我が家の愛してやまない

かわいい仔たち

 

ふたりを

無事神様のところに

綺麗な姿で戻せたので

 

パパはママを連れてヨーロッパに出掛けてきますね

 

「ルナちゃんも付いていくよ」

「巴ちゃんも付いていくっ!」

「そうだね、もちろん、

 家族みんなで行こうね」

 

 

番外編「ヨーロッパ1周旅行2023」は

その1:旅行企画

その2:旅行準備

その3:旅行記

の3部構成

 

大学生の卒業旅行的なノリで

24日間の欧州旅に繰り出します!

 

ルナと巴御前を心のなかにしまい、家族4人の旅です♪

 

今日は「その3:旅行記」2日目です。

 

旅程的には、

ヘルシンキ ヴァンター空港から市内に鉄道で入り、

ヘルシンキ観光後、フェリーでエストニアのタリンの宿泊ホテルに向かいます。

 

空港に早朝到着4:15。

現地は11℃なので寒さを感じます。

 

天候はザ·曇。

着陸のとき、フライトカメラを見ていましたが、

雲が厚くて、視界が着陸高度100m迄下がらないと地面が見えないような天候。

 

そこまで降りて初めて、ランディングライトが滑走路沿いにピカピカ走っているのが見える状態。

 

パイロットは凄いですね。

完全に視界コントロールではなく、計器類の値でコントロールしてることがわかります。

 

無事空港に着いたので、到着ゲートから

なが~い通路をひたすら歩いて10分ほどしたら入国審査エリア。

20年ぶりの旅行となる「うちのおっきな猫(このブログでの妻の呼称)」にとっては最大難関。

彼女の予習としては、何か聞かれても、「サイトウ シンイチ(サイトシーイング)」、

と答えれば間違いない、と考えていた模様。

 

俺が先に入国審査してしまうと、

うちのおっきな猫が入国審査対応しているときに、

審査ゲートを通過していて彼女をサポートできないので、

先にうちのおっきな猫が審査官の前に進みます。

 

審査官

「Passport please!」

 

うちのおっきな猫

「あ、これね。はい🤗」

 

審査官

・・・顔写真と本人を見比べる

 

続いて

審査官

「Where are you going from now on?」

 

うちのおっきな猫

おっきな声で

『さいとーしんいち🤗』

 

審査官

「うん?」

と怪訝な表情

 

続けて質問を変え

「How many days are you staying here?」

 

うちのおっきな猫は

「へ?」

と詰まる。

 

ダメだ!

審査官が続けて何か言おうとするため、

これではヤバい!

僕が後ろから割り込み、サポート。

 

Gomazamurai

「ぺらぺら、ペラペラリーノ」

 

審査官

「OK。」

 

これで無事二人仲良く審査終了し、

パスポートにバチンバチンとスタンプしてもらい、

さぁいよいよヨーロッパの旅のスタート!

 

空港インフォーメーションでFree Wi-Fiアドレスを確認して、

その足で空いてる席に陣取り、

まずはこの空港内で携帯電話の回線開通手続きをします。

 

早朝の5時の空港はまだ店が開いていないばかりか、

当然人もまばら。

 

今回は事前に観光客を狙うリスク情報を頭に入れているので、

さっそく周辺を確認し、ヤバい奴がいないかチェックしつつ

コーヒーショップのオープンベンチに座り、

この旅行用にヨーロッパ各国で使えるSIMを2つ購入していたので、

アクティベーション作業開始。

DOCOMO提供のahamoと英国CareerThree 社のをそれぞれ。

 

この時間帯は出発便へ向かう人は多少いる程度。

そのような人は足早に出発フロアへ向かう一方で、

どこかのベンチや周辺でずっと人を伺う黒人などもちらほら。

 

さっそく、警戒モード最高潮!

 

うちのおっきな猫がアクティベーション作業に集中してもらい、

俺は周囲ににらみを利かせつつ監視。

 

黒人2名ほど、

ぷらぷらと

こちらを見つつ近寄ってきたり、

ベンチで携帯を眺めてこちらを見られるなか、

うちのおっきな猫、

素早い指先動作で無事作業終了し、

携帯電話の開通確認完了!

