この記事を読んで
受け止めると受け入れることが
違うのはわかるんだけど、
じゃあどうやったら、
相手は私の話を
受け入れてくれるのさ!!
と思いませんか~??
それには
相手が納得することが大事。
受け止めるって、
「あなたはそうなのね。」
と思うことなのですが、
切り捨てるために使うと
「あなたはそうかも知れないけれど、
私はそうは思わない。」
と分離感も生まれるんですよね。
でも
受け入れるとういうことは
「あなたのその考え、私も同じだわ。
わかるわ。」
という一体感が生まれるんです。
だから、
「相手に自分の言い分を
受け入れて欲しい!!」
と思うのは、
よくわかるのですが、
そのためには
相手に納得感がないと受け入れられません。
例えば
「私は料理が好き!」
と思っているAさんと
「私は料理が苦手!」
と思っているBさんがいたとします。
Aさんは料理が好きだから、
Bさんに料理好きになって欲しくて、
料理の良いところや楽しいところを
たくさんお話してくれるかも知れません。
「料理すると栄養バランスを自分で管理できて、
健康になるよ!」
「料理すると経済的だよ!」
「料理すると気分転換になって楽しいよ!」
でも料理が苦手なBさんは、
それを聞いて
「そっか!やってみよう!」
とすぐに料理好きにはなれませんよね?
なぜなら、
その「料理の良いところや楽しいところ」は
Aさんの思うことで、
Bさんにとって
「良いところや楽しいところ」
として当てはまっていないから。
だから
「…まあ…言っていることはわかるけど…」
「そうなんだろうけどさ…」
と頭ではわかるけれど
納得していない状態になるんです。
そこで、
Bさんに料理好きになって欲しければ、
「Bさんが納得する料理のいいところや楽しいところ」
を見つけないと、
Bさんは料理好きにはなりません。
無理やり正しさや常識で相手を納得させても
心の奥で反発心が生まれるし、
「うん」と言わせる
コントロールになってしまいます。
ということは
相手が欲しいものを知る必要がありますよね?
正しいことをたくさん伝えているのに、育たない人がいるんです!もう時代が違うよ~。
相手がどんな納得感が欲しいのか。
聴いてみてもいいし、観察してもいい。
どんなことがあれば納得できるのか。
相手は何が納得できないのか。
そこが理解できて、
相手にお伝えすることができたら
受け入れてもらえるんじゃないかな~と思います。
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