を掴み取ることができます。

勝利によって生まれる「高揚」「興奮」「感動」「笑顔」を今まで以上に多く生み出し、「元気」で「明るく」、「活気あふれる」スタジアム、そして川崎を皆さんの支えのもと「共に手にしよう」という意味を込めて2014年のクラブキャッチフレーズを「OURS」(英訳で「私たちのもの」)とネーミングしました。

※OURSは、MINE(マイン)=「私のもの」の複数形



・総合点 6.0点
・英語力改善点 8.0点



シンプルキャッチフレーズきた。去年は「Wing」でよくわけがわからなかったので、今年はもっと英語のレベルを下げました!このキャッチフレーズ自体は例の「覚えやすいが忘れやすい」というありがちカテゴリーなのだが、特筆すべきは「※」の注意点で、「OURSは、MINE(マイン)=「私のもの」の複数形」という全く意味のなさそうな但し書きがしてあるところ。川崎市民の英語力を非常に低く見積もっていて、潜在的に自サポーターをディスっていると思ったのだが、実はそうではない。これは自チームの選手に向けての注意点なのだ!対象は大久保。その昔、スペインに移籍したときには一言もスペイン語を話さないほどの外国語適応能力の低さを見せつけた上に、「ランニング」を「ランニグン」と書いてしまうという致命的な日本語能力の低さも露呈。そもそも言葉が苦手なのではないか、という疑惑というか確信の下、大久保に向けて注意点を書いたのだ!決して「川崎市民は英語よめねえから」とか思ってないと思います!大久保はレッツ駅前留学!



■横浜FM

All for Win Fight it Out!



横浜FM


・総合点 5.5点
・トリコロールで目くらまし点 7.0点


去年からの継続に「Fight it Out!」を追加してお茶を濁してみました。説明文一切なしの男っぷり。なんか去年結局勝てなかったので、継続するのはあんまりよくないのではないかと思うのだが。それで、このスローガンも3年も続けてるのに、中々定着しないのはどうしなのだろうか。そして、チームカラーを入れるのはいいのだが、どうしてもこのトリコロールの使い方は間違っていると思わざるを得ない。上段青、下を赤にして、背景白じゃだめなのだろうか。しかし、ここで俺はある事実に気付く、このダセえデザインには理由があるのではないかと。こういうダサさで相手を油断させておいて、その間に点をとるという高等戦術。横浜FMやるな…とは全然思わず、普通にしたほうがいいかと思います。




■甲府

飛躍 プロヴィンチアの挑戦


甲府



【スローガン】
 今年はVF甲府が次のステップに進むための重要な1年となります。大企業の支えのない地方クラブが強い存在感を示しJ1で戦い続けるために、クラブに関わるすべての人がそれぞれの 課題に「挑戦」し、そして大きく「飛躍」する一年としたいとの思いを込めています。

【デザイン】
 ロゴのデザインについては、今シーズンに臨むクラブの強い決意の現れを、ビジュアルとしても力強さのある「書」で表現しました。筆の運びや かすれ などにより、言葉の意味や躍動するクラブをイメージさせ、これまでのスローガンロゴにはない迫力を演出しています。また、各文字を右肩上がりにさらに上を目指し進んでいくクラブをイメージし、昨年同様にチーム名はもちろん“勝利”を意味する“Victory”の頭文字である「V」をデザインのアクセントとしてバックに配置しています。



・総合点 6.0点
・俺たちに金はない点 7.0点


ついにMOVEから脱却した城福監督の下、今年はスローガンからもMOVEを除去。うん、全然去年MOVEしてなかったからいいんじゃないのか。で、メインスローガンの「飛躍」は平凡なのだけれども、サブスローガンの「プロヴィンチアの挑戦」というところが、甲府っぽくて非常によい。去年の残留を達成し、「今年はもっと上に行こう!」と飛躍で呼びかけるのだが、その上で暗に「うち金ねえからそんな期待しねえでほうとう食ってろ」という脅すという高等テクニック。サポーターの無意識下に「無茶は言えないな」と刷り込ますそのサブリミナルテクニックには惚れ惚れするほど。ただ、デザインコンセプトを書いちゃってるのはやっぱりださい。あと、「インドネシアのメッシ」ことイルファン君が加入してインドネシア向けのスローガンも欲しいということで、「ケチャケチャサッカー ウブドの森で」というスローガンを作りましたので、甲府フロントの方、ご利用の際には一報ください。




■清水

One team, One mission. RISING!



清水


2014年。
エスパルスは、最上の輝きへ。
その原動力は、誇り高き、一つのチームと、一つの使命。
One team,One mission.

勇敢な戦いを誓うエスパルスが、
今シーズン、あらたに胸に刻むスピリットは、RISING!

時が満ち、陽がまた昇るように。
幾多の想い、大いなる力が湧き上がるように。
絶対に諦めない闘志が、解き放たれるように。

サポーターと共に。頂をめざし、夢を掴む。
One team,One mission. RISING!

さぁ、行くぞ。昇ろう!


【デザインコンセプト】
世界に羽ばたく清水エスパルスの意思を表明する
クラブエンブレムでも象徴される地球儀を、
2014年スローガン、RISING!に組み合わせデザインしました。
陽が昇る様を。清水エスパルスが輝きを放つ姿を。
あらたに湧きあがる闘志を。思い描く夢の大きさを。



・総合点 5.5点
・磐田は降格してもポエムは降格させない点 8.0点


おい、どうした、清水フロント。One team,One mission.の継続はいいとして、更にRISING!をつけたのはまあいい。しかし、その後の説明がひどいポエム感。デザインコンセプトもやけに詩的。倒置法、体言止めの多用といい、磐田とともに地の底に落ちてしまった山田ポエムの意思を継ごうという固い意志が感じられて非常によろしい。そう思うと、なんかRISING!も「仮面ライダー RISING!」な感じがしてくるのであり、説明の部分が主題歌に思えてくるので、日曜朝8時くらいから「仮面ライダーエスパルスRISING!」を放送していただいて欲しい。主演はチーム1のライダー顔である高木兄に任せよう。必殺技は親父も含めての「スーパーカーキック」だ!!




■名古屋

改・Re:Vision



名古屋

2014年、名古屋グランパスは新たなチーム体制の下、次なる目標に向け「改・Re:Vision」をスローガンに掲げて一年を闘い抜きます。
「改」という文字にはチームの改革・改新に臨む強い意志を込め、改訂、改正を意味する「Revision」という単語を「Re」と「Vision」に分け、再びビジョンを持って闘う決意を表現しました。
新たな歴史を歩み始める2014年の名古屋グランパスに、どうぞご期待ください。



・総合点 6.5点
・赤い手羽先点 6.5点


一昨年、昨年と「英語+日本語」の路線を継続。しかし、今年は「改」の一文字を入れてきて、軽さが出て好印象。今年はベテラン大量放出でまさに改革の年なので、スローガンの意味としても時宜に適ったもの。ただ、あまり面白みはなく、忘れられやすいのではないか。あと、この「改」のフォントが血まみれの粛清の末の革命を想起させるわけであり、もういっそのことチームカラーの赤にしてみたら、すごく共産主義の粛清感が出てよいと思う。スローガンもいっそのこと「名古屋五ヵ年計画 我々は漸進している」というものにして、どんどん旧ソ連感を出していこう!!ソチ五輪にちなんで!(適当)



■G大阪

Rising G




G大阪


「復活」のスローガンを掲げ、初のJ2に臨んだ2013シーズン。
目指したものは、ガンバ大阪の持ち味である攻撃サッカーを継続したままでの、J1復帰・J2優勝でした。
予想以上に長く、厳しいシーズンでしたが、第39節でJ1復帰、第41節でJ2優勝を達成。まさかのJ2降格という出来事から1年で、ガンバ大阪が本来いるべき場所であるJ1のステージに戻ってくることできました。
これは、厳しい2013シーズンもガンバ大阪を応援していただいたファン・サポーター、スポンサー・パートナー、そして自治体・後援会・ホームタウンの皆様のお陰だと思っております。

ただ、私たちにとって、J1の舞台へ戻ってくることだけがゴールではありません。目指すは、再びJ1で優勝争いをすること、アジアでの戦いに挑むこと、そして強いガンバ大阪を取り戻すことです。

この目標達成に向けて、新たなスローガンを決めました

「Rising G」~沈んだ陽がまた昇り、まばゆい輝きを放つように~

沈んだ陽がまた昇り、まばゆい輝きを放つように、J2降格という落日を味わったガンバ大阪が再び輝きを取り戻す。1日の始まりを告げる日の出のように、2014シーズンを新たな栄光への第1歩にする、という強い決意を込めています。

クラブの成長戦略は二つあります。

近年、サッカー界では注目されているアジア。2006シーズンからガンバ大阪はAFCチャンピオンズリーグに参加し、2008シーズンにはアジアチャンピオンにも輝きました。そして、2014シーズンからはクラブとしてアジア戦略に向けて推進致します。特にASEAN諸国におけるガンバ大阪のプレゼンスを活かし、アジアでのサッカーの普及やレベル向上に貢献するとともに、チームやアカデミーの強化に取り組み、更なるクラブの成長を目指します。

そして、長年のガンバ大阪の悲願でもありました新スタジアム建設。2008年から本格的に動き出し、昨年末には、皆様のお陰で起工するに至りました。多くの企業・サポーターの皆様からの募金で作られる日本で初めてのスタジアム。この皆様の想いが集まった世界に誇れるスタジアムが2015シーズン秋に完成すれば、地域のシンボルとなり、新たな歴史が築かれ、そして関西のスポーツ界を大きく変革出来ることを約束いたします。

2014シーズンで2年前に失った自信を取り戻し、2015シーズン秋には完成する新スタジアムで最高の瞬間を迎えられるように──。

皆様の期待に応えられるようクラブ一丸となって努力してまいりますので、今シーズンも熱い応援をよろしくお願いいたします。


・総合点 6.5点
・おう、お前、まだ言い訳すんのかダボ点 7.5点


昨年は「復活」をテーマに掲げて見事にJ1昇格。今年は「Rising G」というテーマです。Risingが清水とかぶってしまったが、「G」がガンバを現しているということをうまく使っているので、非常によろしい。デザインもシンプルでかっこいい。ただ・・・ただ、である。説明長いんじゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!もうね、こんな説明すんならスローガンとかいらないんじゃないかと思うほどのバイト数。またスローガンの説明のページなのに、今年の方針をサポーターにも説明していて、なんだかしっちゃかめっちゃかである。この言葉数を二川に全部読ませたら、たぶん死ぬ。男は黙って松下電器の精神で、黙々と仕事をなので、罰として「フォルランがいないほう」というスローガンを授ける。うむ。



■C大阪

まだなし?


フォルラン合流が遅れた影響なのか、スローガンの発表も遅れている模様。というわけで、俺が作成したいと思います。「まいったなー大物獲っちゃってまいったなー客また増えちゃってスタジアムに入りきれないよまいったなー」でよろしく!他のJ1クラブをチラチラ見る感じで!!




■神戸

一致団結~One Team, One Family, One Dream




神戸


ヴィッセル神戸では、2014シーズンのシーズンスローガンが「一致団結~One Team, One Family, One Dream」に決定となりましたのでお知らせ致します。

「一致団結」は、クラブに関わるすべての人が一丸となってJ1復帰を成し遂げた2013シーズンを象徴し、2014年においてもクラブの団結力をより一層高め、J1というステージで飛躍のシーズンにつなげたいという思いを込めたスローガンです。

また、この「一致団結」は弊社取締役であった故三木谷良一氏がクラブの根幹を成すコンセプトとして、強い思いをもってクラブに贈った言葉でもあります。「トモニイコウ。」のクラブ理念を礎に、ヴィッセル神戸に関わるすべての人が1つの家族のような一体感を持ち、同じ夢をめざして神戸の街とトモニ歩んで行きます。



・総合点 7.0点
・楽点 4.5点



ずっと「トモニイコウ。」を継続していたのだが、今年から心機一転ということで一致団結である。「トモニイコウ。」はクラブ理念に昇華したということであり、なるほどそういうやり方もあるのか、とちょっと感心した。スローガン自体は「トモニイコウ。」の発展版みたいなもので、単体としてはそれほどインパクトはないのだが、それはそれでいいのではないのだろうか。しかし、楽天感が非常にないのは、親会社的にあまりよろしくないのではないだろうか。ユニフォームがあれでそれ なので、スローガンでも楽天感を出していきたい。なので、野球チームとの連携も考えて「田中将大の仇」という根本的に間違ったスローガンを掲げて、J1で大暴れして欲しいものである!



■徳島

共創~KEEP GOING FORWARD 2014~



徳島


【クラブスローガン解説】

クラブ創立10周年を迎える2014シーズンにJ1という新しいステージで戦うことができます。新しいステージで県民のみなさんと共にチャレンジをして新しい歴史を創り出していけるようなシーズンにしたいという思いと、クラブとしては未来に向かって絶えず変革し、新しい価値を創造していきたいという思いを込めて『共創』という言葉をメインスローガンとして掲げました。そして、クラブの歩む姿勢である『KEEP GOING FORWARD』は、より前進していけるような形で今シーズンも継続します。

『共創~KEEP GOING FORWARD 2014~』のスローガンのもとJ1定着という大きな目標へ徳島に関わる全ての力で1年間闘っていきましょう!



・総合点 6.0点
・にじみ出るコルホーズ点 7.0点


J1昇格して最初のシーズンのスローガンは競争にかけた「共創」というものである。基本的にダジャレ系は嫌いではないので、まあよいのではないか。「KEEP GOING FORWARD」はずっと継続ということで、これもよし。ただ、過去の例を見ると、漢字2文字系スローガンは5月くらいにはすっかり忘れてしまう傾向があるので、このスローガンもその運命か。それと、気付いたのだが、「共」という漢字を使うと、俺だけかもしれないが非常に共産主義をイメージしてしまうということに気付いてしまった。まだこれくらいなら軽いのだが、いっそのこと大宮くらいまでトロツキー感が出ていると、危ない。ということで共産主義感を払拭するために「共」という感じは使わずに「●創~伏字の部分に好きな言葉を当てはめてね~」というスローガンで、自由主義の風をJ1に吹かせよう!J1を共産主義の亡霊に荒らされてたまるか!!



■広島

WE FIGHT TOGETHER 2014 全力



広島


2014チームスローガン 「WE FIGHT TOGETHER 2014 全力」

森保監督の下、選手、スタッフ、フロント、サポーターの皆様、関係者の皆様、
サンフレッチェ広島に関わる全ての人の力を結集し、勝利を目指し全力で戦います。
その強い決意をスローガン「WE FIGHT TOGETHER 2014 全力」と表現しました。
スローガン「全力」の書について Jリーグクラブ初!書家・紫舟(シシュー)との「紫コラボレーション」が実現しました。
サンフレッチェ広島に関わる全ての人の力を結集し、勝利を目指し全力で戦う強い決意を、
書家・紫舟のサポートをいただき、ロゴデザイン化しました。

<書家・紫舟プロフィール>
書を中心に、書画・立体造形・メディアアートなど幅広く手がけ、
日本の思想と伝統文化を全く新しい表現で世界に発信。
「文化の限界をアートの力で超えていく」挑戦は海外でも高く評価され、フランスではLaval Virtual「設計文化芸術賞」を受賞、またフランスのZOOM Japonが選ぶ「明日の日本を創る50人」に選ばれる。
国内では、政府・NHK・神社仏閣などに作品を提供している。

<ホームページ> http://www.e-sisyu.com/

<書家・紫舟コメント>
「祝!J1連覇!おめでとうございます。
サンフレッチェ広島の選手の皆様、スタッフの皆様の熱き想いに心撼かされ、
ファンの皆様と全員で心をひとつに力を合わせ、最後まで走りきる姿、「全力」を表現しました。
今年の皆様がキラキラ光り輝かれることを心から願っています! 紫舟 拝」



・総合点 6.5点
・美人すぎる書家点 7.5点


「WE FIGHT TOGETHER」を継続である。まあ、勝ってるのだから、変える必要もない。そして、今年は「一丸」じゃなくて「全力」。2文字系は危険だとあれほど言っているのだが、どうしても多いんだけど、これってなんか広告業界の常識的なものがあるの?何メソッドなの?まあ、継続性もあるので、評価は高い。ただ、気になるのはこのフォントを書いた謎の書家・紫舟さんである。名前に紫というのがついているので、チームカラーと名前があっているという稀有な事例。うっかりホームページを覗いたら、結構な美人さん でもっとこの方を推してってもいいのではないか。ていうか、アートワークとか見ても、書だけじゃなくて、いろんなことやってて面白い。と、全くスローガンどっか行ってしまったが、是非今年は紫舟さんとコラボしまくってもらって、ゴールパフォーマンスのプロデューサーとかもやってもらったらいいと思う。三連覇確定や!



■鳥栖

超!激翔。




鳥栖




「ちょう!げきしょう」

2014年、J1リーグ3年目を迎えるサガン鳥栖。

2年目のジンクスに苦しんだものの、後半戦盛り返し、その実力を見せつけた。

試練を乗り越えた戦士たちは、確かな自信と本物の力を手に、

今季は新たなステージへ激しく飛躍していく。

サガン鳥栖は新時代へと突入する!



