16年度決算の議決を参議院決算委員会で
毎日は6月8日に「<参院決算委員会>04年度決算、自公の賛成多数で承認」〔西田進一郎〕を配信。
記事は、参院決算委員会が7日、小泉純一郎首相と全閣僚が出席して16年度決算の締めくくり総括質疑を行い、自民、公明両党の賛成多数で承認したと報じる。また、中央省庁発注の工事などをめぐる随意契約の割合が高いことや、防衛施設庁の官製談合など11件について、適切な措置を講じ、結果を報告するよう内閣に警告することを全会一致で決めたとか。9日の参院本会議でそれぞれ承認、警告する予定とのこと。一方、国会法に基づく会計検査院への検査要請として(1)番組制作費の詐取事件などNHKの一連の不祥事(2)政府開発援助(ODA)の入札手続き状況--などを議決したとか。
参議院が16年度決算を議決
産経Webは6月9日に「参院が16年度決算を是認 官製談合排除など決議」を掲出 。
記事は、参院が9日午前の本会議で、官製談合の排除や公益法人への天下り規制、各府省庁による随意契約見直しなど内閣に対する11項目の警告決議を行った上で、平成16年度決算を与党の賛成多数で是認したと報じる。警告決議に対し、小泉純一郎首相は「11項目にわたる指摘を受けたことは誠に遺憾だ。政府として重く受け止め改善を指導する」と述べたとのこと。
参議院サイト:平成16年度決算を議決
衆議院事務局幹部が庁費による飲食代金を返納
読売は6月8日に「庁費で飲食の衆院職員、620万円を自主返納」を配信。
記事は、衆院事務局職員が国会外で庁費約620万円を使って飲食していた問題で、衆院の駒崎義弘事務総長が8日の議院運営委員会理事会で、関係職員が同日までに全額を自主的に返納したと報告したと報じる。また、再発防止策として、国会外の会合への庁費の支出は講演会や式典などに限定し、趣旨や参加者を領収書に明記するなどの基準を新たに設ける方針を示したとのこと。衆院事務局によると、返納したのは鬼塚誠事務次長 ら数人で、駒崎氏は既に、約620万円とは別に、自らが関係した分として約194万円を返納しているとか。
国会事務局の給与を行政官庁と比べる朝日新聞
朝日は6月1日に「国会職員手厚い退職金 事務総長は9400万円」を配信。
記事は、国会の衆参事務総長の退職金が、一般省庁トップの事務次官より約1700万円高い約9400万円にのぼっていることが、朝日新聞のまとめで分かったと報じる。幹部の割合も一般省庁の2~3倍で、平均の退職金額も多く、衆院の事務局改革小委員会が31日にまとめた改革案では、高過ぎるとの批判を受けていた給与について、事務総長給与を年額60万円引き下げることなどを盛り込んだだけだったが、衆院の国政調査活動費や庁費の飲食費への流用が発覚する中、改めて高給批判の声があがっていると記事は伝える。衆参事務局によると、国会職員の給料は他の官庁とは異なり、「国会職員の給与等に関する規程」に従って支給されていて、退職金の算出方法は今年度から一部変更があったが、基本的には他官庁と同じで退職時の月給額から算出され、事務総長は年収2979万円(手当など含む)で、退職金は9405万円(今年3月現在、35年以上勤務の場合)、他省庁の事務次官(年収2436万円、退職金7689万円)に比べて格段に高いとか。他官庁の主要局長が年収2000万円、退職金6393万円(それ以外の局長は年収1855万円、退職金5930万円)であるのに対し、衆参の法制局長は年収2915万円、退職金9200万円、衆院調査局長は年収2436万円、退職金7689万円など、衆参で計9人が事務次官以上の給与をもらっている計算になるとのこと。指定職以上の幹部の割合は衆院3.5%、参院4.3%と、他の中央官庁(本府省)同1.4%(04年度)に対し2~3倍も幹部の割合が高く、退職金の総額を押し上げている形とか。16年度の一人あたりの退職金の平均額は衆院約2200万円、参院約2800万円で、一般省庁の平均退職金約1300万円(勤続平均約20年、総務省調べ)に比べて1.7~2.2倍にのぼると記事は評する。国会職員の給与が高い理由について、衆院事務局は「事務総長は事務方のトップであるだけでなく、議長らと国会を運営する役員の一人。国会が解散され、新たに議長を選ぶ際には議長役を務めるなど重要な役割がある」と説明し、「三権分立で他の行政機関とは単純に比較はできない」としているとのこと。また、一人あたりの退職金が増大していることについては「他官庁と違って天下りがなく、定年まで勤め上げる人が多いので、結果として退職金が高額になっている」と話しているとか。事務次官の退職金は、13年当時は約9000万円あったが、4年で約1400万円引き下げられたとの由。
大臣の補助者に過ぎない事務次官と比べるよりは、同様に公器の運営を預かる朝日の社長と比べてみる方が筋が良いのでは無いか。
