『スーパーマンⅡ/リチャード・ドナーCUT版』でよみがえった最高のアメコミヒーロー!! | 【映画とアイドル】

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SUPERMANⅡ (1980)

リチャード・ドナーCUT版 (2006)

 

昨日の1作目のブログに続いて更新です。

今年はブログの更新率を上げるのが目標なので、よろしくお願いします^^

 

 

 

これは↓十年ほど前に書いた劇場公開版のブログです✑

 

 

 

 

 

 

 

元旦に観た1作目に続いて2日に『スーパーマンⅡ』を観ました。

2006年に公開された、1作目の監督リチャード・ドナーCUT版を初めて観ましたが、

劇場公開版とかなり違ってて驚きました。

まだ御覧になってない方は、このブログを読む前に観て下さいね。

 

 

監督のクレジットまでリチャード・ドナーに変わってて

オープニングタイトルで高まりましたが♡

ボクは前作の名場面を挟んでいた劇場公開版のオープニングの方が好きですね。

 

先に書いてしまうと、今まで観てきた思い入れもあるのか、

ボクはリチャード・レスター監督の劇場公開版『スーパーマンⅡ 冒険篇』の方が好きやと思いましたが、

本来はドナー監督が続投するはずで、撮影途中で降板していたから、

今になってドナー監督の意志による『Ⅱ』を観れたのは嬉しかったです。

 

 

クリストファー・リーヴに対するメッセージからグッときましたね。

 

初めて観たシーンが多くて、逆に無くなっていたシーンもあったので

違う作品と言ってよいかと思うほどです。

劇場公開版より10分ほど短くなってるから

おそらく劇場公開版のリチャード・レスター監督が撮ったショットをカットしたんでしょうね。

それで2時間弱におさまっているので、さらにテンポがよくなって

あっという間に終わる感じでした。

公開当時は『Ⅱ』の方が好きでしたが、

今1作目・2作目を続けて観たら

1作目の方が好きになりましたね(^^ゞ

 

 

 

ただ、スーパーマンと同じ能力を持つクリプトン三悪人との戦いは

よりコミック的な面白さに溢れていて♬

やっぱり楽しかったです(^^♪

 

 

 

ロイスがクラークがスーパーマンやと気づく展開が冒頭にあったのが大きな違いですが、

敏腕記者のロイスならこの方が自然な展開といえるかも^^

ただ、そこをドラマチックに描いていたレスター監督版の方が

ラブストーリーとしての要素は強かったと思います。

 

 

 

 

今回のドナー監督版は冒頭の展開から違ってて驚きましたが、

前作からそのまま続いてることでよりテンポはよくなった感じで、

クリプトン三悪人のキャラもよく出ているので

まさに理屈抜きに楽しめるアメコミ映画になっています!

 

テレンス・スタンプのゾット将軍はやっぱり最高やし、

アーサーの冷血ぶりを演じたサラ・ダグラスも素晴らしい!

 

 

 

ムーアの007でお馴染みのクリフトン・ジェームズの登場も嬉しいです(^.^)

 

 

 

 

マーロン・ブランドの出番が増えた印象を受けましたが、

当時は出番の割にギャラが高いのが話題になりましたが、

あらためて観ると、ブランドみたいな名優をキャスティングした効果が絶大やったことがよく分かります。

スーパーマンって突出した超能力があるからかなりファンタジー的でもあるんですが、

ブランドの重厚な演技がそういう部分にも説得力を持たせてくれているというか、

コミック映画につきまとう恐れがある安っぽさを完全に排除していると思います。

 

 

こちらも名優、ジーン・ハックマン演じるレックス・ルーサーも相変わらず魅力的。

 

 

あらためて本シリーズの成功があったからこそ、

今もアメコミ映画が第一線のエンターテインメントであり続けているんやと思いました。

映像技術の進化もありますが、今の方が盛り上がってますからね^^

 

 

 

 

四十年前の 今よりずっと技術的制約があった時代に

スーパーマンを見事に映像化していたことの凄さ・素晴らしさを今さらながら強く感じました!!

 

 

 

クリストファー・リーヴの演技力も本シリーズを支えていたことを再認識しましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


現実の悪人も、コミック映画の悪党も、

自分の悪事を達成するためには弱い市民を平気で犠牲にしますが、

スーパーマンが自分が逃げたと思われてもいいから

市民に犠牲が出ないように飛び去るシーンが昔より胸にきました。

 

 

マーゴット・キダーはホラーのイメージが強かったんですが、

見事にロイス・レイン役を体現しましたね。

四年前に亡くなっていたことを知って寂しい思いです。

 

リーヴも今のボクの歳より若くして亡くなっていたから寂しかったんですが、

映画はこうやって永遠に残ります。

 

ドナー監督は91歳と長生きできたのでまだ救われたんですが、

『グーニーズ』の続編を撮ってほしかった思いはいまだにあります。

『リーサル・ウェポン』の5作目を引退作として準備していたので

そこまでは観たかったですね。

でもこうやって『スーパーマンⅡ』への想いを

四半世紀も経ってから作品として残してくれたのは嬉しいです。

 

 

まさか この手を使ってくるとは思ってませんでしたが、

でも、当初は二部作として企画されていたんなら、

なるほどっていう感じですね^^

 

 

本作のスーパーマンは葛藤もしますが、

それはロイスへの愛のためであり、

人類への想いからくるもので

あくまでも前向きなもの。

 

だからボクはこのスーパーマンが大好きなんです!!

 

 

目の前で困っている人を助ける!

愛する人のために飛ぶ!

これこそスーパーヒーローです!!

 

だから僕らだってヒーローになれるんです(^_-)

 

 

それを教えてくれたドナー監督とリーヴは僕にとって

永遠に最高のスーパーヒーローです!!!