・総合点 採点不能
・鳥栖点 8.5点


もうなんの説明もいらない。というか、できない。2012年の「超!結戦。」、2013年の「超!奮迅。」に続く、鳥栖シリーズである。もうなんつうか、なんもいらん。これはスローガンではない。なにかはわからないが、ともかくスローガンではない。文字の形をした鳥栖である。鳥栖そのものである。是非、超!今年もJ超!1に超!残留していただいて、超!来年も超!俺を超!困惑させてほしいものである。超!




さて、今年もスローガンを堪能させていただいた!!
では、各表彰へ!!


■優秀スローガン賞

G大阪 Rising G


■絶え間ない総括賞

大宮 大宮共闘


■鳥栖賞 

鳥栖 超!激翔。




J2はまた今度ね!!

■Jリーグ■監督解任は効果があるのか?

やあ!元気ぃ?
この前は諸方面に迷惑をかけた記事を書いた気がするけど、気にしないよ!

さて、今日は監督の解任について調べたのでだらだらデータを披露するよ!
以前に俺は「監督交代を成績という観点から見る 」という記事を2006年頃に書いたのだけれど、って2006年??えええええ??俺そんなブログやってんのぉ?ひくわあ。7年ブログやってるって、あほかよ。

まあいい、で、そこではけっこう監督解任しても意味なくね?っていう結論がでたんだけど、最近の監督解任はどうなってるのかなーっと思いまして、調べました!た!なので見てね!ね!
あと監督にかんしては「監督在任年数研究 」というのもやってるので、ヒマじゃなくても読んでね!


では、いつものようにデータ。
2010年から2013年の4年間について、J1とJ2で監督途中交代があった場合の成績を調べた。
まずはそれをドバっと。
表は監督を務めた節数と勝点、平均勝点があり、左が前任者で右が後任となっております。
成績が向上した場合は黄色、成績が落ちたらピンク、効果なしは水色とに染めてやっておりまする。
あと、代行が入った場合には間に代行欄がありまっせ。


■J1

2010J1

2011J1

2012J1

2013J1


まずはJ1から。

順に見ていこう。まずは2010年。この年は4例あって、珍しく成功が多かった。京都をバトンタッチした秋田さん以外は成績を上げている。ただ、成績は上がっているのだが、FC東京は降格してしまったので、成功かというと微妙。

2011年。この年は3例あって2つは成功しているのだが、成績は上がっても両チーム降格になってしまった。劇的な成功とは言いがたい。みうみう最後の監督生活である。

2012年は途中交代が多く7例。目を引くのは神戸。一応成績は横ばいなのだが、2回監督の首をすげ替えている上に降格という、目も当てられない事例。また、セホーン→松波はあまりにも前任者がアレだったので、とりあえず横ばいとした。そして、鈴木→ベルデニックのリレーは微妙に数字が横ばいとみなした。

2013年は2例だが、両方ともひどいことになった。関塚さんは降格、そして、大宮は近年まれに見る大惨事となっている。平均勝点で3分の1になるってよっぽどのこと。

さて、この中で成績が上向かせた上に降格を回避する、と明確に成功例と言えるのは、2010年大宮、神戸、2012年の新潟、セレッソという4例ということになる。トータルの数字は16例なので、成功したのは25%ということになる。

またJ1の監督交代の中で最も効果があったのはどれかと言えば、2012年の新潟で黒崎さん→柳下さんだろう。この年は勝点獲得ペースを倍増させて、見事に降格を回避した。

逆にワーストはぶっちぎりで2013年の大宮でベルデニック→小倉さんだろう。これについては何も言うことはできないというか、何も言う必要はないw



■J2


2010J2


2011J2

2012J2


2013J2


次はJ2。

2010年は1例で安間さんが劇的に成績を向上させている。あまりおもしろいことはない。

2011年も1例で千葉が大失敗をしているばーかばーか、ちくしょう。この年はオーロイ大作戦の年で、まあ大失敗でしたな、えへへ。

2012年は3例。ここでは山口さんが大成功している。前任の岸野さんがあまりにも数が少ないが、劇的に勝点を向上させたので、成功例とした。また、この年の男前田さんは不思議な感じで、残り2試合でなぜか解任された。意味がわからない。あと、地味に東京Vがまずいことやって、プレーオフを逃した。

2013年は4例。ここは極端な例が2つある。1つは栃木。松田さんから松本さんに代わったところで、勝点獲得ペースが倍増している。その逆が鳥取。地道に勝点を積み上げていた小村さんを解任して乗り込んだ男前田さんが大失敗。半減以下というとんでもないことをやってしまった…。この人、来年INACの監督になるんですよね…(震え声)

さて、全部で9回あるうち、成功例は2010年富山、2012年横浜FC、2013年の栃木の3回。確率としては33.33%で、J1よりは若干高い数値となっている。

また、一番の成功例は勝点獲得ペーストしては2012年の岸野さん→山口さんなのだが、あまりにも前任者の試合数が少ないので、ここは2013年の松田さん→松本さんを押したい。プレーオフを逃してしまったのだが、まあそこはしょうがない。

ワーストはもちろん2013年の鳥取である。こちらも言わずもがな。奇しくも2013年にJ1、J2で最悪の監督交代例が出てしまったのは、なんというかすごいことである。


■まとめ

さて、全体としては監督交代は25回あり、そのうち成功したのは7回、確率としては28%だった。これを多いと見るか、少ないと見るか。ただ、賭けるにしては分の悪い賭けになるだろう。

だが、ここではそういうケースを見れていないが、監督交代をしないで持ち直すケースも多々あることと思う。もう少し頑張れば希望の光が見えてきたかもしれないのだよ、特に大宮とか鳥取とかは。

選手が監督の言うことを聞かないなどのモラルハザード起こったりして、どういようもない場合には仕方がないと思うが、大金をかけてそこまでのことをやる前に、もう一度落ち着いて考えてみてはどうだろうか?あくまで、これはギャンブルなのだから。

ただ、どうしても監督を交代したい!もう俺は代えるんだ!和製ザンパリーニになるんや!という困ったちゃんには、こちらのチェックシートを送ります。


■クラブ幹部に送る監督交代チェックシート改

1. 劇的に成績が向上する例は極めて稀ですが、よろしいですか?

2. 
成績は短期的に悪化する可能性が高いですが、我慢できますか?

3. 降格しそうだから焦ってませんか? プレーオフにいけなそうで焦ってませんか?

4. 前監督のどこが悪く、今後どう改善すべきなのか言えますか?

5. 新しい監督は優秀ですか? 戦術的な目標がはっきりとし、短期間でチームをまとめ、チームに勝利をもたらすことができますか?

6. 安易にコーチを昇格させようとしていませんか?

7. 来季以降にきちんとした構想を持っていますか?

8. サポーターのバス囲みにびびってませんか? スタジアムの弾幕を鵜呑みにしていませんか?


9. 自分のところだけは大丈夫と思っていませんか?

10. 男前田の男っぷりに騙されていませんか?




では、よい監督解任ライフを!!

■Jリーグ■勘違い補強選手権 2014年 「冬の王者」

やあ!あけましておめでとう!今年も残すところあと330日だよ!

さて、これから始まる2014年シーズンもそろそろ補強動向も固まってきた中で、色々とアレでアレでソレな補強も目立つ具合になってまいりました。
この前の夏の王者 は見てもらえただろうか?あれは楽しいものだった・・・。

今回の冬の王者は、シーズン中という切羽詰った状態による狂奔はないのだが、そうではなくて一本筋の通った勘違い補強、根っこから滲み出る狂気というものが感じられて趣き深い。なにしろ、ダメージの大きさが違う。監督などでアレでアレしてしまったら、もうこうかはばつぐんだ!

というわけで、Jリーグ2014補強選手権冬の王者!!
まともな移籍情報は他の人のを見てね☆ いってみよう!


5位 神戸

補強詐欺点 6.0点

In
シンプリシオ[ C大阪 ]
杉浦 恭平[ 川崎F ]
チョン ウヨン[ 京都 ]
ペドロ ジュニオール[ 済州ユナイテッドFC ]
高橋 峻希[ 浦和 ]
マルキーニョス[ 横浜FM ]
増川 隆洋[ 名古屋 ]
吉丸 絢梓[ ヴィッセル神戸U-18 ]
金 容輔[ 興国高校 ]

Out
林 佳祐[ 鳥取 ]
三原 雅俊[ 長崎 ]
カン ユング[ 大分 ]
有田 光希[ 京都 ]
イ グァンソン[ 福岡 ]
廣田 隆治[ ガイナーレ鳥取 ]
金 聖基[ C大阪 ]
ポポ[ 磐田 ]
マジーニョ[ パルメイラス ]
紀氏 隆秀[ 未確定 ]
都倉 賢[ 未確定 ]
吉田 孝行[ 引退 ]



「わしら今までにない補強やっちゃるけえのう!しごうしちゃるけえ!」と大見得をきったものの、待てど暮らせどビッグネームは来ず。その間に隣のクラブのフォルラン祭が開催され、いつの間にかひっそりと補強終了。確かに補強は神戸とは思えないほどに手堅い。不要戦力を放出し、そこに上乗せする堅実な補強。前線にはJで実績のある外国籍選手としてマルキーニョス&PJ、後ろには高橋、増川の実力派。そして、弱点だった中盤センターには去年C大阪で活躍したシンプリシオを導入。補強は大成功だ!!いや、待て、どこだ史上最高の補強って。メッシは?クリロナは?ベイルは?グレン・ジョンソンは?思ってたんとちがーーーーーう!!強化担当は「いや、史上最大の補強って言ったけどぉー、別に誰とは言わなかったしぃー、まじで総合点で見てっていうかぁー、それがわたしの個性って言うかぁー」ともごもご言い訳をしている始末。と、補強するする詐欺だったので、高得点。あと地味にアレなユニフォームを作ってしまったのも、着地姿勢としては満点。ただ、思ったより堅実な補強だったので、まあ5位ですな。 #三木谷が悪い


mikitani



4位 浦和レッズ

そこじゃないのぉもっと奥ぅ点 6.5


IN
李 忠成[ サウサンプトンFC ]
西川 周作[ 広島 ]
濱田 水輝[ 新潟 ]
青木 拓矢[ 大宮 ]
関根 貴大[ 浦和レッズユース ]

OUT
山田 暢久[ 引退 ]
小島 秀仁[ 徳島 ]
高橋 峻希[ 神戸 ]
大谷 幸輝[ 北九州 ]
野崎 雅也[ 福岡 ]
野田 紘史[ 長崎 ]
永田 拓也[ 横浜FC ]

さて、去年は終盤の大失速によってウラーワレッズになってしまったわけであるが、今年も豊富な資金力を利用して、浦和ユース広島支所から日本代表の西川くんを補強。彼の実力については疑いがないのだが、課題である大量失点癖がキーパーのせいだと思ってたら、マジでほんと今年だめなんじゃないか。そして、隣の大宮からは主力の青木拓也を購入。どこで使うのかと思ってたら、「3バックの一角でも」という卒倒しそうな起用プラン。この「とりあえずライバルにダメージを与えられれば」という捨て鉢な補強方針に、魂が震えるぜ・・・。そして、極めつけは長いイングランド旅行をしている李を補強。確かに彼の実力は疑いはないのだが、興梠がいるじゃないか。その割にはからっからになってた鈴木啓太と満点稼働率の阿部のバックアッパーは不在。青木はキャラが違うから、勤まらんよ。そこじゃない、そこじゃない。もっとあるだろ!森脇をどっかに放出するとか、槙野を北信越リーグに放逐するとか!まじめな話、獲得した全員分でレオ・シルバ買ったほうが勝てると思います。この抜群の的外れ感が、なんか延々とかゆいところの周辺をかかれているようで、もどかしい。さすが浦和のサッカーファンは並の補強では納得させれない。焦らし補強プレイで高得点です!監督代えたほうが早いと思います!


petro



3位 東京V

金のためならユースも捨てる点 7.0


IN
姜 成浩[ 清水 ]
平本  一樹[ 甲府 ]
柴崎 貴広[ 横浜FC ]
田村 直也[ 仙台 ]
杉本 竜士[ FC町田ゼルビア ]
南 秀仁[ FC町田ゼルビア ]
田中 貴大[ FC町田ゼルビア ]
舘野 俊祐[ 富山 ]
澤井 直人[ 東京ヴェルディユース ]
菅嶋 弘希[ 東京ヴェルディユース ]
安西 幸輝[ 東京ヴェルディユース ]
畠中 槙之輔[ 東京ヴェルディユース ]
北脇 健慈[ 日本体育大学 ]

OUT
中島 翔哉[ F東京 ]
高野 光司[ アスルクラロ沼津 ]
西 紀寛[ ポリス・ユナイテッド ]
三渡洲 舞人[ 未確定 ]
関 光博[ 未確定 ]
巻 誠一郎[ 熊本 ]
刀根 亮輔[ 名古屋 ]
小池 純輝[ 横浜FC ]
飯尾 一慶[ 横浜FC ]
ペ デウォン[ FC町田ゼルビア/完全移籍 ]
石神 直哉[ 湘南/期限付き移籍期間満了 ]
太 洋一[ 未確定 ]

さて、こっちはどちらかと言えば逆冬の王者ということで、放出の嵐をしている東京V様。金が!金がないのです!!というわけで、今年主力を担った西、巻、刀根、小池、飯尾、石神などをごっそりと大セール。さらにその中でもユース期待の星だった中島翔哉くんをよりにもよってお隣のFC東京になんと売却。「で、でも、まあ、やっぱり本人にJ1でやりたいっていう意思があるから・・・(震え声)」というサポーターの一縷の望みを、富山に即レンタルされるという所業で木っ端微塵に打ち砕いた!!おまけにその売却によって得た金はなんと3000万円(推定)。「おう、にいちゃん、そんなお小遣い、なんぼの足しにもならんで?」とヤクザさんに哀れまれてしまうほどの大バーゲンセール。うん、なんか俺全然関係ないのに涙出てきた。さて、それだけ放出して誰を補強したのかと見渡してみたが、「お、おう・・・」と言ってしまう面子。この中で一番名前が知れている平本(Jリーグで最もセカンドバッグが似合う男)は甲府では主にベンチで相手を威圧してるアウトレイジ係でした!さて、そんなゆめもちぼーもない東京Vへの更なる追い討ちとして、一番しっくりいってない三浦監督を放出したくても複数年契約をうっかりしてしまったので、違約金怖くて切りたくても切れない。お金ない、監督代わらない、選手放出しまくりの三重苦。最早、神に祈るしかない。いや、神は死んだのだ。夏の王者になりたくても、なにもできない。そんな苦難のシーズンに乾杯だ!当ブログは東京Vを気が向いたときに応援します!


hiramoto
元チームメイトからカツアゲをする平本さん


2位 大宮
さすが俺たちの大宮点 8.0


IN
大声 [ FC東京フロント ]
カルリーニョス[ 磐田 ]
ラドンチッチ[ 水原三星ブルーウィングス ]
家長 昭博[ RCDマジョルカ ]
橋本 晃司[ 水戸 ]
中村 北斗[ F東京 ]
横山 知伸[ C大阪 ]
高瀬 優孝[ 中央大学 ]
大山 啓輔[ 大宮アルディージャユース ]
藤井 悠太[ 東洋大学 ]
泉澤 仁[ 阪南大学 ]

OUT
ノヴァコヴィッチ[ 清水 ]
ニール[ 未確定 ]
イ グノ[ ブラウブリッツ秋田 ]
鈴木 規郎[ 仙台 ]
橋本 早十[ チョンブリーFC ]
下平 匠[ 横浜FM ]
金久保 順[ 川崎F ]
宮崎 泰右[ 群馬 ]
青木 拓矢[ 浦和 ]


昨年の内紛ジェットコースターによって俺たちを存分に楽しませてくれた大宮だが、補強市場でもやはり期待を裏切らなかった。まずはチーム前線の柱だったノヴァコの兄貴を放出。まあ、なんか怖かったし、代わりに清水からラドンチッチが来て、巨人交換できたからまあそれはいい。しかし、チームの中盤の要だった青木をお隣のクラブに強奪される。お隣さんはどう考えてもバックアッパーにする気満々。また、左サイドバックとしてフル出場した下平を抜かれるという不始末。この二人の後釜として中盤には横山とサイドバックとして中村を補強。スケールダウン感が否めない上に、中村北斗は逆サイドである。まあここまではしょうがない。役に立たなかった胸毛ニールやロシアンルーレット規郎の放出もわかる。ただ、ここで終わらないのが大宮である。昨年前半何の役にも立たず、レンタル先の磐田を当然のように降格させたカルリーニョスを元に戻す。まだここまではわかる。ただ、「わかる」と言っても、この「わかる」は「中山美穂が辻仁成と夫婦である」という事実を認識できる程度の理解力であることは断っておく。そして、次のパンチが水戸のファンタジスタ橋本の獲得である。ボールを持ったら最高だが、オフザボールに課題あり、という選手でカルリーニョスとどこか似ている。うん、まだいい、まだわからなくもない。しかし、とどめは家長である。これはどういうことなのだろうか。もうわけがわからない。家長といえば、日本が誇るファンタジスタであり、あのスペインでさえ彼を使いこなせなかった。家長を最大限生かそうと思えば「そこらへんふらふらさせとくと、5試合に一回悪魔のように輝く」という使い方がベストである。そして、最大限生かしても特に勝てるわけではない。さて、この使いづらさ百点満点のオンザボールトリオを誰が率いるのかと言えば天下の大声さんである。大声さんの特徴と言えば「声がでかい」であるので、ナックスタジアムには耳栓必須。サンキューズラタン!!サンキューな!!!ほぼ満点の補強。今からシーズンが楽しみである。


ienaga



1位 岐阜
ジーコジャパン点 9.0


IN
ジョウダンジャナイヨ! [ 無職 ]
川口 能活[ 磐田 ]
三都主 アレサンドロ[ 栃木 ]
深谷 友基[ 大分 ]
木谷 公亮[ 鳥栖 ]
太田 圭輔[ 徳島 ]
チアゴ[ 名古屋 ]
高地 系治[ 横浜FC ]
難波 宏明[ 横浜FC ]
宮沢 正史[ 大分 ]
田中 智大[ FC岐阜SECOND ]

