映画観たよ!4 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

映画観たよ!4

部屋の中がサウナのようです。
もう軽く30度越えてるんだけど真夏になったら大丈夫か……
夏野です。

今日も今日とて観た映画を報告する例のシリーズです。
以前の記事はこちら↓
第一回「海街diary」
第二回「パフューム ある人殺しの物語」
第三回「エコール」「ミネハハ 秘密の森の少女たち」

さて!
今回は「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」と、
「おおかみこどもの雨と雪」の二本。


○「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」

実家で「何か映画が観たい。おすすめは?」と弟に迫ったところ、
出して来てくれたDVDが、これでした。
映画ではなく、舞台のDVD化でしたが、
舞台にも興味があるので、じゃあこれにしよ~!と即決。

作・演出:三谷幸喜さんの、コメディな舞台。
生で観るのが勿論ベストですが、良い舞台はDVDだって面白いに違いない!と確信して観ました。
もちろん面白かったです。笑

あらすじはこんな感じ。
結婚披露宴のパーティー当日、新婚の夫婦は幸せの絶頂にあります。
ただ二人には大きな問題がひとつだけありました。
二人の父親は、かつてコンビで活躍した漫才師でしたが、
十年前に喧嘩分かれしてコンビを解消、絶縁状態だったのです。
新婚の二人は、互いの父親にも結婚を祝福して欲しいと、
結婚披露宴の会場であるホテルのラウンジで、
父親たちの説得に当たりますが……


まぁ話がこんがらがるこんがらがる。
どうしてこうなった!?と言いたいでしょうね、と思うくらい、
一つ一つの出来事がスムーズに進みません。
その様が、観ていてとても笑えます。

お話全体を通して感動したり、泣けたりということではなく、
もうとにかく常に小ネタが面白い状態で、
中だるみなく笑わせてきます。

まんまと笑わせられてる~と思うけれども、
面白いんだからしょうがないですよね……

どのキャラクターも個性的で魅力的でしたが、
私は沢口靖子さん演じる花嫁がとても好きでした。

花婿はどうにかこうにか話をまとめよう!と頑張るのですが、
花嫁はどちらかと言えば場を乱す側の天然ボケキャラで、
ちゃっかりした面もあり可愛かったです。

感想を求められたとき、心の底から素直に「楽しい」「面白い」と言える、
そんな素敵な舞台でした!


○「おおかみこどもの雨と雪」

はい。先日の金曜ロードSHOW!ですね。
映画館で公開された時、観に行ったきりだったので、
今回が二度目でした。
公開は2012年7月だったので、もう丸三年前か……

女子大生の花が、おおかみおとこと恋に落ちて、
でも彼は事故で亡くなってしまい、
結局女手一つで二人の子供、雨と雪を育てる……というお話。

以前観た時より、私もわずかに歳をとったので、
「子育て」「親子」ということについて考える機会も、
その頃に比べれば増えました。

だからなのでしょうか……
前回観た時と比べて、若干印象が違うような。
前も手放しに「大好き!」って感想じゃなかったと思いますが、
今回は結構「ん?」と思う部分がありました。特に前半。

おおかみこどもの二人の描写は可愛く、
自然の描写や人物の動き方などは好きです。
ただどうしても、花の行動が引っかかってしまうというか……

率直に言って「こんな女いるの!?」と言う感じなんですよね。
子供はいつまでも親の手元に居るわけではないし、
子供には子供の人生がある訳で、ひっくり返せば親には親の人生があることになります。
大学に行ってたんだから、何かしらやりたいことがあったろうに、
二人の子供を田舎で育てて、それから?彼女の人生はどうなるの?と思ってしまう。

あと、花が一生懸命子育てしているように見えるのに、
花と、雪&雨との距離感ってそんなに近しいものには見えないんですよね。
雪も雨も、お母さんが居れば大丈夫、みたいな安心感を花から得ているようには見えない。
特に後半は。

まぁでも、この映画の語り部は雪なので、
花の描写に若干違和感があるのはそのせいなのかもしれませんね。


細田監督の作品の中では、
個人的には「サマーウォーズ」が一番好きです。
すっきりするというか。

夏だしサマーウォーズも観たいな~!



ブログを書くのに時間がかかるので、
今後はもっと速く文章を書く練習もしたいです。
夏野でした!

aka