日銀の17年度決算
朝日サイトは5月30日に「量的緩和解除などで資産・負債が7年ぶり減少=日銀決算」〔東京 30日 ロイター〕を掲出。
記事は、日銀が30日に発表した17年度決算について、3月9日の量的緩和解除などを背景に、資産・負債残高が前年度に比べて大きく減少しており、資産・負債残高が前年度比で減少するのは7年ぶりと報じる。また、年度末にかけての株高・金利上昇を背景に日銀が過去に金融機関から買い入れた保有株式の含み益が大幅に増加する一方、国債は評価損に転じているとのこと。資産サイドは国債残高が93兆2731億円と前年度に比べてマイナス5.9%と大幅に減少したことを主因に、資産残高が前年度比5兆6544億円減(マイナス3.8%)の144兆8629億円となったとか。日銀によると、国債残高の大幅な減少は、保有国債の償還のほか、国債整理基金特別会計による国債買入消却に応じたことなどが要因とのこと。一方、負債サイドは量的緩和解除により、当座預金残高が31兆2015億円と前年度比で12.7%の減少となったほか、政府預金も6兆5693億円と同13.4%の減少となり、負債残高は同5兆8191億円減(マイナス3.9%)の142兆0017億円に減少したとか。損益状況は外国為替関係損益が、外為市場での円安進行を背景に益超幅が前年度の1927億円から3362億円に拡大したことを主因に、経常利益が前年度比2204億円増の7278億円に増加しており、外為関係損益が益超となったことを受けて、外国為替等取引損失引当金の積み増しを行ったことで特別損益にマイナス1656億円を計上し、税引前当期剰余金は同1476億円増の5621億円、税引き後では同1398億円増の3338億円となったとのこと。こうした当期剰余金は、日銀法に基づいて5%に相当する166億円を法定準備金として積み立てたほか、配当金(500万円、年5%の割合)の支払いに充て、残りの3171億円が国庫に納付されることになるとの由。外為取引損失引当金および法定準備金の積み立てを行った結果、17年度末の自己資本比率は7.40%となり、前年度末の7.35%に比べて0.05%ポイントの上昇となったとか。また、国債や株式の時価情報については、18年3月末にかけての株高・金利高を背景に、過去に日銀が金融機関から買い入れた株式の含み益が17年3月末の6376億円から1兆8511億円に大きく拡大する一方、国債は17年3月末の7930億円の含み益から2435億円の含み損に転落しているとか。
ラグーナ蒲郡の増資問題が決着
「YOMIURI ONLINE 中部発」は5月27日に「ラグーナ蒲郡 138億増資で合意 愛知県と市で51%出資」〔譜久村真樹〕を掲出。
記事は、愛知県蒲郡市の複合型レジャー施設「ラグーナ蒲郡」を運営する蒲郡海洋開発の増資問題で、出資者の県と蒲郡市が26日、県と市で計51%(70億6000万円)、トヨタ自動車など民間側が49%(67億8000万円)を出資し、総額138億4000万円を増資すると発表したと報じる。ラグーナ蒲郡の敷地は、公有水面埋立法で規制されており、同社が敷地を転売するためには、行政側が50%を超えて出資する必要があるが、これに沿った増資となったと記事は評する。ラグーナ蒲郡の敷地は全体で120ヘクタールで、西側や中央部は遊園地「ラグナシア」やマリーナに利用されているが、同社は今後、東側約50ヘクタールでマンションや戸建ての別荘、リゾートホテルを分譲する計画であり、同社によると、現在3棟建つマンションは完売状態だが、14年には、用地分譲が低迷して銀行団が200億円の債権放棄をして事業から撤退した経緯もあり、同開発の渡辺洋徃(ひろお)総務部長は「分譲を進めていくことが経営上最大の課題」と話したとか。これまで増資額は計150億円を前提に協議してきたが、このうち蒲郡市有地について、市が外部に貸し出している区画を除外して出資することを決めたため、当初予定の5・7ヘクタールから4・5ヘクタールになり、額も23億円から18億1000万円に減ったとのこと。民間側も出資比率に合わせて出資額を減らし、一方、県は計6・8ヘクタール(32億1000万円)を現物出資するとのこと。このほか、県と市は、県26%、市25%とした当初の出資比率に合わせ、それぞれ10億4000万円と10億円を現金で出資するが、トヨタ自動車など民間出資者が債務超過195億円の満額の増資を求めたのに対し、財政力が乏しい蒲郡市と公金の支出を抑えたい県が、公有地の現物出資という裏技で応じて、総額約138億円の増資で決着したことになり、官民双方が妥協した形だが、約57億円の債務が依然として残り、債務解消が今後の課題と記事は伝える。債務超過のうち163億円は、保有する土地や施設などの資産価値の下落分を損失計上する「減損会計」の導入により生じたもので、減価償却を前倒しした形になるため、これまで年間20数億円かかっていた減価償却費が、数億円に圧縮できるという好材料はあるものの、「経営上の生命線」(同社)としているホテル建設や別荘分譲の構想は、先行きが不透明で、入場者数が減少傾向にある娯楽施設も、飲食店のメニュー見直しなどをしているが、劇的な改善には至っていないとのこと。