OUT
樋口 寛規[ 清水/期限付き移籍期間満了 ]
李 漢宰[ FC町田ゼルビア ]
中島 康平[ FC町田ゼルビア ]
染矢 一樹[ 岡山 ]
阪本 一仁[ 未確定 ]
柴原 誠[ 清水 ]
ファビオ[ ROMA E.A.(ブラジル) ]
村尾 龍矢[ 未確定/藤枝MYFCに期限付移籍中 ]
デズモンド[ 藤枝MYFC/期限付き移籍期間満了 ]
杉本 裕之[ 未確定 ]
平野 又三[ 未確定 ]
山崎 正登[ 未確定 ]
バージェ[ 未確定 ]
ヴィンセント ケイン[ 未確定 ]
尾泉 大樹[ 未確定 ]
服部 年宏[ 引退 ]


さて、栄えある1位に輝いたのは、夏の王者では切羽詰った「もう誰でもいいからきてくれ補強」を繰り出すも、惜しくも3位になってしまった岐阜さんです!!おめでとう!ぱちぱちぱち!!さて、資金難に喘ぎ、一時期はクラブの存続も危ぶまれていたわけですが、今年は金を得るために一大トリックを画策。その作戦とは「補強資金を大量に出してくれればラモスを監督に出来る」という大作戦でした!「え、なにそれ?」と思ったあなた、それは正しい。「お金を出したらラモスが来るなんてすげえ罰ゲームじゃん」「ハイリスクノーリターンじゃないか」「そうやって金を毟り取るっ・・・鬼っ・・・悪魔!!」という感想しかでてこないと思うのだが、そこはまだ岐阜の特殊性に気付いてないだけなのです。岐阜は日本でも1、2を争う「ラモス不足」の土地なのです。その希少性から、1ラモス=3メッシとなるほどにまでラモスの価値は高騰していて、天然のラモスは高値で取引される闇市場が広がっているのです!文化がちがーう!!というわけで、めでたくお金を引き出した岐阜ちゃんは意気揚々と市場に参入。去年乱獲した海の物とも山の物ともつかない選手たちを惜しげもなく放出。当然ですね。そして代わりに川口、三都主などの元代表の大物をゲット!!さらには深谷、太田兄、高地、宮沢などの実力者もゲット!!やったーーーー・・・あれ、なんか年取りすぎてね?豪華補強ってこんなん???思ってたんとちがーーーーーう!特に川口、三都主がいるからだと思うのだが、なぜか感じる強烈なジーコジャパン臭・・・臭うっ!臭うぜーーー、これはエドゥ(ジーコ兄)の臭いだーーー!!一度イメージがついてしまうとひどいもので、まるで接点のなかったラモスでさえも、なぜかジーコの弟のような気がしてくるから不思議。ジョウダンジャナイヨ!!というわけで、何をどうしたいのかよくわからないメンバーが揃いましたので、結果も予測不可能!先の見えないジーコ岐阜としてJ2を闊歩してくださいませ!!おめでとう!!


ramos






特別賞 INAC神戸 
ハンデ点 10.0



otoko

最後にずるいよ、こんなの!!!!

■J1■外国人依存症2007-2013 「わたし、もうあなたなしでも生きていけるかも…」

おう、みんな元気か!俺は元気じゃない!
元気がない時はブログを書くといい、って山田ポエムが言ってたので、俺もそれに従うことにする。

さて、うちを長年見てくれてる人はうっすらと覚えているかもしれないが、昔J1の「外国人依存症」という企画をやったことがある(200720082009 )をやった。俺は忘れてた。
この企画を長年寝かせていたわけだが、また今年もやってみようということである。

なぜやろうかと思ったと言えば、今年の得点ランキング を見て。得点王は日本人、そしてトップ10内に外国人は2人だけでしかも9位と10位という状態で、はて、今の外国人得点はどうなっているのだろうと思った次第。
以前の調査では「外国人の得点率が順位にある程度関係ある」という結論を得たが、今のJリーグはどうなっているのだろうか?

そんなことを師走に気にしている俺もどうかと思うが、まあいいじゃないか。俺は師ではないので、走らない、ブログを書くだけさ…。
け、けっしてネタがないというわけではないんだから!!学術的に重要な調査なんだから子宝!!

というわけで、三連休で暇してるクソったれどもはどうぞ見てくださいなー。


■外国人得点率表

さて、2007から2009については前述のリンクを見ていただくとして、まずは2010から2013までの図表をどーん。どどーん。


2010

2011

2012

2013

ふふ、この調査、以外と時間かからなかったんだぜ…?本当だぜ、徹夜なんかしてないんだぜ…?


■個別チーム傾向つまみ食い

さて、この中でまず目立つのは2012年の広島だろうか。外国人の得点数はゼロである。まったくの無得点。この年、ミキッチが0点だったため、こういう結果となったが、優勝をかっさらっている。広島は2013年の連覇時も11.76%とかなり低い数値。あまり裕福ではないクラブなので、外国人に依存しないチーム構成というものが定着していることが伺える。

また、横浜FMも伝統的に低い数値だったが、マルキーニョスを獲得したことによって大体平均くらいの数字を出すようになっている。来年は下がるかも。ノヴァコ塾長を買えたらまあ前年並みだろうけど。

また逆に依存しきっているチームの例をあげると、大宮だろう。大宮は2010年こそ35%程度にとどまっているが、その後は40%以上の数字を連発。そのくせに全くチーム成績に反映されないという非常に何かが間違ったチーム構成となっている。

同じことは今年以外の新潟にも言える。川又のブレイクがあって2013年は低い値だが、2012年以前はすべて50%以上。2011年と2012年には驚異の65%超え達成と快挙。2007年から2009年にも50%超えなので、新潟の「当たりのブラジル人を安く買ってくる」能力は驚異的なものがあると言えるだろう。

また、2007年から2009年は「外国人アタッカー天国」だった川崎が最近おとなしくなっているのは、悲しい限りである。またレナチーニョとか買おうよ!!


■全体的傾向

さて、ここからが本題。外国人得点率の合計の数値を見て欲しいが、2010年には32.06%あった割合が、2011年には26.12%、2012年は24.91%、2013年には21.73%と漸減傾向になっている。その前も2007年が30.68%、2008年が33.21%、2009年が34.77%という若干の漸増傾向にあったので、これは新たな傾向となっている。


まとめ


グラフ


これは表とグラフにすると傾向が顕著となっている。最も高かった2009年の34.77%から比べると2013年には約10%も下がっている。ここから導き出される結論は「J1では外国人の得点数・得点率が著しく減っている」ということだろう。


■順位との相関

さて、2007年には強い相関があり、2007から2009年の間はある程度「J1では良質外国人アタッカーを連れてくることが順位を上げる近道」ということが言えたと思うが、それはどうなっているのだろうか?


相関

うん、もう全然関係ないね(笑)
2010年にはほぼ全グループで均等だが、2011年から2013年においては下位グループのほうが上位グループを上回っているという状態。なんじゃこりゃ。2007年当時に出した結論は今ではすっかり意味がなくなっているという現実に、おしっこ漏らしそう、戦慄を禁じえない。

というわけで、2010年から2013年のJ1においては「外国人の得点数は順位とあまり関係がない」という現実が浮き彫りになった。まあ外国人が点を取りまくれば降格に近づいていくとまではいわないが(笑)、時代は変わるものである。

■考察

さて、ではなぜこうなっているのかということを考えたいと思う。原因として考えられるのは3点である。


1.日本人アタッカーの台頭

新世代FWの台頭がまずあげられるだろう。去年あたりから大迫、柿谷、豊田、川又などの日本人ながらも破壊的な得点力を持つFWが台頭してきている。彼らが十分計算できるからこそ、海のものとも山のものともつかない外国人に頼る必要がなくなってきている、という現実はあるだろう。また、彼らが早々と海外に出て行ってないこともJ1の日本人得点数を増やす要因となっている。高原の一時成功以外の数々のFW海外失敗例(柳沢、鈴木隆行のMF化、矢野、李)などが歯止めとなっているのかどうかはわからないが、彼らがJ1にとどまっていることが1つの要因となっているだろう。


2.攻撃サッカー隆盛による守備戦術崩壊チームの増加?

2008年ユーロで優勝したスペイン、バルサの王朝時代を経て、近年では攻撃サッカーこそ正義という風潮が主流となっている。それはヨーロッパだけにとどまらず、日本でも「ボール保持がー」「ポゼッションがー」という意見が多いだろう。そういう主導権を握って攻めるサッカーが主流になったため、守備がおろそかになったのではないか、という推測である。2007年の例外を除けば、2011年からの3年間は全体のゴール数がかなり増加している。2012年に最多得点を記録しながら降格したG大阪の例のように、攻撃こそすべてのチームが増えたため、堅牢な守備網を敷くチームが減り、そもそも点を取るために超絶外国人を必要としなくなった(日本人でも十分)ということである。ただ、これを実証するには戦術を仔細に分析する必要があり、俺にはそれを完遂する意思も能力もないので、あくまで仮説にすぎないのであしからず。


3.お金がない

そもそも、上記2つの理由はただの結果でしかなく、単純にいい外国人を買うお金がないのではないか。数字が急落した2011年以前に何があったのかということを考えてみると、2008年にリーマンショック、そして2010年にギリシャ、スペインの債務危機ということで、この経済的影響を日本も受けざるをえなかった。2シーズン制にする必要があるかは不明だが、Jもその煽りを食らって縮小傾向にあることは間違いが無いだろう。また、その時期に一大助っ人供給国でブラジル経済は好調であったため、ブラジル人選手が国内で高給を得られるようになり、あまり外に出稼ぎに出る必要がなくなったというのも大きいだろう。安価にブラジル人が買えなくなってしまった。逆に言えば、この経済的状況が広島という規模の小さなチームに連覇をさせる余地を与えた、ということが言えるかもしれない。もちろん、広島は素晴らしいチームだけれど。



さて、7年間の傾向を見て得た結論は「Jリーグまじ金ないんじゃないの?」という非常にせつないものとなってしまった。プレミアリーグなどではあまりにも増えすぎる外国人が問題視されているが、日本は特に規制することもなくこんな状態となっているのは喜んでいいのかどうか。日本人が活躍するJリーグ、外国人が派手に活躍するJリーグ、どちらがいいかというのは好みが分かれるところだろうが、とりあえず、現状のJ1の状況再認識、ということで。

■苦行■ 2013シーズンどこよりも早いレビュー 「早い、安い、別にうまくはない」 番外編

番外編が本番だっていつも言ってるよな!!待たせたな!!


■千葉 5位(J2の)

・加入
ケンペス(ポルトゲーザ))
ジャイール(チェジュ・ユナイテッド)
兵働昭弘(柏)
ナム・スンウ(延世大学)
キム・ヒョヌン(弘益大学)
大塚翔平(G大阪)
碓井健平(清水)
藤本修司(鳥取)
栗山直樹(専修大学)
☆鈴木隆雅(鹿島)
☆森本貴幸(アルナスル)

・放出
武田英二郎(横浜FM)
藤田祥史(横浜FM)
荒田智之(磐田)
佐藤慎之介(熊本)
青木孝太(群馬)
益山司(岐阜)
オーロイ(未確定)
坂本將貴(引退)
☆ジャイール(エミレーツ)
☆青木良太(熊本)


今年こそは、今年こそはと言い続けて4年目。「絶対J1」のスローガンを掲げながら見事に散りました!!去年のプレーオフでの衝撃的な敗戦の傷も癒えないまま、新監督には鈴木さんを招聘。まあ、うちなんかにきてくれるだけでありがたい。去年働いてくれた藤田さんが横浜FMに行ってしまったので、新エースとして元C大阪のケンペスを獲得。その他にも膠着を打破するための最終兵器としてジャイールとかいうブラジル人を導入。他にはキム・ヒョヌン、ナム・スンウといった韓国人を大卒で獲得するなど、地味な動きに終始。刷新よりも継続を選んでシーズンスタートと相成った。開幕戦でいきなり札幌に負けたのだが、それ以外はそこそこ順調。まだ他のチームが熟成できないうちは勝ち点をゲットすることができた。ただ、その時期にも不安はあった。新エースのケンペスは固め取りで得点を量産したのだが、守備やポストプレーなどへの関与が少なく、チーム戦術に中々馴染めない。また、ジャイールのドリブルは切れ味がよかったが、アナーキーな動きで戦術を消化する意思も能力もない。そして、田中はケンペスと見分けがつかない。また、勝ってはいるのだが、内容的に圧倒したという試合もあまりなく、「ポゼッションしたもののその先どうする問題」は棚上げのままだった。それでも勝ち点は拾っていたのだが、徐々に他チームが仕上がってくるにつれ、苦しくなってくる。5月から6月にかけては初めての連敗を記録。ここらへんでジャイールが放流される。その後なんとか持ち直して7月には6連勝を記録するも、8月、9月には毎年恒例の足踏みタイム。勝負所の30節を過ぎてから3連敗を喫するなど、相変わらずの勝負弱さ。バックパスを掻っ攫われて流しこまれ、それが決勝点になるなど、面白プレーの数々を見せてくれた。ガッデム!そんな停滞状況を打破するために、千葉はウルトラCで森本を連れてきたが、リーグ戦は1得点、ハイライトはNEWデイズの1日店長すっぽかす事件という大活躍っぷり。ていうか、そもそもほとんど試合出てない。最終節では最下位鳥取に2点を先制されるという憤死ものの展開だったがNEWデイズのヘッドと、終了間際の兵働のミラクルボレーで辛くも5位に滑り込んだ。ただ、そんな体たらくのチームがプレーオフを勝ち上がれるわけもなく、徳島の小林蟻地獄にまんまとハマり、順当な敗退となった。奈無。なにが悪かったというわけでもなく、ただ淡々と力が足りなかったというのは、改善点がはっきりしているよりも辛いものですね。それでもなんとかよいところを見つけるとすれば、今年一番のヒットは米倉のサイドバック起用。これが非常によくはまった。元々攻撃的MFとしては細かいテクニックがあるわけでもなく、スピードがあるわけでもない。総合力で勝負する感じだったので、伸び悩み感も否めなかった。それがSBになることで、スペースと時間を与えられ、元々うまかったクロスが猛威を振るった。一時は「戦術米倉」と揶揄されるほどの一点突破っぷりだったが、個で圧倒できないチームにおいて、引いた相手を崩す唯一の方策として機能し続けた。終盤はちょっと息切れしたが、守備の甘さを差し引いても、これはかなりよい起用だった。鈴木さんやるな。それと、他に目立った選手は町田。終盤に大塚が務めていたトップ下のポジションを奪うと、そのままレギュラーに定着した。彼の本質はリンクマン。ピッチ上のあらゆるところに顔を出し、その繊細なテクニックでボールの預けどころとなっていた。ケンペスのポストプレーが期待できないチームにおいて、これは重要な役どころとなった。来季の課題はもっとシュートが入るといいんだが、まあそれはおまけみたいに考えとくしかないのだろうか。シュートセンスだけは微塵も感じられなかった。さて、来季なのだが、鈴木監督は留任。昇格できなかったことで交代を望む声も多いが、今までそれをやってきて一つも成果が出ないので、よい判断ではないだろうか。来季がどういう布陣になるのかわからないが、やはりこの4年で痛感したのは軸になる選手がいるかどうか、である。今年のG大阪の遠藤、宇佐美のように、神戸のエステバンのように、圧倒的に抜けている選手が一人いるだけで、やり方はだいぶ変わってくる。ケンペスはいろんなものがある意味抜けてたが、そういう話ではなく、軸となる選手が欲しい。森本も元代表の選手だが、本質的に使われる側。できれば中盤センターが欲しい。佐藤健太郎も山口も佐藤勇人も悪い選手ではないのだが、突き抜けない。中途半端な谷澤を2,3人買うよりはずっとそっちの方が勝てる確率が高まるはずである。まあ、日本人でそんな選手がくるとも考えられないので、いい外国人を買ってくることだろうか。DFの重鎮である山口の衰えがちらほら見えてきたり、年々厳しくなるスポンサーからのプレッシャーなどもあり、そろそろ時間が少ない。来年こそ、来年こそ、頼む。


■気になったひと ケンペス

そうは言っても今年一番気になったのはケンペスだ。その恵まれた体格、迫力のある空中戦、あるんだかないんだかよくわかんない決定力、全く興味がない守備とポストプレー、とすちゃらかブラジル人を地でいっていた。得点王を獲得したがあ、点をとるときは固め取りでとっていて、その他の試合は残念なところが目立ったため、正直「エース」と呼べるのかどうか疑問。その当たり外れの大きさに、ケンペススロットと俺は呼んでいた。特に終盤の勝負どころで全く点が取れなくなってしまったので、余計にエース感がない。涼しくなって守備をやり始めるとか、慣れない真面目なことをしようとするからだ。いつもどこか漂う「他人事」臭が、プレーオフでは珍しく悲壮感溢れる感じになってしまったのもいただけない。こういう外人はとにかくスチャラカさせてたほうがいいのである。人間教育の間違った例と言えるだろう。そういう仕事は偽ケンペスこと田中に任せておけばよいのだ。来年いるのかどうかわからないが、もし残るんだったら、彼には常にサンバを聞かせて無責任に点をとらせて欲しいものである。




ちくしょおおおおおおおおおおお!!!!

