フィードバックとは、簡単に言うと
「あなたがしていることは、私からこんな風に見えていますよ~」
と伝えるスキル。
例えば、
ずっとゲームをしている子どもに
「ゲームの約束は30分。
でも45分やっているね。約束守ってもらえていなくて私は悲しいんだ。」
と伝えます。
そうすると、そのフィードバックから相手は考え、
自分なりに何か行動をする可能性が生まれるのです。
そっか!約束守らないと相手は悲ししくなるんだ!
だけど…
なぜか忠告・批判・評価になってしまって、
こうやって伝えるのが難しい!!
という声をよく聞きます。
きっと、日頃使い慣れていない言い方だと、難しく感じると思うので、
上手くいかなくて当然!と思って何度も練習をするといいと思います。
練習すれば、上手くなりますが、それでも上手く行かない時は…
たぶん距離感が違うのだと思います。
もしかしたら、
距離感が上下になっているのかも知れません。
「ハイハイは、そろそろやめなさ~い!!」 「お兄ちゃん遊んでくれているよ♪」
忠告・批判・評価になっている時って・・・
私は、心の距離が、
こんな風に向かい合って上から下へ言っている雰囲気がするんです。
でもね、フィードバックはそれだと上手く行かないです。
なぜなら、
「あなた、直しなさい!」と
強要されているように感じるから。
それだとフィードバックとして伝わるより文句として伝わっちゃうのです…。
やっちまった!
フィードバックって相手が自分で考えるためのものなので、
心の距離が横並びで対等に伝え合っている方が、上手く行くと思います。
なぜなら、
作戦会議に近くなるので、
「自分の事を一緒に考えてくれている」
という事が伝わりやすいから。
俺を仲間だと思ってドックフードをくれるのは嬉しいけどさ、それはお前が食べろよ。
フィードックをしようと思うと、何て伝えたらいいか最初は戸惑うかも知れませんが、
練習すれば慣れてきます。
何だか上手く伝わらないな~という時は、
心の距離感を確認してみてくださいね~。
もっとコーチングが上手くなりたい!今の自分の段階はどこ??
こんな乱暴なやりとりの中にもフードバックが含まれています(笑) さて、どこでしょう??
こっちの方がフィードバックとしては美しいな…。
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