 

ふたり、急いで空港を離れ、

足早にヘルシンキ中央駅に向かう地下の鉄道プラットフォームへ

そそくさ移動。

 

地下5階分はあろうか、めちゃくちゃ深いエスカレータで降りる。

一人で来るときはエレベータを使い、すぐにプラットフォームフロアへ行くけど、

今回はうちのおっきな猫を連れているので

中にヤバい奴が乗ってきたら

逃げ場がなく危険な為、

ここも警戒モードマックス。

人目(ひとめ)に着きやすいエスカレーターを選択。

旅行バッグを前に抱え、急ぎ下へ!

プラットフォーム到着。

 

 

で、次は乗車券購入。

お金の出し入れの際にスリなどに狙われる、という情報も頭に入れているので、

このシーンも周囲を十分警戒。

 

ただ電車は5分おきに来るので慌てることなく、鞄から財布の出し入れに注意を払いつつ

プラットフォームにある券売機で片道乗車券を二人分クレジットカードで購入。

ヘルシンキ空港からヘルシンキ中央駅まで一人€4.1(日本円で¥610ほど)。

 

ヨーロッパに来ると常に感じるけど、

アメックスやダイナースクラブは使えないところ多いですね。

VISA利用となりました。

 

5:26発のP線と呼ばれる列車に乗り込み、

ふたり向かい合いの4人席ブースに座る。

ここでも座席周辺をくまなく監視。

パリの空港から市内へ向かう電車は日本人旅行者を狙う集団がいて、

一目構わず、強引に旅行バッグを奪い、外に逃げる犯罪が多発しているとニュースを聞いているので

ヘルシンキのこの電車でも同じ被害を回避するため、

出入口から遠い場所と現地人のいるシート近くを選択。

車内は早い時間帯ということもあり空いてます。

5:56に無事到着。

ヘルシンキに来たぁ、という実感が湧いた。

と同時に、ここまで事前の危険情報を意識して移動してきたけど、

何も危険なこともなく、すんなり。

 

少し安心。

せっかくの旅なので、ほんとうはこんなに周囲を気にせず、

街の雰囲気を純粋に楽しみたい、という気持ちもあるけど

さぁ旅のスタート!

 

再度この地に足を運ぶのは最終日22日めなので、

それまでうちの猫を危険な思いをさせることなく、

必ず安全に戻ってこないといけない、

そう気を引き締めてヘルシンキ中央駅に降り立ちました。

 

どうなることか!?

俺はこの長い期間、やれるのか!

(明日に続きます)

 

【旅行行程:確定版】

(ラウンド1:東欧南下編)

1日目:羽田からヘルシンキへ(機内泊)

2日目:ヘルシンキ@フィンランド→フェリーでタリン@エストニア(タリン泊)

3日目:タリン観光(タリン泊)

4日目:タリンから航空機でプラハ@チェコ共和国(プラハ泊)

5日目:列車でドレスデン@ドイツ日帰り(プラハ泊)

6日目:列車でウィーン@オーストリア移動(ウィーン泊)

7日目:列車でブラチスラヴァ@スロバキア日帰り(ウィーン泊)

8日目:列車でブダペスト@ハンガリー日帰り(ウィーン泊)

(ラウンド2:湖水丘陵周遊編)

9日目:列車でザルツブルク@オーストリアで数時間観光後、ミュンヘン@ドイツ(ミュンヘン泊)

10日目:列車でインスブルック@オーストリア日帰り(ミュンヘン泊)

11日目:列車でプリーン・アム・キームゼー@ドイツ日帰り(ミュンヘン泊)

12日目:列車でチューリッヒ@スイス(チューリッヒ泊)

13日目:列車でユングフラウ・インターラーケン@スイス日帰り(チューリッヒ泊)

14日目:列車でコモ湖@イタリア経由でミラノ(ミラノ泊)

15日目:列車でピサ観光後、フィレンツェ@イタリア日帰り(ミラノ泊)

16日目:列車でヴェネチア@イタリア日帰り(ミラノ泊)

(ラウンド3:王宮散策編)

17日目:飛行機でミラノからブリュッセル@ベルギー(ブリュッセル泊)

18日目:列車でアントワープ@ベルギーからアムステルダム@オランダ経由で日帰り(ブリュッセル泊)

19日目:列車でブルージュ@ベルギー日帰り(ブリュッセル泊)

20日目:列車でブリュッセルからパリ@フランス、午後ヴェルサイユ宮殿日帰り(パリ泊)

21日目:パリ市内観光(パリ泊)

22日目:飛行機でパリからヘルシンキ(ヘルシンキ泊)

23日目:ヘルシンキ観光後、日本へ出発(機内泊)

24日目:関空@大阪乗継で羽田空港@東京(帰国)