■J1■ 2013シーズンどこよりも早いレビュー 「早い、安い、別にうまくはない」 part3

part1part2 に続き、最後だよ、最後!
もう直したけど、昨日まで「2014」になっていたよ!年末って怖いね!


■磐田 17位

・加入
チョン・ウヨン(京都)
伊野波雅彦(神戸)
菅沼駿哉(G大阪)
宮崎智彦(鹿島)
植村慶(湘南)
小林祐希(東京V)
田中裕人(関西大学)
牲川歩見(ジュビロ磐田U-18)
☆カルリーニョス(大宮)
☆安田理大(フィテッセ)

・放出
ロドリゴ・ソウト(未確定)
ハン・サンウン(蔚山現代FC)
荒田智之(岡山)
竹重安希彦(新潟)
千代反田充(徳島)
押谷祐樹(岡山)


苦悩の果てに辿り着いた道は、地獄だった。森下監督継続で始まった今シーズン、3バックにシステムをチェンジ。しかしこれが悪手となった。前線と最終ラインがものすごい距離となってしまい、結果ボールを奪ってもゲームメーカー不在&ボールを運ぶメカニズム不在で攻撃に繋げられず。また、エース前田はロングカウンター超苦手の足の遅い選手なので、ボールが渡ったとしてもチャンスにならない。おまけに中盤センターにロドリゴ・ハゲの代わりに獲得したチョン・ウヨンがアンカーとして機能せずに、すっかすか。失点を重ねた。まあ、これはチョン・ウヨンだけのせいでもないけど。勝てないチームに焦れたフロントは改革を断行。間に長澤まさみ父長澤別人を挟み、関塚・オリンピック・隆を招聘。しかし、それでも事態は好転することはなかった。元々、関塚さんは攻撃に関しては超絶ブラジル人任せ。オリンピックでは超絶俊足永井がいたのでなんとかなったが、磐田には超絶ブラジル人も超絶永井も絶倫種馬男も前髪クネ男もいなかった。当然、点など入るはずもない。また、守備に関しても非常にルーズ。基本的な約束事がうまくいっておらず、中盤の守備的な人材の不足には最後まで苦しめられた。そして、やけっぱちで夏には安田・セックス・理大、カルリーニョスを獲得して、見事夏の王者 となったが、当然機能するはずもなく、そのまま降格と相成りました。名門の陥落に話題騒然だが、これは結局クラブが溜めていたツケを払った結果とも言える。名波、中山を中心とした黄金時代の栄光が忘れられず、その後一度低迷してオフトになんとか救ってもらい、その後ヤンツーが立て直したが、そのチャンスを生かすことができなかった。さほど財政規模が大きくないチームなのに、N-BOXという幻影をいまだに追い続けている。しかし、あのN-BOXは中規模クラブには何十年かに一度偶然に偶然が重なって訪れる奇跡のような幸運なので、それを期待してもしょうがないだろう。と、いまだに某東欧国の名将の幻影に取りつかれている千葉方面の黄色いチームを見ている俺が言ってみても全く説得力がないのだが。笑 さて、来年は完全にリスタート。予算も限られているし、出て行く選手もいるだろう。前田、駒野、山田などの代表クラスはいない可能性も高い。個人的には逆臣伊野波が残るらしいという噂に戦慄しているが、本当なのだろうか。残るものとして来シーズンの陣容を固めた後に、電撃的に移籍したりしないだろうか?笑 ただ、それもしょうがない。基本的に生え抜きを重要視するフロントの内向きな姿勢を正すチャンスだと思うのだが、なんと名波、服部などの黄金時代の面子を呼び戻すらしい。経験があるのならともかく、それはただの泥沼なのでは。俺の心配が杞憂に終わることを祈る。まじで。


・気になったひと 山田ポエム

昨年の残留争いの最中にポエムを公式サイトに投稿したゴールの詩人。今年も意味不明な前衛ポエムを投稿しつつ戦ったが、あえなく戦死した。彼自身は秩序のない攻撃陣の中で手を変え品を変えなんとか糸口を見つけようと奮闘したが、結果につながることはなかった。今年は東アジア選手権で代表にも選ばれるなど、評価はされている。非常に独特なドリブルとボールセンスを持っており、よくわからないタイミングで相手を抜いたりする。なんか海外でもけっこう通用しそうな感じはするのだが、責任感が強そうなのがポエムからも感じられるので、もしかしたら残ってくれるかも。後任監督次第だが、磐田の即J1復帰は彼の頑張りによるところが大きいだろう。そしてポエムは控えろ。あと変な紐も頭に巻くな。




■名古屋 11位

・加入
矢野貴章 (新潟)
ヤキモフスキー(FK Javor Ivanjica)
チアゴ・ペレイラ(渋谷幕張高校)
牟田雄祐(福岡大学)
ハーフナー・ニッキ (名古屋グランパスU18)
望月嶺臣(野洲高校)
本多勇喜(阪南大学)
☆永井謙祐(スタンダール・リエージュ)

・放出
金崎夢生 (未確定)
永井謙佑(スタンダール・リエージュ)
吉田眞紀人 (松本)
三都主アレサンドロ (栃木)
新井辰也(岐阜)
吉村圭司(愛媛)
巻佑樹 (引退)
☆水野泰輔(岐阜)


中位に来たりて中位に帰る。妖精ラストイヤーは誰も期待もなんもしてなかったが、その通りの結果となった。初年度に3位となって一旦順位を落とすも、3年目に優勝をゲット。翌年も優勝争いに絡むも、その後は中位に逆戻り。停滞感の中、今年は中位でフィニッシュ。ついに勇退となった。しかし、ACLでベスト4なんて全く記憶から抜け落ちていた。そうか、川崎とやったときか。名古屋に初の栄光をもたらしたピクシーだが、その手法はシンプル。各ポジションに相手を圧倒する選手を配置し、その個の能力で押し切るというもの。ケネディとトゥーリオが好例だろう。そのやり方は相手に対処不能の選択を迫るという意味でかなりビッグクラブ的なやり方だったが、それが成功した年は好成績を収めた。ただ、ケネディやトゥーリオが故障するとそれを代替人物や代替の戦術で埋めることはできず、大きく成績を落としている。あまり監督としての能力は正直高くないと思われるので、いい参謀がつけばなんとかなったのだろうか。また、優勝時のメンバーを引っ張り続けたのも、停滞の一因だろう。トゥーリオ、ケネディは年をとり、いまだに影響力は大きいが、その能力は限定的になった。また、田中隼麿、阿部翔平も解雇となったが、優勝時からのメンバーである。毎年つぎはぎのように補充はしていたが、ドラスティックなリニューアルは行えなかったことが、今年の成績の大きな原因だろう。今年も特に驚きを与えた選手はいない。ケネディは故障が癒えたが、往時の破壊力は見せられず、トゥーリオの影響力も範囲は狭まっている。気まぐれにフォーメーションを変え、若い選手である田中輝や田口、田鍋、磯村、本多を使ったこともあったが、結局育て上げるほどの我慢をすることはできず。牟田やハーフナーも中途半端な起用にとどまった。ただ、彼の優勝の功績が色あせるわけではないし、やっぱり名古屋のレジェンドである。気持ちよく送り出してあげよう。そして、来季の話。強化費の大幅減額によるベテラン大量解雇が待っている。就任が噂される西野さんは若手を育てながら、という監督でもない。2、3年はかなりの困難が待ち受けると思うが、それは必要な時間。名古屋の方は苦しいだろうが、我慢のときである。


気になったひと 永井謙佑

ベルギーで使われずに戻ってきちゃったの。相変わらずアホみたいなスピードを発揮していたが、チーム状態が悪いこともあり、生かされることはなかった。結局、終わってみればノーゴール。某有名サッカー戦術ブログ主スケ○ーには「苔口以下」と酷評された。まあ、苔口が成長している、っていう話ではあったけれども。ロンドン五輪の救世主として一躍脚光を浴びたが、思いっきり壁にぶち当たってる模様である。なんかサイドハーフとかやらされて迷いがある感じ。本質はやっぱりストライカーだよね。このまま名古屋に残るのかベルギーに戻るのかはわからないが、なんとか乗り越えて欲しいものである。なにせ、足を速くすることはだれにもできないのだから。犬みたいなスピードの犬みたいなストライカーに、求む、名ブリーダー。




■C大阪 4位

・加入
エジノ(ティグレス)
武田洋平(清水)
椋原健太(F東京/期限付き移籍)
楠神順平(川崎F)
新井場徹(鹿島)
ク・ソンユン(ジェヒョン高校)
南野拓実(セレッソ大阪U-18)
小暮大器(セレッソ大阪U-18)
岡田武瑠(セレッソ大阪U-18)
秋山大地(セレッソ大阪U-18)
☆多田大介(無職)

・放出
野口直人(MIOびわこ滋賀)
松井謙弥(徳島)
夛田凌輔(群馬)
荻野賢次郎(アルビレックス新潟シンガポール)
児玉新 (大分)
舩津徹也(富山/期限付き移籍期間満了)
後藤寛太(大学復学予定)
高橋大輔(引退)
ヘベルチ (仙台)
☆岡田武瑠 (長野)
☆井上翔太(北九州)
☆播戸竜二(鳥栖)


名伯楽・・・?クルピのラストシーズンは惜しくも優勝ならず。ACL出場権も天皇杯次第となってしまったが、まあよい結果と言えるだろう。汎用型二列目製造極東工場として、数々のアタッカーを生み出してきた流動攻撃は今年も健在。1トップに今をときめくジーニアス柿谷を置き、南野が自由にポジションをとることでカオスな攻撃を牽引。裏抜けも下がってボールも受けれる柿谷の恐ろしい決定力と、周りを使ってチャンスを量産するヌエヴォ・香川とでも言うべき南野の機能性は非常に高かった。それを可能にしたのが山口とシンプリシオ。山口は二列目も務めたが、ボランチとして縦横無尽に攻撃にも絡み、山口が上がった際にはボランチもできるシンプリシオが穴を埋めるという有機的な動きを見せていた。シンプリシオの戦術眼と能力はさすがセリエAというもので、今年の躍進の陰の立役者だろう。また、DF面でも茂庭の怪我を機会に山下・ルーキーズ・達也が台頭。その爆発的なスピードでDFラインの裏を無理矢理カバー。ちょっと笑っちゃうくらいのスピードなので、是非見て欲しい。高さもそこそこあるので、次の代表は狙って行けるんじゃないだろうか。また忘れてはいけないがキム・ジンヒョンの驚異的なシュートセービングも忘れてはいけない。被シュート数が割に多めの中で、失点を32に抑えたのは彼のおかげというのが多分にある。つうか、失点32はけっこう半端ない数字。ザルディフェンスよ、さようなら。しかし、それでも優勝できなかった。その原因の一旦は、確実にエジノにある。「特徴がよくわからない」「あーあーあー・・・」「シュートが下手」「ボールが滞る」などBS1での試合中継でことあるごとに早野さんに罵られ続けたこともある。確かにガタイの割にヘッドが弱いし、シュートも威力はあるが大概宇宙開発、致命的なのは判断力で、南野や柿谷の思考スピードに全くついていけてない。いまいち彼を頑迷に使い続けた判断もよくわからないのだが、何がよかったのだろうか。あれかな、アメリカンジョークがすっごい切れ味とかなのかな。「先日、うちのワイフがさあ・・・」。ともあれ、まあ代わりが枝村や杉本というのもそれはそれで使いづらかったのも確かではあるのだが、もうちょいなんとかならんかったか。さて、クルピさんは今年で終わり。来年はなんとFC東京のポポヴィッチが就任予定とのこと。やったーたのしみだなーわーい(棒読み)。どうせFC東京の無間ワンツー地獄をやると思われるので、ビタイチ興味がなくなっている。セレッソサポの方々、耐えてください。


・気になったひと 柿谷曜一朗

今年は一気に時の人となった。東アジア選手権を経て、代表に定着。最初は苦労したのだが、この前の欧州遠征でついに爆発。大迫も爆発したのでレギュラー確定とまではいかないが、代表エースと呼ばれる資格は十分にあるだろう。能力的には異才という言葉がふさわしいだろう。技術も確かだし、スピードもあるのだが、トラップもビジョンもプレー選択も他の選手とはまるで違う気がする。そして、その一旦ドロップアウトしかけた過去とちょっとヤンチャなそのビジュアルが大阪娘のハートをゲット。セレッソのゴール裏は女子たちで埋まり、黄色い声援が飛び交う事態となった。まじ、こんなことあるんだな。ただ、「セレ女」って呼び方は、どうしてもトニーニョ・セレーゾがおさげになった絵しか浮かばないので、やめて欲しい。とりあえず冬は残るのかな。ブラジルW杯で活躍するにせよしないにせよ、日本にいるのはどちらにしても来年夏まで。セレ女たちは今のうちに抱かれときましょう!!




■広島 優勝!

・加入
岡本知剛(鳥栖)
野津田岳人(サンフレッチェ広島ユース)
キム・ジョンソク(春川機械工業高)
浅野拓磨(四日市中央工業高校)
パク・ヒョンジン(高麗大学)

・放出
大崎淳矢(徳島)
辻尾真二(清水)
横竹翔(鳥取)
西岡大輝(栃木)
平繁龍一(群馬)
森脇良太(浦和)
☆鮫島晃太(鳥取)
☆石川大徳(仙台)


最後の最後で差し切って、見事に連覇。おめでたう。ぱちぱちぱち。正直、今年の流れとしては大宮旋風→浦和、横浜FMの台頭→いつの間にか鹿島とC大阪が!っていう感じだったので、なんか主役感がないままするっと優勝してしまったかんじ。それでも安定感は特筆すべきものがあった。特に失点は29点でJ1最小。守備の弱いチームが勝つことは難しいと前任者であるペ○○トロビッチ氏に強烈アッピール。得点は51点でさほど多いわけではないのだが、それでも得失点差では首位であり、優勝して当然とも言える。今年は去年よりもさらに「硬く」なった印象。一人連覇を狙った某お調子者が抜けた場所に塩谷がすっぽりと納まって守備は堅くなった。また森崎βがほぼ出れなかったことで石原が常時出場するたことで、余計に直線的な攻めが増えた印象。まあそこは高萩が一人ファンタジーでバランスを取っていたのだが、総合的に見れば「遊び」の部分は減っていた。それは去年から人が変わってないぶん、余計にだろう。野津田はインパクトは残したがプレー時間は300分にも満たず、左サイドの清水もレギュラーとなるには至らず。こうなってしまうとチームとしては中々モチベーションを維持するのに難しくなってしまうのだが、森保監督はうまくチームをコントロールできたと言えるだろう。ヤンツーに「クソサッカー乙」と言われても、全く動じずにやり方を貫き通したのは素晴らしい。最優秀監督も当然である。さて、浦和ユース広島支部としては来年もさいたま方面に選手を抜かれるということで、今のところは西川がそのターゲットとなっている。しかし、広島から浦和にいった選手がことごとく幸せになってない現状を考えると、いくら給料が高くなるとは言え、もう少し考えたほうがいいのではないか。というか、もう海外行っちゃいなよ、実質的に国内ナンバーワンなんだからさ。ワールドカップまで待つって手もあると思うし。他には誰かめぼしい選手はいるだろうかと考えたが、もう引き抜く対象もそんなにいない感じである。高萩とかは移籍するのかなあ、行くなら海外だと思うけど。それがなければ、来年もほぼ現有勢力を維持できるだろう。金がないから新しい選手はあんまり買えないし。難しいのはモチベーションコントロールと怪しくなってきた左サイドの世代交代、それとチームの支柱である森崎αの体調管理である。なんで優秀選手にさえ選ばれていないの。槙野でさえ選ばれてるのに。


