我が家の愛してやまないかわいい仔たち
ふたりを
無事神様のところに戻せたので
「ルナちゃんも付いていくよ」
「巴ちゃんも付いていくっ!」
「そうだね、もちろん♬
家族みんなで行こうね」
番外編「ヨーロッパ1周旅行2023」は
の3部構成
大学生の卒業旅行的なノリで24日間の欧州旅に繰り出します!
ルナと巴御前を心にしまい、家族4人の旅です♪
今日は「その3:旅行記」20日め②ブリュッセル観光からパリへ向けて。
パリ行きの列車に乗るために、ブリュッセル北駅には10:50には到着すればよいので、
ホテルで朝食をたっぷり食べた後、室内で荷物の整理をしてもまだ時刻は10時。
なので30、40分ほど時間的余裕があるので、最後のブリュッセル観光に出掛けることにする。
で、昨日のブルージュを歩いているときに感じたけど、ブダペスト以降体調を崩して咳や痰がとまらなかった日々はアムステルダム迄少しあったけど、もう完全に治った。
体調完璧。
パワー全開で、パリ行きを迎えている。
それでは、軽く周辺を歩こう。
ただ自分たちが宿泊しているホテルはRogier広場なんだけど、
ここから南方面にある、めちゃ目抜き通りのアドルフ・マクス通りは、
今では娼婦や物乞いが毛布にくるまって1日中声を掛けてくる、そんな雰囲気の道。
また、その1本奥に入った歩行者専用の、本来は竹下通り的なファッションストリートのヌーヴ通りも
今回の旅行で感じたけど、ここはドラッグ中毒者が道の端々にいたり、同じく物乞いや声掛けなど
完全に危険な雰囲気の道に成り下がってしまった。
地球の歩き方にはそのような情報は載らず、
上記の明るいイメージで書かれているだけだから、
やはり情報は鵜呑みにせずにきちんと自身でリスク管理して海外観光はすべきだ、と痛烈に感じた。
で、ヌーヴ通りは日曜の午前ということもあり、
某人種集団が的屋というかパフォーマンスをやって道をふさぎ、
観客からお金を請求する、という行為を移動しながら盛大にやっている。
俺たちはそんな中を素通りし、グランプラスとこの道の間にある素敵な広場「モネ広場&王立モネ劇場」まで進む。
王立モネ劇場。1819年に建てられたオペラハウス。
今回、中には入れなかったが、中はこんな感じ。
で、戻りは、ヌーヴ通りにある1713年建築、聖母像で有名なカトリック教会Church of our Lady of Finistere へ。
毎週日曜11時からはスペイン語でミサが始まるようで、続々とラテン系人種が集まっていた。
で、その教会前には噴水があって、そこに鳩さんが喉を潤しに集まってます。
お腹も空いているだろうから、朝ごはんをあげました。
これで、もうここブリュッセルでやり残したことはありません。
それではパリの前に、まずは先日食事をした友人からも危険情報でも指摘されている、ブリュッセル南駅にいよいよ向かいます。
(超警戒!!)
パリ行きの列車はその南駅がベルギーからの始発駅となる。
ネットで検索すると、容易に日本人旅行者の犯罪に遭遇した体験談がわんさかヒットする。
それほどヤバいところらしい。
危険に遭遇しないよう、荷物のチャックにはカナビラを改めて装着し、ダイヤルロック式の錠も装着。
それでは、ホテルチェックアウト。
あぁ、でもここも良いホテルだったな。
チェックアウトはにこやかに終え、ではまずはブリュッセル北駅に向かう。
今日は日曜日。
なので、通常クリスチャンは休息日なので、悪いことはせずに休んでるハズ、という予想的中。
今日も駅前にヤバい奴は皆無。
めちゃ警戒マックスでふたりで歩いているので、
なんかそれだけで、急に調子が狂うが、安全な雰囲気であることに越したことはない。
プラットフォームに歩く速度を落とすことなく向かい、ブリュッセル南駅に向けて電車は走る。
南駅が近づくと、車窓から見える街並みは汚い。
落書きが急に増えてくる。
こういうところはロンドンのテムズ川の南側に広がる工業地帯の街並みと似ているな、と感じる。
いやいや、Godivaに行くまでの西側地区であれだけ怖かったのに、
この南駅エリアはほんとにもっとやばいね。
今回ブリュッセル滞在中に2つのチョコレートのアウトレットに行ったわけだけど、
ほんとうはもうひとつあったアウトレットはこの南駅の南側数キロのところにあって、
ストリートビューで見たけど、工場地帯でもっと怖い雰囲気だったから、
行かなくて正解だったね、とうちのおっきな猫と会話する。
で、そうこうしていると間もなく、ベルギー最大警戒のブリュッセル南駅(BRUSSEL ZUID)に到着だ。
到着。
ここから、パリ行きの列車プラットフォームへ乗り換えだ!
