映画観たよ!15 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

映画観たよ!15

お腹いっぱいだと幸せな気持ちになりますよね。
空腹に弱いです。
夏野です。


今日はさくっと本題へ。

観た映画を報告するシリーズです。
軽いネタバレもありますので、お気をつけ下さい。

以前の記事はこちら↓
第一回「海街diary」
第二回「パフューム ある人殺しの物語」
第三回「エコール」「ミネハハ 秘密の森の少女たち」
第四回「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」「おおかみこどもの雨と雪」
第五回「パニック・ルーム」
第六回「最後の恋のはじめ方」
第七回「インディジョーンズ レイダース/失われたアーク<聖櫃>」
第八回「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
第九回「バケモノの子」
第十回「クリスティーナの好きなコト」
第十一回「四十九日のレシピ」
第十二回「東のエデン」
第十三回「DEATH NOTE」
第十四回「親友の彼女」



「僕たちは世界を変えることができない。」

向井理さん主演の邦画。
ノンフィクション書籍が原作で、その映画化だそうです。

主人公は医大生の甲太。
何となく日常を過ごしていた彼は、
ある日郵便局で、150万を集めるとカンボジアに小学校が建てられることを知ります。
友達の矢野、芝山と、イベントで知り合った本田の四人で、
チャリティーイベントを開催し、150万集めるサークル活動を始める……というお話です。

どんなものかな~と思いながら観たのですが、
思ったよりもリアルだったというか、
共感出来る部分がある映画だなと思いました。

私は海外に行った経験もほとんどなく、ボランティアに参加したことも無く、
作中で甲太に投げかけられる「どうしてカンボジアなのか?」という疑問を抱くタイプです。
「僕たちは世界を変えることができない」と言われれば、
まぁそうだろうね、あっさり納得してしまう人間です。

小学校を作っても、それは世界を変えたことにならないし、
世界が抱えている沢山の問題を解決することにはならないですよね。
東のエデンにも通じますが、お金があれば人や国を救えるのかという話です。
お金が無いと何も始まらないのは事実だと思うんですけどね。

この映画はそういう部分についてキャラクターがどう考えているのか、
丁寧に描かれている割にふんわりしているので、入りやすかったです。

甲太の「なんとなく」学校を建てたいと思ったというのも、
その友達の「まぁなんでもいいや」という協力スタンスも、
本田の「とりあえずやろう」という感じも、「うわ、こういう人いるよな」と思えました。

自分はそういうタイプではないけど、
そう考えたり、感じたりする人がいるというのはわかる、という感じ。


だからこそ彼らが実際にカンボジアに足を運び、
カンボジアの現実を目の当たりにする場面も、
押し付けがましくなく、響いてくるのかなと感じました。

いわゆる「意識高い系」で一括りになっていないのがいいなと。


手撮りの映像が多く、
ドキュメンタリータッチなのも良かったです。

甲太とかおりのエピソードとか、
若干メインテーマから外れてるかな?と思うところもありましたが、
全体的にバランスが良く、観やすいなと思いました。

しかし、ラスト、畑の木を掘り返すシーンは、
「え!?そういう問題!?」と思わずつっこんだ……
でも最後に盛り上がり必要ですもんね。

青空を歌うシーンは不覚にもじーんと来ました。
音楽の力はやっぱりすごいよね。

⭐︎

今日はちょっと作業するぜー!
というわけで気合入れるためにブログを書きました。
夏野でした。

aka