・気になったひと 高萩洋次郎

2年連続優勝チームの10番を背負う中村獅童。広島の攻撃に変化をつける存在。なんというかプレースタイルが非常に軽く、全くわけのわからないボールロストをしたりすることもあれば、とんでもないタイミングでとんでもないパスをしたりして、見てて面白い選手である。全員生真面目だった東アジア選手権でも頑張ってはいたが、周りの初顔合わせの選手と全くタイミングが合ってなくて笑った。よくも悪くも非常に独特な選手。別にふざけているわけではない、そういう選手なのである。本来はボランチのほうが生きそうな気もするのだが、深い位置であんなプレーされたら心臓に悪いので、気のせいだということにしておこう。おそらく本田@何言ってるかわからない のバックアッパーとしては相性最悪なのでブラジルW杯に呼ばれることはない。しかし、バイプレーヤーとして輝くタイプでもないので、その後も呼ばれるかというと微妙。箱庭で輝く花もあるので、末永く広島でやっていただきたいものである。




■鳥栖 12位

・加入
ジョナサン(ミジョナリオス)
ディエゴ(オンセ カルダス)
ロニ(サンパウロFC)
金正也(G大阪)
水沼宏太(横浜FM)
末吉隼也(福岡)
金井貢史(横浜FM/期限付き移籍)
高橋義希(仙台)
岸田翔平(福岡大学)
平秀斗(佐賀東高校)
清武功暉(福岡大学)
坂井達弥(鹿屋体育大学)
☆ニルソン(メトロポリターノ)
☆菊池直哉(新潟)
☆播戸竜二(C大阪)
☆林彰洋(清水)

・放出
守田創(グルージャ盛岡)
黒木晃平(熊本)
トジン(SCコリンチャンス・AL)
金根煥(横浜FM)
黒木恭平(愛媛)
國吉貴博(富山/完全移籍)
岡本知剛(広島)
犬塚友輔(未確定)
☆木谷公亮(岐阜)
☆船谷圭祐(水戸)
☆ロニ(クビ)


去年は大躍進の鳥栖だったが、今年は大逆噴射。序盤から大量失点を繰り返し、躍進からの急降下まったなしかと思ったのだが、終盤の韓国流パイルドライバーによるネジの巻き直しで12位でフィニッシュ。まあ妥当な順位に落ち着いた。序盤は昨年やろうとしたことがあまりうまくはまっていなかった。降格時の神戸のように「これからはパスサッカーだ!」と大幅に舵を切ったわけでもないが、ともかく嵌らない。一つは相手が鳥栖のやり方に慣れてきたこともあるだろう。豊田大作戦は確かにシンプルで強力だが、それもやりすぎれば相手も対策を考える。もう1つはマンネリ。緊張感を持って戦っていた昨年にはありえなかったようなミスが頻発した。別にサボってるわけじゃないのに、と誰もが思うのだが、団体競技のチームは一秒ごとに腐っていく。一つのプレーが徐々にナアナアになっていき、気付くとそれが全体に伝染してしまっている。監督がうまくいっているのにチームを少しずつ変えようとするのはそういうわけで、生鮮食品並の注意深さが必要なのである。ユン・ジョンファン監督もそこらへんはわかっていて、開幕前にブラジル人を入れてみたりして融合をはかろうとしたのだがうまくいかず。結果的にチームは停滞した。それを救ったのは、キーパーの怪我で加入した林672号と新潟から借りた菊池直哉である。林は代表クラスのゴールセービングで失点を防ぎ、菊池もそのラインコントロールだけでなくパス出しにおいて鳥栖のサッカーに変化を与えた。そして、腹を括った選手たちのハードワークによって、終盤は怒涛の快進撃。結果的には残留ラインは遠のいていき、余裕のフィニッシュとなった。この財政規模での2年連続の残留はかなりのいい仕事。フロントも監督もよくやりました。さて、来年はどうなるかというと、よくわからない。豊田は今年は残ることが決定なのかな?彼が残ればかなり心強い。ただ、20点をとったものの、そのあとに続くのが6点の池田というのは、ちょっと豊田に頼りすぎの感は否めない。もう1つ得点源がほしいところだ。また、守備に関しても、基本的に今年は崩壊しっぱなしである。いくらなんでも63失点は多すぎで、これは降格した大分に次ぐ数字。菊池と林892号が来てからは多少は改善したが、彼らが来季も残るかどうかわからない。何か手当てが必要だろう。ただ、お金的にやれることは限られているので、正直言えばいつ落ちてもおかしくはない。それでも他にやりようもないので、サポーターも腹を括るしかないだろう。押忍!押忍!!


・気になったひと 豊田陽平

今年も戦い続ける筋肉マシーン。代表にも選ばれ、欧州遠征には行けなかったが、その体格と献身的なプレースタイルはザックもお気に入りのもようである。人柱要員として本大会に行けるかもしれない。今年も体をぶつけまくった一年だった。マウスピースがトレードマークなので、口を開けると正直怖いのだが、そんなことを気にするような輩は鳥栖には向いてないぜ!!彼の裏を狙えるシャドーストライカーが欲しいところなのだが、鳥栖のお金では優秀な選手を買えるはずもなく。来季も残るとしたら鳥栖の全運命が彼にのしかかってきそうである。まあ、それから逃れるために移籍したとしても、誰もきみを責めんよ。でも残るんだろうなあ、漢だから。しかし、この子、うまさとか緩さとかとは全く無縁の選手なので、将来的にどうなるんだろうなあという気はする。小手先のテクニックで選手生命を延ばすタイプでないのも、男前度をあげている。正直、川又と2トップを組んだら男臭すぎて、女子高生とかは見ただけで妊娠しそう。




■大分 18位

・加入
土岐田洸平(大宮)
小松塁(川崎F)
高木和道(神戸)
松本怜(横浜FM)
深谷友基(大宮)
児玉新(C大阪)
辻尾真二(清水)
木村祐志(北九州)
後藤優介(HOYO ELAN大分)
金永基(湘南)
松本昌也(JFAアカデミー福島)
☆上福元直人(町田)
☆梶山陽平(FC東京)

・放出
井上裕大(長崎)
キム・チャンフン (C大阪)
夛田凌輔(C大阪)
野口直人(C大阪)
イ・ドンミョン(大邱FC)
三平和司(湘南)
小手川宏基(北九州)
作田裕次(山形)
石神直哉(湘南)
藤川祐司 (未確定)
☆金永基(福岡)
☆小松塁(長崎)


プレーオフを駆け上がって辿り着いたJ1の舞台は地獄でした。財政問題により満足な補強もできず臨んだ今シーズン、けちょんけちょんにやられてしまいました。そもそも宮沢ワンボランチでどうなる世界ではなかった。序盤から大量失点を繰り返し、鳥栖のようにそれを跳ね返す攻撃力があるわけでもないので、当然負け続ける。トップスコアラーが森島の7点ではかなり厳しい。また、虎の子のお金で招聘した卑猥ネームの持ち主であるロドリゴ・マンシャはそれほど悪い選手でもなかったが、一人で何かをできるはずもなく埋没。田坂監督は選手を入れ替えてなんとか対抗しようとはしていたが、焼け石に水感はいなめなかった。結局ホーム未勝利のまま降格。あらゆる点でJ1基準に達していなかったという結果だけが残った。まあ、元々どこぞの千葉が間抜けでなければこんなことは起こらなかったはずなのだが、それにしてもサポーターにとっては苦しいシーズンだっただろう。俺だったら途中から手が震えだして、「シャムスカ・・・シャムスカ・・・」とうわ言を言い続けると思う。そんな今シーズンの光明はほとんどなかった。唯一躍動したプレーで希望を抱かせた強化指定のFW松田力だったが、名古屋に内定してしまった。ぐぬぬ。来シーズンは全くのリスタートだが、財政状況はいまだに厳しく、動ける状態にない。それでも残ってくれた田坂監督には感謝してもし足りないと思うのだが、一部ファンの間では失望が広がっているという。だが、考えてみて欲しい、今年の戦力だったら正直モウリーニョでも残留怪しかったぞ。それでも納得できない方には「またファン・ボカンがくるよ」と耳元で囁いてあげるのもまた一興。来年もJ2で決して上位にいけるほどの戦力があるわけでもない。ただ、今は捲土重来。しぶとく生き残っていれば、いずれいい目を見るときもくるさ。なんたってナビスコをとってるんだからね。来年もまたよろしくー。


・気になったひと 森島康仁

プレーオフで獅子奮迅の活躍を見せたブサモリシもJ1ではただの人。常時出場もできず、前線の核となることはできなかった。万能タイプがゆえに、一度壁にぶち当たると何もかも通用しないという下部リーグのエースにありがちな状態となってしまった。怪我もあったのかな?ただ、高松が今全身を丸焼けに焦がしながら戦っているが、その後はこの選手が継ぐしかないと思っている。キャリアのことを考えたら、オファーがある神戸に移籍することが一番と考えるかもしれない。だが、よく考えて欲しい。ライバルはペドロ・ジュニオール、マルキーニョス、田代だ。どう考えてもナビスコカップ要員だろう。それよりは大分の生ける伝説となるほうが、彼のためになるような気もする。昔よりずっとプレーに重みがでてきたし、けっこう好きなんだよね森島のプレー。千葉戦以外でよろしく!



あー、これで安心して年を越せるー。
それではまた来年も楽しみにしてまっせ、J1!!

■J1■ 2013シーズンどこよりも早いレビュー 「早い、安い、別にうまくはない」 part2

part1
に続くぜ!!


速さだけが!速さだけがとりえだから!


■川崎F 3位


・加入

新井章太(東京V)
大久保嘉人(神戸)
森谷賢太郎(横浜FM)
中澤聡太(G大阪)
山本真希(札幌)
薗田淳(FC町田ゼルビア)
パトリック(アトレチコ・ゴイアニエンセ)
田中雄大(栃木)
棗佑喜(栃木)
安柄俊(中央大学)
☆アラン・ピニェイロ(ヴィトーリア)
☆ロブソン(バイーア)

・放出
森下俊(横浜FC)
黒津勝(横浜FC)
田中雄大(鳥取)
小松塁(大分)
楠神順平(C大阪)
杉浦恭平(神戸)
山瀬功治(京都)
柴崎晃誠(徳島)
安藤駿介(湘南)
レネ・サントス(未確定)
☆田中淳一(未定)
☆パトリック(甲府)


いつの間にやらACL権ゲット。ほんといつの間にだ。「息子重用」「言い訳上手」「風間大僧正」など主に俺に批判されていた風間サッカーだが、あれよあれよという間に終盤調子を上げ、最終戦では優勝のかかった横浜FMを地獄の底に叩き落すなどの高い完成度を見せ付けた。批判していた急先鋒としてはぐぬぬな展開だが、いいチームになっててびっくり。なんか久々に見たらだいぶ普通のチームになってた。まず、5月に「謎の整体師」として独自理論を展開して怪我人をばんばん試合に出させていた西本直氏が辞任。それで洗脳がとけたのか、風間氏は能力の劣った息子ズを干し始める。それでも中々調子は上がらなかったのだが、徐々にマスコミに出てこなくなってきたなーと思ってたところで急にチームが勝ち始める。大久保はゴールを量産して得点王。山本真希は中盤を走り回り、ジェシがしっかりとボールを跳ね返す。中村Zは王様として躍動し、レナトはアンタッチャブルなスピードを見せ付けていた。風間体制初期に見せていた無間パス回し地獄はどこにいったのやら、レナトと大久保のスピードを生かした川崎F本来の縦に早いサッカーが展開されていた。まあ、それでもポゼッション能力はある程度向上しているので、風間ポアが全然成果がなかったとは言えないが、「え、これが革命?」という具合に拍子抜けしてしまったのも確か。普通のチームやんけ。どっかで完全に見切りをつけたのかね。これくらいならいつでもやれる、というのだろうか。なんか腹立つな。まあ、想像で腹を立ててもどうしようもないのだが、内情がわからないためどうしてこうなったのかよくわからない。実はあのPA内でもがんがん縦パス入れてくる不思議サッカーがどこに行くのか興味があったので、ちょっと残念ではある。で、来季はACLなのだが、全く実感がわかない。どこに向かっているのかもよくわからないため、獲る選手も見当がつかない。この成績で調子に乗ってまたあの謎パスサッカーに回帰するのだろうか。それはそれで見たいのだが、どうも中村Z、レナト、大久保が勝手にやってる可能性もけっこうありそうな気がする。なんかこれやりたいのか、っていうと絶対違う気がするんだよなあ、風間大僧正は。J1で一番この後どうなるのかよくわからないチームだ。ま、ともかく、ACLがんばってくだされ。


・気になったひと レナト

J1最速のドリブルジャンキー。今最もスペースを与えてはいけないドリブラーではないだろうか。元から切れ味はすごかったが、チームスタイルが速攻重視になったことで持ち味を十分発揮。対面1人ならほぼ完勝、2人でもぶち抜いていくことがしばしば、という鬼のアタッカー。またシュートも強烈なものを持っている。惜しむらくは視野があんまり広くないのでパス出せないってところだが、それができたらJリーグにはいない。最終戦で中澤を振り回してほとんど守備をさせなかったことで、奇しくも中澤代表待望論を消したという影の貢献者でもある。遅くなったなあ、中澤。元からそんな早くはないけど。しかし、この人、来年もいるのかね。まあこの人が攻撃に専念できるようだと来年も強いチームですな。あと、髪型なんなんだろうな、この人。


■横浜FM 2位

・加入
ジョン・ドンホ (杭州緑城)
ファビオ・アギアール(SC相模原)
端戸仁(北九州)
藤田祥史(千葉)
田代真一(FC町田ゼルビア)
奈良輪雄太(SAGAWA SHIGA FC)
佐藤優平(国士舘大学)
喜田拓也(横浜F・マリノスユース)


・放出
大黒将志 (杭州緑城)
谷口博之(柏)
狩野健太(柏)
小野裕二(スタンダール・リエージュ)
武田英二郎(鳥取)
金根煥(新潟)
水沼宏太(鳥栖)
森谷賢太郎(川崎F)
青山直晃(甲府)
金井貢史(鳥栖)
松本翔(愛媛)
松本怜(大分)


Jリーグを盛り上げた逆立役者。なんという悲劇っぷり。序盤からおっさん軍団は上位をキープ。驚異的な切れ味を見せる中村初号機を中心にマルキーニョス、ドゥトラ、中澤というおっさんが躍動。アクチュアルタイムがJ1で最も短いというコスい省エネテクニックも使いながら、順調だった。「おっさんでもこの活躍、俺もがんばらねば!」と中年男性の希望の星となったこともあるのだが(ビデオ・リサーチ社調べ)、やはり年齢という足かせは徐々に彼らを蝕んでいった。終盤戦を前にマルキーニョスの髪型はぼろぼろの犬みたいになり、中村初号機も病気で一時離脱、ドゥトラは出場を続けたがもう最後のほうとか年金あげてもいいんじゃないかくらい疲れてた。中心が崩れると、磐石だったチームも脆いもの。切れ味を見せていた齋藤学、完璧に見えた中盤センターの中町&富澤もこの流れのなかに埋没し、そしてチーム全体が沈没した。こういうときにどうにかするのが監督の仕事だと思うのだが、首位チームにしてはやたらと存在感が薄く、見た目もJAの課長みたいだし、得点できないときのオプションが「藤田投入」と「ファビオ投入」くらいしかなかったのはなんつうかちゃんと仕事しろという感じであった。さて、今年こそ限界だと思っていたのに、さらに来年どうにかできるのだろうか。マルキーニョス、ドゥトラはおそらく退団。あらたなおっさんを地中から召還してくるのか、それとも若いチームに代えるのか。まあ中村初号機がいつまで持つか、ということにチーム構成が依存しているので、そうそう思い切ったことも出来ないのはつらいものがある。金があるわけでもないし、これでACL並行とか、優勝狙うにはかなりきつそう。比嘉さん?比嘉さんなの?比嘉さんを増殖させてACLをこなすパターン?


