おはようございます。和田です。
今日、紹介しておきたい言葉が「オムニチャネル(Omni Channel)」という言葉です。
オムニ(Omni)とは、「すべての」という意味で、企業が消費者が、あらゆるチャンネルで接点を持つことを表す言葉として利用されています。
新しい言葉が使われているニュアンスとして、従来から使われている「マルチチャネル」などの言葉よりも、より複雑に、幅広く、つながっている状態を表しているのです。
スマ―トフォンやSNSが普及することで、より多くの接点を持つことになり、あらゆるチャネルから、企業が消費者と、つながれるようになった状態を表現する言葉だと言えます。
オムニチャネルを意識することで、マーケティングに大きな変化が生まれてくると考えられています。
従来のマーケティングは、企業側からの情報発信が主体となって行われてきたプロモーションが中心でしたが、オムニチャネルを考えた場合に、顧客の周辺情報に注目する必要性が生まれてきます。
顧客が購買を判断するために参考とする情報は、カタログ情報や店頭での情報にとどまらず、インターネット上のレコメンドや、ソーシャルメディア上の評判、友人や専門家からのアドバイス、世間の話題など、あらゆる接点が存在するのです。
2013年は、「オムニチャネル(Omni Channel)」という言葉を覚えておくと便利です。