前事務総長が請求書の不実記載を証言
朝日は5月26日に「「料理代に芸者代上乗せ」 国政調査費で前衆院事務局長」を配信。
記事は、衆院の国政調査活動費が酒席での飲食に充てられていた問題で、会計検査院に提出された一部の請求書に、実際には存在しない高額の料理代金が記載されていた疑いがあることが分かったと報じる。前衆院事務総長(67)が25日、朝日新聞の取材に「コンパニオンや芸者の代金を料理代に上乗せしていたこともある」と認めたとのこと。衆院の14、15年度の支出証拠書類には、確認できただけで都内の料亭など4軒の飲食店で、各店の最も高い「コース料理」より1人分の単価が1万~3万円高い値段が請求書に記載されており、東京都新宿区の料亭での支出に関する請求書には、料理代金が1人5万円と記載されていたが、店側によると、料理の最高額は2万円のコース料理とのこと。衆院は事前に店側に見積もりを求め、概算を聞いた上で請求書を事前に作って持ってくることもあったといい、店側は「代金総額は支払ってもらっているが、請求書の料金の記載は誤り」としていると記事は伝える。当時現職だった前事務総長は、個別の飲食については「覚えていない」としたうえで、「コンパニオン、芸者さんを呼んだ時は、提出する明細にそんなことを書けないから、料理代に上乗せしていたこともある」と語ったとか。これらの請求書の提出を受けた会計検査院は「一般論として、証拠書類に虚偽が確認されれば、不適正な経理として指摘することもある」としているとのこと。院外での酒食代について、自ら決裁した約94万円について自主的に返納した現事務総長は「そういう事実はあり得ないことだと考える」と話しているとか。前事務総長は現総長の前任者で、6年6月から15年11月まで9年余りにわたって事務総長を務めたとのこと。
郵政公社は好決算
5月25日付け日本経済新聞朝刊5面に「郵政公社、株頼みの好決算――前期純利益56%増、1兆9300億円」の記事。
記事は、日本郵政公社が24日に発表した2006年3月期決算が、純利益が1兆9306億円と前の期に比べて56%増えており、その主因は、株式相場の上昇を受けて、信託銀行に預けて株式などで運用している郵便貯金の一部の評価益が膨らんだことと報じる。全体では好調だが、郵便事業の純利益は99%減の2億円で、手紙やはがきの減少が続き、民営化に向けてコスト削減などの合理化が急務になったと記事は評する。公社全体の収益を支えたのは郵便貯金部門で、郵貯は低金利下で流出が続いているが、3月末の残高は約2百兆円と三菱UFJフィナンシャル・グループの1.7倍あり、巨額の資金を国債などで運用する一方、利回りの高い定額貯金が満期を迎えて、資金運用の利ざやが改善したとか。信託運用益を除いた本業の利益は1兆917億円と、前の期を2%上回ったとのこと。
国政調査費を衆議院事務総長が返納
共同は5月25日に「国政調査費を飲食代に 衆院事務総長が返納、陳謝」を配信し、駒崎義弘衆院事務総長が25日午前の衆院議院運営委員会理事会で、国会予算の「国政調査活動費」の一部が懇談名目などで飲食費として支出されたことを認め、事務総長就任後の15年11月から16年3月までに自らが決裁した計94万円について自主返納したことを明らかにしたと報じる。返納分は職員中心の会合だったとし「大変申し訳ない」と陳謝したとのこと。これに関連し、衆院事務局は、14年度と15年度の2年間に同活動費から約1億円が議員らの飲食代に支出されていたことを明らかにしたとか。佐田玄一郎議運委員長は同理事会で「使い道などを詳細に調べてほしい」と駒崎氏に指示し、近く理事会に報告するよう求めたと記事は伝える。
豪雪で通院が抑制されて国保会計が黒字に転換
秋田魁新報サイトは5月9日に「赤字が一転、黒字に/昨年度の秋田市国保会計」を掲出。
記事は、秋田市の17年度国民健康保険事業特別会計の決算見込みが1億5000万円の黒字になると報じる。昨年11月末時点では5億6300万円の赤字見込みだったが、12月以降の保険給付費が当初見込みより減少したほか、国庫支出金が増額したことなどが主な要因とか。保険給付費の減少については市国保年金課は「今冬の豪雪の影響で、病院に通えなかった市民が多くいたのではないか」としているとか。同市によると、17年度国民健康保険事業特別会計の決算見込みは、歳出が258億7500万円で、歳入が260億2600万円で、差引額は約1億5000万円の黒字とのこと。