・気になったひと 兵藤慎剛

今年もチーム最大の働き者。マルキーニョスが下がってきてボールを捌くので、右サイドハーフながらPA内に侵入するのがルーティン化。そうかと思えば右サイドバックのフォローに最終ラインまで戻ったり、中盤中央に出て行ってボールを捌いたりもしてた。ユース年代には10番を背負っていたこともあるのだが、労働者路線としてのキャリアを積み上げている。どこのチームも欲しいだろう。しかし、なぜか優秀選手には選ばれなかった模様。なぜだ。中村初号機がいなくなったときでも、彼がいればなんとかチームとしての体裁は保てそうな気がする。大事にして欲しい。



■湘南 16位


・加入
エジバウド(ムアントン・ユナイテッド)
クォン・ハンジン( 柏/期限付き移籍)
武富孝介(柏/期限付き移籍)
中川寛斗(柏/期限付き移籍)
鈴木雄太(山形)
白井康介(大阪桐蔭高校)
梶川諒太(東京V)
安藤駿介(川崎F/期限付き移籍)
荒堀謙次(栃木)
宇佐美宏和(栃木)
河野諒祐(湘南ベルマーレユース)
田村翔太(四日市中央工業高校)
吉濱遼平(松蔭大学)
村岡拓哉(神奈川大学)
☆ウェリントン(ペロタス)
☆アレックス・サンターナ(コメルシアル)
☆大竹洋平(FC東京)
☆ステボ(水原三星)
☆ウェリントン(ペロタス)

・放出
山口貴弘 (長崎)
イ・ミンス (清水)
植村慶(磐田/完全移籍)
福田健人(アルビレックス新潟シンガポール)
三原向平(愛媛/期限付き移籍)
三平和司(京都)
宮崎泰右(大宮/期限付き移籍期間満了)
松本拓也(北九州)
石神直哉(東京V/期限付き移籍)
金永基(大分)
白井康介(福島ユナイテッドFC/期限付き移籍)
坂本紘司(引退)
☆吉濱遼平(福島ユナイテッド)
☆エジバウド(ムアントン)
☆クォン・ハンジン(ザスパクサツ群馬)
☆キリノ(アル・シャバブ)


無念の降格となってしまいました。チョウ・キジェ監督の元、果敢にも攻撃サッカーを展開。しかし、J1相手にそうそう点をとれるはずもなく、守備の甘さを突かれて爆死。それでも攻撃姿勢を変えずにいたが、エースのキリノが夏に移籍。代わってとったステボ、ウェリントンはあまり機能せず、いいアクセントになった大竹は終盤を前に大怪我で離脱。失点は止まるはずもなく、大分に次ぐ62失点を喫した。これでは勝てない。個人としてはけっこう気になる選手はいた。左サイドの高山はJ1でも上位に入るであろう走力を生かして驚異となった。また中盤中央の永木とハン・グギョンはなにかと数的優位を作られる中盤を崩壊させないようになんとか食い止めていた。崩壊したけど、まあ無理なものは無理だ。また、遠藤もネイキッドになりがちなDFラインで奮闘していた。なんとなく貫いたことで降格してもそんなに悲壮感はないような気がする。「やったよな!やり切ったよな、俺ら!」という高校球児のような感じである。ただ、よくよく考えてみればやっぱり降格しているのであり、それはそれで選手にとってよかったのかどうか。残留した甲府と比べて戦力が著しく劣っていたわけではないので、守備的な戦いで勝点をもぎとることもできたはず。アマチュアならばそれでもよいのだが、選手の生活がかかったプロでそれをやってしまうというのは、監督としては責めを負うべきではないだろうか。選手としても守備的にいくより攻撃的に振舞うほうが好きだろうし、選手としての満足感を犠牲にしても先に導く、というのがいい指導者なのではないかな。まあ、攻撃的にやって勝つ方法もあったとは思うけど。


・気になったひと アレックス・サンターナ

途中加入ながらもうおなかいっぱいである。坊主にヒゲという異彩を放つ風貌に加え、デビュー戦では謎の踊りで大久保のPKをストップ(というか勝手に外した)。その後も驚異的な反応でシュートをはじき出したと思ったら、エリア外でハンドをして退場になり、またイージーミスでゴールを許すこともしばしば。最終戦では、完全にクロスだとヤマをかけたところをシュートされ、大宮の下平に超ロングシュートを決められた。殺伐としてくるJの終盤戦において、一服の清涼剤となっていたことは確かである。たぶん差し引きで勝点5くらい失っていると思うが、まあ気にするな。もう来年も再来年もやっていただいて面白プレーを見せてくれるかと思ったのだが、買取りが難しい情勢。ただ、これ以上見ると俺のキーパーの概念が狂っていってしまうため、よかったのかもしれない。もうほんと満腹です。また会う日まで、お元気で。



■甲府 15位


・加入
ウーゴ(パラナクラブ)
レニー(デスポルティボ・ブラジル)
マルキーニョス・パラナ(アメリカ・ミネイロ)
羽生直剛(F東京/期限付き移籍)
河田晃兵(G大阪/期限付き移籍)
青山直晃(横浜FM)
水野晃樹(柏)
平本一樹(東京V/期限付き移籍)
橋爪勇樹(山梨学院大学)
土屋征夫(東京V)
新井涼平(北九州)
河本明人(流通経済大学)
金子昌広(国士舘大学)
岡西宏祐(中央大学)
☆ジウシーニョ(スポルチ・レシフェ)
☆パトリック(川崎F)

・放出
藤牧祥吾(藤枝MYFC)
フェルナンジーニョ(クラブアトレチコリネンセ)
木下正貴(AC長野パルセイロ)
畑田真輝(AC長野パルセイロ)
冨田大介(水戸)
永里源気(鳥取)
加部未蘭(福岡大学へ進学)
高崎寛之(徳島)
ダヴィ(鹿島)
重松健郎(F東京)
レナト(PSTC)
片桐淳至(未確定)
青木孝太(ザスパクサツ群馬)
☆堀米勇輝(熊本)
☆林堂眞(鳥取)
☆オルティゴサ(未定)
☆ウーゴ(熊本)


割り切った関係で割り切った残留。本当はムービングしたくてたまらない城福監督だが、FC東京での大ムービング失敗を経て、監督として一段階成長。今年は守るぞ、と割り切ったサッカーを展開した。それでも序盤はかなり厳しかったが、3バックに変更してから守備ががっしりと安定。青山、土屋の「とりあえず跳ね返すけど、あとはしらねえ」というハンマー型CBの仕事が明確になった。また前線では仕事を多くできるジウシーニョとパトリックを獲得。少ないチャンスではあったが、チームバランスを崩すことなくしぶとく勝点を積み上げた。結果として得点はたった30点だったが、なんとか残留をゲット。城副監督はムービングしたくてムラムラしていただろうが、それは夜のムービングで晴らしていただくとして、このチーム規模では非常によい結果だったと言えるだろう。選手としてよかったのは右サイドの柏。運動量豊富に駆けずり回り、ウイングバックとして相手の驚異になった。シュートは入らないけど。笑 それとすさまじく地味だったが、中盤中央を締め続けた元磐田のマルキーニョス・パラナの仕事はもっと評価されてもいいと思う。ボールもそこそこ刈れて、パスも回せなくはない。本当に地味で試合中名前忘れることもしばしばだったが、来年も残ってくれるといいですな。さて、来季はどうするのか。と言っても、財政規模的にできることは限られてくるわけで、今年活躍した柏は早速複数クラブから目をつけられている。それに対抗する手段は甲府にはない。いる戦力でやれることをやるしかない、とおそらく城福監督は腹を括っているだろう。ムービング中毒だが、それをおくびにも出さずに仕事をするのが男ってもんだな。しぶいぜ、城福さん。もてるだろうな。


・気になったひと パトリック

川崎Fで風間大僧正から破門された流浪の身を甲府に拾ってもらった。堂々とした体躯を持つパトリックは戦う男だった。守備もちゃんとやる。テクニックも悪くない。体もでかいんでそこそこボールは収まるし、空中戦も戦える。そして最大の武器が裏抜け。でかいからそんなに早くは見えないが、けっこうスピードがある。ただ、そんな彼の唯一の欠点がシュートである。もう、ほんとはいらない。華麗な裏抜けからキーパーとの1VS1を豪快に外してくやしがるパトリックを見て愛おしいという感情を持たない人間はいないはずである(断言)。甲府がそもそもチャンスを作る数が多くないのでそれほど目立たないが、現在Jのぬか喜び王である山形・中島裕希の座を脅かすほどのポテンシャルを持っていると俺は踏んでいる。来年残るかどうかわからないが、もし残ったら甲府ファンならずとも、彼のハードワークとぬか喜び劇場を堪能してもらいたいものである。



■新潟 7位

・加入
金根煥(横浜FM)
竹重安希彦(磐田)
奥山武宰士(アルビレックス新潟・S)
成岡翔(福岡)
田中達也(浦和)
濱田水輝(浦和/期限付き移籍)
岡本英也(鹿島)
レオ・シルバ(ポルトゲーザ(ブラジル))
川又堅碁(岡山)
小塚和季(帝京長岡高校)
川口尚紀(アルビレックス新潟ユース)
☆ホージェル・ガウーショ(ポンチプレッタ)
☆舞行龍ジェームズ(長崎)

・放出
村上佑介(未確定)
アンデルソン(FC町田ゼルビア/期限付き移籍)
小林慶行(引退)
西村竜馬 (JAPANサッカーカレッジ)
金永根(富山)
増田繁人(群馬)
木暮郁哉(水戸)
平井将生(G大阪)
矢野貴章(名古屋)
鈴木大輔(柏)
ミシェウ(未確定)
石川直樹(仙台)
中村太亮(京都)
ブルーノ・カスタニェイラ(アルビレックス新潟・S)
アラン・ミネイロ(パウリスタFC(ブラジル)/期限付き移籍期間満了)
小澤英明(未確定)
☆ブルーノ・ロペス(エストリル・プライア)
☆菊池直哉(鳥栖)


北からやると言いながら、すっかり忘れてた。J12013シーズンセカンドステージ王者の新潟さんである。鈴木、石川など今年も順調にぶっこ抜かれながら、通常運転でシーズンを開始。序盤はエース、ブルーノ・ロペス、コンビの田中達也が両方下がったりサイド行ったりして「クロス上げてもゴール前誰もいない症候群」を発症させていたが、ブルーノ・ロペスが6月に電撃退団。そこから川又・ザ・Chinkodekasou・堅碁がエースとなると、そこからチーム状態は好転。横からのボールにめっぽう強い川又はゴールを量産し、最終的には23ゴールで得点ランキング2位。飛躍の年となった。また、「広島のサッカーくそつまんねえ」とディスったヤンツー監督に鍛えられたプレッシングは驚異的な性能を見せ、特に中盤中央に君臨したレオ・シルバは恐ろしいほどのボール奪取能力を見せつけた。009にいなかったか、この人。そうか、サイボーグ戦士だったのか、と納得してしまうほどの活躍を見せた。特に33節では優勝のかかった横浜FMの中村初号機を封殺。なんかけっこう笑顔なのが暗殺者っぽくてこわい。攻守にレベルの高いパーフェクトMFなのだが、来年はどこがお買い上げになるのだろうか。こんなんが鹿島にいたら手がつけられない気がするんだが。さて、俺を中心に降格候補としていた人が赤っ恥をかいたのだが、来年はどうなるだろうか。東口、川又、レオ・シルバなどは引く手あまただろう。ただ、彼らがもし抜けたとしても、ヤンツーがなんとかして残留を勝ち取るのではないか。あと変な当て字で帰化してしまった舞行龍ジェームズもかなり強いCBで欲しいところはあると思うのだが、誰か漢字を教えてやるチームメイトはいなかったのだろうか。どう考えても双子山部屋が似合っているのだが。せめて「舞蹴ジェームズ」とか「舞行龍蛇苦孫」とかのほうがよかったと思う。


・気になったひと 川又堅碁

今年大ブレイクした男前エースストライカー。23点でもフル稼働ではなかったというのだから、恐れ入る。スピードと体格を生かして横からのボールを叩き込み続けた。基本ワンタッチゴーラーなのだが、意外とパスも出せるという評判も。ただ、ボールはさっぱり収まらないので、代表の1トップはあんまり向いてないかもしれぬ。その破戒僧的風貌、武士的な男は黙って仕事しろのスタイルがかっこよすぎるので、俺はツイッターで彼の名前を呼ぶときには「#chinkodekasou」という男に対する最大限の褒め言葉をハッシュタグとしてつけているのだが、いまだに流行る気配がちっとも見えない。なぜだ。俺が作ったハッシュタグの中でもNo.1の完成度だと思うのに。さあ、みんな恥ずかしがらずに!ビッグ・スワンで叫ぼう!!chinkodekasou!!!



■清水 9位

・加入
高木純平(札幌)
廣井友信(熊本)
竹内涼(北九州)
橘章斗(松本)
岡根直哉(山形)
高原寿康(札幌)
樋口寛規(岐阜)
イミンス(湘南)
バレー(アル・アラビ)
内田健太(愛媛)
加賀美翔(清水エスパルスユース)
藤田息吹(慶応義塾大学)
三浦弦太(大阪桐蔭高校)
六平光成(中央大学)
瀬沼優司(筑波大学)
☆村田和哉(無職)
☆本田拓也(鹿島)
☆ラドンチッチ(水原三星)
☆大前元紀(デュッセルドルフ)

・放出
小林大悟(バンクーバーホワイトキャップス)
金賢聖(未確定)
高原直泰(東京V)
姜成浩(京都)
岩下敬輔(G大阪)
長沢駿(松本)
武田洋平(C大阪)
山本海人(神戸)
碓井健平(千葉)
辻尾真二(大分)
三吉聖王(未確定)
大前元紀(フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ))
ジミー・フランサ(未確定)
☆樋口寛規(岐阜)
☆バレー(天津泰達)
☆柴原誠(岐阜)
☆柏瀬暁(ニューヨーク・コスモス)
☆犬飼智也(松本山雅)
☆白崎凌兵(富山)
☆林彰洋(鳥栖)


ゴトビ監督はすごいと思う。エースの大前を放出し、獲得したのはバレー。これはストーブを売って、扇風機買うようなものである。なのでチームは一から作り直し、細かい繋ぎが全くできず、ボールも収まらないバレーだったが、他にいないので使わざるを得ず、序盤は大苦労。バスも囲まれる事態となったが、なんとかバレー用のカウンタースタイルを構築するも、そのバレーが「じゃ、俺、移籍しまっす」と中国に引越し。フロントは慌ててラドンチッチを獲得するが、これが典型的1トップタイプ。また、ドイツに遊びに行ってた大前が戻ってきて、さらに鹿島ですっかり干されていた本田@非ミランが帰還。またチームはがらがらぽん。それでもまた元のスタイルに近付けつつ最終的には9位でフィニッシュ。選手の流動を考えればゴトビ監督の修正能力はたいしたものではないだろうか。また、選手が揃わない中で石毛をサイドバックに起用して新たな可能性を見せたり、CBに杉山浩太を使うなど、応急処置に終わらない選手起用は中々面白かった。清水サポーターの中には上位に進めないことでイライラしている人もいるだろうが、これだけ選手が出て行くチームでこの好成績を上げているのはひとえにゴトビのおかげだと思うよ。バス囲んでる場合じゃない!若い選手の中で気になったのは、竹内。北九州から戻ってきた生え抜きだが、独特のプレービジョンとそれを実現させるテクニックを併せ持っている。もっと中盤で主導権を握ってもいいのではないだろうか。あと、石毛のサイドバックはまあ経験としてはいいんだけど、正直しんどいと思うぜ、ゴトビさん。笑 来季は誰が出てって誰が入ってくるのか、このチームもよくわからないんだけれども、新潟と同じでゴトビさんが留任していればとにかく残留は固いんじゃないかな。彼を信じ続けてるフロントは正しい判断をしているので、ファンの方も辛抱強く見守ってあげるべき。焦ってプレッシャーかけると「お隣みたいになるよ」。


・気になった人 カルピス四杯目

本名はカルフィン・ヨン・アピンというらしい。川又のハッシュタグとおなじようにこちらも全然流行らない。なぜだ。守備力は抜けてるところもあるのだが、高さも早さもある。足元も左サイドバックできるくらいに優秀。ただし、この人の代名詞と言えばダーティ・プレイ。平気でいろんな人を踏みつけるメンタルは同国のナイジェル・デ・ヨング直伝との噂(未確認)。最近のJでは腕キメ中払、さわやかヤクザ福西などがいなくなって、ダーティさがウリの選手がいなくなっている中ではかなり異彩を放っている。まあやられたほうはたまったものじゃないし、怪我などしたら大変なのだが、わかりやすいヒールということで、こういう選手がいてもいいのではないだろうか。それを大正義・風間大僧正がニフラムで倒す展開を希望。





次で終わりだから!!終わりだから!

■J1■ 2013シーズンどこよりも早いレビュー 「早い、安い、別にうまくはない」 part1

さて、昨日でJ1のシーズン終了!
広島の劇的な逆転優勝で2連覇!ということで幕を閉じました。おめでとう!パチパチ。
しかし、突っ伏す中村初号機は心にくる・・・。

鉄は熱いうちに叩け!秋茄子は嫁に食わすな!民主主義は今日で終わり、来週からは民主主義エクサが始まるぜ!ということで、早速レビューをします!

「こんな早くそんなこと・・・もう、せっかち!!」とその焦りっぷりをなじられそうですが、おいおい、30代の脳みそを甘く見るな、すぐ忘れちゃうんだよ!

