映画観たよ!11
夏バテ気味です。
夏野です。
ちゃんとご飯食べないと、やっぱりダメだよね……
というわけで、今日はさくっと本題へ。
観た映画を報告するシリーズです。
軽いネタバレもありますので、お気をつけ下さい。
以前の記事はこちら↓
第一回「海街diary」
第二回「パフューム ある人殺しの物語」
第三回「エコール」「ミネハハ 秘密の森の少女たち」
第四回「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」「おおかみこどもの雨と雪」
第五回「パニック・ルーム」
第六回「最後の恋のはじめ方」
第七回「インディジョーンズ レイダース/失われたアーク<聖櫃>」
第八回「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
第九回「バケモノの子」
第十回「クリスティーナの好きなコト」
○
「四十九日のレシピ」
久しぶりの邦画!
妻・乙美を亡くし、生きる気力を失った良平。
夫の浮気相手に子供が出来て、離婚を決意した良平の娘・百合子。
そんな二人の元へ、乙美が生前面倒を見ていたという女の子・井本が現れる。
井本は、乙美が生前に書き残した、ある「レシピ」について、二人に話す。
そして、四十九日には大宴会をして欲しいという乙美の願いを叶えるため、
みんなが宴会に向けて準備をするお話。
……泣きました。
こんなに泣いたのは久しぶり、ってくらい、
映画を観て泣きました。
大体いつもは、泣くとしてもクライマックスあたりなんですが、
この映画はもう……前半からやられたね……
永作博美さん演じる百合子は、長年の不妊に悩んでいて、
そんな中で夫の浮気相手の妊娠を知り、実家へ帰ってきます。
子供が居ない事を親戚に責められ、自分でも自分のことを責め続ける彼女ですが、
実は乙美と百合子は実の親子ではありません。
つまり、乙美もまた「子供の居ない女性」でした。
四十九日の宴会に向けて、百合子と良平は乙美の人生を振り返り、
井本のように、乙美によって救われた人が居たことを知ります。
そして百合子は、子供が居ない女性なりの幸せを、探し始めます。
「子供が欲しい」という百合子の気持ちと、
それが叶わない辛さ、周囲からの風当たり、夫の身勝手さ……
こんな話、絶対どこかに転がってるなぁ……と思える境遇に、
思わず涙してしまうのですが、
それだけではないのが良いなと思いました。
井本の明るさや、良平と井本のおかしいやりとり、
日系ブラジル人・ハルとのエピソード。乙美と良平の過去。
優しいタッチで語られる世界の中で、
百合子の心が少しずつ前へと動き、再び立ち上がろうとする様が、
胸に染みました。
ところどころ「え?」と思う箇所もありましたが、
(主にハルの妙な片言とか笑)
全体的にとても好きな映画でした。
ちなみに友人は、
「時々百合子の言う事がわからなかった」と言っていて、
映画に対する感想って、その人の価値観が出るんだな~と改めて思いました。
同じ映画でも、観る時の気分によって感想は変わりますし、
年齢によっても変わってくるので、好きな映画は何回でも観たいですよね。
四十九日のレシピも、きっと、
数年後に観たら今とは違う感想を抱くと思います。
そのときが楽しみです。
○
今日は珍しく早起きしたのでとても眠いです……
夏野でした。
aka
夏野です。
ちゃんとご飯食べないと、やっぱりダメだよね……
というわけで、今日はさくっと本題へ。
観た映画を報告するシリーズです。
軽いネタバレもありますので、お気をつけ下さい。
以前の記事はこちら↓
第一回「海街diary」
第二回「パフューム ある人殺しの物語」
第三回「エコール」「ミネハハ 秘密の森の少女たち」
第四回「バッド・ニュース☆グッド・タイミング」「おおかみこどもの雨と雪」
第五回「パニック・ルーム」
第六回「最後の恋のはじめ方」
第七回「インディジョーンズ レイダース/失われたアーク<聖櫃>」
第八回「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
第九回「バケモノの子」
第十回「クリスティーナの好きなコト」
○
「四十九日のレシピ」
久しぶりの邦画!
妻・乙美を亡くし、生きる気力を失った良平。
夫の浮気相手に子供が出来て、離婚を決意した良平の娘・百合子。
そんな二人の元へ、乙美が生前面倒を見ていたという女の子・井本が現れる。
井本は、乙美が生前に書き残した、ある「レシピ」について、二人に話す。
そして、四十九日には大宴会をして欲しいという乙美の願いを叶えるため、
みんなが宴会に向けて準備をするお話。
……泣きました。
こんなに泣いたのは久しぶり、ってくらい、
映画を観て泣きました。
大体いつもは、泣くとしてもクライマックスあたりなんですが、
この映画はもう……前半からやられたね……
永作博美さん演じる百合子は、長年の不妊に悩んでいて、
そんな中で夫の浮気相手の妊娠を知り、実家へ帰ってきます。
子供が居ない事を親戚に責められ、自分でも自分のことを責め続ける彼女ですが、
実は乙美と百合子は実の親子ではありません。
つまり、乙美もまた「子供の居ない女性」でした。
四十九日の宴会に向けて、百合子と良平は乙美の人生を振り返り、
井本のように、乙美によって救われた人が居たことを知ります。
そして百合子は、子供が居ない女性なりの幸せを、探し始めます。
「子供が欲しい」という百合子の気持ちと、
それが叶わない辛さ、周囲からの風当たり、夫の身勝手さ……
こんな話、絶対どこかに転がってるなぁ……と思える境遇に、
思わず涙してしまうのですが、
それだけではないのが良いなと思いました。
井本の明るさや、良平と井本のおかしいやりとり、
日系ブラジル人・ハルとのエピソード。乙美と良平の過去。
優しいタッチで語られる世界の中で、
百合子の心が少しずつ前へと動き、再び立ち上がろうとする様が、
胸に染みました。
ところどころ「え?」と思う箇所もありましたが、
(主にハルの妙な片言とか笑)
全体的にとても好きな映画でした。
ちなみに友人は、
「時々百合子の言う事がわからなかった」と言っていて、
映画に対する感想って、その人の価値観が出るんだな~と改めて思いました。
同じ映画でも、観る時の気分によって感想は変わりますし、
年齢によっても変わってくるので、好きな映画は何回でも観たいですよね。
四十九日のレシピも、きっと、
数年後に観たら今とは違う感想を抱くと思います。
そのときが楽しみです。
○
今日は珍しく早起きしたのでとても眠いです……
夏野でした。
aka