1番危険と言われている構内を移動しないといけない。
因みに、ヨーロッパの駅は、日本の駅のように切符で入場する構造ではなく、プラットフォーム迄は、切符を持たなくても誰でも入ってこられるので、駅構内のベンチには用もないのに座ったりする輩がたむろしやすくなっていて、ワクワクしながら列車を待つ旅行者が犯罪に狙われやすい。
このため、フードコート等が充実する駅構内を、俺たちは歩く速度を落とさずに、どこが乗り場なのか、案内板を瞬時に探しながら移動するが、
直ぐにわからないので若干遠回りになったが、無事にパリ行きの列車Thalis乗り場を発見し、
プラットフォームを駆け上がる。
Thalisは、以前テロリストにトレインジャックされた。
この為、乗り場に入るにはめちゃセキュリティチェックが厳しく、
1時間前には余裕を持って到着すること、という情報を得ていた為、今日は90分前に到着。
なのに何とThalis乗り場にはセキュリティチェックゲートはなく、
日本の新幹線乗り場ですら在来線とは区別したゲートエリアがあるというのに、
こっちは誰でもプラットフォームに入れる構造。
えー!
これじゃあ犯罪集団がチケットなくても列車プラットフォーム迄来れちゃうじゃん、と焦る。
早く到着したのは、セキュリティゾーンがあるだろうからそこに早く入っていれば、構内にいるよりも犯罪に遭わないだろう、
という目論見だったのに、何だよ、という感じで無防備のプラットフォームで列車の到着を待つことに。
ただ、実はここでも拍子抜け。
さきほど、駅構内を細心の注意を払い足早に移動したものの、
実はブリュッセル南駅の雰囲気は明るく、綺麗で、むしろ怖い雰囲気は皆無。
そればかりか、ここ誰とも視線は合わず、警戒心満載なのは俺たちだけ。。。
えっとぉ、こんなもんなの?
ちょっとプラットフォームでトーンダウン。
むしろ早く着きすぎて、逆に暇を持て余す。むしろ、ブリュッセル北駅の方がヤバい雰囲気だった。
ここThalis乗り場のプラットフォームにはガタイの良い駅員さんや、これから俺たち同様にパリ行きを楽しみにしている観光客が大勢いるからめちゃ安心。
で、これがこの旅、24日間の2人の全荷物。
よく、今日まで安全にそして楽しく、すべての行程を繋いできたよね、
と二人で思い出を振り返り、プラットフォームでのんびり待つ。
というか、早くパリに着きたい。
で、うちのおっきな猫が楽しみにしているヴェルサイユ宮殿に何としても連れて行かなくてはいけないのだから。
どうなる!!?
無事繋がるのか!!!
(明日に続く)
【旅行行程:確定版】
(ラウンド1:東欧南下編)
2日目:ヘルシンキ@フィンランド→フェリーでタリン@エストニア(タリン泊)
7日目:列車でブラチスラヴァ@スロバキア日帰り(ウィーン泊)
(ラウンド2:湖水丘陵周遊編)
9日目:列車でザルツブルク@オーストリアで数時間観光後、ミュンヘン@ドイツ(ミュンヘン泊)
10日目:列車でインスブルック@オーストリア日帰り(ミュンヘン泊)
11日目:列車でプリーン・アム・キームゼー@ドイツ日帰り(ミュンヘン泊)
13日目:列車でユングフラウ・インターラーケン@スイス日帰り(チューリッヒ泊)
15日目:列車でピサ観光後、フィレンツェ@イタリア日帰り(ミラノ泊)
(ラウンド3:王宮散策編)
17日目:飛行機でミラノからブリュッセル@ベルギー(ブリュッセル泊)
18日目:列車でアントワープ@ベルギーからアムステルダム@オランダ経由で日帰り(ブリュッセル泊)
19日目:列車でブルージュ@ベルギー日帰り(ブリュッセル泊)
20日目:列車でブリュッセルからパリ@フランス、午後ヴェルサイユ宮殿日帰り(パリ泊)
21日目:パリ市内観光(パリ泊)
22日目:飛行機でパリからヘルシンキ(ヘルシンキ泊)
23日目:ヘルシンキ観光後、日本へ出発(機内泊)
24日目:関空@大阪乗継で羽田空港@東京(帰国)