おまけに全然順位予想合ってねえじゃねえか!俺のくそ!
当方千葉ファンにより、完全部外者、さらには概観しかしてないので、いつものとおり適当になりますので、ご容赦。それでは北から順にいってみよう!!
(加入・放出の☆は夏移籍です)




■仙台 13位

・加入
佐々木勇人(G大阪)
石川直樹(新潟)
和田拓也(東京V)
ヘベルチ(群馬)
関憲太郎(横浜FC)
島川俊郎(秋田)
蜂須賀孝治(仙台大学)
☆石川大徳(広島)

・放出
高橋義希(鳥栖:レ→完)
中島裕希(山形:レ→完)
阿部陽輔(金沢)
関口訓充(浦和)
原田圭輔(栃木S)
内山俊彦(引退)
朴柱成(慶南FC)
サッコーニ(未定)
☆和田拓也(大宮)
☆奥埜博亮(長崎)
☆島川俊郎(秋田)


去年の2位から一転、今年は13位と苦しんだ。序盤はACLとの過密日程に苦しみ、中盤からはメンバーの怪我で苦しみ、そしてそれでもやまない監督のダジャレに苦しんでるうちにシーズン終わった感じ。苦しんでばっかりかお前ら。ハイプレッシングの肝である角田&富田が中盤センターに揃うことは少なく、上本もシーズンを棒に振った。もちろんそれを補う選手層はなし。新人の蜂須賀くんはそこそこがんばったが、ヴェルディから獲得した和田は途中放出、外国人ではヘベルチも主力とはなりえなかった。前線ではウィルソンが相変わらずの存在感を放ったが、赤嶺が路頭に迷ったおかげで、得点はたった41点。これでは順位は上がらない。来季は駄洒落は退任で、元広島アーノルドが就任。ダジャレが炸裂しないことで選手は心安らかに試合に臨めるが、新監督の力量は未知数。「おれ、マジポゼッションしたいっすから」というバルサ狂信者だった場合、残留争いに巻き込まれて、夏前には新監督に手当たり次第声を掛けるという残留狂信者になる可能性大。東北に炸裂する事件を見逃すな!あと、ウィルソンの去就はどうなんだろう。快足万能優良FWにつき、欲しいチームはいくらでもある。


・気になったひと 手倉森監督

コーチ時代を含めて仙台に10年。まさに一時代を支えた功労者だった。少ない予算ながらもJ1残留を続け、昨年の2位は立派の一言。来年からは五輪代表という罰ゲームに参加するわけだが、下手なダジャレは代表では命取り。大らかな性格なので平気でぶっ放しそうだが、国民を逆撫でしないように気をつけ、出場を勝ち取った暁には「リオにだりを連れて行こうか迷ってる」などの大技を決めてもらいたい。



■鹿島 5位

・加入
野沢拓也(神戸)
ダヴィ(ウム・サラル)
前野貴徳(愛媛)
中村充孝(京都S)
川島大地(山形)
植田直通(大津高校)
豊川雄太(大津高校)

・放出
ドゥトラ(ロケレン)
アレックス(徳島:レ→完)
宮崎智彦(磐田:レ→完)
増田誓志(蔚山)
岡本英也(新潟)
興梠慎三(浦和)
新井場徹(C大阪)
レナト(広州)
佐々木竜太(引退)
ジョルジーニョ(監督)
☆鈴木隆雅(千葉)


優勝予想をしたのだが、最後を連敗で終えて俺のサッカー眼が曇っていることを証明した。もう!もう!結局チームは7年ぶりの無冠となった。ジョルジーニョ逃亡、トニーニョ・セレーゾ帰還によって、チームは再構築。前線にダヴィ、中盤に野沢@放蕩息子、中村シードデスティニー、左サイドバックに前野を獲得も、イマイチ機能せず。序盤はダヴィと野沢に固執したが、ダヴィは点はとったが独善的なプレーで大迫に舌打ちを連発され、野沢は歳をとっていた。シードデスティニーと前野はフィットに時間がかかり、セレーゾは試行錯誤を繰り返した。結局ベストが見つかったのは中盤以降。大迫1トップの下に土肥を置き、右には攻守に走れる遠藤を固定、大迫に最大限の自由を与えた。自由を与えられた大迫はニュータイプばりに覚醒。ポストプレー、シュート、守備で八面六臂の大活躍。Jのフォワードとしては代表でも居場所を見つけて、まさに飛躍の年だった。マジハンパねぇ。最終節に退場したこと含めてマジハンパねぇ。ただ、優勝まで届かなかったのは守備力か。失点52は多すぎる。CBに半本職の山村、青木を起用したのはビルドアップとライン設定を考えてのことだろうが、最終節2点目の傍観っぷりを考えると、ちょっとCBとしては厳しい感じだった。岩政をなんとか組み込めなかったか。また、ボランチも柴崎と小笠原でほぼ固定。確かに彼らのゲームメイク能力を考えるといいのだが、いかんせん小笠原の活動量は順調縮小中。柴崎はそれをカバーするために奔走したが、限界はある。来年も黄金組は契約継続決定。功績を考えれば当然なのだが、どうやって世代交代をしていくのかという課題は先送り。なんかセレーゾに限らず、ブラジル人監督はそういうドラスティックな切り方って得意じゃないイメージ。ということを最終節ミキッチにずたずたにぶっちぎられた中田浩二を見て思う次第であった。


・気になったひと 柴崎岳

空回りの一年。昨年は優秀新人賞を獲得したものの、アウォーズで「マジこんなん嬉しくないっす」と言い放つ意識の高さが災いしたか、今年はあまりぱっとしない一年だった。盛んに前線に顔を出してはいたのだが、追い越す動きがかえって邪魔になったり、うまく機能せず。それよりも守備意識の低い小笠原の横で、苦悩の一年を送った。本田@非ミランが使われないことを誰より呪った男だろう。代表でもブラジルラストチャンスの東アジア選手権を病気で欠場。出場は次回以降に持ち越された。なんというか、宇佐美のときも思ったのだが、意識高くて先を見ている選手は、遠くを見すぎでかえってその成長を阻害してしまう場合もあるんだな、と思った次第。捲土重来、鹿島を優勝させてからでも遅くないさ。誰よりも広い視野とそこにボールを届けるテクニックがあるのだから。なにより、イケメンだし。イケメンだし。イケメンだし。



■浦和 6位

・加入
那須大亮(柏)
興梠慎三(鹿島)
関口訓充(V仙台)
森脇良太(広島)
槙野智章(ケルン:レ→完)
永田拓也(群馬)
阪野豊史(明治大学)

・放出
青山隼(徳島:レ→完)
田中達也(新潟)
エスクデロ セルヒオ(ソウル:レ→完)
ポポ(神戸)
原一樹(京都S:レ→完)
高橋峻希(千葉:延長)
濱田水輝(新潟)
☆デスポトヴィッチ(シドニーFC)
☆岡本拓也(長崎)


オフには他チームレギュラークラスの那須、興梠、関口、森脇を補強、「三冠じゃー!今年こそタイトル奪取じゃー!」とペトロビッチ pro edition の2年目に賭けていたのだが、ACL、リーグ、天皇杯、ナビスコカップと総崩れ。終盤の大失速でACL出場権まで逃すという、完全にやってしまった感。序盤から勝点を重ねて「今年は違う!継続は力なり!」と浦和サポーターが歓喜の展開も、何度も訪れる独走のチャンスを生かすことができず、最終3戦で12失点の守備の崩壊っぷり。鈴木啓太の途方に暮れる顔が大好物の俺としても、心が痛むものがあった。失点56と守備の建て直しは急務なのだが、ペトロビッチ pro editionの続投は確実で、守備の構築ができるのかと言えばそういう意思も能力もないのは広島で証明済み。ペトロビッチ pro edition製造元のオシムに問い合わせたいところだが、「仕様だ。ウサギはウサギにしかなれない。」という答えが返ってくることは確実視されている。来季以降も炎の攻撃サッカー(なのかどうかもよくわからない)が展開されることは間違いがないのだが、次は誰をとってくるのか楽しみである。浦和レッズ広島ユースから西川くんをとってくるという話もあるのだが、そもそもそういう問題ではないということがなぜわかならない!?なんか、今の人材だったらオジェックと超絶ブラジル3人衆を雇ったほうが優勝には近そうな気はする。ただ、終盤は3-4-1-2から4バックへのボトムチェンジ&5トップというトランスフォームが先鋭化して、5-0-5みたいなわけわからんことになっていたので、来季以降も未来のサッカーを見せてほしいものではある。


・気になったひと 原口元気

昨年は1トップやらされたストレスで頭おかしくなってたのか、同僚に暴行を働き謝ったりしてたのだが、今年はシャドーで躍動。1トップをやったことでプレーの幅が広がったのと守備意識の高まりもあり、より実効性のあるプレーヤーに成長した。代表でも東アジア選手権決勝、劣勢の韓国戦で、柿谷のゴールに繋がるシュートを見せるなど活躍(守備では完全に穴)。「俺が叩きなおす」と宣言した柏木の人間教育が成功したのだろうか。ただ、基本的にメンタル弱い&意識高いのこじらせ症候群なので、今後もなにかしらいろいろやってくれそうである。ドリブラーはちょっと変わり者くらいのほうがちょうどいいんですよ。ね、松井大輔さん。




■大宮 14位

・加入
高橋祥平(東京V)
カルリーニョス(サンパウロ:レ→完)
川島大地(山形)
富山貴光(早稲田大学)
川田修平(大宮ユース)
今井智基(中央大学)
☆和田拓也(仙台)

・放出
木原正和(A福岡:レ→完)
土岐田洸平(大分:レ→完)
深谷友基(大分)
東慶悟(F東京)
金久保順(A福岡)
河本裕之(神戸)
市川雅彦(引退)
☆カルリーニョス(磐田)
☆清水慎太郎(岡山)


今シーズンいろんな意味でのJ1最大のサプライズとなった大宮。序盤はすごかった。ベルデニック軍事教練所によるトレーニングの成果もあって、ハイラインプレスが炸裂。ハードワークで奪ったボールを超絶外人ズラタン&ノヴァコビッチ塾長が決めるというハメ技を駆使して、無敗で首位を独走。大宮旋風を巻き起こした。雲行きが怪しくなったのは夏場から。徐々に勝ちきれなくなり、チームの背骨だったセンターハーフコンビの金澤、青木が怪我で離脱すると、代わりの選手がいるわけでもなくチームは崩壊。ただ、それでも4位で前半戦をフィニッシュしたので上出来なのだが、ここでフロントはまさかのベルデニック解任。なんでだ。新監督の小倉さんはチームを全く掌握できず、チームはその後2度の8連敗という輝かしい戦績を残し、終わってみればまさかの14位という結果。なんという残留力。当事者にとってみればわけわからんが、部外者の俺としても「ええぇ・・・」と言ってしまう展開だった。大宮のサッカーで夏場に勝てなくなるのは織り込み済みだと思ってたのだが、どうもフロントはそうではなかったらしいというか、序盤の好成績にすっかり舞い上がってしまってとち狂ってしまったというのが真相か。軽いフットワークも考え物という好例である。猛省を願いたいのだが、なぜかフロントは新監督に大熊さんを予定。大熊さん最大の特徴と言えば「声がでかい」ということである。外国人とのコミュニケーションに苦労した今年を反省して、「まず日本語がわかって欲しい」「日本語がわかる人の中でも一番声が通る人を」という人選に疑いはない。ダメだったら次は「日本語ちょっと怪しいけど声でかい」ラモスに声をかけるに違いない。もうちょっとまじめにやってほしいものである。ただ、来年は青木、上田が抜けそうということでそこの補強をなんとかしないと、誰が監督やってもだめな気はする。来年こそは優勝など高望みをせずに、一桁順位をもぎ取って欲しいものであるが、やはり部外者としては強烈な残留ラインコントロールに注力してほしいとも願うのである。


・気になったひと ノヴァコビッチ

大宮男塾の塾長として君臨。力強いポストプレーと冷静なゴールハントで序盤の快進撃を牽引。けっこう守備もやる。ただ、同郷の監督が解任され、チームが負け続けると明らかにいらつき始めた。男塾特攻隊長の高橋“クローズ、・ゼロ”祥平がボランチやってる頃なんか、全然勝てない上にボールも全然来ないという腹いせにひやひやもののラフプレーを仕掛けるなど裏の顔を見せ、「やはり本職は違う」「東欧の殺し屋に感情はない」と我々に戦慄を与えてくれた。チャンスで独善的なプレーでシュートを外したチョ・ヨンチョルが真っ先に塾長に謝りに行ったのが非常に印象的だった。来季もとりあえず夏までは残留の見込み。大熊さんが監督になった場合にはスプリングトレーニングでさわやかなど突き合いが見られることと思うが、なんとか和解してこのまま大宮を支配し続けて欲しいものである。




■柏 10位

・加入
金昌洙(釜山)
狩野健太(横浜FM)
谷口博之(横浜FM)
太田徹郎(山形)
鈴木大輔(新潟)
クレオ(広州)
リカルド ロボ(千葉)
中川寛斗(柏U-18)
秋野央樹(柏U-18)
木村裕(柏U-18)
小林祐介(柏U-18)
中村航輔(柏U-18)

・放出
エフライン リンタロウ(琉球)
兵働昭弘(千葉:レ→完)
中島崇典(横浜FC:レ→完)
山崎正登(岐阜:レ→完)
水野晃樹(甲府)
林陵平(山形:レ→完)
比嘉厚平(山形:レ→完)
那須大亮(浦和)
福井諒司(東京V)
北嶋秀朗(熊本:レ→完)
相馬大士(町田)
武富孝介(湘南)
權韓眞(湘南)
川浪吾郎(徳島)
中川寛斗(湘南)
ネット バイアーノ(未定)
三浦雄也(未定)
安英学(未定)


いろんなものを追い求めながら、そこそこ結果は出したシーズンだった。リーグは早々に優勝争いから脱落で中位。ACLに注力してベスト4に進出したものの、広州“ザ・マネー”恒大に粉砕されて悲願ならず。まあ、無理だわな、金の力は強い。なお、広州には来年は元イタリア代表・クアリアレッリャラレレが加わる模様。あほか。ACLで敗退したものの、その後ナビスコカップをゲット。3年連続のタイトル獲得となった。おめでとう。ハードスケジュールの中、大黒柱のレアンドロ・ハゲミンゲスが長期離脱する中をなんとかやり繰りし、当然のように谷口を干しながら、タイトルを獲得した首脳陣の手腕は賞賛されてしかるべきだろう。ただ、今シーズンのハイライトはやはりネルシーニョの「辞めるのやめる」騒動である。大敗に怒り狂ったネルシーニョが一旦辞任を示唆して、天皇杯も1試合は井原コーチが指揮、フロント・サポーターすべてが覚悟を決めた頃、「やっぱ辞めるのやめたんだけど、いいかな?」とひょっこり戻ってくるネルシーニョ。これが吉本新喜劇だったら、なんばグランド花月ごと崩れ落ちそうだったが、なんと柏フロントは残留を受諾。ええええ。まあ後任が全然決まってないのもあったのだが、懐の広いことで。選手もほっこりした気持ちで監督を迎え入れ、ナビスコカップをゲットしてしまうんだから、わからんもんである。サッカー、奥深い。ともかく、選手としては工藤が完全にエースに成長したのが大きい。また、田中順也のインサイドハーフまでこなす万能さも、苦しい台所事情で際立った。来季もネルシーニョは残留。ハン・グギョンの加入などが噂され、今季から挑戦した3バックのその先をさらに狙ってくるはず。サッカーマニア・ネルシーニョがパンクしないように、フロントは要所で水をぶっかけて熱暴走を防いでいただきたい。


・気になったひと ジョルジ・ワグネル

相棒レアンドロが長期離脱する中、チームを牽引した。その破壊的な左足もさることながら、目を引くのはサッカー経験値の高さ。クラッキタイプで守備は得意ではないのだが、その抜群の嗅覚で勝負どころでは深い位置で体を張ったり、体勢不十分のフィフティボールでもうやむやのうちにボールをゲット。こんな選手が代表にはほとんど縁がないというのだから、サッカー王国のブラジルの懐の深さたるやめまいがしそうである。今年はナビスコカップという置き土産を残して、故郷に帰還。サポーターでもなんでもないが、その妙技を堪能させてもらってワグネルさんちぃーーっす、あざーーっす!!ハゲとか言ってないっサーーーセン!




■FC東京 8位

・加入
東慶悟(大宮)
吉本一謙(水戸)
阿部巧(横浜FC)
野澤英之(F東京U-18)
三田啓貴(明治大学)

・放出
常澤聡(山形)
下田光平(長崎)
ロベルト セザー(蔚山)
羽生直剛(甲府)
椋原健太(C大阪)
幸野志有人(長崎)
梶山陽平(パナシナイコス)
平出涼(富山:延長)
重松健太郎(愛媛)
エジミウソン(アル・ガラファ)
☆橋本拳人(熊本)
☆李忠成(サウサンプトン)
☆田邉草民(サパデル)
☆阿部巧(松本山雅)
☆梶山陽平(大分)
☆大竹洋平(湘南)


ポポビッチ体制最終年は去年の焼き直しのようだった。今年は即戦力獲得はほぼ東のみ。似たような2列目を大量に用意して、無間ワンツー流動地獄を今年も敢行。バージョンアップも特にしてないわけなので結果が出るはずもなく、権田、高橋、森重、米本、東、徳永、太田などの代表・準代表クラスを大量に抱えながらも8位とは、低迷と言っていいだろう。基本的な攻撃スタイルは変わらず。1トップの渡邉千真が引いたスペースに2列目がワンツーでなだれ込むという作戦である。憑かれたように中央、中央へと吸い込まれるような攻撃は自由とは程遠く、太田のクロスがほぼ唯一の幅となっていたが、中で合わせる人間がいない。終盤で、途中出場から平山が活躍したのは、偶然ではない。これ以上のオプションを構築できなかったのが、ポポさんの限界である。昨シーズンとほとんどやってること変わらないので、あんまり言うことがない。今シーズンJ1のもったいない大賞である。南無南無。攻撃の核を担ったルーカスは引退、ポポさんも交代するということで、来年は完全に再スタートの年。城福さん以来続いたムービングとの決別となるかもしれない。新監督予定のイタリア人フィッデカンティさんがどんなサッカーをするのかはわからないが、イタリアでも戦術家で名の通った若手監督だという。少なくとも、今シーズンのようなポポ・カオスが展開されることはない・・・はず。ポポさんはセレッソに行く予定とのこと。一見無秩序に見えるセレッソだが、緻密に計算されてはいないのだけどなんか帳尻は合ってる前線の流動性がさらにカオスになることは請け合いである。個人的には、さっさと優勝してもらって、東京としてのクラブの格をあげてもらいたいなあ、と思う次第である。


・気になったひと 高橋秀人

「高秀先生」で親しまれる知性派日本代表は、今年も流動性のつけを一手に担った。ときには3バックの中央をやりながらも、流動した前線から漏れてきた敵を番犬・米本をうまくつかってなんとか崩壊を防いだ。なんというか、この無秩序さ加減は高橋の成長を促しているのではないかというほどである。来年のフィッデカンティは4-3-3の使い手ということもあって、中盤中央で重用されることが確実。今年より頭を使うかもしれないが、高橋なら大丈夫だろう。貴重なアンカー型ボランチとして、なんとかブラジルの本大会に食い込んでほしいものである。個人的には、ブラジル大会後に海外に出て経験を積み、イタリアあたりで戦術を学んでいずれは代表を率いてもらいたいと思っている。


たぶんすぐにpart2
に続く!


