「今年の夏は大丈夫だろうか」と思い始める季節になりました。
毎年この時期、私が特に気になるのは熱中症のことです。報道では「今年も猛暑」という予報が出ていますが、
数字の裏には、実際にその暑さで命を落とす人がいます。
そして、その多くが高齢者であり、自宅で一人でいるときに起きています。
知っていましたか?熱中症で亡くなる人の約8割は65歳以上
環境省のデータによると、熱中症による死亡者の約8割が65歳以上の高齢者です。
さらに衝撃的なのは、死亡場所の約4割が「住宅内」だということ。
「外で倒れる」イメージを持つ方が多いですが、現実はエアコンのない部屋、
または節約のためにエアコンを使わない自宅で亡くなっているケースが非常に多い。
河内長野市でも例外ではありません。
「エアコンをつけるのがもったいない」という声
先月、市内の民生委員の方とお話しする機会がありました。その方がおっしゃっていたのが、
担当する一人暮らしの高齢者の中に「電気代が上がってから、できるだけエアコンを使わないようにしている」という方が複数いるという話です。
正直、胸が痛かった。
「命より電気代が気になる」という状況を作り出しているのは、物価上昇であり、年金の実質目減りであり、それを放置してきた政治でもあります。私はこの話を聞いて、改めて「生活を守る」ということの意味を考えました。
河内長野市と大阪府の熱中症対策、何があるか
地域に帰ってきて調べた、今使える制度をまとめます。
① 熱中症特別警戒アラート(環境省) 「危険」な暑さが予想される日に発令。スマホに通知設定しておくと便利です。
② クーリングシェルター(避暑スポット) 河内長野市内の公共施設(市役所・図書館・市民交流センター等)が暑さをしのぐための「涼み場所」として開放されています。 → 市のホームページで「クーリングシェルター」と検索してください。
③ 見守りネットワーク(民生委員・地域包括支援センター) 一人暮らしの高齢者の安否確認を地域で行う仕組みです。心配なご近所の方がいれば、河内長野市地域包括支援センター(0721-53-1111) に相談できます。
④ 大阪府の高齢者見守りサービス 府の補助を受けた緊急通報システムや安否確認サービスがあります。詳細は市の高齢介護課へ。
府議として私がやっていること
今年の府議会で私は、熱中症対策と見守り体制の強化について質問しました。
特に訴えたのは「クーリングシェルターの認知度が低い」という点です。設備はあっても知られていなければ意味がない。
府として地域の民生委員や自治会と連携した広報を行うよう求めました。
地道な作業ですが、こういう積み重ねが「気づいたら使える制度が増えていた」という変化を生むと信じています。
最後に
「自分は大丈夫」と思っている方も、ぜひ今日だけ、親御さんや近所のお年寄りのことを思い浮かべてみてください。
エアコンをつけているか。水を飲んでいるか。一言声をかけるだけで、命が助かることがあります。
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