この夏は
たいして多忙でもなかったが、やはり夏期講習が始まると、それなりに慌ただしい。9月になって,余裕が出てきたので,ここらで夏の総括をしておこうと思う。7月末,千葉の家で左下奥歯のブリッジが外れた。春頃,鈍痛があったが,じきに治まったので,知覚過敏であろうと思い放置したのがまずかった。もともと右下の真ん中の奥歯の詰め物がとれており,これで両側が噛めなくなった。これはいかんということで,母が生前お世話になったO歯科医院に問い合わせると,その日の午後2時半なら空いているとのこと。自宅の近くの歯科なら1週間以上待たされることがざらなので,あっさり予約が取れてよかったと,自転車をこぐ。ここの歯科医師は,千葉の教会のメンバーで,奥さんの父親は牧師である。患者の負担をできる限り軽減するために,治療器具を除くと,ほとんど設備投資をしておらず,木造の医院内は昭和の香りで満ちている。80代の父親と,50代の息子が,二人で切り盛りしているため,余分な人件費もかからず,治療費も格安になっているのだそうだ。息子のM先生に診てもらうと,ブリッジの支柱にしていた手前の奥歯が虫歯になっており,触っただけで,ぼろぼろと崩れるありさま。でも、半分は使えそうなので、まず根の治療をして,新しく支柱を立てて,それまでのブリッジを固定することになった。翌週の治療のとき、奥さんが待合室で私を待っていて、しばし昔話に花を咲かせた。帰りには、高級なごま油などをいただいてしまい、恐縮至極。居間の母の写真の前にお供えしたのは言うまでもない。結局、この夏、特筆すべきことがらは、この歯医者の話だけ。台風の接近で、四連休を一回、三連休を一回とったが、千葉の家でゴロゴロしていただけのこと。あまりにも怠惰な生活のため、不安に駆られて数学の問題を何題か解き、リハビリする始末。仕事をやめたら、一気にボケが進みそうだと、我ながら心配になった。