忘れちゃうからね!

統計から見る日本代表各時代レビュー4 ~ザッケローニ時代~

さて、少し間が空きましたが、第4弾です。
第一弾第二弾第三弾 に続いて、ザッケローニ監督時代です。
データは相変わらずここ!ずっと一緒だよ!ズッ友だよ!!


この前の欧州遠征で威信を取り戻したザッケローニだったが、その足取りはどういったものであるのでだろうか。気になるよね?気になるよね?気になれって言えよ、ハゲ!
あ、この前のオランダ戦とベルギー戦は入っておりませぬが、大勢に影響はあるまい。


■イレギュラーなスタート

一応便宜的にザッケローニ時代に入れてしまっているが、原博実暫定監督時代というものもあった。契約とビザの関係で最初の2試合、パラグアイ戦とグアテマラ戦は強化委員長の原さんが指揮をとっていた。本格的なザッケローニ時代というのは、その後のアルゼンチン戦からということになる。基本的に前任の岡田監督を踏襲していた原さんと違い、ザッケローニは中澤、松井などの中心選手を外し、自分の色を出してくる。それが色濃く出てくるのが、実質3戦目のヨルダン戦からである。現在の吉田、今野というCBコンビが始まったのもこの試合からだ。その船出はオシムのようなドラスティックな変革でもなく、岡田さんのような完全踏襲でもなく、今までの代表の骨組みを生かしたままの常識的なスタートだった。


■アジアカップ

オシム時代以上に逼迫した日程でアジアカップが訪れる。実質的な就任から3試合目である。無茶を言うな。それでもザッケローニはこのアジアカップを獲得する。このアジアカップは毎度毎度の意味不明展開が繰り広げられ、お世辞にも安定した試合とはいえなかったが、前メンバーそのままを踏襲したわけでもなく、好みの選手をある程度入れた状態でのこの短期間でのタイトル獲得は非常に価値のあるものだろう。もちろん、安定感のない戦いは就任から日がなかったことが理由の第一としてあげられるだろう。


■国内組親善試合の消滅

最初の総論でも述べたが、試合数の激減に伴い、ジーコ、オシム、岡田時代を通してあったが「国内組のみの親善試合」というものがザッケローニ時代にほぼ完全に消滅してしまう。ザッケローニ時代で唯一国内組のみで試合を戦ったのは、2012年2月24日のアイスランドハンドスプリングスロー祭と、親善試合ではないが、この前の東アジア選手権のみである。その他はすべてW杯予選とインターナショナルマッチデーのみに限られており、基本的に代表の試合には海外組が参加しているという状態になっている。また、海外組だけで招集メンバーをほぼ揃えられてしまうため、ジーコ時代のような「国内組と海外組の対立」というものは、それほど先鋭的なトピックではなくなってきている。そういった遊びの試合がないにも関わらず、ザッケローニは国内組の新戦力をよく試しているほうだと言える。


■序列

基本的にザッケローニは序列を崩さない。GKで言えば川島、西川、権田の順番、ボランチのファーストチョイスは遠藤、長谷部である。基本的にはこの序列を崩さず、公式戦においてはほとんどこれを踏襲している。ただし、そもそも公式戦以外の数がかなり少ないのであり、親善試合も公式戦前がほとんどである。選手のコンビネーションは放っておくと劣化していく。親善試合を連携の確認と向上に費やすことも多かったに違いない。その一連の作業が終わってからとなるため、必然的に新戦力の試験は限られた機会となっていく。また、その堅固な序列も、一番直近の柿谷の例のように、崩れない序列ではない。そういう意味で潤沢な試合をすべて「ベストメンバー」で臨んだジーコと同列に語るべきではないと考える。


■停滞と本大会に向けて

今年にW杯出場を獲得してから、コンフェデレーションカップで木っ端微塵に砕かれ、その後の世界仕様へのチューニングという段階で、それはこの前のオランダ戦、ベルギー戦で一定の成果を得た。しかし、このアジア仕様から世界仕様へのモデルチェンジは、日本代表においてしばしば行われることであり、トルシエは実質的にフラット3を放棄し、岡田さんはあの戦術的宙返りを行った。唯一そのままの素の姿で臨んだジーコはサッカーファンのトラウマとなるほどの惨敗を喫してしまった。毎回、このチューニング作業は行われているのである。岡田監督に比べると、今度のチューニングは非常に時期が早いとも言える。ただ、来年残された親善試合は2~3試合。時間はかなり限られている。その意味でもこの時期に一定の成果を得ることができたというのは、安心材料だろう。ただ、それが本大会の成功を保証するものでもない。現在の代表は攻撃に最大の魅力がある。トルシエは守備をベースにしていた。ジーコは失敗した。岡田さんは攻撃的サッカーを目指したが、直前で放棄した。今回、ザッケローニが成功するかどうかは、わからない。ただ、「日本代表史上最も攻撃力のある代表」であることは間違いがない。



さて、だらだらと色々書いてきたが、今までと同じようにいってみよう!!

・代表オブ代表

限られた機会で数多くのメンバーを呼んだザッケローニだが、その中でも中心となったのはこの男である。


picture of player-長谷部


長谷部誠である。

次点の遠藤を押さえて、堂々の選出。キャプテンということで招集されれば必ずスタメンとして出場している。途中でマガトに干されたり、右サイドバックやらされたり、某アナウンサーと the end of love したり、必ずしも順風満帆だったわけではないが、それでもその心整え力によってザッケローニイズムを最も体現する選手となっている。願わくば、日本の悪しき伝統である直前での「キャプテン剥奪」の犠牲者にはならないでもらいたいものである。


・ミスタージョーカー

流れを変えようと投入されるが、それはわかるのだが、という。


picture of player-ハーフナー


そんな煮え切らないミスタージョーカーはハーフナー・マイクである。

途中投入率50%近くで、まさに切り札としてザッケローニは使っている。負けている試合ではシンプルに得点を。勝ってる試合ではセットプレーでの守備要員、と試合展開を選ばないジョーカー…のはずなのであるが、今の所全く機能する気配がない。最近の試合では投入されても全く頭を狙ってもらえないなどの、「ひょっとしていじめられているのでは?」とこちらがドキドキしてしまうような扱いを受けていて、これではどうしようもない。最近で一番いいサッカーをしたヨーロッパ遠征でも、オランダリーグにいるのに招集外という屈辱を味わった。使い方次第だと思うのだが、全くもって今の所風は吹いてきてない。本大会、だいじょうぶだろうか。



・ミスターベンチ

とにかく招集されているのだが、信頼されているのかないのかよくわからない。


picture of player-伊野波


そんな信頼の置けない男、それは伊野波雅彦である。

性根の話をしているのではない。招集回数は40回を超えるも、半分を超える数はベンチの置物である。基本的に使い勝手がいいということで選んでいるのだろうが、対空戦に弱いこともあり、終盤のパワープレー要員としては使えないため、クローザーとしても使いづらい。ただ、今野に何かあったら割とそれなりの活躍をできることは保証されている。あと3バックにも対応できる。ただ、その座も森重の台頭で危うくなっており、W杯本大会でもベンチの置物になる可能性大である。なんというか、報い、という言葉が浮かんできてたまらない。是非、磐田に残留して、J2で禊を済ませていただきたいものである。


・こんな選手も呼ばれてました

あれ?って思ったのが、前代表で重用され、今シーズンも好調で待望論を囁かれている大久保嘉人である。いつ呼ばれたのか全く記憶がなかったが、前述の国内組のみの親善試合であるアイスランド戦で先発している。その後は全く音沙汰ナシ。この試合、ハンドスプリングしか覚えてねえや。

それと、今は徳島で活躍する柴崎晃誠も2試合呼ばれたが、ベンチでくすぶった。柴崎はこれ以前もこれ以後も呼ばれたことはない。いい選手なんだが、代表の牙城は崩せなかった。なんでJ2にいるの。それと、鹿島の増田誓志もなぜか呼ばれている。なんかボランチのバックアッパーは色々模索したようなフシがある。

他に面白いのは永田充である。彼の初招集はジーコ時代の2003年に遡る。そのときは5試合ほど呼ばれたが、延々使われず、ザッケローニ時代に初キャップを刻んだ。何年越し、という珍しいケース。ただ、1試合アジアカップでクローザーとして数分プレーして、その後は全く招集されなくなってしまった。なんというか、縁のない、としか言いようがない。

あとは、関口訓充原口元気宮市亮などのなんか3-4-3やれそうなウイングっぽい人らも呼んでいるのだが、絶対数が少ない。やる気、ほんとにあったのかなw

また、21世紀枠としての若手として、宇佐美貴史磯村亮太久保裕也なども呼ばれている。あまりクラブでも幸せではなかった面子なので、南無南無。


さて、以上でまとめ終わり!!
長々とお付き合いいただきありがとう!

データはそのままアップしとくので、これで面白い記事を書いてみるもよし、眺めてげひげひ笑うのもよしである。記事書いたら教えなくてもいいけど、読んでみたいので知らせてねー。

統計から見る日本代表各時代レビュー3 ~岡田時代~

さて、少し間が空きましたが、第3弾です。
第一弾第二弾 に続いて、岡田監督時代です。
データは相変わらずここ!

それではいってみましょう!


■急なバトンタッチ

オシムが病気で倒れたことによって、急遽バトンタッチを受けた岡田監督。当然、いきなり自分の色を出せるはずもなく、モデルチェンジは控えめとなった。最初の試合で初顔はゼロ。ほぼすべてオシム時代のメンバーを踏襲していた。ここらへんは当然のことながら当然で、目前に迫ったW杯予選に向けて、動揺を最小限にしていこうという意図があったと思われる。ここは経験豊富で慎重な岡田さんのらしいやり方だと思う。がらっとメンバーを代えたのは、2008年3月26日のバーレーン戦のあと。この試合に敗れると、岡田監督は山岸、羽生などを切り、独自色を出していく。これ以後、この2人は全く呼ばれなくなる。それに代わってオシム時代には代表に入ってなかった玉田、長友などの名前が主力に名を連ねていくことになる。敗戦を期に、うまく自分のサッカーにあった選手をチョイスしたと言えるだろう。


■接近・展開・連続

岡田さんが標語として掲げたこの標語だが、クローズなショートパスを多用した選手なのでテクニカルな選手が主力を担うようになっていく。特徴的だったのは1トップに玉田を起用したことである。また、長谷部、遠藤のボランチコンビに中村俊輔も加えるなど、強烈にパスサッカー指向を打ち出す。そのあおりを食ったのが、オシム時代のいわゆる「水を運ぶ」選手たちである。鈴木啓太は途中から全く呼ばれなくなり、巻も2009年2月以降呼ばれなくなる。純粋にフィジカルを重視して呼ばれ続けているのは前線では矢野くらいになってしまった。岡田監督のサッカーは「チビっ子サッカー」と揶揄されたが、最も多く使われた前線の組み合わせである「玉田、中村俊輔、岡崎、大久保」のセットの平均身長は173.75センチであり、現在最も多く使われている「柿谷、本田、岡崎、香川」というセットの176.25センチと大差ない。むしろ、闘莉王、中澤がセンターバックにいたこの時代のほうが平均身長は高いと思われる。おそらく、ここはトップに玉田、田中達也などを使った印象が強かったためだろう。


■大どんでん返し

岡田監督時代に最も印象的だったのは、本番直前におけるそれまでの「接近・展開・連続」の放棄である。このサッカーを最後に見せたのは、2010年5月24日にボロ負けした韓国戦。これ以降、玉田、岡崎、中村俊輔、内田といった主力中の主力がスタメンを外れ、本田、松井、阿部勇樹、駒野というどちらかと言えば冷遇されていた選手が南アフリカ大会でスタメンとなる。これが監督主導だったのか選手主導だったのかはいまだにミステリーである。ただ、面白いのは南アフリカのメンバー選考で岡田監督はある程度幅を持たせていたことである。それまではビッグマウス以外にあまり特徴が出ていなかった本田を残し、イマイチ使いどころのわからなかった阿部、稲本、今野や矢野も残している。戦術変更が100%監督の意図と言えるかどうかはわからないが、そもそもこの幅を残しておいたのは、岡田監督の功績だったのではないだろうか。


■ショタコン

岡田監督は短い在任期間でかなりの人数を試したが、その中でも若い大器を呼んで実際に試合に出していたことが特徴的だった。その代表格は香川である。当時まだセレッソにいた香川を代表に呼び、13試合使っている。また、山田直輝も3試合呼んでいる。岡田監督が目標としたサッカーに必要不可欠な能力である「間で受けて捌ける」という能力を持つ選手が新世代にしかいなかったためだろう。結局山田は怪我でフェードアウト、香川も直前の戦術変更の犠牲となり、南アフリカ大会のピッチを踏むことはなかった。


■イエメン戦

オシム時代にシード権を獲得できなかったため、アジアカップの予選を戦わなければならなかった。その消化試合として、2009年1月20日にイエメン戦があった。ここでB代表とでも言うべき、大量の若手選手が呼ばれた。この中には現代表の吉田、酒井高徳、権田、大迫なども呼ばれているが、他は中々現在の代表まで手が届いていない。なお、平山はこの試合でハットトリックをかまして、その後のA代表にも呼ばれているが、結果はご存知のとおりである。


さて、ザーッと特徴を見てきましたが、ここからは前と同じ。


・代表オブ代表

めまぐるしく選手を入れ替えていた岡田監督時代だが、軸となる選手はいた。


picture of player-中澤


その中でも、中心だったのは中澤佑二である。

センターバックは基本的に代えないものだが、50試合中43試合のスタメン率86%は驚異の数字。文字通り壁となって岡田監督の代表を支えた。次点は遠藤で40試合のスタメンである。この2人が基本的には代表の中軸となっていた。


・ミスタージョーカー

中々候補を見つけるのが難しかったのだが、それはこの選手である。


picture of player-松井


松井大輔だ。

南アフリカ本大会でスタメンだったので意外だったかもしれないが、それまでは基本的には「流れを変える存在」としての起用が目立った。また本田もスタメンはかなり少なかった。これを見ても、いかに本大会前の戦術変更が急だったかわかるだろう。


・ミスターベンチ

総招集20回を超えるのだが、ベンチが基本的な住処だった。


picture of player-矢野


それは矢野貴章である。

恵まれた体格と驚異のボール奪取率ということで、前線なのにクローザーとして期待されたのだが、本大会でも出場は1試合のみ。いまいち岡田監督もどう使いたいのかさっぱりわからないまま、代表でのキャリアを終えた。


・こんな選手も呼ばれてました

気になった選手は片っ端から呼んでたふしがあるため、けっこう妙な名前が多い。

その中でも選手リストを眺めて一番げえっと思ったのが、井川祐輔である。いつ呼ばれた、なぜ呼ばれた。結局ベンチを2試合暖めたあと、キャップを刻むことなく代表を去った。

また、同僚の川崎山脈山頂の寺田周平も呼ばれ、こちらはキャップを刻んでいる。中澤、闘莉王という不動のセンターバックのバックアップはとりあえず調子がいい奴を呼んでた感じであり、高木和道も呼ばれてキャップを刻んでいるし、栗原勇蔵もなぜか1試合だけ呼ばれてスタメンを飾っている。

またベテランの中だと、全く記憶にないのだが、小野伸二が1試合だけ呼ばれ、スタメンで使われている。海外組がいなかった試合であり、中村俊輔の代わりに呼ばれたようなのだが、これは一体なんだったんだろう。その後呼ばれていない。また、遠藤、中村俊輔のバックアッパーとして、なぜか小笠原も呼ばれている。これもよくわからない。考えてみれば、小笠原の代表でのキャリアはずっと中村俊輔の影に隠れていた、不運なものだった。王は並び立たず。


中々バラエティに富んだ面子となって面白かったですな。ただ、全体的に見て呼ばれるべき選手が呼ばれているという妥当な代表だったのではないだろうか。途中交代という逆境も跳ね除けて、若手も試し、なんとかW杯で結果を残したのは、評価に値するのではないだろうか。まあ、戦術変更は(以下略)


さて、最後はザッケローニ!!
いつになるやらわかりませんが、また読んでくれたまえ(えらそう)