シリーズ誕生から19年
ひとつの到達点であり完成形
ミッション:インポッシブルシリーズの第5作目
目下の最新作は、シリーズ6作目にあたる2018年公開作『ミッション:インポッシブル  フォールアウト』だけど、続く7、8作目の製作が決定しているのだから凄いですよね
各作品の制作期間は、3〜6年とまばらだけど、ここまで続くシリーズというのもなかなか無い

何がここまで人の心を掴むのかというと、おそらくトム・クルーズが演じる、到底正気とは思えない、びっくりスタントの数々じゃないですかね

トム・クルーズが立ち上げた制作会社、クルーズ/ワグナー プロダクションズの第1回作品として産声をあげたこのシリーズ
これまでに、ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウー、J・J・エイブラムス、ブラッド・バードら、名だたる監督が指揮を取り、方向性を模索して来たようだけど、本作が最初のゴールなんでしようねきっと
続く6作目も手がけ、製作が決定した7、8作目も本作のクリストファー・マッカリー監督続投が決定してるんですもん

本作の背景は、イーサン・ハントらが所属する秘密諜報活動組織IMFのアイデンティティを賭けた戦い
時代性を無視したIMFの活動に疑問を持つCIA長官が、組織の解体を提案、吸収を目論むも、その計画自体が闇組織"シンジケート"に翻弄されていた…あれ?偶然だろうけど、007シリーズの2015年公開作品『スペクター』と全く同じ設定なんだけど、現実社会でこんな事象事案が流行っていたんですかね??


【この映画の好きなとこ】

◾︎アバンタイトル
公開前にテレビなどでさんざん取り上げられていた、ダイナミック過ぎるトムクルの飛行機ぶら下がり実演!
クライマックスに用意されてると誰もが思ったろうけど…まさかのドあたまかよ!!

◾︎イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)
犯罪組織"シンジケート"に潜入捜査をしている女性エージェント
米側の非情な命令に背けず職務を遂行するも、自由を熱望してやまない哀愁漂うヒロイン
ギリギリ感、憔悴感を上手く醸し出してるなあ

◾︎オペラ劇場での暗殺
本番中のオペラ劇場舞台裏で繰り広げられる暗殺劇
敵味方が入り混じりすぎて最高におもしろい
アルフレッド・ヒッチコック監督作品『知りすぎていた男』へのオマージュかと思うんですけど、スリリングでマジ最高!!
ここまでやる😆
銃を構えた姿も美しいレベッカ・ファーガソン
タキシードとドレス、007みたいな脱出劇も👍

◾︎データすり替え
個人認証データのすり替えをする為、水中サーバーに単独潜水するイーサンですが、素潜りで4分ですよ!観ている方まで息苦しくなるような臨場感です!
このシーンも実際にトムクルは、4分間ノーブレスで撮影したんですって!

◾︎バイクチェイス
本作で最も好きなアクションシークエンス!
ここもバイク大好きなトムクルがほぼ実演
この作品を観てスポーツタイプのバイクが好きになりました
中型二輪免許取ろうかな🤔
突然のチェイス終了シーンもインパクトあり

◾︎ソロモン・レーン(ショーン・ハリス)
犯罪組織"シンジケート"の首領
無表情、無機質、無感情、超冷酷
しゃがれ声のウィスパーボイスどこまでも特徴的
もしかして、『ゴッドファーザー』のマーロン・ブランドインスパイア??

◾︎捕らわれたソロモン・レーン  ※ネタバレ
イーサン・ハント、オープニングの倍返し!
殺して終わりっての好きじゃないんですよ軽々しくて
捕らえて警察に突き出す方が、何倍も苦しい人生を味わせてやる事が出来ますよね
ソロモンの悔しそうな顔が絶品ですよ!

◾︎イルサとの別れ  ※ネタバレ
イーサンとイルサが別れ際にハグするんですけど、2人にキスをさせなかった製作陣は正しい事をしたと思う!抑えた感情のまま別れを告げ、「私を捜せるわよね?」と言い、目すら合わせずに去るイルサがいいなあ

◾︎Welcome to The IMF  ※ネタバレ
冒頭でCIAに吸収組織解体されたIMF責任者が、CIA長官に言われたセリフ
日本語字幕では「これがCIAだ」と訳されているんですが、本当は「Welcome to The CIA」て皮肉めいて言ってるんです
で、最後にIMFの活動支援を決めたCIA長官が、IMF責任者に冒頭のセリフ返しをされるんですよ
それが「Welcome to The IMF」
鮮やかで素晴らしいオチじゃないですか!
正直これまで、あまり好きじゃなかったミッション:インポッシブルシリーズ
本作で大好きになりました(ん?シリーズとしてではなくて、本作がかな?)!
それほどアクションだけでなく、キャラクター造形にも力が入っていたんですよね
ホント個々がよく描けていましたよ
続く第6作『ミッション:インポッシブル  フォールアウト』が、本作の直接的な続編になった事も、本作がいかに魅力的であるかを物語ってますよね
これまで試行錯誤を繰り返し、いよいよ方向性が定まったミッション:インポッシブルシリーズ
しばらくは、安定のクリストファー・マッカリー演出で楽しめそうです